こんにちは、芸大ラジオmymyです。アシスタントの谷口菜の葉と、そして、天才デザイナーの坂井です。
よろしくお願いします。
前回は、新庄さんのお仕事。
内容のない話をつらつらと。
仕事の話はしてない。
ね、してないよね。仕事の話、全然してない。
新庄さんの赤々車での、お仕事内容までは聞けなかったけど。
赤々車に入る経緯と、出るところ。
中が聞けてない。
今回はその中の部分と。
すごい特徴のある編集者と一緒に仕事をしてたって言ってたし、その背中を見ながら学んだこと、怒られたこととか聞きたいよね。
そうですね。
そこから編集の仕事ってこんな仕事みたいなの聞けたらいいなと思います。
ちょっと新庄さんお願いですから、短めにしといてください。お願いします。
はい、本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
赤々車でどんなお仕事をされていたんでしょうか。
赤々車は、まさにひめのさんという人が自分がやりたいことをやるために立ち上げてるから、編集は基本ひめのさんがやるんです。
それ以外の全てを僕がやるっていう役割で、それこそ営業しますってなったら、営業のためにチラシを作ったりとか。
本屋に送るってこと?
書店さんに、もちろんそういうのも制限者のものとかを見せてもらって。
たまたま自分はデザインイラストレーターとかに使えるってのがあったから、それは結構活かされてて。
そういうチラシを作ったりとか。
注文が入ったら発送するでしょ。
梱包して発送するとか。
注文もらってポップとか作る、ポップのデザインするとか。
お店の中でPRするためのカードぐらいの大きさのやつとかね。
なんでもかんでも棚作ったりとか。事務所の棚作ったりとか。
掃除したりとか。
ひめのさんのご飯作ったりとか。
ご飯は作ってない。
でも買ってこいって言われて、はいっつって弁当買ってきたりとか。
それはそれは。ひめのさんお酒すごい飲む人で。
どんな特徴があるの?編集者には。
なんて言ったらいいのかな。
作家と向き合うっていうことなんだけど、向き合い方が尋常じゃないっていうか。
表面的な部分じゃない作品に対する反応の仕方だったりとか。
人生かけてるっていうか。すべてにおいて。
人生をかけるために私は独立したんだっていうスタンスっていうか。
それこそ予算のこととか。
気にしない買ったりとか。
作品を形にするために。
すごい大きい本だけど、この本は多くの人に手に取ってもらいたいから、原価率とか無視した定価設定にしちゃうとか。
そういう企画外というか。
とにかくすごいっていうのかな。
質にこだわる人だったってことですか。
質。もちろん最終的にはいいものになったりするような過程を踏むんですけど。
そういうことでもないですよね。
人生かけて並走するみたいな。
作家との向き合い方がやっぱり本当に特徴的っていうか。
人生かけて並走する相手っていうのはたくさんは選べないじゃないですか。
それって自分が好きだからっていう理由なのか。
あるいはこの作家が今この社会に絶対必要だっていう感じなのか。
どういう感じなんですか。
それでいうと社会性とか客観的な判断みたいなことはあんまりなくて。
主観的なこの写真がとにかくすごいと。
この作家はとにかくすごいみたいな感じなんですよね。
スタンスとしては。
自分から作家の方に声をかけてズンズンズンズン行くっていう感じだよね。
それはなんかいろんなパターンがあって。
例えば朝田家っていう写真集があって。
木村平氏を撮られたり。
その後だいぶ時間が経ってから映画化されたりとかしましたけど。
朝田さんなんかは写真見て欲しいんですけどっていう問い合わせをして持ってきて。
すごいわねってなったっていう。
そういうパターンも結構あるんですよね。
作品と出会いっていうのは別に多選。
デザイナーさんがこの写真がすごいから見てあげてみたいなこともあるし。
それでいうと本当にたくさん出てくるわけよ。
そういう人たちっていうのは。
次から次へ才能のある人たちは現れてくるし。
