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  2. #298 『坂の途中の家』を監督..
2025-10-06 1:07:19

#298 『坂の途中の家』を監督と語ろう【ゲスト:森ガキ侑大さん&鈴木雄吾さん】※ネタバレ注意

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【森ガキ侑大さん情報】
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【作品情報】
2026年1月9日(金)公開
『架空の犬と嘘をつく猫』本予告

『愛に乱暴』
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『坂の途中の家』
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Prime Video

『おじいちゃん、死んじゃったって。』
公式サイト
Prime Video

【ユーゴさん情報】
・短編映画(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 入選)
The Head of Factory

・Podcast
語るにはあまりにも短すぎる
 しおん&ユーゴ


番組へのご意見・ご感想は、X(旧Twitter)にて「#愛の楽曲工房」まで。毎週月曜日18時配信

【番組への寄付】
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【番組へのお便り】
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【出演】
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青柳貴哉/ギチ(https://twitter.com/aoyagitakaya

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サマリー

ポッドキャストエピソードでは、映画『坂の途中の家』の監督、森ガキ侑大氏と弟子の鈴木雄吾氏がゲストとして登場し、作品にまつわる裏話や感想を語ります。彼らの出会いの経緯や、ポッドキャストを通じてのつながりについても触れ、視聴者の作品への興味を引きます。また、ドラマ『坂の途中の家』の制作過程やキャスト選定についても語られ、原作の素晴らしさや監督の意図がどのように作品に反映されているかが強調されます。監督のアプローチやキャスティングの決定的な要因について話し合い、演技のリアリティや技術的な工夫、現場での配慮が作品に与えた影響についても触れます。『坂の途中の家』では、家族や関係の複雑さが描かれ、ストーリーの中での意外な展開が観客に影響を与えます。森ガキ侑大氏と鈴木雄吾氏の対談を通じて、演出技術や主演の江口範子氏の素晴らしい演技についても話題になります。映画『坂の途中の家』の制作過程におけるキャストと監督の意見交換が行われ、役者の提案が映像演出にどのように影響を与えたかが探られます。特に、家族のダイナミクスや社会との接点に焦点を当て、感情的なシーンが生まれた背景が明らかにされます。

特別ゲストの紹介
スピーカー 2
愛の楽曲工房
はいどうも、Kiyonoriです。
太陽です。
スピーカー 3
青柳です。
スピーカー 2
さあ、ということでね、本日はスペシャルゲストをお招きしてお話をしていきたいと思います。
映画監督の森ガキ雄さんと、そのお弟子さんの鈴木雄吾さんです。お願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 3
いやあ、すごいこと起こった。
いらっしゃいませ。
スピーカー 2
初めてじゃないですか、映画監督の方が来られるのは。
そうかも。
かもしんない。
スピーカー 3
いやあ、そもそもゲストがそんなに来たことないやろ、これ。
スピーカー 2
ないので。
なんですけど、実はね、森ガキさん、まずは、僕ら、ヒグチ兄弟とお会いしたことあるんですよ。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
ですよね。
俺が、もうちょっと何年かぐらいは覚えてないですけど、東京で。
多分ね、15年前。15年前だった。
あ、15年前だ。
2010年、まだ会社化してない時だと思います。
そうかそうか。で、もうね、本当に言うのもめんどくさいけど、池田が、この我々の間を取り持ってくれたっていう。
そうなんですよ。
スピーカー 3
めんどくせえ。
スピーカー 2
池田雄二です。
スピーカー 1
池ちゃんのね、池ちゃんの繋がりで、お二人と出会えたっていうのはね、ありますね。
スピーカー 2
あいつ唯一、世の中にいいことしてるんですよ。
スピーカー 3
これだけ。
これだけ監督を引き合わせてくれたという。
スピーカー 1
これだけで。
スピーカー 2
そう、ヒグチ兄弟と森垣監督を引き合わせてくれるって、それってぐらいじゃないか。あとはもうクズなんで。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
っていう池田のおかげで、出会いしてっていうことなんですけども。
で、なんと、我々が何回か前に喋ってる、坂の途中の家っていう、今ネットフリックスで見えるわいわうのドラマの作品の監督をされてるのが森垣さんってことですよね。
作品の感想と意義
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 3
すごいことよ、これ本当に。
マジで。
スピーカー 2
この辺ね、どういう経緯でここに来るようになったかっていうのは、後々また優吾さんも交えてね、話していきたいんですけどね。
ということで、お弟子さんの優吾さんもお願いします。
スピーカー 3
はい、よろしくお願いします。楽しみです。
スピーカー 2
なんですが、じゃあまずはちょっとね、お二人に自己紹介という形で、お名前と何をやってるかというのをざっくり紹介していただきたいんですけども。
はい。
スピーカー 1
森垣さんからいいですか。
森垣幸寛で映画監督やっております。で、映画とかコマーシャルとかミュージックビデオとかドラマとかいろいろやらせていただいております。
すげー。
スピーカー 2
もう多岐にわたるね。
スピーカー 1
マジかっけー。
スピーカー 2
すごいっすよ、だから、映像に関するかなり広いチャンネルでやられてるってことなんですけども。
実際じゃあこの普段の仕事何してるかっていうのは、後編にね、もっと深掘りして聞いていきたいと思います。
はい。
で、優吾さんですよ。何者ですよ、優吾さんは。
スピーカー 3
僕もちょっと何者なのか一言でバッて言えない状況で今。いろいろそこら辺で、映像業界とかでなんかいろいろやりつつ、ちょっと英語ができるので、英語の翻訳とかやってますね。
スピーカー 2
へー、そうっすね。
ということで、一応今の立場的にっていうかは森垣さんのお弟子さんという形で。
スピーカー 3
そうですね、2年くらい前から森垣さんに会って、お世話されてます。
スピーカー 1
一緒に連れ回してます。
スピーカー 3
ありがたいことに。
スピーカー 2
いや分かります、僕も太陽も弟子がいた期間があるから。
スピーカー 3
ちなみに坂の途中の家の時ももういらっしゃったんですか、優吾さんは。
スピーカー 1
いや、それはもう本当ここ2,3年なんでいなかったんですよ。
スピーカー 3
あいのが曲工房で坂の途中の家の話されて、見ました。
スピーカー 2
あ、そうなんですね、僕らきっかけ。
スピーカー 3
2年くらい、会ってから2年くらい。そうなんですよ、見てないんですよ。
じゃあ、俺がこの中で一番最初に見てますね、監督。
スピーカー 1
そうなんですよ、そうなんですよ。
いやもう、だから青柳さんのおかげなんですよね、本当に。
スピーカー 3
おかげなんて言っていただけると。
スピーカー 2
でも僕もみんなに見ろよって言うとパー腹になるじゃないですか。
俺の先に見てくれよって。
スピーカー 1
弟子には言っていいと思うけどさすがに。
そうそう、だから今あんまり強く言わないんですけど、
タイミングあったら見てねーぐらいな感じで言ってて、
多分見てないだろうなーとは思ってます。
スピーカー 3
監督のそばにいて見てないのに、
スピーカー 2
このよくわからない青柳が言った途端見るっていうのも一番腹立ちますよね。
スピーカー 3
映画は見てるんですけどね、ドラマは持ってるんでしょうね。
スピーカー 2
ちなみに、高谷くんがいつもこうやってお勧めしてるわけじゃなくて、
いろんな作品を。本当に数えるほどの中の一つよね。
スピーカー 3
確かにそう。好きやけど映画とかドラマとか好きですけどあんまここで紹介とかしてないもんね。
スピーカー 2
そうね、番組の中でこれ絶対見てほしいみたいな感じで言うのは、
この10年間の中でもないかも。
スピーカー 3
初めてやったかも。
スピーカー 2
他にある?
スピーカー 3
いやマジ初めてやったかもしれない。
スピーカー 2
ないかも。
確かに。だって基本的に紹介されるのスピリチュアル系のTikTokくん。
スピーカー 3
それが紹介先輩?大切なネタチョイス?
スピーカー 2
逆にね。
まず珍しいし、それがたまたま森垣さんがやってたってことは知らんかった?
