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2021-06-24 14:18

#385 マイルドサイコパス一問一答(後編)

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今回の回答は暴力性や衝動性の低い(比較的犯罪者になりにくい)マイルドサイコパスの視点であること、一個人の事例であることをあからじめ理解していただきたい。暴力性をともなったガチめのサイコパスが実際にどうなのかは私には分からないため、すべてを鵜呑みにして一般化し過ぎないように気をつけてほしい。/【衝撃】サイコパスの可能性がある特徴10選(フェルミ研究所 FermiLab)https://youtu.be/MLdLNbpoaR0 / ケヴィンダットンのセルフチェックリスト https://note.com/y_uemizu/n/nff802cfd34fe /トロッコ問題 https://bit.ly/3zAnfqB /話の元ネタはこちら【脳内議事録】https://note.com/y_uemizu/n/n57446f9acc37 /シソフレ(思想フレンド)募集中!【秘密結社S.A.B】 https://forms.gle/cDFpZtHra1dAkPR66 /うえみずゆうき【@y_uemzu】  https://twitter.com/y_uemizu
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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は前回に引き続き、マイルドサイコパス一問一答をやっていきたいと思います。 YouTube チャンネルフェルミ研究所の衝撃
サイコパスの可能性がある特徴を10選という動画を題材にですね、 マイルドサイコパスの私がコメントを添えていくというような回になっております。
前回ですね、1から5番目のトピックまで解説しましたので、 今日は6から10番についてコメントしていきたいなというふうに思っています。
では早速始めていきたいと思います。 6番
無責任 サイコパスは約束や義務をしっかりと守って果たすことはほとんどなく、責任感もありません。
ということだそうですが、まさに先日ですね、仕事が絡んでいる水泳教室をですね、あまりにも行きたくなくなってですね、ドザキャンしました。
責任感ありませんね。 約束や義務を果たすことはほとんどないというのはちょっと言い過ぎだと思いますけども、
一般的な社会人に比べて本当に嫌だなと思ったら拒否するってことあるので、そういう意味では無責任だというふうに自負しております。
7番刺激を求める サイコパスは一つのことを集中して行うことができず、飽きっぽい性格をしているため、
単純作業の多い仕事を避ける傾向にあります。 これサイコパスだからなのかはちょっと僕もわからないんですけども、本当に単純作業向いてないですね。
一つのことに集中して作業するというよりは、マルチタスクでいろんなことをやる方が向いてると思うし、単純なことよりは複雑なことを考えて結論を出すというような仕事の方が好きですね。
そういう意味では刺激を求めるということにつながるのかわからないけど、単純作業は苦手だと思います。
8番多数の離婚歴 サイコパスは結婚したとしても責任感がないため、
自分の満足する暮らしができない場合、さっさと離婚してしまいます。 ということだそうです。
責任感がないため、自分の満足する暮らしができない場合、さっさと離婚してしまいますということですけども、自分の満足する暮らしができていないのに結婚生活を送っているということの意味が全く僕にはわからないんですね。
それ責任感なのかと。この動画の中で言われているのは、家族が路頭に迷うかもしれないのに、自分が満足できないからといって離婚するというのはどうなのっていうことだと思うんですけども、
日本においてはですね、生活方法とかセーフティネットがちゃんとあるので、別に路頭に迷うとかってことはないですよね。
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嫌々結婚生活を送って、メンタル的にボロボロになりながらも経済的になんとか安定しているよりは、メンタル的にすごく健康で最低限度の文化的な生活を送れる方が僕はいいんじゃないかなと思うので、
満足できない暮らし、満足できないのに結婚生活を送る方がちょっとおかしいんじゃないかなと思うので、そういう意味ではこれ当たってるかもしれないですね。
もし自分が精神的に満足できない結婚生活になれば、速攻離婚すると思いますね。そういう意味では当たっているかなというふうに思います。
9番、多種類の犯罪行為。サイコパスの犯罪は一種類ではなく、複数の異なる犯罪を行っている傾向にあります。
ということです。僕の犯罪歴をここで告白すると、小学校の時に同級生が運転している原付バイクの後ろに乗って田舎道を走ったという、
盗んだバイクで走り出すという、まさに尾崎豊みたいな世界観ですよね。田川というとんでもない町で育ったので、
高校の先輩というかね、小学校の頃だから結構六高へとかの年上のお兄さんみたいな人が盗んだバイクを貸してくれたりとかしてたんですよね。
僕はちょっと自転車にも乗れないかったので、当時友達が運転する原付バイクの後ろに乗ったとかいうことはありました。
次に高校生の時にですね、その辺に捨てられてあった自転車に乗ってですね、それを自分の自転車として乗り始めたっていうのがあって、
ある日警察に呼び止められて、その自転車どうしたんですかって言われて、友達からもらいましたって嘘の供述をしてしまってですね、
後日警察署に行ってあれは嘘でしたと謝りに行ったっていうのがありますね。
