スピーカー 3
はい、なるほど。
スピーカー 1
っていうのをわかった上でお聞きください。
どれにしよっかなー。
スピーカー 3
いっぱいあるよね。
スピーカー 1
いっぱいあるんですよ。
スピーカー 3
もう太陽からも10個ぐらいトピックあるし。
スピーカー 1
そうなんですよね。じゃあこれいこう。
スピーカー 3
はいよ。
スピーカー 1
クライアントと話してクリエイティブを作るとき、今回音楽とかサウンドに気合い入れましょうってなって、予算と時間をかけることはどれぐらいの頻度であるのか。
なるほど。
全然ないのか、たまにあるのか。
スピーカー 2
クライアントと話してですよね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
それでたまにあります。
スピーカー 1
の。
スピーカー 2
で、どういうケースかっていうと、一番多いのは予算が限られていて、全てに潤沢にお金をかけられないですっていう予算だった場合、
じゃあ今回は音の企画、音にちょっと頑張って、クオリティとお金をかけて、クオリティ上げて、音の企画にしましょうっていうパターンはあります。
スピーカー 3
これだから全体って言うとピンとこないやろう、たかやくん。
わからんね。
なんかざっくりバランスとかって言えます?
じゃあクライアントからバンって、わかりやすくじゃあ1億にしましょうか。
うん。
1億予算があったときに何パーがどれにいくみたいなのが、なんとなくのデフォルト値みたいなのってあります?
スピーカー 1
まずメディア費ですよ。
スピーカー 2
1億にメディア費も含んだったら、
でもメディア費は結構、そこで1億あった場合、製作費を1000万かけるクライアントもいれば5000万かけるクライアントもいるので、
スピーカー 1
それは自由ってことですよね。
スピーカー 2
自由だったり、あとは1億っていう予算だけ提示されて、こういう目標を達成したいと思ってるんだけれども、この1億どうやって使ったらいいっていう相談のされ方もあるんですよね。
なるほど。
そうなると、いろいろ私たちもシミュレーションとかして、これぐらいを製作にかけて、これぐらいをメディアにかけて、メディアの中身はこんな風がいいんじゃないでしょうかみたいな提案をしたりするので、結構それによって製作費っていうのは上下します。
なるほど。
スピーカー 1
たかやくんこの辺わかる?
スピーカー 3
いやちょっとまず前提として気になるのが、その音楽やサウンドには気合を入れてないんですか?そもそもあんまり。
スピーカー 2
ここね。
それで言うと、私たち代理店の立場で言うと100%入れてます。10件あったら10件入れてます気合は。
スピーカー 1
本当ですか?
スピーカー 2
本当です。
スピーカー 3
嬉しい。
なんやそれ。
スピーカー 2
それがクライアントからの意図かどうかっていうのはまた別で、だから結構クライアントに今回音楽頑張りましょうみたいなことを特段話すことって実はないんですよ。
さっきみたいに音もの企画にしましょうっていう企画として音を頑張りましょうっていうパターンを除けば。
なくて、ただ音がすごく大事っていうこと自体は私たちもよく経験上持っているので。
本当ですか?
音をつけるときに、その音に対して今回どういう音にしようとかそれをチェックするときに、これがこういうのがいいんじゃないかいいのがいいんじゃないかみたいな話をするっていうのはありますね。
だから音をどうでもいいと思ってる案件はゼロだと思います。少なくとも代理店の人間は。
スピーカー 3
そうなんですね。ここまたもうちょっと今時代が変わってきてるのであるんじゃないかと思ってるのは、音質のクオリティは落とせないと。
ただ予算がないっていうときに、もうできているフリー音源みたいなもの、クオリティが高いものって今めちゃくちゃあるんで、それを使うっていうパターンはありますか?
