ゲームの紹介
みなさん、こんにちは。パーソナリティのアルマです。
ゲームの話をさせてくれ、第68回です。
今回は、【A YEAR OF SPRINGS】の話をさせてくれということで、話をしていきたいと思いますが、
まず、お便りをいただいているので、そちらから紹介したいと思います。
フォルテさんからいただきました。ありがとうございます。
ツイッターXの方に以下の内容で、今回のお便りの内容で投稿しましたが、
ハッシュタグの投稿を見る原理がないかなと思ったので、お便りも送っておきます。
ということで、今はゆっくり休んでご自愛くださいませ。
とはいえ、難しい面もあると思うので、あまり自分を追い込みすぎないよう、マイペースでお過ごしください。
やっぱりゲームっていいなと聞けて嬉しいです。
AC6も白長須島への帰還もストーリーが最高かと思います。
と、いただきました。ありがとうございます。
フォルテさんに限らず、何人もの方からご心配のメッセージというか、声が聞けてよかったですみたいなメッセージをいただきまして、本当に嬉しいです。
無理です。やっていこうと思いますので、まだ気が向いたら聞いていただけますと幸いです。ありがとうございます。
今回のアイアオブスプリングスについて、まずはゲームの概要を説明しておきたいと思います。
まず、遊べる機種ですが、プレイステ、XBOX、スイッチ、PC、あとはスマホでアンドロイドでも遊べるらしいですが、さまざまな機種で遊べます。
価格については500円くらい。
自分が購入した時はセールで250円くらいだったので、だいぶ求めやすい価格かなと思います。
クリアまでのプレイ時間については2〜3時間というところで、だいぶコンパクトな作品になっています。
開発はNPCKCと個人の開発者の方です。
どんなゲームかというと、ノベルゲームというのが簡単なゲームの概要になります。
はじめに伝えておきたいのが、このゲームの各ストアに記載されている注意として、
この作品には異なるジェンダーやセクシュアリティを持つ人々が直面する問題等のコンテンツが含まれていますと記載があります。
なので、そういうゲームだし、そういう話をこれからするということを踏まえておいてほしいなと思います。
物語の内容
あらすじですが、3人の女性を主人公に3つの物語が語られる短編ノベルゲームです。
もともと単体でそれぞれの話が無料だったのかな。
それぞれ配信されていたのが3つにまとまったのが、このEar of Springsというゲームらしいです。
ストアの説明からあらすじに移動しますと、まず1つ目の話。
ワンナイト・ホットスプリングスという話では、不安や緊張感を抱くトランスジェンダーの女性、鈴木春が温泉に行きますと。
2つ目、ラスト・デイ・オブ・スプリングでは、友達思いの元不良、永田恵梨香が春のためにスパ旅行を企画します。
3つ目、スプリング・リーブ・スノーフラワーズでは、箱入りの女子大学生、橘真奈美が、友達や彼氏と楽しい一日を過ごします。
こういった3つの話でなる短編ノベルゲームです。
そんなきっかけを話したいなと思うんですけど、購入したのは、実は2023年の6月頃なので、かなり前ですね。
2年くらい前になります。
2023年の6月頃というのは、世間でトランスジェンダー女性の公衆浴場とかトイレの利用とかをめぐってSNSで話題になっていた時期です。
この頃自分はSNS、Twitterをガンガン見ている時期だったので、その話題が結構目に入っていたんですね。
プレイの感想
で、様々な意見が飛び交う中で、自分なりにそういったジェンダーやセクシャリティーとか、そういったところ分かっていないなと思ったので、自分なりに学んでみようと思ったのが、あと一つ目の理由です。
あとこの頃は、このポッドキャストの活動も活発だったので、正直話題性だったりとか、他の番組であまり取り上げていないタイプのゲームだったので、番組の独自性を出せるかなと思ったりもしてました。
言ってしまえば、この番組で話すために購入したというところも正直ありましたね。
ただ、そういうのを自覚して後ろめた差が自分の中にあったのか、単に他のゲームで忙しかったのか。
たぶんこの頃、2023年の6月ってFF16が発売された頃だったと思うので、そういったゲームで忙しかったのか、結局遊ばずにそのままになっていました。