スピーカー 3
もちろん知らないし、まさか池田と、いや僕は池田ともめっちゃ仲いいですけど、
池田と森垣さんが繋がってるなんていうのも、ましやこの兄弟が繋がってるもんね。
なんも知らずに普通に言ったら、そう対応が偶然、これ市長監督やんみたいな。
スピーカー 2
確か本当にタイトルを教えてもらって、じゃあちょっとスタッフリストでも見てみようって、
くるくる見てたら、あれ?みたいな。森垣さんやんみたいな。
スピーカー 1
いやもうめっちゃ嬉しいですね。
スピーカー 2
一番嬉しいやつですよね。
スピーカー 1
一番嬉しいやつです。
スピーカー 2
知り合いだから見とこっかじゃなくて、ちゃんと本当に見たくて見てるっていう。
スピーカー 1
いやすごいですね。で、3人でもうこれ見て感想会しようみたいな言ってくれてたじゃないですか。
その時も聞いてて、ちょっと鳥肌立ってましたもんね。
スピーカー 2
えーすごい。
スピーカー 1
3人の時間奪って大丈夫かって。
スピーカー 3
そんなことないですよ。
スピーカー 2
あともう一個言うと、僕と兄ちゃんはあんまりドラマ作品とか映画作品って、あんまり日頃からたくさん見てる方ではないんですけど。
スピーカー 1
おっしゃってましたよね。
スピーカー 2
たかや君って普段からめちゃくちゃ見てるんですよ。
スピーカー 3
めっちゃ見るんですよ僕。
スピーカー 2
日常的に。
めっちゃ。
洋画法が問わずめちゃくちゃ見てる中で、数少ない僕らにこれだけは見といてみたいな。
スピーカー 1
嬉しい。めちゃくちゃ嬉しいです。
スピーカー 3
それくらいすっごい作品でしたよあれは。
スピーカー 1
6話ありますかね。長いですよね。
スピーカー 3
リアも。
あっちゅーまでしたよ。
スピーカー 2
マジであっちゅーまやった。
マジで面白かった。
ほんとに面白かった。
スピーカー 1
その話も実はね、こんなエピソードの後半でやっていきたいんですが、まずはね、なんでこんな森垣監督のような方が、この我々のような下水道でやってるアイドルの人がいる。
めっちゃ有名ですよもう。
スピーカー 2
下水道アイドルね。
いただいたかっていうところで、優吾さんが暗躍してくれてたっていう話なんですけど、もともとお便りくれたんかな最初。
優吾さんが僕らに。
そうですね。
メールフォームから普通にお便りくれて、1リスナーとして。
で、実はもう森垣監督の弟子なんですと。
で、コテンラジオとかから入り、樋口さんを知り、楽曲交付での聞いてくれたんですよね確か。
はい。
熱量と作品の影響力
スピーカー 2
で聞いてたら、なんかうちの師匠の話してるやんてなって。
スピーカー 3
そうなんですよ。夜中3時ぐらいに魚途中の家の話してた。
魚途中の家だけなら、まだまぁ森垣さんのドラマの話だってなるんですけど、そっからなんか樋口兄弟がお知り合いということで、もう鳥肌立ちましたね。
でもそっから感じますよね。運命的なものをね。
いや本当にね。全く別軸から。
スピーカー 1
それであのね、優吾くんから急に、森垣さん、魚途中の家、楽曲工房で言ってますよって言って、URLが送られてきて。
で、え?って見たら、あら?これ樋口兄弟がやってるやつだと思って。え?と思って。
あ、紹介してくれてるんだ。ありがたいですね。と思いながらこう、他のやつも聞いたらめちゃくちゃ面白くて。
ありがたい。
で、やばいんですよ。3人のトライアングルが面白くて。
嬉しいっすね。
スピーカー 2
森垣さんはそれまでポッドキャストを聞いたりとかはしてたんですか?日常の中で。
スピーカー 1
たまたまですね。本当にちょろちょろ、これ聞いてみようかな、これ聞いてみようかなっていうぐらいで、そんなにすごい聞くって感じではないんですけど、
もうドハマりして楽曲工房、その広告業界のこととか、いろいろあったじゃないですか。あれも全部聞きながら、山梨から東京の渋滞も全部乗り越えました。
スピーカー 2
すごい。めちゃめちゃ嬉しい。
すごいなあ。
スピーカー 3
嬉しい。
スピーカー 2
すごいなあ。
スピーカー 1
クオリティめっちゃ高いですよ、もう本当に。
嬉しい。
これちょっと怖いっすもんね、3人の頭の回転が早すぎて。
ねえ。
今日ついていけるかなってずっと。
スピーカー 3
ずっとないですけどね。
スピーカー 2
いやあ、大丈夫です。
スピーカー 1
回ってないね。
スピーカー 3
回ってないよ。
スピーカー 2
遅かったよね。
スピーカー 3
頭回ってないよ。回して、もっと。
スピーカー 2
もうちょっと回転上げていく。
スピーカー 1
回転上げて。
スピーカー 2
すいません、すいません。
今日はね、本当楽しく喋りたいだけなんで、僕らは。
ぜひ。
スピーカー 1
ありがとうございます。めっちゃ楽しみです、本当に。
じゃあちょっと話入っていきたいんですけど、
スピーカー 2
なんか、魚途中の家の感想会、何がそんなに良かったんですか?
僕ら思ってること喋ってるだけで、なんていうか。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
言っていただけるのは嬉しいんですけど。
スピーカー 1
考察というかですね、
1個1個のストーリーの見方と社会のあり方みたいなのがあって、
僕がこれが届いてくれたら嬉しいなっていうメッセージもちゃんと3人に届いてるし、
なおかつその3人が見てるところが、
結構その登場人物の葛藤とか、
パズルで俯瞰でみたらそれぞれ違う役割、
こういう役割でこのキャラクターはやりたいんだっていうのが全部伝わっていて、
そこの3人の見方みたいなのがすごく嬉しかったし、
面白かったなっていうのはありましたね。
だから結構真剣に見てないと、
ああいう解説にならないなっていうのはちょっと思ったんで、
他の映画もぜひやってもらいたいなって思いました。
スピーカー 2
いやいやいや。
高谷君だけは見てるかいっぱい。
映画めちゃくちゃ。
スピーカー 1
まあまあそうかな。
スピーカー 2
いろんな映画があるよね。
そうね。でも僕もたやもあんま見ないから、
映画評論みたいなのは全く基本的にできなくて、
作品評論みたいなのは。
スピーカー 3
ただこれは俺の方が多分見ちゃうけど、
2人の方が評論は上手にできると思うよ。
俺評論別に全然得意じゃないけどね。
スピーカー 2
そっか。
それはあるか知的レベルの。
スピーカー 1
知的レベルの。
でもすごい、何が良かったかって言ったら、
一番はやっぱ熱量なんですよ。
3人の言ってくれるこの熱量で、
いやこれ3人のこの楽居工房の解説を聞いたら、
見たくなるよなって本当に思わせてくれるから、
だからもしかしたらこれが違う映画でも、
もしかしたらなんならもうヨーグルトの解説とかで熱量がもしあれば、
売れるんじゃないかなって。
スピーカー 2
だってあの回1時間ぐらい喋りましたもんね。
確か。
でも多分ですけど、他の映画だったらこんな喋れないと思うんですよ。
スピーカー 1
本当ですか?いや嬉しいな。
スピーカー 2
それはまずテーマがやっぱりドストレートに今興味があるというか。
スピーカー 3
そうなんですよ。
スピーカー 2
なんかやっぱ自分もちょうど子育てをしていて、
子育てと作品への共感
スピーカー 2
他の今子育てをしている同級生とかもいる中で、
絶対に直面するこれ状況だからっていうのがまずありますよね。
あとやっぱ僕は歴史のラジオをずっとやって、
コテンラジオっていうのをやってるから、
ある一個の物事がいろんな角度から見たら全然違う風に見えるっていうのって、
歴史の中でも起こってるから。
だからそういう見方で見た部分もあるから、より刺さったのかもしれないですね。
スピーカー 1
いやめっちゃ嬉しいですね、本当に。
スピーカー 3
これはでも本当に子育てしてて思い当たらない人いないと思うんですよね。
この作画の途中には。
しかもそれなんか生々しく作ってらっしゃってて。
途中で前の感想会で言いましたけど、
家の嫁とかは全部見れなかったんですよ。