スピーカー 2
なるべく使いたくないっていうのは正直あるけど、フリー音源から探すのもすごい大変な作業っていうか、それも結構やっぱりプロの目利きがいる作業なんじゃないかなと思っていて。
やっぱり世の中にものすごいたくさんのフリー音源がある中で、いい感じのものを探してきて、それが他に使われていないかとかそういうこともちゃんと確認できて。
使われていたとしてもフリー音源である以上別にダメなことではないんですけど、
ただやっぱりなんかあれの音楽だって思われることが視聴者にどういう影響を与えるのかみたいなのを考えると、やっぱりそういうのをちゃんと目利きしなきゃいけないっていうのもあるから、
権利的な意味、権利とかそういうかぶらなさとかそういう意味でも、作ったほうが確実だなっていう印象は持っている感じですね。
スピーカー 3
ちょっと俺一個フリー音源であるんやけどさ、僕がよく見るというかのちょっとエッチなDVDがあるんですよ。
エッチなDVDに音楽が流れてるんですけど、あるそこそこでかい都市に遊びに行ったときに、そのでかい都市のメインの駅の一番でかいビジョンで、
スピーカー 1
ようこそ我が町へみたいな流れてる音楽に全く同じフリー音源使われてたんですよ。
スピーカー 3
そんな町のそんなんだから多分結構な代理店とかが入って作ってて、もう見逃してるわけじゃないですか、僕が見てるエッチなDVDをきっと。
スピーカー 2
そこまでチェックが手が回ってるか。
スピーカー 3
むずかしいよね。
スピーカー 2
むずかしいですよね。
スピーカー 3
だって議論上無理やもんね。
こんなに起こるんやと思って、そうそうそうやもんね。
スピーカー 2
世の中にあるすべてのものを確認するなんて無理やから。
スピーカー 3
無理ですもんね。
たかや君、全く同じことあって、古典ラジオのオープニングのBGMが使われちゃったことあるわ。
スピーカー 1
どういうやつ?
スピーカー 3
AVAV。
スピーカー 1
すごいで。
そこであれやもんね、だからといってやめてくださいと言えないもんね。
スピーカー 3
で、それはリスナーから来たんかなDMで。
これって音楽使われてますけどみたいな。
あれやろパロディ的なもんじゃないんやろ、古典ラジオの。
じゃないじゃない。
だからリスナーからすると、俺が作ったと思っちゃった気、それ曲を。
あーそういうことね。
勝手に使われてますっていう感じで、報告みたいな感じで来たんやけど、
これ実はフリー音源なんで、こういうこともあると思いますみたいな説明したんやけど。
スピーカー 1
なるほどね。
あるある。
この辺の知識ってあんまりないのかなと思って。
スピーカー 2
そうですね、やっぱりフリー音源実際使うこともあるんですけど、
そういう予算とかスケジュールとか全体のバランスで使うこともあるんですけど、やっぱり説明しますね。
今回はフリー音源でっていうのはクライアントにいて、フリー音源ってどういうことかっていうとっていうのは説明します。
その通りフリーに誰でも使うことができる音源だから、
私たちの方でできるチェックは少なくともテレビ広告っていう意味では全部チェックしましたが、
本当に世の中に存在するAVとかそういう制作物全てまで必ず使われていないっていうものではないですみたいなことをちゃんと説明したりとかはしますね。
スピーカー 1
あと現状じゃなくて未来で使われる可能性もありますか。
ありますあります。
スピーカー 2
その辺で説明すると、なるほどそれはちょっと作ってもらった方がいいかなっていう考えになることの方が。
スピーカー 1
そうなんですね。嬉しい。春さんみたいな人ばっかりだったらいい。
スピーカー 2
でもほとんど当たり前の仕事というか私たちの。
スピーカー 1
これがいないんですよおそらく。
スピーカー 1
ちなみに経験談で言うと、もうここ数年の動きで言うと、だいたいめちゃくちゃ大きい会社で、ちゃんとしたテレビCMでもまず30万円で話が行きます。音楽制作。
これだからピンとくるんかな。でもさ、これもしかしたら聞いてる人からすると、ただデータ納品するだけで30万なんて思う人もおるかもね。全然違う。
一応よくあるのが、30万だと無理で、70万円とかないと、この歌を使う内容だったら厳しいですみたいな話をして、じゃあ50万円でいかがですかみたいな間を取るようなところで、どうしよっかなみたいになって、監督と仲いいしなみたいな。
