2023-04-17 27:40

公務員リスキリングラジオ|岡元譲史さん「“ほめる”で変わった仕事への向き合い方」

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・疎まれても感謝されづらい「滞納整理」という仕事
・自己啓発本を読み漁り「ほめる」の新定義に出会う
・仕事の価値を前向きに捉え直す技術
・“ほめ達”公務員を全国にひろげたい

▼プロフィール
岡元譲史(おかもと・じょうじ)
1983年生まれ。2006年に寝屋川市入庁後、12年間にわたり、様々な債権の滞納整理に従事し、市税滞納額70%(約25億円)削減に貢献。2018年に「地方公務員が本当にすごい! と思う地方公務員アワード」を受賞。2021年には書籍『現場のプロがやさしく書いた自治体の滞納整理術』(学陽書房)を出版。現在は経営企画部企画三課広報編集長として寝屋川市の広報誌の作成に携わっている。

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【公務員リスキリングラジオ – 学びなおしによるキャリア形成のススメ】

新しい仕事に必要となる知識やスキルを身につける「リスキリング」が注目を集めています。国はリスキリングの支援に今後5年間で1兆円を投じる方針を示すなど、これからのキャリアを考える人にとってホットワードとなりつつあります。 もちろんそれは、民間企業で働く人だけではなく、公務員にとって例外ではありません。

むしろ異動が多い公務員こそ、リスキリングへの挑戦が求められているといってもよいでしょう。

このラジオでは、そんなチャレンジの後押しになることをめざして制作された書籍『公務員なら挑戦したい資格ガイドブック』著者で、加賀市役所職員の庄田秀人さんをホストに迎え、ユニークな働き方の開拓を続ける公務員の方を毎回ゲストにお招きします。

公務員という肩書きを持ちつつ、その枠やこれまでの常識にとらわれない仕事へと一歩踏み出すためのヒントを詰まったお話を、ぜひスキマ時間のおともにお聴きください。

https://book.gakugei-pub.co.jp/movie/koumuin-re-skilling-radio/
▼出演
ホスト:庄田秀人(しょうだ・ひでと)
加賀市役所職員。1978年生まれ。横浜国立大学を卒業後、加賀市役所に入庁。人事担当課、障がい担当課、DX推進担当課などを歴任し現在に至る。人事担当課ではメンタルヘルス予防体制構築、新規採用職員指導制度策定、障がい者専用部署立ち上げ。障がい担当課では虐待対応体制構築。DX推進担当課では全国初となる市内生活圏全域を高精度3Dマップ化、ARを活用した観光プロジェクトを推進。資格取得を通して人生の幅を広げ、公務員の仕事の楽しさを知ってほしいと考えている。取得資格は、社会保険労務士、FP2 級、法学検定スタンダード、年金アドバイザー3級、ふるさと検定上級、第一種衛生管理者など。2021年より加賀市内資格取得活用アドバイザー講師。2022年修士号を取得。

アシスタント:松本優真(まつもと・ゆうま)
株式会社学芸出版社 企画・編集部
岡本さんのキャリアと業務内容
こんにちは。ポストの翔太秀人です。加賀市役所で勤務しています。
こんにちは。アシスタントで学芸出版社編集部の松本祐馬です。
公務員リスキリングラジオは、新たな業務で必要となる知識やスキルを身につけることを指すトレンドワード、
リスキリングをテーマに、全国で活躍されている公務員の方々をゲストにお招きし、働き方などについてお話をお伺いする番組です。
それでは早速、今日のゲストをご紹介します。
ゲストは、寝屋川市職員の岡本定司さんです。
よろしくお願いします。
ではまず簡単に、岡本さんのプロフィールをご紹介させていただきたいと思います。
岡本定司さん、1983年生まれでいらっしゃいます。
2006年に寝屋川市に入庁後、12年間にわたって、さまざまな再建の体能整理に従事されまして、
市税の体能額70%、約25億円の削減に貢献されています。
2018年には、地方公務員が本当にすごいと思う地方公務員アワードを受賞されていまして、
さらに続く2021年には、ご経験を踏まえた書籍、現場のプロが優しく書いた自治体の体能整理術を出版されています。
現在は経営企画部、企画参加、広報編集長として、寝屋川市の広報士の作成に携わられておられます。
本当に引くほどすごい経歴なんですけど、早速ですけど、
岡本さん、これまでどんな部署だったり、キャリアを歩んできたかということをちょっと教えていただければと思います。