それくらい家中にいる人には刺さりまくる作品だと思いましたね。
スピーカー 1
だから結構友人とか知り合いの人とかにも、
もう一庭でちょっとギブアップしたとか、
あと夫婦一緒に見れなかったとか、いろいろありますよね。
スピーカー 3
これね、そうですよね。
夫婦の状況によっては見れないかもな俺は。
スピーカー 1
だから結構出来上がった時プロデューサーと、
これ夫婦で見れないってなると、
結構視聴者の視聴者数とか視聴率っていうのが、
大丈夫なのかなってプロデューサーと心配してたんですけど、
いや良かったんですよ。
数字がワンワンの中でもすごく。
だからそういう意味では、
逆にこれ夫婦で見れないかなって思ってたものでも、
ちゃんとしたクオリティのものだったら、
作品のクオリティと影響
スピーカー 1
数字がちゃんと行くんだなと思って、ちょっと安心しましたね。
スピーカー 3
夫婦で見れない面白いものいっぱいありますからね。
スピーカー 2
ありますね。
でもこれ本当に見た方がいいっていうか、
見るべき作品だなと思って。
免許の更新の時に、
スピーカー 3
交通安全のムービー見たりするじゃないですか。
スピーカー 2
あるよね。
スピーカー 3
サダマサシさん流れる役。
スピーカー 2
あれと同じ感じで、結婚式の式場とかで見た方がいい。
いやいやいや、嫌やろ。
スピーカー 3
結婚式の。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
さあみんなおめでとうございます。
気をつけてくださいね。
これ6話見てくださいって。
スピーカー 3
式終わって披露宴までの空き時間でこれ見た方がいいよね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
めっちゃ気まずくなりましたよね。
スピーカー 3
どんな空気になるんですかそれ。
こういうの待ってますからね。
スピーカー 2
バリバリに職場不倫の話とかあるけど大丈夫。
備えれる気。
スピーカー 3
見た方がいい。
見た方がいいよな。
スピーカー 2
まずだから嬉しいですよそこが。
スピーカー 1
熱量がね本当に。
僕嬉しかったですよ。車運転しながら聞いてて。
嬉しいなと思って自己理想になりましたもんね鳥肌立って。
スピーカー 2
またそこから違うドラマ始まるんですよね。
スピーカー 1
いやでもめちゃくちゃ嬉しかったですね本当に。
でやっぱりこれが未だにNetflixにこうだいぶ前の作品なんですけど
Netflixにこうかかってで反響もやっぱすごくてみんなからまたたくさんの人から連絡が来たりとかして
これは本当にあれなんですよねその角田先生の小説が素晴らしかったのと
あと本当にスタッフとね脚本の篠崎さんとプロデューサーと全員が集大成として作ったんで
なんか昔のものがこうやっていいちゃんとソフトを作ると
こうやってまた年越しに広がるっていうのはすごい実感したんで
やっぱいいもの作んないとダメだなって本当に思いました。
スピーカー 2
あーこれは良いなんか魂が入ってるコメントですね。
だって2019年ですもんね。
スピーカー 1
そうなんですよだからもう本当に6年前とか7年前とか6年前か6年前ぐらいですよね本当に。
スピーカー 2
魚途中の家はなんか僕ら以外にこうやってゆっくり語られたようなあれってあるんですかメディアっていうか。
スピーカー 1
いやないんですよ。
あないんですか。
結構そうなんですよそのワウワウさんって割とドラマやってPRっていうのがあるんですけど
監督が表だってこうPRするってことはなくて映画は結構あるんですよ監督が公開日が決まってその逆さんでこうPRしたりとか
でもあんまり魚途中はそうなんですよねなくてで舞台挨拶福岡でやったんですけど
僕イーフルエンザで行けなかったんですよ。
だからこうやって語っていただくってことはめちゃくちゃ嬉しいなって本当に思いますね。
スピーカー 2
だからなんか文化的なあれもあって映画って結構監督とか主演がバババって出てきますよね。
監督とプロデューサーの役割
スピーカー 2
ドラマってなんかそんなイメージあんまないですもんね。
スピーカー 1
そうですねどっちかって言ったらこれ文化的なことかもしれないですけどドラマは脚本化主体でこうプロデューサーと始まっていくっていうのがあって
ワウワウの場合は結構全然違うんですけど多分地上派はそういうのが多いかなって
全部じゃないんですけどね多いかなってで映画はやっぱり監督主体で始まっていくっていうのが結構やっぱり多いかなっていう感じですかね。
スピーカー 2
多分これ聞いてる方って監督って何するのとか脚本化って何プロデューサーって何とかがいまいち分かってないかもしれないんで
例えばこの坂の途中の家だったら監督の仕事ってどういうのなのかみたいなのってお聞きしてもいいですか。
スピーカー 1
そうですねまず流れとしてプロデューサーから実は角田さんの原作でこういうドラマをやろうと思うんですけど
まずどうですかっていうのが来てで受けるか受けないかっていうのを考えるんですけど
まず小説を書くと先生の小説を読んでですねもう鳥肌が立ってこれをドラマ化ってできるんですかねみたいな話をいろいろしてたら
一応そのロングプロットっていうかその本になるまでセリフがまだあんまり書かれてないような
実はもうプロデューサーが脚本化と一緒に考えてるんですみたいなのがあってもうそれもクオリティもすごかったんですよ
でも一個だけこれ言えるんだとしたら僕が監督するんだとしたら結構最初裁判の密室劇だったんですよ
で結構密室でずっと会話をしててやっていくっていう流れだったんですけど
プロデューサーに結構ちょっと変えないといけないかもですけど僕がもし監督するんだったらこの裁判はちょろっとで
その周りの私生活をもっともっと描きたいかもしれないですそっちの方にちょっと本って変えれるんですかねみたいな話をしたら
ちょっと戸惑ってましたけどそっちに変えてったんですよね
スピーカー 2
えーじゃあ全然違うんやもともと
スピーカー 1
最初の頂いたやつと構想とは全然違いますね
スピーカー 2
すごいそれは
スピーカー 1
そうなんですよ
スピーカー 2
かなり違う作品になりますねこれが裁判所での密室劇だった場合と
スピーカー 1
そうですそうです
スピーカー 2
だって家のシーンとか実家に行ったシーンとか主人公の梨沙子とかが行ったシーンとか
あとそのね裁判官それぞれのストーリーがあったじゃないですか
あれとかもそんなに描かれずにっていう作品が入ってた可能性もあったってことですか
スピーカー 1
全然ありましたもう本当に密室で表現していくっていうでもやっぱりこれその裁判というのは
一個のその何て言うんですかね道具ただの道具ただっていうか道具なんですけど皆さんが集まる
でも本当はその裁判所に集まるまでのその私生活みたいなのがめっちゃ大事じゃないかなって
思ってそうなんですよそれでそこをしっかりと描きたいって言ったんですけど
そしたらやっぱロケ地の数が増えるじゃないですかすごい
当初計算してたお金の計算と違うからプロデューサーたちがあたふたしだして
そうなんですよこれロケ地何個増えんだみたいな
それでちょっと無理やりやっただから監督はそういうふうに本を一緒にこう作っていきながら
やるパターンもありつつそしてそれを何て言うんですかスタッフィングして
具体的にしていくみたいな感じですかねでプロデューサーはそれをお金を管理しながら
作品をどういうパッケージにしていくかというのを監督と話し合って進めていくっていう感じで
分かれていくでもその映画とドラマでそのプロデューサーと監督の進め方とかも本当に
100通りぐらいあるんでやり方も全然違いますしそこはそうですね
ワウワウさんって映画監督とか監督を立ててくれるところがあってですね
結構すごいやりやすかったですね
スピーカー 2
そうか若干曲とかによっても雰囲気が違ったりするってこともあるんですね
スピーカー 1
全然違いますよこの曲はこういうやり方だとかテレビ曲はとか
