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2021-05-20 10:33

#368 男女平等に思うこと

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ところで、そんなハードルの高いことを建設的にやってのけるだけのコミュニケーション能力を人類は持ち合わせているのだろうか、という心配のほうが私としては大きい。/シソフレ(思想フレンド)募集中!【秘密結社S.A.B】の活動はこちら https://bit.ly/2P3pujF /うえみずゆうきの活動を応援していただける方は、ぜひnoteマガジン【脳内議事録】をご購読いただけると嬉しいです! https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5

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みなさんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、男女平等に思うこと、という話をしたいと思っています。
最近はね、男女平等っていうのが当たり前の価値観というか、
ゲームの基本ルールになってきているというふうに思うんですけれども、
本当ね、数十年前なんかは、数十年前とは言わないんですよね。
女性が社会進出していない、みたいなののほうが、むしろ、
ゲームの基本ルールだったような日本社会だと思うんですよね。
それが今はね、やっぱ男女平等というのが叫ばれて、
女性の社会進出がとか、いろいろ言われていますけども、
あからさまなね、男尊女卑みたいな思想を言語化するみたいな機会というのは、
相当減ったとは思うんですけども、
まだね、根底にある数十年前の監修という言い方をしましょうかね。
文化とかで言うと、文化扱いするのかとか、いろいろ怒られそうなので、
文化というよりも監修としてそうしてきたなというのが、
癖としてというか、無意識レベルに埋め込まれているというか、
いう方もたくさんいるんじゃないかなというふうに思います。
僕はといえばですね、もともとね、サイコパスですから、
よくわからない理由でどっちかが偉いとかというのが大嫌い、
理不尽なものが大嫌い、非合理なものが大嫌いなので、
男尊女卑とかというわけがわからないものを嫌いだし、
年功上列みたいなものを嫌いだしという感じで、
別に男女平等主義者だとかというそういう感じではなく、
理不尽を嫌うというところもあって、
たまたまね、この今男女平等とか人権側とかと言われている社会と、
たまたま僕の価値観というのはマッチしていて、
とても生きやすくなってきているタイプの人間でございます。
世の中にはですね、そうではなくて、
その時の何十年か前にあった、
女性が家にいて男が外に出てみたいな価値観をそのままね、
今もなお引き継いでいる方というのも結構な数いらっしゃるように思います。
具体例をいくつか挙げていきたいなと思っているんですけども、
僕の結構仲のいい友人は会社を経営されていて、
女性なんですけども経営していて、結婚したんですね。
結婚報告を仕事関係の人とかにしたと、
結婚するんです、結婚したんですというお話をいろんな方にしたら、
その時にですね、仕事はどうするの?仕事は続けるの?というふうに聞かれたと。
それがとても不愉快だったというふうにおっしゃっていて、
逆を考えてみればそうだなと。
例えば僕が結婚しますと言って報告した時に、
仕事続けるの?とまず聞かれることはないと。
それはだから根底に、女性は結婚すると家の中にいるみたいな、
家事をする人だみたいな価値観があるからこそ、
仕事続けるの?って聞くみたいな。
僕が結婚する場合に仕事続けるの?って聞かれないのは、
男は外で働いて当たり前だよねっていうふうに思われているという、
根底にそういったものがはびこっているからこそ、
聞かれる問いだと思うんですよね。
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だから男尊女卑みたいなものを、
男尊女卑って言い方がいいのかわかんないけども、
男が外にいて女が中にいるみたいな価値観が根底にあるから、
そういった問いが出てくるんだろうと思います。
反対の例もあって、
例えば玉の腰に乗って専業主婦になりたいって、
女性が言ってもですね、ちょっと痛いやつで済まされるものが、
例えば男の僕がですね、
玉の腰に乗って専業主婦になりたいなとかって言っていると、
まず社会のクズみたいに扱われてしまうという感じで、
結局それも根底には男は働き、女は家を守るみたいな、
旧時代の価値観が根強くあるからこそ、
男が専業主婦になりたいとかって言うと、
なんかちょっとクズ扱いされてしまうみたいな。
実際ね、いろんな流れの中で男性が専業主婦してても、
だいぶ受け入れられるようになってきましたけども、
玉の腰に乗って専業主婦になりたいって、
僕が言ったらちょっとクズっぽく感じてしまうと思った方は、
もしかするとですね、
そういった価値観が根底にあるんじゃないかなというふうに思います。
もっと強烈なのは、
僕の友人が離婚したんですけども、
男性の友人が離婚した時に、
真剣をどっちが取るかみたいな話があった時にですね、
今、日本だとかなり女性の方がね、
真剣を獲得しやすいみたいな状況があるらしいんですよね。
結局、僕の友人は真剣を取れなかったということで、
これもですね、
どこか女性が子育てするものだ、みたいなものが、
私法レベルでもですね、
その価値観に埋め込まれているっていうのが、
ちょっと闇が深いなというふうに思いますね。
あとは企業にしてもですね、
レディースデイとか、いまだにやってるところがありますね。
僕も先日、友人の女性とランチをした時に、
レディースデイというとこで、
僕だけデザートがついてこなかったみたいなことがありましたね。
男女差別的なサービスがまかり通っているということで、
世の中はこういう男女差別を根底に抱えながらも、
表だって男尊女卑的な発言をしないように、
みんな口を閉ざしているみたいな、
よくわからない感じになっているなと思います。