で、指名していただくのは監督なので、お金をコントロールするのはプロダクションのプロデューサーだったりするので、そこの人物が違うことによって、こっちの迷いが生まれるんですよね。
なるほどね。予算ちょっと届かないけど監督仲いいからまあやっとくかみたいな。で、その場合に代理店の方が音楽にうるさいようですみたいなコメントをもらったりするんですよ。
なんかクラシックに精通しててみたいな。で、その時に僕ら製作者側の立場で言うと、予算低いのにうるさい人多いんだなみたいな、なんかそういう不健康な状態で始まったりすることもあります。
なので代理店の方が音楽に対していいものを作ろうと思っていただけることは非常にありがたいんですけど、やっぱ予算として落ちてくる状態だと、その気合が降りてこないっていうか、気合入ってないんだな、30万で作ろうとしてるからみたいな。
この剥離っていうかすれ違いがありますよね。
スピーカー 2
それめちゃくちゃ鋭い指摘で、私たち製作プロダクションに最初案件依頼する時って、やっぱ総予算で話すんですよね。
で、その時点では大体企画も決まっていないので、そういうもうどんぶりで一旦枠で話すしかないっていう、そこからまた企画とか考えながら、この企画だとちょっと結構高くなりそうだね、これだったら安くおさわるねみたいな話をしながら、ちょっとその予算も調整されていったりすることもあるんですけど。
スピーカー 1
なんかそうすると、僕広告音楽の世界でコーナーでずっと言ってるのが、音楽制作費と映像制作費は分けたほうがいいっていうのを言っていて。
スピーカー 2
おっしゃってますよね。
スピーカー 1
映像制作費の中に音楽の費用を含まないほうがいいっていうのを言ってるんですよね。
これって海外だったら別れているらしくて、CM音楽会社が海外も同じようにありますけど、代理店に営業するらしいです、彼らは。
で、代理店が発注するっていうことらしいんですが、日本でそれはやりにくいですか、はるさんの実感として。
スピーカー 2
例えば私はアメリカのプロダクションと仕事を何回かしたことあるんですけど、おっしゃる通り音楽プロダクションと代理店から音楽プロダクションと映像制作プロダクションに別々に発注したりするんですよ。
そうなると最初から私たちが別々で予算を伝えるんですけど、多分カメラマンと監督と音楽プロデューサーとかを音楽プロデューサーだけの予算を分けるっていうことは、彼らの構造上できないんじゃないかな。
スピーカー 3
面白いですね。これなんで逆にアメリカは最初からそうなってるんですかね。
スピーカー 2
なんでなんでしょうね。
スピーカー 1
そこを取材したいですよ。
スピーカー 3
取材したいね。僕も広告代理店の立場だったら、分けたら単純に管理する窓口が2つになるからめんどくさいんですよね。僕が広告代理店だったら。
だから例えばじゃあなんて言うんですかね。何らかの形で納品前に音楽プロダクションが潰れてしまうみたいなリスクもあるじゃないですか。それはやっぱり代理店が持つよりも製作会社に持ってもらった方がその責任。
スピーカー 2
分かりやすいから一本化したいっていう感覚がある。普通に生まれるようになるなと思ってるんですよね。僕が代理店やったら。それってどうなんですか。
スピーカー 2
一概にそうとは言い切れないです。そういうやっぱり一本の管理で製作プロデューサーが管理してくれる良さもあれば、こんなことだったら直接やりたいんだけどっていうパターンも結構あるんですよ。
逆に間に人が開催することですごく話がややこしくなっちゃうパターンとかもあって。
だから、間に人が開催すると間にいる人たちがいろんな考えを働かせて、結果的にちょっとややこしい。良かれと思ってやったことが実はそうじゃないみたいなことだったりもあるから。
だから例えばその音楽がすごい重要な企画とか、あとはそのクライアントにプレゼンする中で結構音楽がなかなか問題というか、音楽どういうふうに仕上げるか結構これは大事だぞみたいになってくると、
私たちがよくやるのは、もちろんすっ飛ばして音楽プロデューサーに連絡することはないんですけど、製作プロダクションの方同席で音楽プロデューサーの方と打ち合わせさせてもらう。クリエイティブディレクターとそういう。
ちゃんとみんないる場でっていうのは前提なんですけど、間にいるのと喧嘩。
スピーカー 3
これ一個気になったんですけど、すみません。気がついたら、太陽のポジションの人からむっちゃ悪い人にされてることあるんじゃないですか?