あとは時々赤信号の横断歩道を渡ってしまうことがあると。
だいたいこんな感じで、いわゆる3種類ほどの犯罪行為に手を染めているという意味では、他種類の犯罪行為、いずれもね、交通系の犯罪行為ではあるんですが、他種類の犯罪行為に手を染めているという意味では、確かに犯罪行為に手を染めてた経験があります。
10番 行動がコントロールできない
サイコパスは衝動的な行動が多く、感情を制御することも困難です。
ということなんですが、これはまさにですね、サイコパスの中でもガチ目のサイコパスですよね。反社会性が高いとかいうやつですよね。
いわゆる衝動性とか暴力性が強い方に起こりがちなんじゃないかなと思うんですが、マイルドサイコパスの場合ですね、いわゆる感情面の情動的な部分の強化能力の低さっていう障害とか、
対人面でその両親の過酌がなくてみたいな、前半でお話した嘘をつくとかなんとかっていうお話の部分の障害がメインかと思いますので、この衝動ですよね、行動をコントロールできない、感情を制御できないっていうのは全く当てはまらないですね。
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マイルドサイコパスの場合は、むしろ真逆、一般の方よりも感情コントロールが得意なんじゃないかというふうに自負しております。
あと続きまして、また彼らは考えて行動するというよりは後先考えずにまず行動してから考える傾向にありますというふうに動画の中で言われてたんですけども、これはですね、衝動でそうするというよりは、僕の場合は行動からデータを取ってデータを分析して次の行動につなげた方が合理的だと思うので、
あんまり考えた後に行動するよりはまず一旦アクションを起こしてみて、そのアクションから出てきたデータを元にそこから考えるっていうやり方をしているという意味では、行動してから考えるっていう傾向にはあるかなというふうに思います。
以上10個ですね、見ていきましたけどもいかがだったでしょうか。当てはまる部分もあるんですが、当てはまり方がですね、ちょっと大したことないなって当てはまり方の部分もあれば、かなりね直接的に当てはまるような項目もあったんじゃないかなというふうに思います。
一応ね、10個中8個以上当てはまるとサイコパスの疑いがあるということらしいんですが、もう私の場合はですね、5番目の規制するっていうのと最後の行動がコントロールできないっていうのがあんまり当てはまらなかったので、そういう意味ではですね、8点ぐらいということでサイコパスの疑いがあるというゾーンに一応含まれるみたいです。
合わせてですね、キビンダッドのセルフチェックリストっていうサイコパス診断みたいなものがありますので、それ概要欄の方に貼っておきますのでそちらも合わせてやってみていただけると、ご自身のですねサイコパシーの高さどれぐらいなのかなみたいなのをチェックしていただけるんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひやってみてください。
ちょっと時間が余ってますんでもう一つですね、お話ししたいなというふうに思っています。
トロッコ問題っていうのがありまして、サイコパスの説明でよく出てくるこの実験、試行実験みたいなものなんですが、このwikipediaをちょっと読み上げますね。
トロッコ問題とは、トロッコ問題あるいはトロリー問題とは、ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるかという形で、公理主義と義務論の対立を扱った倫理学上の問題、課題ということですね。
場面説明、実験というか試行実験を説明した方が早いと思いますので説明していきます。
線路をトロッコが走ってます。電車みたいなやつですよね。トロッコが走ってて、制御不能になってしまいましたそのトロッコがね。
そのトロッコの線路の先には5人の作業員が作業しているので、このまま行くと5人がトロッコに轢かれて死んでしまうと。
Aさんがたまたまね、その手前のね、線路の分岐点、分岐スイッチの前に立ってましたと。
Aさんがそのスイッチを切り替えれば、別の線路にトロッコを誘導することができます。
もしそっちの線路を切り替えた場合には、そっちの線路では1人が作業しているので、死ぬ人数が1人になります。
果たしてAさんはその線路の分岐スイッチを切り替えるべきか、それとも何もせず5人が死ぬ、その元々通るルートを通すべきかどうでしょうかっていう実験です。
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この時ですね、そのAさんは法的に何ていうのかな、責任を問われないという設定です。
だからAさんがこう運命を変えちゃったから裁判でね、かけられるとかそういう話ではなくて、そういうのは一切なくAさんは5人の命を見殺しにすべきか、それとも1人を殺して5人を救うべきかっていう、そういう二択です。
どっちかって答えてくださいとですね、要はAさんは5人を救うべきか、それともAさんはそのまま5人を見殺しにすべきかということです。
次に同じような例でトロッコが制御不能になっていますと、ただ今度はAさんは橋の上に立ってますね。
このまま行くと5人がトロッコに轢かれて死んでしまうという設定は変わらないんですが、その手前にある橋の上にAさんがいます。
もっと言うとその橋の手すりの方にすごく太った人がいると、この人の体重ぐらいあればトロッコを止めることができる。
だからこの人を橋から突き落として線路に突き落とせば、その人にトロッコが引っかかってトロッコが止まるという場合に、5人の命を救うために1人を犠牲にするか、5人を見殺しにするかっていうまた二択になります。
これを問われた時に前者の問い、分岐点でスイッチを切り替えるか切り替えないか、皆さんどうですか?