ネトリックさんはとかいろいろ多分皆さん本当にやり方は違ってくるかなと思うので
本当に当時担当してくれてたオーカーのプロデューサーと脚本の篠崎さんと
あと黒沢さんというプロデューサーを見たんですけど結構みんなで話し合って本当に形にしていったなという感じですね
スピーカー 2
そこでもう今だから言えるみたいなバチバチやり合ったりとか意見割れたりとか
スピーカー 1
ありますよねやっぱり黒沢さんって現場のプロデューサーはいたんですけど
ずっとワウワウの岡野さんを見ながらこれロケ地増えたんだけど大丈夫みたいな目線をずっと送ってました
スピーカー 2
そこはだから管理する領域が違うからね
やっぱ演出を管理しないといけない方とお金を管理しないといけない方ってどっちでもぶつかるから
スピーカー 1
そうなんですよ
スピーカー 2
なんかこの辺も多分普通にパッとこのエピソードだけ聞いたら現場で喧嘩して怖いみたいなこと思うかもしれないですけど
実はいい作品ってそこの攻め合い絶対ありますよね
スピーカー 1
絶対ありますね本当にだから全然違いますもんね目的がやっぱりお金をいいもの作ろうと思えば思うほどお金がかかっていくし
だからそうですねそこの反比例しますよねやっぱりやりたいいいものを作るものとお金っていうどこまで守るんだみたいな
スピーカー 2
ちなみにキャストが豪華すぎますけど出演者のこれってなんかどうやって決まっていくんですか
例えばなんかこの予算だったらこのキャストってハマるのかなみたいなことがありそうですか
スピーカー 1
いやありますね本当にキャスト費もすごいかかると思うんでそのキャスト費とロケ地のどこがどういうふうにお金をするのかっていうのを
多分黒沢さんっていうプロデューサーはずっと悩んでたと思いますねかなり
スピーカー 2
一回理想のキャストを描いてみようみたいな感じでやるんですか
スピーカー 1
そうですねでも今回はめちゃくちゃ理想のキャストほぼほぼ集まりましたね
スピーカー 2
めちゃくちゃ豪華ですよね
スピーカー 1
それはもう本当にプロデューサーの力もかなりあったと思いますねやっぱり
スピーカー 3
結構あれ監督のリクエストが結構通ったりもするんですよねもちろんそのキャストに
スピーカー 1
しますねこうしましょうあしましょうっていうのはもちろんかなり決定権はプロデューサーと一緒に話し合うんでありますね
スピーカー 2
でも僕はあれなんですけどとあるテレビ局とか大きい映画会社とかではもうガチガチに決められたまま来るっていうこともかなりありますね
この主人公と主人公二人と言っていいのかな柴崎幸さんと水野美希さんとかってイメージあったんですか監督の中に
スピーカー 1
ありましたね本当にで柴崎さんもプロデューサーと僕とでみんなで決めて誰がいいですかねみたいな話で結構決めてたっていうのもあってですね
結構その柴崎さんと顔がちょっと系統が似てるんだけどちょっとタイプが違うっていう人がいいなと思ったんですよその
重ねやすいってことですよねそうなんですよ重ねやすいというで演出でもうその鏡みたいな感じで柴崎さんと水野さんが
やった役がこう何て言うんですかもう入れ替わるみたいなね入れ替わるみたいな演出は絶対やりたいなと思ってたんで似た人
スピーカー 2
似た人誰かなと思った時に困った時に水野さんなんですよ確かおじいちゃん死んじゃったとかにも出てらっしゃいましたもんねそうなんですよ困った時の水野さん
スピーカー 1
トランプのジョーカー的な切り札みたいなトランプのジョーカー的な感じですよ本当これもうこの役めっちゃ難しいしどうしようと思ったら
スピーカー 3
だいたい困ったら水野さんですよちょっとこの水野さんめちゃくちゃ開演というかすさまじかったすごいですよすごかったと思うんですよ水野さんの演技というか
スピーカー 1
もう最後の裁判で水野さんが泣いた瞬間僕モニターで泣いてましたから
演技とリアリティ
スピーカー 2
あのシーンはもうだからあのぽろっと涙を流すためのそこまでの演技ですよね
スピーカー 3
この人が涙流すのっていかに思わせつつかじゃないですかそこまで本当に何を考えてるかわからない殺人鬼としか見えてなかったものがやっぱちゃんと
彼女の心に触れた瞬間というかですねあそこが
スピーカー 1
いやそうなんですよまあすごい結構大役だしその難しい役なんで
あので柴崎さんに似てる人で年齢も近くて誰だろうなーって探してもう水野さんしかいないなーと思って
もう水野さん一択でしたら本読んで面白かったですつって言っていただいて
スピーカー 2
いやだって僕あの本当に高井くんが勧められて見ているだけじゃないですかだから主演が誰かとかあの誰が出てるかとか全然もうまあ言ったらあの水に見てたんですけど
最初出た時これ水野美希さんって気づかなかったですか
俺もわからなかった
気づかなかった
スピーカー 3
俺もわからなかった
スピーカー 2
このなんかこの俳優なんかすげー演技するなと思ったらロールカーなんかで水野美希って出てきてえ?ってなって
スピーカー 1
多分一番喜ぶんじゃないですか水野さん本当に
スピーカー 2
いやだって言ったらいい意味で
スピーカー 3
受験者の見た目でしたもんねもうわかりやすく
スピーカー 2
あんだけ女優であんだけオーラ消せるのすごいですね
スピーカー 1
いやすごいっすねもうだから役作りもそうですしやっぱりそうあの求めたものの上に行ってくれるんで
やっぱすごいなって思いましたね本当に
スピーカー 2
演技すごいで言うともっといてちょっともう言い過ぎてあれなんですけど
ところで優吾さんこれあれですよね僕より後見てるんですよね
スピーカー 3
優吾さんあれですよね僕が教えてやって見てるわけですよね
そうですね公共の電波図体で知り
あこれ森垣さんのやつ見ないとダメだと思ってその時に見始めました
森垣さんが言っても見なかったのに青柳が言ったら見たというね
スピーカー 1
これがすごいあれですよ伝え方のね伝え方のプロですよもう
スピーカー 2
伝えたいことあったら僕通して言ってもらえればあのいい感じで伝えますね優吾くん
優吾さんにね
スピーカー 3
本当に打ち合わせの1時間前とかに見終わりました僕
スピーカー 2
マジっすかほやほやの
いやなんで多分あの話全然入ってきてもらって大丈夫なんで
聞きたいことだから市視聴者目線で聞きたいこととかあると思う
スピーカー 3
本当そうですね僕もあんまりだから森垣さんといろいろな映画の話とかするんですけど
あんまりこの魚途中の家については話も聞いてなかったんで
見てからいろいろ細かいところの質問がどうやって撮ったんですかとかの質問がたくさん浮かんできてるんですよね
スピーカー 2
全然入ってきてもらって大丈夫なの優吾さん目線聞きたいですね
スピーカー 3
僕が一番気になったのは何回も繰り返されるあの水野さんが子供を落とすシーンの寄りがあると思うんですけど
あれどう見ても本物の子供だよなと思ってでも手から離れててスローモーションで撮られてるんですけど
あれどうやって撮ったんだろうっていうのはずっと僕母親と見たんですけど母親とあれどうやって撮ったんだろうって話しました
スピーカー 2
技術的な話
スピーカー 3
落とすなんてこと絶対に現場では危ないからやらないんですよ
特にこのレベルだとでもなんか人形にも見えないしなと思って
そこちょっとすごい細かいんですけど聞きたかったなっていうのがあって
スピーカー 1
本当の赤ちゃんを本当に1センチぐらいちょっと下にスッてマットを引いて大人4人5人ぐらいで本当1センチですね
1センチスッとで後から編集で手を消してるっていう
スピーカー 3
マットに置くところが落ちてるかのように見えるように編集したってことですよね
スピーカー 1
手はついてる支えてるんですけどそれを編集で全部消してっていう結構大変な作業でしたね
スピーカー 3
森垣さんの現場とかに見学とかさせていただきますけどめちゃめちゃ配慮が行き届いててめちゃめちゃ心地いいというか
いわゆる動画が鳴り響くような現場じゃないから絶対にそこ配慮してるだろうなって
