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2022-07-24 06:14

#475 レイヤーをまたぐとパフォーマンスが下がる

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マルチタスクはダメだというけれど、思考のレイヤーをまたぐようなマルチタスクはほんとうにダメだと思うよ、というお話。


上水優輝

プロフィール

Twitter @y_uemizu

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、レイヤーをまたぐとパフォーマンスが下がる、という話をしたいと思っています。
最近ですね、特にこの1ヶ月っていうのは、僕は2社に、2つの会社に勤めているみたいな状況になってるんですね。
もともと勤めていた、仮にA社だとすると、A社では会社役員ということで、
役員なんだけども小さな会社なので、役員兼社員みたいな感じで、
プレイヤーもやる、だけども経営判断もする、みたいな感じの立ち位置なんですね。
で、新しく始めた会社をB社だとすると、B社は正社員雇用ということで、
あるポジションを与えられて、そのポジションの中でやっていくと。
役員にはある部門のリーダーみたいなポジションなので、
その部門をまとめていく、みたいなことが役割として求められていると。
人生で初めて、ある程度責任のある立場で、2社で勤める、みたいなことをやってみたんですけども、
この1ヶ月間働いてみた所感というか、そこで見えた課題みたいなことを、
今日はお話ししたいなと思っています。
まず大前提として、マルチタスク良くないよね、みたいな話があって、
同時にいくつかのタスクをやるみたいなのは、生産性が下がりますよ、とか、
脳がダメージを受けるんで、ダメですよ、みたいな。
シングルタスクでね、一個一個タスクを終わらせてね、みたいなことは、
よく言われる話だと思うんですけども、2社で勤めると、
自ずとマルチタスク化しやすいんだよね。
よほど工夫して、一個一個タスクを終わらせるっていう、
一個のタスクに集中する、みたいなことができても、
基本的には様々な種類のタスクが常にあるという感じになりますね。
それ自体はですね、もともとA社、最初の会社で住んだ時から、
立場を横断してますんで、経営判断をする時と、
一社員として、ある部門の、例えば経理部門の業務をしている時には経理の人だし、
営業のことをしている時は営業部門の人だし、っていう感じで、
ある種ね、使う頭も違ったりするんですよね。
一個の会社でも、いろいろまたいでいると。
っていう感じで脳を使い分けていて、
で、あるタスクに集中すれば、それはその頭で生きるからOKっていうのは、
まあまあわかると言っていることは、そのタスクを一個一個終わらせていけば、
そのほうが生産性が高まるよねとか、
同時にやると全然終わらないよねっていうのは肌感覚でわかるんですけども、
もうちょっと、シングルかマルチかっていうことだけではなくて、
もう少し違う軸で見ると、
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従事するタスクのレイヤーみたいなのが、高さみたいなものがあると思うんですよね。
で、その高さが変わるとパフォーマンス下がるなっていう感覚がすごくあると。
で、今B社ではリーダーってポジションを与えていただいたので、
急にその管理するみたいな、マネジメントしていくみたいなところの責任が発生して、
じゃあどのようにマネジメントするのがいいのか、
どのように管理していくのがすごくバランス的にいいんだろうかってことを考えるっていうことと、
例えばすごく具体的なタスクを処理するっていうことでは、
使う頭が違いすぎるんですよね。
このレイヤーまたぎのマルチタスクっていうのが最もパフォーマンス下がるなっていうふうに感じてますね。
レイヤーまたぐとね、使う頭がそもそも違うので、
タスクごとに横のレベルでレイヤーはそんな変わらない、
具体的な作業をしますみたいなところで別のことをやるっていうのは、
そんなに使う頭は変わらないから言うても、そんなきつくないんですよ。
その様々なタスクっていうのはそんなに苦しくないと。
ただレイヤーをまたぐ、そもそもこの部門をどのように管理するかみたいな結構広いことをやるときと、
記事のファクトチェックお願いしますみたいな感じのすごい具体的なやつとか、
例えば入会者、退会者の管理をお願いしますみたいなすごい具体的なタスクと、
半期の営業成績をどう分析するかみたいなレイヤーの話とっていうのはちょっと違うので、
そういう意味でレイヤーをまたぐ時の頭の使い方が難しいなっていうのが今感じてる課題ですね。
だからどのようにシングルタスク化するかっていうことだと思うんだけども、
頭の切り替えみたいなところが大きい時、切り替え度合いが大きい時に負荷がかかってるなっていう、
そういう意味でマルチタスクダメって言われてるんだろうなってことを改めてこの1ヶ月感じているところですね。
本当に大きな時間軸の単位、例えば今日はもう考える仕事しかしないとか、
今日はタスクしかしないみたいな感じで、切り替えをこまめにせずに、
割と大きな枠組みで頭を切り替えていくっていうような感じでしないと、
マジでパフォーマンス下がるなっていう風に感じてますね。
なかなか経験したことがない方だったので、すごく学びが多い日々を過ごしております。
ついついマルチタスクにして生産性が下がってしまうっていう方はですね、
レイヤーみたいなところもね、単純にいろんなタスクをするみたいなことがマルチタスクって取られるだけじゃなくて、
そのタスクのレイヤーみたいなところまで含めて、このマルチタスク問題をですね考えてみると、
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また違った解決方法とか向き合い方っていうのが生まれるんじゃないかなという風に思いますので、
ぜひ参考にしてみていただければと思います。
本日は以上です。またお会いしましょう。さようなら。
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