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毎度、黙れヤドロクでございます。お疲れさんでございます。今回はお題です。
徳島の良さを教えてください。毎度、手ぬぐいさんから頂いたお題でございますけども、
徳島の良さは、私の番組ではね、結構徳島の悪いところを言うんですよ。
交通マナーやったりとかね、接客態度やったりとかね、いろんなことを挙げへつらっておりますが、
言いとこちのはね、もちろんどこでもあるわけでございます。
もう住めば都という大を言うたもんでございます。住みますと環境はいいんですよ。
まず、雨が少ないというようなことがありますね。
やっぱりあの、あと気温がね、まあ寒い時、暑い時いうのは年々厳しいなって言ってますけど、
京都に比べたら緩やかやね。まあ比べるとこがあるからというようなこともありますが、
まあ京都はちょっとね、特殊と言えば特殊やなと思うんですけども、
徳島はまあそれが緩やかやなと、常日頃家族で話しておりますな。
あとは景色がいいですな。空が広い。
徳島の平野と言うんですが、真ん中にずどーんと吉野川が流れてます。四国三郎。
そういうのが流れてて、川が広い川ですから、大きい川ですから、橋を何本もかかってるんですよ。
その橋の上から見る吉野川地な景色ですよ。
アサン山脈というんですか、サヌキとアワの間の山脈があったりとかね、
鶴木山につながる美山があったりとか、鶴木山が見えたりとかね、こう背の高い山が見えたりといって、
近畿ではちょっと味わわれへんような景色が味わえるというようなことでございます。
ひと口に田舎と言えば、日本中、まあ都市部以外は全部田舎なわけでございますけども、
まあどこも変わらずいいとこはあるやろうなということですよね。
町の中に住んでいれば都会の喧騒というものがありますな。
やっぱりそのガヤガヤする中で、私なんか大阪の下町で生まれてね、
ほんまに生活音がずっとどっかにある下町の工場の音が流れてる。
まあうちの家なんかもね、ミシン踏んでましたから、ミシンのモーターの音がグーンと鳴ってるような中で育ったんでね、
静かなことに耐えられへんのかというようなことで京都に引っ越した。
京都も田舎なんですね。京都の一番南部、僧楽郡聖火町というところに移り住んだんですが、
もうこれも山の中で、結構静かなところで。
はじめはね、夏、まあ初夏にね、引っ越したんですけども、6月。そっからまあ梅雨ですな。
カエルの鳴き声で寝られへんのですよ。
ゲコゲコゲコゲコってこれ何がね、うなっとんねや。
ウシガエルやと、もうもう言うてるぞ。
ああこれなんじゃこれ寝られへんで気になって言うて、いうようなことがありますね。
周りは田んぼばっかりでしたから。
それもまあ時代の流れと言いますか、京都の南部、近畿でも真ん中の辺りになりますけども、
バイパス、高速道路、たくさん工事が始まって、
みるみるうちに近所にあった畑、田んぼいうのが減っていきましたね。
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今でもまあ良く残っておりますけども、車の音という方が増えたかなと。
工事の車両の車、そういうのが多いですね。流通の車、トラックの音ですな。
こういうものが増えてきたんじゃないかなと思うわけでございます。
そこに比べますと徳島、もちろん主要幹線道路というのは物流のトラック、交通量もそこそこあるわけでございますが、
そこから一歩離れますと、もう静かですよ。
家の外にもう夕方なったら人表出まえんね。
皆さんね、農業やられてる方もまあ多いというのもありますが、
日が昇る前からお仕事されて、日が沈んだら家帰ってご飯食べて寝るというようなことでしょうな。
これは人間の自然な節理というんですか、自然な生き方というんですか、
私もちょっとだけ農業をかじらせていただいたんで、
なんともまあ体には縁やろうなというふうに思ってたわけでございます。
今までそういう、私は若い時に肉体労働もしてましたけど、
まあうちの家内なんかはやったことない人間がいきなりそれでやったら、
まあこれはこれでどこもあるなというようなことでございますね。
まああんまり無理しすぎますとね、若い頃からやり続けてるとできるものが、
私みたいに年を入ってからやりますとね、
なかなか表での仕事というのはきついものがありますというようなことでございますね。
そうやけど、やっぱり太陽に当たるというんですか、
自然が多いとか空気のきれいなところというんですかね、
やっぱり近畿に比べれば空気はきれいやし、空は高いし、