いややっちゃえみたいな監督も予算がなかったりとかするとたまに話は聞くんですけど絶対に森垣さんありえないと思って
でもこれリアルだよなっていうのはずっと感じてすごい
スピーカー 2
だからこその質問だったんですね
スピーカー 3
あれが本当の赤ちゃんじゃないってなるとさすがにやっぱちょっと冷めちゃいますもんね見てる側も
技術的な工夫
スピーカー 1
人形じゃんがわかっちゃうとちょっと冷めると思いますよ
だから似た人形があったんです赤ちゃんの人形それでやってたんですけど
みんなこれ人形ってなったらみんな冷めるよねって話になってどうしようかみたいな話で
でも結構事前に赤ちゃんのところはかなりデリケートな部分だったんで結構打ち合わせ密にやりましたね
あれが本当の赤ちゃんだからこそ水野美樹さんが残忍に見えたというかというのにも繋がってきますね
スピーカー 2
これはさすがなんか弟子ならではの
あとちょっともう一回僕あれに戻りたくてキャストに戻りたいんですけど
本当に演技すごくて
高畑篤子さん
スピーカー 3
いや俺も今言おうと思ったマジで
スピーカー 2
あのだから主人公梨沙子の実の母親
スピーカー 1
すっごいよね
スピーカー 2
あの圧力というか何と言うやろな
スピーカー 3
リアリティかなあれはなんかオルっていう感じなんかした俺
スピーカー 1
いやもうあれなんて言うんですか高畑さんもだし皆さんすごいじゃないですか圧が
女の戦いというか女性の対決みたいな
もう疲れましたね
スピーカー 2
演技とはいえ
スピーカー 1
演技とはいえ見てて疲れるし
あれだけの大御所さんたちがこう集まって大宴会というか大運動会みたいな感じで
なんて言うんですかもうだからかなり演出するのも疲れましたし
でも高畑さんやっぱすごすぎて水野さんが
高畑さんと水野さんの演技が終わった後に
水野さんがちょろって僕の耳元で高畑さんやばい
スピーカー 2
それはガチのやつやな
スピーカー 1
そうだから多分皆さんやっぱこう一緒に演技をセッションしあってて
この人の領域ってすごいんだなっていうのを多分お互い感じ合うんだと思うんですよ
その時にずっと水野さんは僕がコーヒー飲んでる横で
高畑厚子やばいです
言ってましたね
スピーカー 2
そうか
あれを映像で見てもあんだけやばいんやから
生で見たらすいませんってなりそうやもん
毒親っぷりね
スピーカー 2
こういうのって森垣さんが監督した後で
スピーカー 1
女性への接し方とか変わったりするんですか
めちゃくちゃ変わりましたし
あとは最初から読んだ時にすごく接し方変わるんですけど
なんか難しいのが
やっぱり変わるんだけどもそれを過剰にやりすぎて疲れちゃうみたいな
逆に今女性に対してしっかりとサポートしないといけないじゃないですか
いろんな面で
だから割と男を善とする時代が急に変わっちゃったというか
だからそこのチューニングは
もともと僕結構女性的な思考が結構強かったんでそこは大丈夫だったんですけど
結構それよりも時代がもっとそっちのちゃんと大事にしないといけない
当たり前大事なんですけど
価値観がこのドラマをやってかなり変わった気はしましたね
この男女間の問題って分断するのすごい嫌だから
なんて言っていいかが結構難しいですよね本当に
スピーカー 2
お子さんもいらっしゃいますしね
ご自身も子育てをする中で
やっぱ一番ちょうど過渡期だから
僕らの世代が多分そうだと思うんですよ
子供の頃はザ父親ザ母親みたいなところで生きていて
今じゃあ僕らが大人になったら
あの時の価値観使っちゃいけないのみたいな
ちょうど過渡期にいるから
アップデートするところは大変ですよね
スピーカー 1
そうですねだからそうなんですよ
自分の父親が三井志賢さんみたいな感じもちょっとあるのあるんですよね
スピーカー 2
分かるって感じしますね
スピーカー 1
分かるって感じが
風景見てた
だからもしかしたらそれの中間地点にね
清則さんも青柳さんも太陽さんも多分
僕ら世代ってそういう世代だと思うんで
だからちょうど変わる世代で
父親が三井志賢さんがやって役みたいな感じがあったりとか
でもそれ父親にしては別に悪気もなくて
本当に自然にそれを過ごしちゃってるんですけど
今そういうことをしちゃうと
なかなか難しい問題もあったりするじゃないですか
やっぱりサポートできてないとか
でもそれを両方知れるから
あれを演出できたのかなとは思うんですよね
スピーカー 2
知ってるからね
スピーカー 1
知ってるから
スピーカー 2
だから今あの態度だったらおかしいってなるけど
じゃあ三井志賢さんの役に対して
嫌悪感を抱いたかというとそうじゃないですよ実はね
スピーカー 1
そうなんです
スピーカー 2
こういうおっちゃんあるもんねみたいな
スピーカー 1
いや本当そうですね
スピーカー 2
それはだから僕の父親とかもやっぱり
父親善とした父親だったと思うんですけど
それに対して悪い印象はないから
同様に三井志賢さん演じるあの役もないんですけど
なんかだからね
スピーカー 1
いやだから結構父親は
割と食卓にいるときは
割とずっと座ってるっていう
母親が料理の準備とか色々してるんですけど
やっぱでも母親が体調悪い時とかは
土曜日の朝とか日曜日とかは
結構父親がそういえば記憶に起こせば
パン焼いてくれてコーヒー
コーヒーは当時僕は飲まなかったけど
牛乳入れてくれたりとか
簡単なご飯は作ってくれるときは
作ってくれてたりとかはしたんで
時代なのかなって思いますけどね本当に
スピーカー 2
そうだからこれ僕らの時も
感想会でも言ったかもしれないですけど
誰一人悪気があったり
誰かに迷惑かけようとしてるやつっていないんですよね
であってますよね監督
これ違ってたらもうめちゃくちゃ
スピーカー 1
いやいやいやもうあってます
だからその社会っていうもの自体が
変わってきてる中で
その家族とかそういう生態というか
組織というかなんか家族感みたいなのが
価値観がガラッと変わっていくんで
だから割と本当に悪い人はいないっていうのも
正解ですよね
スピーカー 2
ただあるのはそこに立場や
境遇があってそこにはまったら
もうそうせざるを得なくて
無意識にそう振る舞っているっていうだけの人たちが
ただただいて
それでお互いの利害関係だったり
お互いのうまくいかないことがあるから
問題になってるだけなんであって
なんか生きてる人その人その人は
全員一生懸命生きてるだけなんだろうなっていう
スピーカー 1
いやもうそうなんですよ
だからそれ聞いて
うわぁすごいあの考察すごいなぁと思って
もうちょっと感心してちょっと嬉しかったですよね
スピーカー 3
ほんと古典ラジオですね
スピーカー 2
まさかそう古典ラジオ味があったんですよね
スピーカー 3
なんか僕も映画の勉強してて
脚本すごい今ハリウッドで活躍してる
アーロンソーキンっていう脚本家がいるんですけど
彼が言ってるのが脚本家として
キャラクターを描くときに
絶対に悪役を描いちゃいけないって言ってて
その全員自分のロジックがあって
自分が正しいと思ってることをやってるだけだから
映像に落とし込んで見たときに
悪役に見えるだけで
その人の内面
全員のキャラクターの内面を知ってる脚本家は
全員味方じゃないといけないっていうのを言ってて
まさにそれを具現化してる作品だなと思いました
確かに
スピーカー 1
すごい
スピーカー 2
じゃあアーロン見てんじゃないですか
魚飲み途中の
これ見てよかったんですかね
これ見て影響を受けた人だったんじゃないですか
スピーカー 1
可能性あるかもしれないです
怒られます
スピーカー 2
過去の僕らの感想から聞いて
確かにと思ったから言ってるかもしれない
スピーカー 3
翻訳ついちゃうんだけど
翻訳ついてないからね
ここ最近の話
スピーカー 1
あとは脚本の篠崎さんもやっぱりすごい
本当に繊細な脚本を書いていただいたんで
作品の社会的影響
スピーカー 1
すごいなとは思いますね
スピーカー 2
脚本も
ちょっとあれも聞きたくて
演出の中でインタビューをしてる対象が
実は水野美希さんの役だと思ったら
スピーカー 1
西田さん