姫野さんの性格的にはそれぞれに同じように向き合おうとするから。
どんどんそういう人が増えていくってなるとやっぱ大変にはなってくる。
最初はそれでいいんだけど。
特に最初期に会った人たちっていうのはすごく時間をかけて本作りもできるし。
それでやってた人たちが一回作って例えば3年後にまたやりましょうよってなると。
その3年間でいろんな作家の本作ったりとか他の仕事も出てくる。
ってなると一個の本に対する時間がかけられなくなるっていうのがあって。
それで結構当時と違うみたいになってちょっと距離ができてしまう作家さんとかも正直いたりするんだけど。
この番組には肩書きとかに縛られない人たちがすごく多く登場してるんですけど。
姫野さんも私は編集者じゃないっていう発言をされてると思うんですけど。
新城さんはどういうふうに捉えて活動されてるんですか。
姫野さんが言ってた私は編集者じゃないのよねっていうのはすごく自分もよく聞かされてたし。
自分にもそれは影響があるところがあって。
いわゆる編集者の人たち一般的にもそうだと思うんですけど。
この人の本を作りたいとか自分がもともと好きな作家さんだったりとか。
そういうものを実現していく企画を出して作っていくっていうのが一般的な編集者なのかなとは思うんですけど。
自分はそういうスタンスではなくて。
外から相談されたりとか関係性のある人たちから相談されたものを形にする役目みたいな。
自分からじゃなくて人が面白いと思ってるものに自分も共感してそれを形にする手伝いをするっていう感覚の本作りが多くて。
ある意味で他力本願だったりもするかもしれないんですけど。
そこには自分だから気づけるものもあるかもしれないしっていうようなそういう感覚がありましたね。
なんか俺編集者ってもうちょっとなんか俺が作りたいものはこういうもんだみたいな方が強いんかなとかって思ってたけど。
確かに新庄さんはそういうのないかもねあんまりね。
ところで新庄さん毎回のゲストの方にお土産をお願いしてるんですけど。
今回のお土産の紹介をお願いしてもいいですか。
Our Kyoto Where Locals Goという本を今日は持ってきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これ僕の本ですから。
僕というか僕と京都間チームの本です。
これを持ってきてくださったのは。
いやギャグじゃない。
ギャグ。
でも本当にこれ出たばっかなんだ。
そうそうできたばっかで。
本当にできたってホヤホヤで。
これは編集をされてるっていうことですか。
そうですね。
僕と久下というスタッフと一緒にチームで作らせてもらった本なんですけど。
この本は日社さんと印刷所で印刷してるんですけどその担当の吉田さんって方が我々をつないでくれたっていうか。
吉田さんっていう人が坂井さん新庄さんって知ってますかって言ってきて。
同級生だと思うんですけど。
同級生の新庄。
そんな奴はいないぞ。
自分の学科だと思ったからいなかったんですけど。
ん?みたいな。
もしかして新庄っておぼっちゃま君みたいなあいつかなって思って。
おぼっちゃま君。
なんか新庄今ちょっとラフな感じじゃないですか。
でも当時は19歳とか20歳のくせにジャケット着たりとか。
なんなら長ネクタイもしてたかもしれない。
やってないけど。
やってない。
イメージ。
イメージ。
なんかそういう感じだったんですよ。
それが坂井さん同級生って新庄さんが言ってたんですけどって言うからあの新庄かみたいな。
で確かに新庄ってのはいたぞ。いました。
でそれが聖弦社っていう出版社で編集やってるからとか言うんで。
えーみたいな。
だから今度一緒に飲みましょうって言って誘ってもらって。
で会ったんです。
最初はそれで会ってなんか一緒にできたら。
そういうタイミングがあったらいいよねみたいなことだったんですけど。
それから2年とかかな。
そうかもね2年。
新庄が無責任になんか一緒にやろうやみたいな。
オッケーバイバイって言ってな。