Aさんが線路のスイッチ前に立ってて切り替えるべきか切り替えないべきか、1人が死ぬだけでも切り替える、もしくは何もしないで5人を見殺しにする、どっちがいいと思うかってことですね。
多くの場合はそこで1人を殺すと、そういう言い方ちょっと良くないね、5人を助けるという方を選択するらしいんですね、多くの場合は。
最小限の被害に抑えるためにということで。
で、今度は後者、端から突き落とすべきかそうでないかっていうと、いや突き落とすべきではないって回答する人が多いらしいんですね。
同じような結果が得られるにも関わらず、その手段でこう全然変わっちゃうってことですね。
突き落とすってことはしないけども、線路のスイッチを切り替えるってことはできるという感じで、結果が同じにも関わらず回答が矛盾するっていう、
まあそういうお話なんですけども、サイコパスの場合は切り替えます、そして端からも突き落としますという回答をするみたいです。
得られる結果は一緒なんだから手段関係ないでしょっていう手段を選ばないみたいな冷酷さがあるよねみたいな感じで、
よくこのトロッコ問題っていうのは引き合いに出されるんですけれども、
まあちょっとこれはですね、僕はどっちかというとどっちでもないっていうのが僕の回答ですね。
僕の回答はどっちでもいいってことですね。
5人を見殺しにしようが、5人を助けようが、1人を殺そうが、どっちでもいいんじゃないかなっていう感じですね。
それはなんかどっちが正義かとかっていうのは僕はないと思っているので、
ある種未来を変えうる環境にいる人がその時の気分で決めればいいんじゃないかなというふうに思っているっていう感じですね。
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どっちが倫理的かってことはないっていう感じです。
なので分岐点に立っている人も橋の上に立っている人も突き落とそうと突き落とす前と、
どっちでもいいかなっていうのが僕の考えです。
こっちが許されてこっちは許されないとかじゃなくて、全部許されるっていう感じですかね。
ちょっとこのニュアンス伝わりますかね。
5人を助けるために1人殺しでいいでしょう、みたいな一致方向ではなくて、
5人を助けるために1人殺すっていう考え方も理解できるし、
1人殺したくないっていう気持ちもわかるし、どっちでもいいんじゃないっていう感じですね。
もし自分がAさんの立場だったら、分岐点に立っている、橋の上に立っているAさんの立場だったらどうするかなって考えてみると、
何もしないですね。
そのシチュエーションを多分自分ごと化できないというか、気持ちが多分動かないので、
どっちでもいいかなと思ってスルーしてしまうっていうのが僕がその場で取る行動かなと思います。
皆さんだったらどうしますかね。突き飛ばしますか。分岐点のスイッチを切り替えますか。
その辺を真剣に考えてみてもらえると、サイコパスとの考え方の違いとか捉え方の違いみたいなものも実感できるんじゃないかなというふうに思います。
以上ですね。2回にわたってサイコパス一問一答と試行実験みたいなものをちょっと一つ添えさせていただきましたけれども、
どうでしょうかね。少しはサイコパスってこんな感じなのかなみたいなのが質的に理解していただけると話した甲斐があるかなというふうに思います。
どんびきされていないことを願ってこの辺で終わりにしたいと思います。
これからはあまりサイコパスということばかり取り上げるわけではないので、いつも通りちょっと合理的な人ぐらいの話が続くこともあると思うんですが、
引き続きサイコパスのラジオを楽しんでいただければ幸いでございます。
本日は以上です。またお会いしましょう。さようなら。
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