西田直美さんでしたよね
スピーカー 3
西田直美さんが
地層の人かなんかでしたよね
スピーカー 2
確か
神女という役で出た
西田直美さんがインタビューずっとしてるじゃないですか
それが水野美希さんが演じる水穂に対して
インタビューしてると思ってたら
実はリサコのことを
主人公の柴崎剛さんですね
リサコのことを聞いてたっていう
演出っていわゆる呪術トリック的なことだと思うんですけど
あの辺って脚本の時からあったのか
スピーカー 1
あれも脚本の時からもありました
だから一番やりたかったミスリードというか
これ何が起こるんだろうどういうんだろうって言って
ゴールはこれ違ったんだ
目線が違ったんだっていうところは結構書くとして
プロデューサーと脚本家と僕の中であったんで
それはもう脚本の中ですごくうまく
鮮密に書かれてたんで
いやこれすごいなと思って
でもそれをどう演出で持っていこうかなっていうのは
かなり緊張しましたね脚本がうまいようになってたんで
スピーカー 2
どちらとも伴われるような
セリフ回しをしないといけないし
あの人がとか言わないといけないしとか
スピーカー 1
だから結構バランスが難しいですよね割と
スピーカー 3
たぶん結構テーマに寄与してますよね
どんでん返しが
どんでん返しって好きじゃないですかみんな
どんでん返しをするだけのどんでん返しとかもあるんですけど
ちゃんとどんでん返しでこの人だと思ったのが
この人だったっていうのが
ちゃんとテーマとして加害者に自分もなり得るっていう
ちゃんと意味のあるどんでん返しだと思う
スピーカー 2
ただのドッキリでしたではなくて
みなさんもいつでもこうやって認識次第によっては
どちらかにもなるんだよっていうののメタメッセージですね
スピーカー 3
そうですね
原作と家族のテーマ
スピーカー 2
っていうのがめちゃくちゃ良かったですね
スピーカー 3
本当に素晴らしい魚途中の家
スピーカー 2
他にもね映画をいっぱい撮られてるんですけども
僕見たのは愛に乱暴っていう映画
スピーカー 1
ありがとうございます
スピーカー 2
これ2024年に公開された絵かな
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
実はこれもやっぱ家族がテーマになってるんですよね
スピーカー 1
そうなんですよ
結構魚途中に似てるなぁとは思って
そうなんですよ吉田秀一さんの原作なんですけど
結構
スピーカー 3
怒りとかの方ですよね吉田秀一さんって
スピーカー 1
そうですね今で言うと国宝の
スピーカー 3
悪人とか悪人とかもそうですか
スピーカー 1
はい怒りとか国宝の悪人とかそうなんですよ
どうしてもこの原作吉田先生の原作をやりたくてですね
本当に4年ぐらいかけてようやく着地したっていう感じですね
スピーカー 2
これは森垣さん側からこの作品をやりたいですねってことなのか
そうかオファーがあったのか
スピーカー 1
これはですねもう僕からずっと原作を握りしめて
一緒にやってくれるプロデューサーを探して
スピーカー 2
そうなんですね
スピーカー 1
そうなんですよ
スピーカー 2
森垣さん発信あったんですね
スピーカー 1
そうなんですよ
スピーカー 2
そういうパターンもあるんですよね
スピーカー 1
そういうパターンもあるんですよ
スピーカー 2
この時は優吾さんも関わられてたんですか
スピーカー 3
そうですね多分脚本を映像化
そうですね撮影のいろいろ始めたあたりですかねおそらく
スピーカー 1
現場には来てもらいましたね
スピーカー 3
そうですねいろいろ宿泊してるとことか
見ながら現場入ってこんな感じでやってるんだっていうのは
間近で見てました
家の中とかがめっちゃ生々しかったですよね
スピーカー 2
生々しかった
スピーカー 3
それぞれの住んでる家あるじゃないですか
スピーカー 1
すごいんですよだからあれも本当の家なんですよね
普通セットでやるんですけど
本当の家の床を掘ってみんなで
スピーカー 2
そうなんですね
スピーカー 1
そうなんです最後ガチャンってやっちゃうじゃないですか
それもできる家を探さないといけない
スピーカー 2
マジっすか
スピーカー 1
そうなんですよ
スピーカー 3
すげー最後あれ壊してたから
どうしてるんやろっていうのも思ったんですよね
スピーカー 1
海外の映画祭でも日本人はお前らクレイジーかって言われましたもんね
スピーカー 2
あれセットじゃないって言ったら
スピーカー 1
だからかなりあれ大変だったと思いますよロケ地探すの
離れと思い屋があって
スピーカー 3
そうですよね同じ敷地内にね
スピーカー 1
そうなんです同じ敷地内にあってでL字になって
で床下掘れて最後壊せる家探してください
もうむちゃくちゃですからね
スピーカー 3
条件エグ
スピーカー 1
条件エグいんですよ
スピーカー 3
スーモーじゃ絶対出てこない
スピーカー 2
どういうチェック項目なの
壊せるにチェックが入れて検索したらだいたいゼロ件
L字
撮影OK
スピーカー 3
すげーな
スピーカー 2
これじゃあ本当にプロデューサーの方とか制作の方とかがめちゃくちゃ探して見つけてきたんですか
そうなんです見つけてきたんですよ町の人と一緒に
スピーカー 3
だからこそあの生活感みたいなのが
スピーカー 1
あるんですよねそうなんですよ
スピーカー 3
家に刻まれた年齢みたいなのがね
スピーカー 1
ありますあります本当に
こっちありますよね
スピーカー 2
確かにな
すごいな
これネタバレOKにここからしようと思うんですけど
いいですいいです
畳開けて床下みたいなものを掘ったりとか柱とか切ってましたよね
スピーカー 1
柱切るやつはあそこに一本だけつけたんですけど後から
主演の演技とテーマの深さ
スピーカー 2
切れるような柱
スピーカー 1
流石にやばいから
流石にみんないるときに柱切って倒れてきたらやばい
でも床下はもう本当に
だから怖かったのがこれだけ家が壊していいよ離れLGって条件揃って
これすごい条件揃ったから関東近郊だし綾瀬なんですけど
すごい良い場所見つかったなと思って
でもこれたまにあるじゃないですか床下開けたら床がもう人が入れないようになっている構造とか
コンクリートが入っててみたいなとか
そうなってたらまずいなと思ってみんなでヒヤヒヤしながら
床下は誰もロケハン行く前から分かってなかったんで
みんなでロケハン行って畳バッて開けたら土だったのでみんな拍手
スピーカー 3
すごいところで盛り上がるんですよ
スピーカー 1
よかった土でよかった
スピーカー 3
映画見てその拍手想像できなかったな
スピーカー 2
できんやろ
この作品もやっぱり演技がすごい
主演の江口範子さんですか
江口範子さん
この人の演技もちょっとすごかったっすね
すごかったよね
スピーカー 3
表情がね
スピーカー 2
蒸気をしているところでも
それでいて本当に上品で綺麗な顔も見せるし
表ではね
スピーカー 1
結構テーマとしては江口範子さんをすごく綺麗に撮ろうっていう
もちろん綺麗な方なんですけど
その綺麗さと綺麗さの中に出てくる汚れた部分とか
ドロッとした部分を表裏一体で見せていくっていうのがテーマだったので
結構美しく撮るっていうのは結構カメラマンと話してましたね割と
スピーカー 2
そうですよねだからここの触れ幅があればあるほど作品に深みが出てくるから
そうなんですよ
スピーカー 3
いや江口さんよかったっすよね
スピーカー 2
江泉忠さんの演技も絶妙だったっすね
興味あるのかないのか
スピーカー 1
分かんないっすよね
スピーカー 2
あのラインというかすごいねえみたいな
スピーカー 1
これが坂の途中の家ともリンクしてくるよね
田辺さんですよね
田辺さんと小泉さんみたいなね田辺誠一さんと
スピーカー 3
なんかこの仕事めっちゃできるんやろうけどちょっと人間として薄いのかなみたいな
スピーカー 2
でも完全に薄いっていうものを出すわけじゃなくて
一応興味があるっていう手は取っとくんだけど