東京人あるあるみたいな。
なんか面白いことやろうぜみたいな。
そうそうなんかちょっと。
そうやね俺もそんな感じ。
それでなんかこの仕事をちょっと新庄に相談したんよね。
ちゃんと実現する方の。
そうそうなんか。
俺はな。
俺は。
新庄は待ってただけ。
あそうですか。
久々の再会からちょっと時間が経って。
また吉田さんっていう人が面白い人で。
飲みましょうよみたいな感じで場をセッティングしてくれて。
でちょうどこの坂井君が京都館っていうウェブサイトで連載してた。
マイローカルガイド京都っていう連載をまとめたいと思ってるっていうのが。
ちょうどそのタイミングで坂井君の中でも盛り上がってきたタイミングだったっていうことだよね。
盛り上がってきてないんやけど。
そういう依頼がね来たっていうか。
マイローカルガイド京都っていうのはどういうものかというと。
京都に住んでる人が本当にお勧めする場所っていうのを。
ディグルって言葉があるじゃないですか。
ディグル。
ディグル。
最近あるじゃないですか。
あるよね。
あるんですけど、そういうのって何からしたらいいかわかんないけど。
こういうのが大人によって作られてたらすごい嬉しいですね。
若い人にとっては。
これはナノハちゃん的にはディグった本ってこと?
京都をディグった本ってこと?
かなわって。
私も京都来て3年目だけど知らないことばっかりなので。
そうやね。
本当に。だからこれを読もうと思いました。
ちょっと高いんですけどね。
そうなんですか?
それの値段を決めてるのは心情なんですけど。
3800円でもするんで。
でも坂井君は4000円超えてもいいって言ったから。
もう何だっていいよ俺は。
これができるのは何だっていいけど。
俺学生の頃に結構高い本一冊買ったのよね。
ティルマンツっていう人の写真集ですごい気に入って7000円か8000円したの。
一回見て大阪で見てお家帰ってやっぱ買えばよかったみたいな。
また行って買ったんですよ。
その本とかって別に見ないけどしばらくお金がない期間。
若い頃とかにもそれが家にあることがすごい嬉しくて。
服にしたら3800円高くないじゃないですか。
そうですね。
でも本って3800円とか5000円1万円とかするとめっちゃ高いって思いがちですけど。
実は家にそういうのが1個あるといいんですよ。
なので買って。
今の話でいうと無理してでも買うみたいな行為って。
当時はやっぱりもちろんそれは本だけに限らないし服とかでもそう。
何でもかもしれないけど思い切って買う。
そういう体験の大切さみたいなのが今結構減ってきてるかもしれないよね。
いろんな情報として手に入られたりするから。
昔本当に我々美大生だったらメディアショップとか行ってちょっと背伸びして無理して本買う。
頻繁ではなくてもたまにそういうことをするっていう。
でも本の値段の高さってやっぱりすげえ高く感じられがちやん。
だって菜の葉ちゃんとかの世代の学生ってさ髪の毛染めるのに2万とか3万かかってんねん。
赤くしたり緑にしたり結構してる人いるやん。
でもあれ2週間ぐらいで消えんねんか。
色落ちてしまうねんどうしても。
それ2万で2週間かとかって思うと3,800円安いよなって。
なんか思っちゃうよね。
だからファッションとか外見に対しては結構お金出すけど
こういう自分の心を温めたり考えを深めるものに対してやっぱりお金って払いづらいな。
若い子は特にっていうのは思うけどね。
やっぱり情報が早すぎて短期的に快楽が生まれるものと長期的に生まれるものとでやっぱり短期的な方が選ばれるんでしょうね。
そうやななるほどいいこと言うね。
その通りです。
はいさてたくさんお伺いしたのですがそろそろエンディングのお時間になりました。
今回はアワー京都について宣伝していただきました。
買ってくださいとのことです。
皆さんというわけでさようなら。
ありがとうございました。
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