スピーカー 2
あると思いますよ。めちゃくちゃあると思いますよ。今回大天然業がほんとクソでみたいなことを言われてるパターンとかありますよ。
だからそれきちいですよね。毎回はできないわけですもんね。だからそうやって音楽のプロデューサーとそういうふうに間に入ってもらって改ざんするみたいな。
ちょっとね、いろいろ言われてんだろうなとか思いますけど。
スピーカー 1
僕は春さんのことは言ったことはないです。
スピーカー 3
春さんのことはね。
スピーカー 2
そういう意味ではね、クライアントがそういう言われ方をおっしゃってるパターンもあるかもしれないですしね。
本当はそうじゃないよっていう。
ただそれはね、分かった上でポジショントークでそうやって言ってるのかもしれないし。
本当に営業の女死ねとか思いながら本当に言われてるのかもしれないし、ちょっとわかんないですけど。
でもすごい言われてることあるし、あとなんかよくプロデューサーと会話する中で、
いやちょっとこの戻し音楽プロデューサーにするのきついっすよみたいなことをやっぱり言われる時もあるんですよね。仕方ないけど。
スピーカー 1
言わないほうがいいみたいなことですね。
スピーカー 2
あとはなんだろう、すごく音楽の完成度を上げてきたところなのに、いきなり全然違う方向性の音楽にしてくださいみたいなことがやっぱり起きちゃう時があるんですよ。
結果として。
で、そうなった時に、いやちょっとこれ音楽プロデューサーになんて言えばいいんすかみたいな。
いやもうちょっとみたいな勘弁してくださいよみたいなこと言われた時に、いやなんかもう全然私悪者にしてもらってみたいなこととかは全然。
ちょっと申し訳ないですけど悪者にさせてもらいますねみたいなことは言われたりするので、それはもう何とでも言ってくださいみたいな感じですけど。
スピーカー 3
いやそれもあるよね、クライアントが悪くしないために代理店の営業という立場で音量をせき止めるという。
いやそうっすよね。
スピーカー 2
そうそうやっぱね、クライアントに対して。
めちゃくちゃ音楽制作者の力量ついてる可能性ありますよね。
クライアントに対して悪い気持ちを制作スタッフが持っていいことなんて一つもないんですよ。
クライアントのことは好きでいてもらった方が絶対にいいので。
スピーカー 1
いやーそういう春さんみたいな人ばっかりだったらいいんですけど、ほんとそうじゃないと思います。
スピーカー 3
いやほんとそうじゃないですよ。
スピーカー 1
ちなみにそういう不足の事態が起こるじゃないですか。
どうしても誰が悪いわけではないけど、音楽の方向性がらっとカンパケ3日前に変えなきゃいけないみたいになった時に、
一応絶対に納得できる方法があって、制作者が。お金ですそれは、完全に。
スピーカー 2
払うからですよね。
スピーカー 1
お金がめっちゃ増えますってなると、絶対みんな納得できますね。
僕結構思い出に残ってる話があって、とある監督が言ってたんですけど、
ものすごい時間がない案件だったけど、お金だけはありますっていうのをクライアントが言ってくれたと。
なのでお金だけはあるから、止まり込みでセット同時に組み立ててみたいな。
でみんなで協力してやったみたいなこと言ってて、
あーその感じいいっすねって言ってたんですけど、時間はないけどお金だけは。
スピーカー 3
すごいね。
スピーカー 2
お金だけはあるってなかなか言えない。
スピーカー 1
これをですね、僕が言われたことが一回もないんですよ。きつい状況の時に。
ほんとすいませんこうなっちゃって、お金もない中すみませんっていうのが連続してあるので、体験的に。
今回いろいろ大変なことになっちゃったけど、お金だけはありますって言ってくれたら、全然納得しますね。
なんかそれって普通に自社の売り上げがこれで賄えるから、なんていうか、費用対効果としてどうかっていう話じゃなくて、
もうその代わりのリスペクトの方法として。
納得感。
納得感が示せるっていうことなんですけど。
あと普通に文章表現とか。