本当は何考えてるかわかんないっていうのを説明なく演技で見せるっていう
スピーカー 1
いやーあれもねすごかったです
だから結構ああいう人っているじゃないですか
はいはいいますよね
いるんですよ本当に
だから結構それを小泉さんと結構入念にどういう役をやってほしいかっていうのを結構話しましたね
本当に二人きりで
だから結構もういつもの小泉さんがやってる役とはちょっと違う役を本当にやりたいんで
まずは髪型とかそういう服装とかも含めてちょっとガラッと変えていきましょうみたいな
スピーカー 3
確かにあの一瞬最初気づかなかったんですよ小泉幸太郎さんだったら
スピーカー 1
そうですよ結構皆さんね本当最後まで気づかないことが多いんで
スピーカー 3
ですよねちょっと分かりにくかったですよねそれの役作りはそういう感じだった
極善世代だったんで
スピーカー 2
はいはいはい
スピーカー 3
極善のイメージで小泉さんみたいだから現場に行ってあの
おはようございますみたいな誰かをほとんどみんな分からない状態で
今の小泉さんみたいな感じになりましたもんね実際に会っても
スピーカー 2
そこで会っても分かんないぐらい役作りがね
スピーカー 3
全然分かんなかったですね
スピーカー 2
あれなんですよねあんまりその悪い役というか悪者に見えるような役ってあんまりやってきてないでしょ
スピーカー 1
そうなんですよだから結構小泉さんやると面白いんじゃないかなって思って
で割とそのサイコパスな見えない狂気みたいなのを
結構爽やかで結構いい人っていうイメージが結構強いじゃないですか
だからそのギャップがもしできたらすごく面白いんじゃないかなってプロデューサーとそこを話してですね
下町ロケットかなんかで一回だけ悪役やってましたね
スピーカー 3
めっちゃハマってたんですよそれも
スピーカー 1
確かに確かに
スピーカー 3
なんか僕小泉さんがなんかこの嫌な人間というか愛されないような人やってる時僕大好きなんですよ
でも普通にテレビに出られてる時とかすごい接しやすいしすごいいい人のイメージじゃないですか
そこがまず大前提崩れてるのがもう相当気持ちよかったですね
スピーカー 1
いやーすごいですね素晴らしいですなんか喜ぶと思います小泉さんも
スピーカー 3
小泉さん悪役結構ハマるんだよなやっぱ
スピーカー 2
その俳優と二人でなんかコンコンと話すみたいなのって役について
CMとかだったらなかなかできないことなんですか
スピーカー 1
そうですねたまにやる時もあるんですけどやっぱりコマーシャルはできないですね
もうそういうふうに全体性が良くないところではあるんですけど
広告業界の全体性がそういうふうにやっぱりなってないっていうのはあるかもしれないですよね
だから結構そのドラマ仕立てのものとかもしあるんだったら一日でも会って本当は話せたらいいんですけど
でもまあコマーシャルの時はもう現場に来て朝来て話してじゃあやってみようみたいな感じなんで
そうなんですよそこはまたねこの間の広告界の会の時にいろいろ
スピーカー 2
そう横からいろいろ僕も聞いてみたいこといっぱいあるなと
スピーカー 1
あの樋口兄弟のもう本当に青柳さんと一緒に横からいっぱい質問してみたいなと思いながら
もう車運転しながら質問しましたもんねこういう時どうなってるの
スピーカー 2
答えたかった
スピーカー 1
その車乗りたかったな俺
いやそうなんですよだからいろいろやり方は違いますよねアプローチの仕方はやっぱり
スピーカー 2
あとじゃあ僕個人的に印象に残ったシーン何個かあるんで言ってみていいですか
スピーカー 1
ありがとうございます
スピーカー 2
ああいうことがいいですね離れをもらうことになるんかな確か
なんか時でお母さんとの関係がちょっとダメだなってなった時に
スピーカー 1
ゴミは別々に出しませんかっていうシーンがあるんですよ
スピーカー 2
なんかここが象徴的なシーンなのかみたいなところですぐ印象に残ったシーンですね
今までずっとゴミを別々に出しててみたいな
燃えるゴミとかを出してたんですねお母さんありますかってコンコンって言って
でも言うても収止め関係でなんかまあいろいろありつつも
まあゴミ出しはやってやるかみたいな感じでやってたのが
完璧に心が離れたっていうのを多分表現してるシーンだと思うんですけど
スピーカー 1
いやそうなんですよ結構あそこも大事なターニングポイントで変化するっていう
二人の環境が変化していくっていうところで
キャストとの意見交換
スピーカー 1
まあそれぞれもお互いそれぞれの人生を送りましょうねみたいなところを描きたかったんで
結構でもその時に役者から結構提案がいろいろあって
結構吹雪純さんから別々にゴミは分けてやりましょうねって言ったら
なんかね吹雪さんが今からっていう風にしませんかみたいなセリフを一個追加したんですよ
スピーカー 2
そうだそうだ明日から次回からか言ったのかな
次からゴミは別々に出しませんかってえぐち野里子さん主演のえぐち野里子さんが言ったら
もう今からでいいんですよ
スピーカー 1
そうなんですよであれは吹雪さんの提案でしたね
すごい
だから結構監督あれ今からってしてもいいですかって
確かにそうだなと思って何回かお芝居してたらそっちの方がハマりますねいいですね
結構本当に映像ってみんなで話し合って
主者選択していくっていうのはめちゃくちゃ面白いなとは思いましたね
スピーカー 2
だからもう役になりきってるから本当にその役の感じはなってるんですね
スピーカー 1
そうなんですよだからもうこういうセリフの方がいいですよねみたいなこととか
結構言われますねで魚途中で吹雪さん結構ご一緒して
またそう吹雪さんだったら今回のあやに乱暴のこういう役合うだろうなと思って
吹雪さんにお願いして本当に良かったなって感じでした
スピーカー 2
そこはねすごかったですね
スピーカー 3
なんか床下で聞いてた時あるじゃないですかえぐちさんが
また同じこと繰り返すのみたいなんでなんとなく
ここまでの夫婦の背景もちょっとずつそこで見えてきてる時に
なんか吹雪さんがで男の子なの女の子なのっていうのを聞くシーン
あったじゃないですかなんかこの家族はこれを繰り返してきてるんだみたいな
このお母さんはずっとこのやっぱ息子に対して説教するけども
なんていうんすかね結局その
スピーカー 2
まことして受け入れているし
スピーカー 3
そうそうそうそうそうそう
スピーカー 2
わかるって感じだよね
スピーカー 3
そこにえぐちさんがハッとなるみたいなところも
なんかあのお母さん吹雪さんの発言で
家族全体の輪郭が見えた感も相当良かったっすね
なんか気持ちよかったっすね
スピーカー 1
ちょっとゾッとしますよね
スピーカー 3
そうそうなんですよ
スピーカー 1
結局そこだったんだっていうね
スピーカー 2
床下で聞いてるっていう
リアルですよねあれが
スピーカー 3
だからなんかねあのももこさんももこさんとかお母さんお母さんでやり合ってるけど
完璧に心通ってない感じがずっとあるじゃないですか
なんかその原因もわかったというか
これも気持ちよかったですね
スピーカー 1
ありがとうございます
家族のダイナミクス
スピーカー 3
結構
スピーカー 2
あとやっぱりまあこれはみんなそんなのかもしれないですけど
外国人の店員の方いるじゃないですかセンターの
からあのゴミ捨て場いつも綺麗にしてくれてありがとうって言われて
スピーカー 1
泣き崩れる人が
スピーカー 2
でありがとうって言ってくれてありがとうって言うのかな
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
あれはちょっとうわってなりましたね
なんとも言えない感情というか
なんか結局普段の生活の中でバーって生きてる中でありがとうって言われないけど
ゴミ捨て場が汚いから掃除してるわけじゃないですか
でもそれをたまたま見てる全然生活の軸にない関係ない人からの感謝の気持ちに泣いちゃうっていう
そういう状況になったっていう
スピーカー 1