今年の5月ですね。ここに来てようやく手に取ってみたという感じです。
今年の5月っていうのは結構ストレスが溜まっていた時期でしたし、ゲームを買っても遊ぶ時間がないし、ゲームがなかなか楽しめなくなってきていたという時期で、
そんな中でも何かゲームがしたいなと思っていた時に、このゲームを買ったのを思い出して、
そのグラフィックの優しい雰囲気だったりとか、短編でプレイ時間が短そうだったりっていうのが、その時の自分の求めていたものにはまったような感じがして、
それで遊ぶようになったと。今年の5月に2年越しで遊ぶようになったという感じです。
感想をこれから話したいと思うんですけど、正直自分の中でもまとまっていないし、
さっきも言ったように、そういったジェンダーだったりセクシャリティの問題っていうのが絡んでくるということもあって、
自分がそういった方面にまだ詳しくないというのもあって、だいぶまとまりのない話がこれから続くと思います。
まずゲームとしてはとても良かったです。
単に良い話だったなということだけじゃなくて、ゲームであることに強みがあるというか、
ゲームだからこその体験ができたという意味でも良かったなと。
まずこのゲームで一番すごいなというか、印象的だったのは選択肢ですね。
ノベルゲームで選択肢というのは当然というか、普通にあるものだなと思うと思うんですけども、
この選択肢というシステムの可能性だったり、面白さだったりというのを再確認したというか、そんなゲームだなと思いました。
何か選択肢に特殊な仕掛けがあるかというとそうではなくて、
単純な選択肢なんですけど、他のノベルゲーム、普通のノベルゲームと違ってこの作品の得意なところというか、
珍しい部分というか、この作品の特徴となる部分として、
第1話ですね。
One Night Hot Springsという第1話の主人公である鈴木春という女性として物語を読み進めていくんですけど、
先ほども言ったように、この鈴木春という女性はトランスジェンダーなんですね。
さっきもちょっと言ったんですけど、トランスジェンダーとかセクシャリティの問題について自分が不勉強なところもまだあるので、
適切という言い方をもしかしたらこれからするかもしれないんですけど、
この鈴木春という女性はトランスジェンダーで法律的には男性なんですね。
つまり体としては男性なんです。
ただ心の中というか、政治人としては女性であるという人が主人公なんですけど、
この人を第1話は主人公として進めていくんですけど、
こういったバックグラウンドを持つキャラクターとして選択肢を選ばされるというのがこのゲームのすごくいい部分だなと思いました。
具体的な話をすると、このワンナイトホットスプリングスという話では、
まずこの鈴木春というキャラクターが親友から温泉に行こうと。
親友も女性なんですけど、温泉に行きたいと確か。
親友の誕生日だったのかな。温泉旅行に行きたいと。
もちろんその親友は鈴木春の事情というのを知っているんですけど、
それでも自分が何とかするから一緒に旅行に行きたいということで、
まず誘いが来るんですね。
まずその誘いに乗るか乗らないかという選択肢が冒頭にあるんですよ。
選択肢ってノベルゲームに限らずですけど、
ゲーム的な都合を考えてプレイヤーは結構選びがち。
特にゲーマーの人だったら余計選びがちだと思うんですよね。
つまり、この選択肢どっちを選んだら得かなとか、
どっちを選んだら効率的かなとか、
例えばこっちを選んだらアイテムもらえそうだなとか、
こっちを選んだらこいつが仲間になりそうだなとか、
こっちを選ぶとゲームオーバーになりそうだなとか、
そういったことを考えて選択肢って選びがちになってくると思うんですけど、
このゲームはそういうゲーム的都合をあまり考えずに選択肢が選べたなと思っています。
さっき言った冒頭の選択肢、行くか行かないかなんですけど、
ゲーム的な都合を考えると行く一択になっちゃうんですけど、
自分は鈴木春としてそういった事情を抱えているキャラクターというか人間として選ぼうと
したんですよね、自分は。
その時に本当に行っていいのかなっていう気持ちになるんですよね。
温泉って裸になるんでしょう?