これが僕らが直接メールをいただく相手って、制作会社のプロデューサーでも映像監督でもなくて、PMっていうプロダクションマネージャーだったりするんですけど、
プロダクションマネージャーがめっちゃいいだけで、すごくハートフルな文章になったりするんですよね。
これがおそらくキャリアがなくて、別にその人が悪人なわけではないけど、コミュニケーションのやり方がわからないみたいな人だったら、
修正があります。数時間後にこれお願いしますだけで終わったりするみたいな。
ちなみに今までの制作パターンとは全く違うパターンになりますみたいな。
嘘だろみたいな。
で、それを受け取ったら、僕らの中では代理店クソってなるし、クライアントクソってなって、
負のモチベーションだけで、やっつけで終わらせるみたいな気分になっちゃうみたいなこともあるんですよね。
面白いよね。
これが入れ違いがあるなっていう中。
スピーカー 2
それ聞いてて、すごい2つあるなと思うのが、そういう不測の事態って起きるんですけど、このタイミングでそれみたいな。
1つはなんでそれが起きてるかの説明は絶対あって、
例えば本当にやむを得ないことってあるんですよね。
例えばそのクライアントの工場がもう本当にいかんともし難い理由で、
LINEを止めざるを得なくて、CMに入れようとしてた商品がちょっと今CMなんて売って、
在庫が出せる状況にないみたいになっちゃったら、
それはもう買えるしかないんですよ。
そんなCM売って商品ないじゃないかみたいなクレームの嵐になってもいけないので、
だからそういう理由とかっていうのをちゃんと説明するっていうのもあるし、
例えばそういうようなクライアントが悪いわけじゃないけど、
クライアントの責任でそういうことになってしまったっていう場合に関しては、
私たちがちょっとその辺音楽とかが本当に一からやり直しになっちゃうんで、
少しちょっとお金が見積もりが少し上がってきちゃいますけどっていう話をした上で、
ちゃんとそのやり直しの対価を払うっていうのはするし、
あとはそのクライアントの責任じゃなくて代理店のミスでそうなって、
ミスっていう言い方がいいかわかんないけど、
スピーカー 3
次以降めっちゃ良くなるんですよ関係が。
僕やっぱりやってる時に思ってたのが、
今回ごめんねお金なくてってみんな言うんです。
その中で、ごめんね今までお金なくてあれやったけど、
今回お金あるから払うわって言ってくれた人は覚えてるんですよね。
スピーカー 1
お金だけはあるわの状態よね。
そうそう。
スピーカー 3
お金だけはあるわまでは確かに言われたことないけど、
今までこれぐらいでやってもらったけど、
今回やっと普通に出せたからごめんねって言って、
全然納得金額出してくれる人と、
これもうそこそこ何回もやったけど、
ずっとこいつ金ないって言ってるなーっていうのって、
スピーカー 1
やっぱりやってたら分かるんですよね。
スピーカー 3
でやっぱり前者の、
そこにちゃんとかしかりの感覚だったり、
誠意みたいなものを感じてる人って、
徹夜してでもいいもの出しますねやっぱり。
だから働き方全然変わるので、
得なんすよね。
優しい優しくないとか臨時的に良い悪いの軸とは全く別で、
得か損かで言うと、しっかり多少金払ってたら得っすね。
と僕は言っときたい。
スピーカー 2
それは絶対そうですね。
スピーカー 1
長期的なメリットを捉えてるかどうかってのがあるよね。
その人が。
スピーカー 3
なんかこれもう世界でもそうじゃないですか。
人に優しくした方が結果得じゃないですか。
長期目線で見た方が。
スピーカー 2
そこでなんか音楽プロデューサーには買いがいるからっていう風に、
思っちゃうっていうのはすごくやっぱり、
ナンセンスというか、
スピーカー 3
損なんすよね。
スピーカー 2
損ですね。
だし、
それで何だろう、
この人ちゃんと払ってくれた少なくともっていう風に思ってもらったとすると、
じゃあ次何か依頼した時に、
なんかここでやっと一踏ん張り一晩徹夜するかどうかってところで、
その一踏ん張りをしてもらえたりするんですよね。
マジそうですね。