そうですね。改めましてよろしくお願いします。岡本です。
これまでのキャリア、今ご紹介いただいたように、平成18年、2006年に寝屋川市に入庁しまして、
一番最初に配属されたのが子ども部、子ども室という部署で、そこで5年間、保育料の再建改修をしました。
その後、再建改修の専門部署に移動になって、7年間、足掛け12年間、再建改修とか体能整理の仕事をやらせてもらって、
その後に移動になって、計企画部という企画系の部署に移動になりまして、
そこでシティープロモーションだったりとか、ふるさと納税に4年ほど携わらせてもらって、
令和4年度から広報編集長という役職に就かせてもらっているという感じですね。
ありがとうございます。
プロフィール拝見して気になっていたことなんですけど、再建の体能整理っていう仕事っていうのがあること自体、
たぶんあんまり一般の人って、そんなに意外と知らないんじゃないかなと思うんですけど、
これについて、ちょっとなんていうか、詳しく教えていただけないでしょうか。
そうですね。だいたい、公務員のイメージって、たぶん、住民票を交付したりとか、
だいたいの人ってああいうイメージでしかないと思っていて、
僕自身も市役所に入る前はですね、あんまりよくわからないまま入ってるので、
こういう再建改修の仕事があるってことを想像すらしてなかったんですけど、
要は、よく一般的に再建改修、自治体の再建改修でいうと、税金ですよね。
税金を納めることができない方から改修するっていうような仕事があると思うんですけど、
それを僕自身が一番最初に携わったのが、保育所の保育料ですね。
保育所、子どもを保育所に預けて、保育料っていうのは払わないといけないんだけれども、
自治体の体能整理について
保育料が払えないとか払わない方から徴収するという仕事を5年間やらせてもらいました。
なので、たぶん一般的な方、だいたい99%とか98%の方は納付されてらっしゃるので、
1%、2%の方を相手にする仕事であるので、結構マイナーなというか、
一般的な方はあまり知られない世界だと思うんですけれども、
自治体にはそういう債権回収ですね。おしゃれができない方からお金を取るという仕事が、
どうしても必要な仕事としてあるということですね。
私も実は、税金の担当の方を3年間担当しておりまして、
もう本当に入った時からですね、2年間は税金の市民税の担当しておりまして、
その後ですね、本当に今、岡本さんおっしゃったように、
体能整理というか、徴収のお仕事の方に、係りの方に移動になりまして、
それがセースがなかったというか、実績が伴わなかったということもあったのかもしれないですけど、
6ヶ月ですぐにまた移動になりまして、6ヶ月、そこから税料金係といって、
また税金の担当の部署の方でも、軽自動車とかそういったものを扱う係りの方に、
6ヶ月間いたということになりまして、税金の担当の方は合計3年間いたことになります。
市税・体能額70%削減っていうの、これって何て言うんでしょう、
全国的に見てどういう感じなんですか、なかなかやっぱり難しいものなんですね。
そうですね、当然25億円70%削減って僕だけの力でできたわけじゃないので、
それに貢献したというところではあるんですけど、
全国的に体能額が右肩上がりになってるって状況がどこもあってですね、
それを削減しないといけないっていうところの転換点で言うと、
平成19年度ぐらいに税減以上って言ってね、地方税の割合がちょっと変わった時期があるんですね。
体能額の削減に貢献
そこから結構その体能整理っていうのに力を入れ始めた自治体っていうのはすごく多くて、
ちょうど値上がしもその転換点の中で、
それまでずっとちょっと溜まってきたものを何とかしないといけないっていう、
その狭間にちょうど当たったってところはあるんです。
70%削減っていうのも全てを全部回収できたっていうと、そうではなくて、
やっぱり取れなかったっていう部分もあって、
ただそれも取れないと判断するためにはですね、
その厳しい処分だったりとか、ここまでやっても取れないんですよってことを示した上で、
要はもう取れないと判断しないといけないというところで、
やっぱり厳しい処分をどんどんやっていったっていうことですね。
うーん。
さっき、翔太さんは6ヶ月で税金の部署外れたっておっしゃいましたけど、
12年間にわたってこれに従事されたってことですけど、
公務員の仕事についての経験と苦悩
これはこんなに長いこと、この仕事につくっていうのは思ってたんですか?