自分がそんな場所に行ってもいいのかっていう気持ちに真剣にさせられたというか、
そういったキャラクターとして選択肢を選ぶということがより重く感じるというか、
真剣に選ばなきゃいけないという気持ちにさせてくれるゲームでした。
この行く行かないの他にもいろんなところで選択肢があるんですけど、
それぞれどう選ぶのがゲームにとってではなく、
鈴木春っていうトランスジェンダーの女性のためにいいのか、
もしくは親友のためにどういう選択肢を選べばいいのかということを
すごく考えさせられるゲームだったなと思います。
ゲームの選択肢と当事者意識
まず選択肢の価値、ゲームにおける選択肢の価値、
選択肢というシステムの強みみたいなものを改めて認識したそんなゲームでした。
それが一番このゲームで印象的だったことですね。
あとはそういった選択肢でもって、要するに当事者意識を持つきっかけになるんですよね。
自分は自分の認識の性と体の法律的な性、社会的な性が一致している人間だし、男性でもあるんですけど、
そういう人間だとやっぱりトランスジェンダーの方、女性に対してだったりとか、
あまり当事者意識って湧きづらかったんですけど、
このゲームはもし自分がそういう立場、性だったらっていうのを真剣に考えさせてくれる。
そんなゲームだったので色々と考え、もちろん性、ジェンダーとかセクシャリティとか、
そういったところに対してもですし、あとは一つ考えるきっかけになったなと思います。
あと、だいぶふわふわした話をしている気がするんですけど、
もう一つ大事だなと思うところとして、
今回このゲームをやって当事者意識を持てたと言ったんですけど、
じゃあこのゲームをやったからといって、
そういったトランスジェンダーの方々だったり他の、
このゲーム実はトランスジェンダーだけではなくて、
様々な性、ちょっと適切な言葉が不勉強で浮かんでこないんですけど、
性思考とか性自認、そういった主人公となる3人の女性それぞれに色々とあるんですよね。
そういった人々のことが、じゃあこのゲームをやったことで分かったというのもまた違うなと思っていて、
確かにこれで色々と気づかされることはあったし、
これまでよりも分かったとは思うんですけど、
完全に理解したと思うのはそれまた違うなという気持ちも同時にあって、
最近の自分のその状況とかにも重ねたりとかして考えてたんですけど、
簡単に人のことを分かった気になるな、というのを自戒を込めて思ったりしました。
若干ちょっとこのゲームと話がそれちゃう話をしちゃうんですけど、
結構自分は人がどういう人かっていうのを、
どういうコア色だとか、どうしたら仕草だったりとかで、
あ、今怒ってるなとか、悲しんでるのかなとか、色々と思ったりするタッチなんですけど、
それで勝手に人の気持ちを分かって、
決めつけた上で勝手に傷ついたりしてるんですよね。
例えばその、あ、今こういう仕草をしたってこととか、
あ、今こういう仕草をしたってこととか、
あ!今、こういう仕草をしたってことを自分が知っているような気持ちを、
自分の心の中に入れているような気持ちを、
あ、今こういう仕草をしたってことは
すごい不機嫌なんだろうなって思って
で、その不機嫌になってる理由は
じゃあ多分自分がこういうことを言ったせいだなとか
で、勝手に傷つくみたいな
なんかそれってこれまでずっと自然にやってたんですけど
とても失礼、最近していて
勝手に決めつけて勝手に悲しまれる
すごく面倒じゃないですか
今これも一つ決めつけなのかもしれないですけど
ともかく他人がどう思っているかを
分かった気になっていたなと
今こういう状況で色々と考えていく中で
思ったんですね
で、その中でこのゲームのことを
こうやって番組で話すということで
色々と考えていたんですけど
なんか分かった気になるって
危ないかもなっていう
このゲームのことを考えるときに思ったんですよね
最初はこのゲームをやったことで
そういった人々の気持ちが
分かった気がしますみたいな感想を
話そうとしてたんですけど
それは違うんじゃないかと思い直して
多分他人のことはどうしたって分からない
それはなんか諦めとかじゃなく
単にそうというか
人の心を読めるわけじゃないし
しっかり話し合ったとしても
言葉として出てきているのが
その人が本当に思っていることと
違ってたりとか
そういうことってあると思うんですけど
何の話?
なんかもうゲームの感想とかじゃなくなってる気がするんですけど
まあいいや
そんな感じで
分かった気になってはいけないなと
このゲームを遊んだ上で
思いました
他者理解の重要性
でも
じゃあ
人のことを知らなくてもいいやというか
理解しなくてもいいやと
諦めるのはまたそれも違っていて
分からないけど知ろうとする
理解しようとするっていうことが
もしかしたら大事なのかなと思いました
なのでこのゲームで
このゲームがきっかけを与えてくれたので
自分なりにですけど
ジェンダーとかセクシャリティとか
そういった
そういった部分でのマイノリティの人々のことを
多分一生完全には理解できないんでしょうけど
それでも知っていきたいなという風に感じました
なんだろうこの
この
この
感想は
なんかいいのかな
皆さんが思っている感想とは違ってるかもしれないですね
といってもやっぱそのこのゲーム
シンプルなノベルゲームなので
その話がいい
ゲームとしてはそのぐらいしか
感想として話せないんです
さっきの選択肢の話とか
飛躍してそういうことを思ったということです
という感じですかね
なんかいいのかなという気もしなくもないですが
このアイアオブスプリングスというゲームの
感想については以上としたいと思います
一つのきっかけとして
このゲームを遊ぶというのは
とてもいいことだなと思いますので
ぜひ気になった方は
いろんな媒体で遊べますので
しかもだいぶお安いですので
ぜひ遊んでみてほしいなと思います
では今回は以上としたいと思います
次は白流す塔への機関について
話したいなと思ってますので
気になる方は聞いてもらえると嬉しいです
それでは