で、ほんとそれで仕上がりが全然違うっていうものが出てきたりするから、
ほんとそれ大事ですよね。
ほんとにそう。
スピーカー 1
なんか代理店の立場の方だったら、
なんかあまり、
その自分と立場が遠いから、
あまり関係ないと思ってる方がいるかもしれないんですけど、
僕一人もう、
この人がCDだったら絶対に案件来ても断ろうっていう人がいて。
スピーカー 3
断る側ね。
スピーカー 1
この人なんですけど、
もう明らかに最初から最後までリスペクトがなくて、
もう揉めまくったんですけど、
もうメール何通もやり取りして、
スピーカー 3
直接。
スピーカー 1
で、最後の最後に話し合いしましょうみたいな時に、
その案件だけじゃなく、
広告音楽の世界のもう少し良くなるための話もできたら嬉しいですって、
僕が送ったんですけど、
その返信で、
僕は広告音楽がこれ以上良くなってほしいとは思わないから、
その直接会うのをやめましょうって言われて。
で、結局お茶しなかったんですよ。
スピーカー 3
気持ちいい。
逆に気持ちいい。
スピーカー 1
課題を感じてないのでって言われて。
で、もう最後に、
もう絶好みたいな連絡を僕が送って、
それ以来その人から仕事は来てないんですけど、
スピーカー 3
嫌われちゃうやん。
スピーカー 1
もし何かの弾みで、監督氏名とかで来たら、
その人がCDだから僕はやりませんっていうのをいつか言いたいなと思って。
スピーカー 3
めちゃくちゃレアなケースだけどそこまで。
なかなかCDと音プロで決別はまあまあレアケースだけどね。
スピーカー 1
で、まあそういうこともあるよっていうのがね、
これを聞いている広告関係者の方に伝わるといいなって思ってます。
スピーカー 3
なるほど。
スピーカー 1
すいません、ちょっと話戻すんですけど、
さっきの音楽制作費と映像制作費を分けれないみたいな話で、
僕、例えばメイクとかヘアメイクとかね、
照明とかだったら、
それぞれやっぱり別で請求すると取り留めもなくなってしまうっていうのは理解できるんですけど、
音楽費を分けたほうがいいなって思う理由があって、
まずサウンドロゴとかテーマソング、長年使うテーマソングみたいなものって、
BGMとは立ち位置が違うなと思っていて。
スピーカー 2
そういうのだと分けてますよ、結構。
そういう感じだと分けてる。
スピーカー 1
あ、そうですか。
じゃあそれだったら分けるみたいなことはあるんですね。
スピーカー 2
そこらへんも結構営業のさじ加減になっちゃうんですよね。
それを分けて見せるかどうかっていうのも。
さじ加減っていうか見積もりの見せ方?
スピーカー 1
さじ加減かもですね。
なんでかっていうと、サウンドロゴって企業の顔になると思うんですけど、
その時たまたまプロダクションだった人と、
例えば年契約だったり更新だったりのやり取りをするわけですけど、
今やってるプロダクションが変わったりもするんですよ。
チーム丸ごと変わる。
なのに当時そのCMのたまたまプロダクションだった会社と、
ずっととあるクライアントのやつを、
ずっと更新の連絡するみたいなのが不健康だなと思っていて。
スピーカー 3
これちょっとタカヤ君分かるかな?
ちょっとよく分からんけど。
音源ってね、俺ら渡しているわけじゃなくて、
貸しているって状態だよね、基本的には。
著作権買取みたいな、権利買取みたいな言葉があるんやけど、
基本的にCM音楽使う時って、著作権自体は持っているのよ、音楽制作者が。
それを期間限定でクライアントにお貸ししてる状態なんよ。
だからめっちゃ評判いいCMがあった時に、
じゃあ3ヶ月流し待つってなるやん。
もっと継続してさらに3ヶ月続けましょうってなったら、
追加仕様料みたいなのもらったりするわけ。
スピーカー 1
更新費として。
スピーカー 3
例えば音楽はそのまま使いたいと、めっちゃイメージがいい音楽やから。
でも映像は変えたいってなった時に、
違う制作会社に頼んだ時に、分かるかな?
元島とのやり取りやったら、
前の映像制作会社とずっと更新の手続きをさないといけないみたいなことあるじゃん。
これ分かる?