いや、もう全然、だいたい市役所って人にもよるんですけど、
結構その、僕が入ったときは、10年で3カ所移動するよみたいなこと言われていて、
例えば3年、3年、4年だったりとかいう話を聞いてたので、
3年ぐらい働いたら別の部署に行くのかなっていう感覚でいてたんです。
だからこんなに長いことすると思わなくて。
だから結局、その12年間同じような仕事をしてるっていうのは結構特殊というか、
うちの自治体でいうとちょっとやっぱり変わっていて、
だいたい3、4年で別の仕事っていうところで、
まさかなので12年もやるとは当時は思ってなかったですし、
やっぱり人からお金を取る仕事っていうのは窓口で結構圧力があるので、
最初すごいしんどかったんで、
これ何年もやってられへんなっていうのは思ってたっていうのはやっぱりありますよね。
だから本当に1年目、2年目なんかは、
やっぱり市役所の仕事って市民の人から感謝されるんじゃないかなみたいな淡い思いを鍛えて仕事に入るじゃないですか。
それがやっぱりお金払ってくださいってなると、
やっぱり感情的に、要は強い反発を受けるのがデフォルトなんで、
だから感謝されると思って入った仕事で怒鳴られて、もうショックで泣くみたいな。
1年目、2年目は電話サイコクって夜中に電話するんですよ。
自己啓発と褒める生き方
そこでボロかす言われて、お前らに俺の気持ちがわかるかみたいなことを言われて、
暗い部屋で一人でやってたんで、電話切った後に泣いてるっていう。
そういう思い出がやっぱりありますね、1年目、2年目は。
そこからどうやって立ち直ったり、ペースを掴んだりしたんですか。
これ本当に後でリスキリングの話になってくるんですけど、
やっぱり僕は本を読んで、自己啓発本だったりとか、精神論の本だったりとかいうのに結構救いを求めてですね。
その本に書かれたことを実践して、また現場で学んでっていうのを結構繰り返し繰り返しやったっていうところで、
なんとか乗り切った感じではありますね。
岡本さんの本ももちろん読ませていただいたんですけど、
本当に自己啓発の要素も本の中に書いてあって、すごい勉強になりましたし、面白かったです。
特にコラムなんかがすごい面白くて、それだけでも買う価値があるなっていうような本でした。
公務員の方っていうのがすごく匿名になりがちっていうか、
お一人お一人がどういう思いを持って仕事されてるのかっていうのが、
こういう機会に聞けるとすごい面白いなっていうのは思いますね。
その自己啓発的な本以外に、やっぱり具体的にその仕事に役立つ本みたいなのもたくさん読まれたりしたんですか。
そうですね、やっぱりその体能処分とか債権回収の世界で、当然法律に基づいて仕事をしないといけないですから、
例えばその差し押さえとか、人様の財産を強制的に奪うっていう仕事ですね。
そういった仕事には国税徴収法っていう法律がありまして、その国税徴収法正解というですね、
すごい分厚い本があるんですけども、そういったものを読み込んでやっていかないといけないというところで、
すごくそれを勉強しましたね。やっぱりその人様のお金を強制的に奪う取り立てるっていう仕事ですから、
やっぱり責任もすごく重たいですし、それに関してはすごく慎重に学びましたし、めちゃめちゃ勉強したっていう記憶はあります。
お目立ち検定と会ったのはいつ頃なんですかね。
これは徴収の仕事を始めてたぶん4年目か5年目ぐらいなんですよ。
で、先ほど言いましたように、最初一番すごくしんどかった時期に自己啓発本だったりとか、
精神的に支えになるような本を中心に読んでいて、やっぱりその流れの中で、褒める生き方っていう本があってですね、
それを読んだ時に、これめちゃめちゃいいやんと、褒めるっていう言葉を、人とか物とか起きる出来事に価値を発見して伝えるっていうふうに再定義ね、
それが素晴らしいんだよって伝えるこの一般社団法人日本を褒める達人協会というですね、怪しい名前の団体が大阪にあって、
その理事長が書かれた本にすごく感銘を受けて、これめっちゃいいやんということで、そのハマったっていうところですね。