やっぱりふとね、ふと風が吹いてる。
よー風吹くんですよ、アサン山脈から降りてくるような風が吹くんですけど、
だいたい朝10時ごろ吹き出すんですけどね。
この風にふと吹かれるとね、なんともゆえんというようなことですね。
車で15分走れば海に着きます。
もちろんどっちの方の海、瀬戸内海、穏やかな海ですな。
で、紀伊水道ですね。大阪湾から続くね、
和歌山と徳島、淡路島を挟んだこの紀伊水道があって、
南の方に行けば太平洋につながっております。
ということは、海の幸、ふんだんにあるわけでございます。
まあ、ふんだんにあるわけですから徳島の方っていうのは、
ありがたみ中なないのかもわかりませんが、焼肉屋さんが多いんですよ。
まあ、ディスってるわけじゃないですよ。
お肉の方に価値があるように思えるんかもな、
だってお魚は普通やというようなことなんか、
それぐらいお魚豊富やと思います。
鳴門の方に行きますと鳴門のわかめ、有名ですな。
あかしの、タイ岩があかしですから、
あかしだったりしますからタイが釣れたりとか、
まあ、塩の、目のね、うず塩があるとこですからね、
ぐーっと塩が当たるとこ、回転するところというようなことでしょうからね。
そこで捕れるような魚はちなおいしいんやろうというようなことでございます。
穏やかな瀬戸内海、いろんなものが捕れます。
これも皆さんご存知だと思います。
反対側は岡山県、神戸、あかしからあかしのタコがあったりとかして、
で、広島の方に行きますと柿も捕れますというようなことですから、
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瀬戸内海のお魚というのも豊富ですな。
それもすぐ手に入るというようなことでしょうね。
わたりは住んでるのは徳島県でも一番北部の方、
青区と言われるような部分ですから、
もちろん香川県に抜けるのも、
もう車で20分も行けばもう香川県に入るわけでございますね。
徳島から淡路島へ渡るところも車で2,30分行けば、
もう淡路島にすぐ渡れてしまうというようなことですね。
徳島市内でも2,30分で行けるようなところ。
もちろん車で移動でございます。
車は田舎にとってはね、車もないとダメなんですよ。
特にこの徳島というのは、
これ皆さん47都道府県の中で唯一電車が走ってない。
汽車が走ってる。
汽車と言いましても、昔皆さんがイメージするような、
デコイチというようなものじゃないんですよ。
ディーゼル車というだけのことなんですけども、
1両編成か2両編成の単線の線路がずっと続いてるというようなことですな。
これもこれでね、細い陸橋があるんですよ。
川がいっぱいありますからね。
吉野川の支流というんですか、
支流やったり流れ込んでる川がいっぱいありますから、
そこにね、ちっちゃい鉄橋がいっぱい通っとるんですよね。
これはもう、鳥鉄の人からしたらなかなかいい景色じゃないんやろうかと思うんですけど、
あんまり見たことないですな。
みんな知らんのやないかなと思うわけでございますね。
何をピンと着て写真撮ってるか、
私たちは鳥鉄やないからわからへんけども、
なかなか絵になるでこれやというようなことがありますね。
川と鉄橋と1両2両編成の汽車が通るというような景色見るときに。
いつも車でナルトの方なんか行くと向かって行きますとね、
ふとした景色がなんともゆえん景色やったりすることがありますな。
景色が県なんやなというようなことありますね。
交通ルールは守らへんけどもというようなことですな。
ちょいちょいディスっておりますけども、
まあええとこ言いますとね、
皆さんご存知有名なボカリスエット、
オロナミシカロリーメイトで有名な大塚製薬の本拠地がありますね。
その大塚製薬がやっている大塚国際美術館。
皆さんもご存知、紅白の中で米津さんが歌を張った青銅なんかね、
本物を模したものがあったりとかするような場所でございます。
大変立派な美術館でございます。
美術館の配管量としては日本で一番ぐらい高いんちゃうかいうぐらい高いところですけど、
入ったらなるほど値打ちあるなと。
そんだけ払った値打ちありますなというような美術館でございますから、
ぜひ来ていただきたいと。
何名も言いますけど、
ナルトの渦潮も遊覧船で見てもええんですよ。
全然いいんですよ。
僕はもう言うてますけどね、
トイレの流れてる水見るのと一緒に言うてますけども、
見る人が見たら、
いやあすごいなあ。
ええやないの、こんな渦ぐるぐる巻いて。
ええ?言うて。
ええ。
言うたはあります?