まあね、賛成権が認められたりとか、
雇用機会が均等になったりとか、
最近だったらあれかな、
養殖に女性がつくように、
女性の比率を高めていこう、
経営職の人数を増やそうとか、
政治家の人数を増やそう、
みたいな動きが世界的にも、
日本の中でも進めようとしている動きがあると思います。
男女平等というのは既定路線だと思いますので、
僕としてはですね、
ちまちまやらずにですね、
もっとドラスティックにやってしまえよと思っているんですね。
男女比を、女性比の比率を高めていこう、
みたいな、ちまちまやっているけれども、
そもそもね、僕が思うに、
それはね、大きなミスマッチを生むんじゃないかなと思っているんですよ。
というのも、今のこの社会システムって、
男が作ってきた、男子校の校則みたいになっているわけですよね。
男だったら馴染む、みたいな校則になっているわけですよ。
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そこに男女共学にしようといって、
その校則のまま、ほとんどその校則のまま、
女子学生を入れるみたいな感じが、
今社会で起こっていることだと僕は思っていて、
もしそれでいくならば、
髪の毛は耳にかからない、完全に出してね、
前髪は眉毛にかからないように、
襟足はね、髪がかからないようにしよう、
みたいな校則を女子に適用させるということになってしまう、
学欄を着ましょうということになってしまうということで、
そんな感じに今の社会というのはなっているんじゃないかなと、
僕からすると思ってしまうんですね。
先日女性と話していてもですね、
生理についての話だったんですけども、
1週間ぐらいは絶不調で、
それだけだと思ってませんかと、
1ヶ月中波があるんだと、
1ヶ月のうち1週間は絶好調で、
1週間は絶不調で、
残りの2週間はやや不調みたいな感じで、
すごくね、1ヶ月の中で波が常にある生活を送っているんだということを聞いたときにですね、
例えば週5、8時間みたいなシステムも、
それはもう完全に波のない男が考えた仕組みだなとか思うわけですよね。
波の中でちゃんとアウトプットできるというのは、
そんな何時から何時、週5、8時間とかそんな話じゃないんじゃないかとか思うわけですよ。
だからその時点でやっぱり男に有利なシステムになっているというか、
男をデフォルトとしたシステムになっていて、
そこに女性が順応していかなければいけないみたいなことになっていると僕は思うんですね。
その時点で大元のシステムが男で、
その大元の男システムの中に女性を組み込むために、
オプション的にいろんな仕組みを作っていく、
例えば産休育休なんかも最多のものですけども、
そうやってオプション的にいろんなものをつけていくと。
そうこうしていると今度そういったオプションが目についてですね、
ある人は男女平等とか言って、
最近女性の方が優遇されてないですかみたいなことを思い始めている人もいると。
僕からするとその大元のシステムの話とオプションの話は別の話だと思っているので、
それはね、大元のシステムが男に偏っているんだから、
オプションが女性に偏るのは当然というか、
オプションオプションでね、どうにかその中で女性が平等にというか、
平等にいくためにオプションでカバーしようとするけども、
それっていうのは結構歪んでるなと僕は思っているんですよね。
大元のシステムから男女がそんな差異なくですね、
活動できるシステムというのがないことには、
永遠にそれをオプションで解決しないといけなくなってきて、
オプションオプションオプションで、
結局なんか平等をどこに設定するのか、
オプションはどう考えても女性優遇じゃんとか、
なっちゃうわけですね。
その辺のね、どっちが優遇されているか論みたいになってくると、
どっちも言いたい放題なんですよね。
機関システムは男になってるじゃないかとも言えるし、
オプションは女性が優遇されてるじゃないかと、
お互いに言いたい放題になって、
結局男と女の溝がね、
ますます広がっていってるばかりではないかなというのが、
僕の見るところでございます。
で、あるならばですね、極端な話、
新政府を作る委員会みたいなのを作って、
5年間議論して、
5年後もうね、今の政府を全部潰して新しい政府を作るとか、
いろんなね、そこの5年間の話し合いで決まったものを一気に採用して、
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新しい国を作りますぐらいのノリでやらないと、
本当の意味で男女平等とかっていうのは実現しないだろうなというふうに思うんですね。
もちろんそんなプロジェクトが発足するとは到底思えないし、
仮にそのプロジェクトが発足したとして、
そんなね、ハードルの高い調整、
ハードルの高い話を建設的にやってのけるだけのですね、
思考力、そしてコミュニケーション能力を持った人たちが、
どれぐらいいるんだろうかっていうふうに思ってしまうわけです。
結局そのコミュニケーションの問題、
そしてシステムの問題に棄欠してしまう。
そうした中でそれを何か先延ばしにしながら、
そしてちまちまやりながら、
結局個人個人のその価値観がついてこれないまま、
ということで争いがますます強くなっていくばかりではないかなということで危惧しております。
男女差別みたいなことを議論することなんか難しい。
それこそね、秘密結社ではそういうことを議論したりとかするんですけども、
日常の中でね、男女差別について議論しようと思ったらすぐ感情論になってしまうし、
見たいようにものを見てね、建設的に議論なんかなかなかできないというふうに思いますんで、
これはね、とてもハードルの高い問題だなというふうに思っています。
まあ僕が言いたいことはですね、
根本のシステムからやりかえないとオプションで平等に持っていっても、
それって平等じゃないんじゃないのっていうのが僕の意見でございます。
皆さんはどう思いますか。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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