なるほど。褒める技術っていうのは業務の中でもかなり生きたんですよね、きっと。
そうなんですよ。褒めるっていうことが、例えばお弁チャラ言うとか、人をおだてたりするっていう概念だけだと、そこまで汎用性が高くないんですけども、
人とか物とか起きる出来事に価値を発見して伝えるっていうすごく広い概念の考え方を伝えてる本なので、
例えば起きる出来事って仕事とかに対しても価値を見出すっていう考え方があるんですよね。
だから体能整理っていう一般的には嫌がられる、あまり移動したくないような仕事をしている部署であっても、何か価値を見出すことができないかっていうそういうアプローチができるというところで、
僕自身はすごく体能整理という仕事が嫌で嫌で仕方がなかったんですけども、その嫌で仕方がない仕事にどうやって価値を見出すかっていうところをすごくこの考え方として取り入れたおかげで、
こんな価値あるやんっていうところのモチベーションにつながったっていう、そういう使い方をしましたね僕は。
資格取得と褒める検定
【佐藤】ありがとうございます。
【佐藤】岡本さんだけデメリットがあったということで、本にも出してもらったんですけど。
【岡本】あれそうなんすか。みんなあったわけじゃないんだ。僕だけなんすねあれは。
【佐藤】そうなんですよ。皆さんに聞いても資格取得とって良かったことはすごい言ってくれるんですけど、デメリットっていうのは特にないっていうことで、大体そういう開始があったんですけど、
岡本さんだけ資格取得を褒め立つ検定を取ったことで褒めたときに。
【佐藤】すごいさすが褒めるの上手ですね立つんですねみたいな、ちょっと皮肉みたいな感じね。素直に受け取ってもらえないってちょっとしたデメリットありますけど。
【佐藤】それでも押し切るっていうのが、押し切るところまで含めて検定ですから。
【佐藤】習慣で押し切るっていうところまでちゃんと学んで帰ってきてますんで。大丈夫です。
今はそういう実績とかを踏まえて、地方公務員アワードっていうのを受賞されて、本も出版されて、今は広報編集長っていう形で広報の仕事に携わっておられるってことですけど、今具体的にどういうことされてるかっていうのもお聞きしていいですか。
【佐藤】そうですね。今は広報誌、寝屋側、広報寝屋側っていう毎月発行してる広報誌があるんですけども、その編集に携わらせてもらっていて、一応チームリーダーみたいな形で発行を受け取ってるというところですね。
なので毎月締め切りに追われて、原稿の構成ですね、間違いないかみたいなのをチェックして、やったデータ考慮終わったって言ったら次の月が始まるっていう、本当に追われてる感じで、僕も去年の7月から携わらせてもらってますけど、行き着く暇もない中でもう気づいたら2月みたいな感じですね。
【佐藤】広報誌のお仕事の中でも褒め立つ技術は行きたいしてますか。
そうですね、やっぱりマッチを褒めるじゃないですけど、その事業の良いところをどういう風に伝えるかっていうところで言うと、こういう表現の方がこれでいいんじゃないかとか、例えばファンとかから上がってくるタイトルの付け方にしてもこういう方が分かりやすいんじゃないかなとかいうような視点は活かされてるんじゃないかなと思いますね。
やっぱりあとはその人とかを紹介するページなんかもあるんですけど、そういうページでどうやったらこの人の魅力がより伝わるかなみたいな表現を一緒にチームのメンバーと考えたりするっていうところにやりがいがあるというか、結構その広報と褒める達人は相性がいいんじゃないかなと思ってます。
なるほど。すいません単純な疑問なんですけど、役職が編集長なんですか?
そうなんです。これね珍しいと思う。広報編集長って役職が3年前かなにできまして、前任の方が初代編集長なんですけど、僕2代目。こういう編集長って役職なんですよ。
一応僕が言うと課長代理級なんですけど、広報編集長かっこ課長代理級みたいな、大愚みたいな。そんな役職になってますね。珍しいと思います。
そうですね。課長代理って管理職なんですか?