ええ。
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それはええとこはありませんが。
淡路島もね、淡路というぐらいですから、
もともとは徳島派にやったんですけども、
淡路島の人と仲悪なって淡路島が、
いいや俺は徳島嫌やと、
兵庫県に入れてくれって懇願して兵庫県になったらしいんですけども、
もともとは淡の国というところがしないというような場所でございますから、
ええ、
やっぱり買い物来るときなんでね、
淡路島に大きいショッピングセンターなかなかないらしくて、
南部の方なんちゅうのは徳島まで買い物に行きはるというようなことでございますね。
そんだけね、
車でそこそこ距離あるんですよ。
あるんやけど、
空いてまんねえ。
基本的に、
混んでる言うたら徳島市内の朝のラッシュ時、
橋渡る吉野川を渡るのに混んでるぐらいのもんで、
あとはもうほぼ渋滞に挟まったことないです。
ええ、こういうとこですな。
イラチの話題からすると、
もう渋滞に挟まれるなんちゅうのはどこも行きたくなくなるんですよ。
そうやけど、
その渋滞がほぼないですよ。
ないに等しい。
都会理数なことある人やったらわかると思うんですけど、
そういうのはええと思うんですよね。
南の側に行きますと、
まああの国は豊かで、
主要なものちゅうのは市内より北、
というようなことになります。
南側ちゅうのは、
もっともっとのどかやったりしますね。
南の方行くともう太平洋、
高知県に近いくなってくるわけですよね。
えー、
まあ、
港の男、海の男ちゅうのが増えるんでしょうね。
ちょっと気象の荒い方が増えてくるのかもわかりません。
これは想像達成。
調べてまえんけど。
だけどそれはそれでよろしいな。
えー、
もうその港町になんか行ってね、
行ったことないんですよ。
南に行くのはちょっと大変なんで、
高速道路とかないんですよ。
えー、
あれを作ったらええのに、
言うて、
言うてますけど。
だけどその分、
人の手が入ってないという意味では、
穴場がいうのが陽気あるんではないか、
というふうに思っておりますね。
ここから5年ぐらいの間に、
徳島県南部の穴場見つけられたらええな、
と思うわけでございます。
北部はね、
今、
ちょうど北部をぐるぐる回っているところでございますから、
ちょっと待っていただきたいな、
と思うわけでございますけど。
そして西側へ行きますと、
もうこれはほんまに、
あの岩井で皆さんがご存知、
田舎ー、
っていう田舎でございますわ。
だけども、
景色が、
山の肌、
山肌は高くなっていきます。
えー、
川の幅は狭くなっていきます。
吉野川が源流に近づくというようなことですね。
一軒一軒のお家は大きくなっていきます。
そして古いお家、
城下町のような、
脇町のような町があったりしますね。
うだつというようなものがね、
隣に日の手が映らないように作った、
うだつというね、
あの建て方というんですかね、
家と家をこう、
交じ切るような塀みたいなものがあるんですね。
うだつが上がらないなんて言いますが、
ああいううだつがある家を、
建てれるか建てれないかというようなことで、
そういう言葉が生まれるというようなことでございますが、
景色のところです。
少し平なところと川の減りがあって、
高い山がそびえ立つというようなところでございましてね、
なんともね、
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徳島市内に近いところでも十分空気おいしいんですけど、
西へ西へ行くにつれ、
ゆったりゆったり時間が流れるようになってきますね。
その西の真ん中あたりにあるのが、
大ぼけ小ぼけと言われるような、
断崖絶壁あたりとかね、
イヤのかずら橋というんですか、
かずらという植物で作った橋が渡ってたりとか、
あこまで行きますと、
もう徳島の人とあまり関係ないんじゃないかと、
いうようなことでございますね。
四国中央市なんて言うて、
香川県の方からずっと南に下る高速道路も通っておりまして、
高知県へ行くには、
わたやら住んでいるどこか2時間半ぐらいで、
高知県勝良浜、
龍馬蔵のもとへたどり着くことができますと、
同じぐらいの時間で愛媛県松山、
あのへんのにも高速道路で移動できるということになりますね。
高松に行くには1時間かかりません。
徳島のどこというのは、
四国の主要な都市部に、
まあ3時間以内に全部移動できるというところですが、
地図でみても分かります。
そこそこ距離あります。
あるんやけど、
空いてるんです。
そりゃ飛ばしてあげまえんで、
あいたよ、
法廷で書いてある通りに、
車走らせてもそれぐらいで着く。
急いだらもうちょっと早いんやろうけど、
急いであげまえんで、
こんなとこで急いで、
120キロ出したいで、
ラソンに言うたら、
つかまりますね。
そういうことだね。
だから、
なかなか便利なとこにあるんやでと、
そして近畿との連絡ですわな。
鳴門大橋があって、
赤塚駅大橋、
本来なら電車も通るはずやったんですが、
これがバブルの崩壊とともに、
飛んだしていくわけでございますね。
瀬戸大橋が渡ったときに、
もう予定としては鳴門大橋、
赤塚駅大橋の予定もあってね、
点線なんかで地図を見たのを覚えてます。
私が中学校1年、2年のころですな。
まだ赤塚駅大橋通ってませんでした。
淡路島に行くには、
連絡ベリー乗る、
そういうことがあったわけでございます。
そこからしますと、
今車でふっと移動できるだけでも、
淡路島、
淡路島も面白いとこありますね。
でも徳島、
そこまで渡っていただいて、
旅行に来ていただく、
まだ発見されてない、
徳島の魅力を見つけることこそが、
徳島の魅力なんやないかと。
徳島の人に聞いたら、
何か徳島、
いいとこありますか。
徳島、何にもないって、
だいたい言われるんですよ。
あんたらが見る目ないだけやと。
徳島は徳島の、
いいとこありませんと。
これは住んでる人間にはわからん。
よそから来た人間が、
こんなええものあるやないかと、
言うて初めて名物になる、
というようなものですわな。
そう思います。
これは徳島だけに限りません。
よその県、
どこの県、
日本国中47都道府県、
どこもそうやと思うんですよ。
そうでしょう。
毎度てぬぐいさん、
ええとこに名付けありますな。
徳島のええところ、
あのヤドロクソン、
いつもあんた、
徳島ですってばっかりやから、
ええとこぐらい、
たまに言わなあかんやないの。
おいでませ、徳島へ。
15:00
ぜひぜひ、
家族旅行に、
お願いします。
よろしいかこれで。