そうですよねだから多分あのゴミ捨て場が結構ね
なんか社会との接点を主人公の江口則子さんがやってたももこは
持ちたかったんですよずっとで会社にもね途中で首切られて
あの家にずっといるだけだとだから世の中って結構皆さんやっぱ社会と接点持ちたい
持ちたくても持てない人結構いたりとかするから
なんかそういうところで掃除をすることで社会との接点を一人でも保とうとしてたのかなっていう感じは描いてます
スピーカー 2
そこたまんなかったですね
ただ掃除してくれてるだけってあれですけど
本編のテーマからするとものすごいどうでもいいことじゃないですか
ゴミ捨て場を掃除するっていうそこに感謝があって
そこの接点で何気ない誰かよくわかんない人からの一言で涙しちゃうっていうのが
社会との接点
スピーカー 2
なんかねいろいろ象徴的だなと思って
スピーカー 1
いや嬉しいですねそう言っていただいて本当にありがとうございます
スピーカー 2
あと僕チェーンソーがやっぱり印象的で
それお前庭仕事やろ
スピーカー 1
使い勝手良さそうやなみたいな
スピーカー 2
長野に住んでて本当に自分のチェーンソー持ってるんで
あのサイズぐらいの
スピーカー 1
怖いですね
スピーカー 2
なんでなんかチェーンソーの恐ろしさをやっぱ噛み締めてるんですけど
あれを家の中で発動させる恐ろしさが
チェーンソー自分が持つ前と全然違くてなんか多分
スピーカー 3
そっかそっか
そこのリアリティはなかった
スピーカー 2
マジやっべ柱切るのやっべみたいな
スピーカー 1
結構ねあのチェーンソーは結構気になりますよね割と
スピーカー 2
それがなんかホームセンターで買おうと思えば買えちゃって
で外で普通に木を切るために使うんだったら
何のあれもないけど違和感もないけど
家の中で使おうと思えば使えちゃうんだみたいな
あの恐ろしさとかも象徴をしてる
ちょっとならではないよ視点が
視点ならでは感がすげえ
お前一人だけなんか
スピーカー 1
すげえな
スピーカー 2
素晴らしい
道具にも武器にもなり得るみたいな
確かにそうね
スピーカー 1
なかなか屋内で使わんもんね
スピーカー 2
屋内でかけちゃってる
そうかなんかあの主人公はさ
ちょっとやっぱりパニック状態になってるから
使うのはわかるけど
撮影現場考えたらあれ結構大変ですよね
スピーカー 1
めっちゃ怖いですね
江口さんとか周りの人が怪我しないように
結構本当に気を付けないと
服巻き込まれたりとか
もうすぐ着れちゃったりするんで
スピーカー 3
キックパックとかもありましたね
スピーカー 1
ヒラヒラの服を着てましたもんね
だから巻き込まれないように
ちょっと事故がないようにしないとなーっていうので
本当に無事終わってよかったので
ほっとしましたねあれはね
スピーカー 3
あれはもう一発ですよねもちろんリハーサルとかできないですもんね
スピーカー 1
できないんで一発ですね
動線確認して何回か調整してみたいな
だからそうなんですよ結構ね
チェーンソーの練習も江口さんしていただいたんですけど
なんかすごく上手で
大丈夫でしょみたいな感じで
江口さんはもう本番でみたいな
スピーカー 3
あれしかもフィルムで撮られてるから
そうなんですね
だからテイクを重ねるごとに
お金がどんどんフィルム使う感が増えていくから
お金がどんどんなくなっていくっていうか
あんまり何回も何回もってできないから
スピーカー 1
すごいフィルムで撮られてるんですよね
そうだから現場の緊張感はやばかったですね
スピーカー 2
すごい
スピーカー 1
あっても2,3回でしたもんね
そうだいたいテイク撮れて2,3回ですねあれも
スピーカー 2
っていうのはね裏話的なところでちょっと面白かったんですけど
あとやっぱあれですね
ツイッターなんかXなのか
あれの使い方というか
スピーカー 3
あれがねやっぱ入ってた森垣節というかね
スピーカー 1
魚食いを見てる我々からするとねやっぱり
スピーカー 2
あれこれ誰の話みたいな
そうね
スピーカー 1
ミスリードしていく
スピーカー 3
ちょっと忘れられないのが
床の下に入ってるところを
旦那とお母さんに見られて
会話の流れのほんと最後のそのシーンの最後かなんかで
Pちゃんは猫じゃないよみたいなことを言うんですよ
でちゃんとした説明なく他に言っちゃって
もうそれまでヒステリーになって探してた
PちゃんPちゃんって存在が
なんかこの
いろんな選択肢考えられるじゃないですか
本当に猫なんかいなくて
実はその流産してしまった赤ちゃんのことを
言ってたのかとか
なんかそこを重ねてたのかとか
なんかあの想像の範囲を残してくれてるなっていうのも
気持ちよかったんですよ僕めっちゃ
スピーカー 1
いやーすごいさすが青柳さん見てますね
いやー見てますね
いやいやそうなんですよ
だからあそこはね答えを言うと
さっき言ったようにいろんな捉え方もあるんで
流産した子どもを
生まれる前にこうなんとかちゃんって言うじゃないですか
そうそう
Pちゃんとかっていう付け方もできますし
まあ本当に猫がいたPちゃんなのかとか
いろいろ捉え方はあるんで
あそこはまあいろんな
そうですね皆さんが見て感じてもらうっていうのがいいのかなと
スピーカー 3
でもあの発言でまた
青柳さんが
正常な状態では今ないんだろうなっていうのも
あのセリフの説得力がすごかったなと思いました
スピーカー 2
そうですね
それでとおかしいふりしてあげてるんだよっていう
あああれもね
スピーカー 1
やばかったよね
だから結構ねあれも
結構江口さんと脚音家と一緒に
作り上げてたって感じで
だから結構ワードワードが
いろいろね面白いセリフが結構ありますよね本当に
スピーカー 2
あとこれちょっと監督に聞くのが
わかんないですけど
最後壊されてたのって離れの方
スピーカー 1
離れの方ですね
スピーカー 2
そうなんですよ
でもらったのって離れですよね
スピーカー 1
もらったのは重屋
ああそういうことですね
スピーカー 2
本来もらったのって離れ
離れですね
スピーカー 1
最後重屋にいて離れ壊してるんですよ
これも捉え方がいろいろあってですね
スピーカー 2
そこもいろいろある
スピーカー 1
あるんですけど
でも一応離れをもらって
で普通離れをあなたにあげるわって言ったら
もう重屋に守るというか
小泉さんと吹雪さんお母さんと
新しく来る人が
妻として来る人がそこに重屋に住んでたら
普通離れに住まないじゃないですか
だから離れにあげるわって言って
離れを誰かにその所有権を売るのか
何かするだろうなと思ったら
桃子がそこに居座ったっていう
なるほどなるほど
居座って逆に重屋から出ていったみたいな
感じでも捉えられるし
スピーカー 2
ここまであえて説明なく
スピーカー 1
そうなんですよ
スピーカー 3
いいメタファーになってますねあれ
ずっと旦那さんのサブキャラみたいな
太刀子だった桃子が
重屋っていうメインの
家を引き継ぐというか
自分の人生の主体性を取り戻すみたいな
スピーカー 1
ところのメタファーにもなってるなと思って
スピーカー 2
主体ですね
スピーカー 1
そうなんですよね
昔の家を壊すっていう
過去の自分を捨ててみたいな
スピーカー 2
という感じで話せばきりがない
実はもう一作に話したかったんですけど
もう時間がめちゃめちゃあるから
一旦今日はこれくらいにして
後編の方でもいろいろ話聞いていきたいと思うので
スピーカー 1
話しましょうかね
スピーカー 2
今回もお聞きくださいまして
ありがとうございました
番組の感想は
ハッシュタグ愛の楽曲コーブをつけて
Xでポストするか
概要欄からフォームにてお送りください
番組の投げ線は概要欄のリンクからお願いします
それでは皆さん来週も聞いてください
そしてお二人は引き続き来週もお願いします
スピーカー 1
バイバーイ
スピーカー 3
よろしくお願いします
スピーカー 1
バイバーイ
01:07:19

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