一応そうですね。管理職にはなるのかな。珍しいですね。
アップしてもらってもいいんですけど、その年で本当に管理職って多分いないんじゃないですか?すごいですね。
うち試験制度があって、係長試験とか課長試験っていう試験制度なんですね。確か30歳になる年かなんかに係長試験受けることができて、係長試験受けて何年か副係長、係長みたいな。
係長になってから何年目かで課長試験受けれるみたいな、そういう当時制度があったんですけど、今ちょっと違うんですけどね。その当時の制度の中で一番最短で受けて受けて受かって、今です。
最短で今39ですけど、課長代理3年目ですかね。
自治体職員さんの証人みたいな役職の話とかちょっと矢島的な。
どういうシステムになってるのかっていう。証人試験っていうのは大きい会社だったらあるのかな、民間。
結構本当に自治体によってもあちまちなんですよ。そういう試験制度が全くないような自治体もありますし、うちは試験制度だよっていうところもありますし。
根矢川はもう試験制度ではなくなって、2年間ぐらい大学院とかのプログラムを受けて管理職になるっていう制度に今なってます。
え、そうなんですか。
そうなんです。2年間ぐらいそういうのを受けて、それを最終論文みたいに出して認められれば管理職になるみたいな、そういう制度に根矢川はなってるので。
すごいハードル高いですね。
ハードル高いでしょ。そうなんですよ。なかなかのハードルになってて、僕それやったらこんな多分、そのせいだったらこんななってないなと思って。
たまたまその試験、面接と後筆記とのがいい感じでハマって、なんとか最短でここまで来てますけど、今のその2年間大学院の授業を受けてとかやったら、ここまで早くはなってないんちゃうかなって思いますね。
だから本当のあれですよね、組織の制度とかによって、試験制度がある自治体の方が早く管理職になってるってイメージありますよね。
なんか全くその試験制度もないようなところ、本当に人事異動だけの運用だと、課長とかになるのすごく遅いイメージはあります。
広報スキルの向上について
そうですね、うちのところは本当に試験制度がなくて、もう人事異動だけで役職が決まるというか、早い方で課長でも管理職の課長でも40代後半で初めてなるというものなので、
30代で管理職って言うと本当に国の人が出向してきたようなイメージ。本当にすごいなと感じますね。
面白い。余談ですが、面白かったです。これ別にカットしなくていいですか?大丈夫ですか?
いや、もうお任せします。別に聞かれて困ることではないので大丈夫ですよ。
はい、OKですOKです。
じゃあ、これからしばらくは広報士の作成の仕事がずっと続くと思うんですけど、これからについて考えておられることって何かあったりしますか?
そうですね。やっぱり広報、これからのことで言うと、今回翔太さんの本読ませてもらって、結構広報関係の方がそういう資格取られてる。
例えば色彩検定取られてたりとかいうのが結構紹介されてたので、僕も1年目でちょっと余裕がなかったんですけど、やっぱりああいうの見ると、やっぱり自分も受けてみようかなって本当に思ってます。
なのでちょっとこの本を活用させてもらって、広報系のスキルをちょっと高めたいなっていうのが、これから仕事面で思っていることと、
あとプライベートの面では今回の本で紹介させてもらった褒め達検定というのが、褒める達人という考え方、生き方がありますので、これを全国に広めたいなと思っています。
褒める達人を広めるっていうのは、主催側の一員としてっていうことですか?
そうですね。これ褒め達検定ってですね、検定だけじゃなくて認定行使制度っていうのがあるんですよ。
一般社団法人日本褒める達人協会の認定行使制度というのがありまして、半年間講座に通って、褒める達人を広める側の人間になるという、そういう制度があって、
僕が平成28年に褒め達の認定行使になりまして、それを広めていく立場に今あるので、
全国1788自治体ありますけど、そこに一人は褒める達人という考え方に共感した公民を増やすという、
で、褒め達公民1788全自治体に誰かおるっていう状態を作るのが今の目標でございます。
褒め達公務員を増やすということですね。
そうそうそうですね。
みんなが検定受けてなくても、その褒め達っていうものを理解して、それいいやんって共感してくれる人が1788自治体に一人いるっていう状態をまず作りたいなと。
結構コツコツやってると、すごく共感してくださる方もいらっしゃって、実は岡本の影響で褒め達限定3期受けたよっていう人が出たりとか、
このあたり嬉しかったのが、僕も認定行使になりたいですって言って、実際に認定行使半年間講座を受けてなられた方もいらっしゃるので、
本当にハマる人はハマるのかなというのをコツコツこれから続けていくって感じですね。
素晴らしい。ある意味資格取得だけで終わらずにライフワークになるっていう。
そうですそうです。これは本当になかなか素敵な出会いがあったなと。
それが今の夢なんですか?
そうですね。モッカの目標、夢として全ての自治体にそういう人たちができて、またそういう人たちが集うコミュニティってすごい素敵やなと思っていて、
だって褒める人たちが2000人近く集まってるわけでしょ。こんなハッピーなコミュニティないやろと思って。
そうですね。誰も傷つかないし。
今フェイスブックグループ作ってやってますけど、その褒め立つ公務員フェイスブックグループって今500人ぐらいいてるんですよ。
褒め達公務員の増加とネットコミュニティ
で、その500人もやっぱり素敵な人たちばっかりなんで、これが全自治体集まるってなると、これはなかなか素敵なコミュニティ、日本一素敵なコミュニティになるんじゃないかなと僕自身は思ってるところで。
顔がより一緒の公務員さんの顔が見えてくると、こういう人が働いてるんだとかっていうのが市民側というか住民側も分かると、やっぱりあの人に相談に行こうとかね。
そうですね。
ケアじゃないですけど。
でも本当なんかちょっとそういう時代になりつつあるというか、そのやっぱりなんか昔やったらその公務員って本当に窓口の人っていう感覚だけだったのが、そのやっぱりそれ先言ってたみたいな地方公務員アワードみたいなの出来だしてですね。
で、公務員の方が出版されるってこういう翔太さんみたいな機会も増えて、なんかその公務員というもの自体がなんかこう、あの何て言ったらいいんですかね、手触りのないものからなんかこう形がこう見えてきてるというか、こんな感じの人がいるんだっていうのがこう、そういう見えてくる時代になってきてるなという感覚があって。
それで言うと、その今言ったみたいにこう、人隣とかがこう見えてくると、ただの役所の人から、例えば岡本やったら岡本みたいな、そういう時代になりつつあるのかなっていう気はしますよね。
この褒め立つっていうのが一つのきっかけになるんじゃないかなとか思います。はい。
じゃあ最後告知というか宣伝で。
本当ですか。
はい。
ありがとうございます。
たくさんおっしゃっていただきましたけど。
改めての告知をじゃあさせてもらっていいですか。
はい。
2つだけすみません。
1つ目が、先ほど申し上げたような褒め立つ公務員っていうのをですね、全国に増やしたいというふうに思っておりまして、そのFacebookグループを作っていますので、もしこちら聞かれた方で興味ある方がいらっしゃったら、ぜひお声掛けいただいて、褒め立つ共感したよっていう方はぜひ一緒に褒め立つ広める輪に入っていただきたいなというのが1つですね。
もう1つが冒頭にご紹介いただいたように、現場のプロが優しく変えた実際の体能整理術という本を出版させていただきましたので、もしこの聞かれた方でご興味のある方だったりとかいらっしゃったら手に取っていただけるとありがたいなと、本当にこれ告知ですね、告知らしい告知をがっつりさせていただきました。
本の出版宣伝
素晴らしい。
最初のそのFacebookグループは別にあれですよね、受験予定とかじゃなくてもいける?
そうですそうです、本当に地方自治体の職員の方であれば、別に褒め立つ検定受ける受けない、関わらず参加いただいてますので、大丈夫です。
はい、ありがとうございます。
それではそろそろお時間になりましたので、今日のトークはここまでにしたいと思います。
本日のゲスト、岡本聖史さんありがとうございました。
ありがとうございました。
では次回も素敵なゲストをお招きしますので、お楽しみに。それではさようなら。
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