うん、そこ分かる。
そういう感じであったよね。
なるほどね。
っていう話やったよ。
確かにそうやね。またぐんやね。
映像切り替えと音楽切り替えが個別のラインで走るっていうことがあって。
なるほどね。
スピーカー 1
長年使うテーマソングみたいな。
例えばアレンジも歌いても変えるけど、
曲はずっと共通でいきますみたいなもんで。
結構あると思うんですけど。
スピーカー 3
かなり多いよね。
スピーカー 1
その場合に、たまたま担当だった映像プロダクションがずっとやるのが、
契約的にもだし、お金の流れ的にも不健康なことがあるから、
あまりしない方がいいと思うんですけど、
実際、音楽プロダクションで代理店と講座を開いて直接請求書のやり取りをしたりするのは少ないと思います。
僕らはタイミングがあって、大手代理店と講座を開いたりすることはあるので、
直接請求書のやり取りができたりはするんですけど、
そのたまたまの機会がなければ、音楽プロダクションって、
どことも大手代理店と講座を開かないままずっと行ったりするんですよね。
映像制作プロダクションとだけ請求書のやり取りをするっていう。
スピーカー 3
これもタカヤ君わかるかな。講座開くって結構なんよ。
そこの感じはわからんけど、そうなんやとは思ったけど、結構なことなんや。講座開くっての。
ちゃんとした理由がないと直接的にお金をやり取りするってちょっとハードルがある。
スピーカー 1
会社の体にしているかとか、何年ちゃんと会社としてやっているかとか。
スピーカー 3
多分不正利用とかをブロックするための構造だと思うけどね。
大手の代理店からすると、例えば音楽制作1、音楽制作プロデューサーと講座を開くみたいなことっていうのが、結構手続きが大変やったりとかもあるってこと?
スピーカー 1
めっちゃ大変とかではないけど、現にうちはやっているけど、意思がないとそうならないみたいな感じかな。
スピーカー 3
マットな理由がないと開くけど、マットな理由がなかなかないみたいな感じ。
スピーカー 2
代理店の目線でいうと、その会社と取引しなきゃいけない理由は何かっていうのをちゃんと説明できるかっていうとこですね。
スピーカー 1
なんでこの会社でやらなきゃいけないのかみたいな。
悪いことをする人がたくさんいるからっていうのがあると思うけどね。
スピーカー 3
適当に会社作って、適当に講座開いて、適当に金流してみたいなことが行われないようにするためと思うんだけど。
もっと多様からすると、映像制作のラインと音楽の著作権の管理のラインを分けたほうがいいと思っている。
分けるってことは、映像制作会社に権利の管理が紐づかない状態にしたほうがいいから、直接やり取りしたほうがいいっていうのがまず1つ。
問題はまた代理店も変わる可能性もあるもんね。
スピーカー 1
そうなんですよ。特にサウンドロゴとかの間と、その商品とか、下手したら企業のサウンドロゴとかになっちゃうと、どうしても1つの代理店では収まらないですよねってなると。
スピーカー 2
結構サウンドロゴとかだと、納品したらそこにそういう使用料とかも含めて、言ってみればこの先この商品で使う分にはどうぞお使いくださいっていう感じの仕切りにしてしまうことが多いかなって。
スピーカー 3
金に買い取りみたいな。
スピーカー 2
そういうことです。サウンドロゴだとそういうのが多いけど、音楽だとちょっとそういうのはありますよね、更新とか。
でもやっぱりそれぐらい長く使うことになるだろうな、いろいろなとこで使うことになるだろうなっていうのは、比較的そういう買い取りで最初お話整理しちゃうことが多いですけどね。
いやこれでもむずいのが、最初はただのBGMで作ったやつが、後々。
ありますね、結果的に。
スピーカー 1
そうそうそうなんですよね。
スピーカー 2
あるあるある。
スピーカー 3
まあだから、太陽の主張はね、何でもいいけど個別に開いて。
スピーカー 1
多分言われてみればそうだなみたいな人もいるかなと思って。
例えばさっき春さんが言われてた、サウンドロゴとテーマソングの場合はそれはBGMとは違いますよみたいなお話あったじゃないですか。
これってその素養もない方が多いと思うんですよね、代理店の方で。
で、それがこの愛の楽曲工房を聞いて、気づきがあったらいいなーって思っておりますね、私は。
スピーカー 2
結局そこらへんって何だと分けなきゃいけなくて、何だったらどんぶりでっていうのは何か決まりがあるわけではないので。
スピーカー 1
そうですね、決まりあるわけじゃないですね。
スピーカー 2
やっぱり私たちとしても、そういうクライアントにとって理解のしやすい、私たちの間でコミュニケーションにそごがなく行える形で出すっていうのがすごい抽象的なんですけど、回答で。
だから例えばそういうサウンドロゴとかだと、やっぱりBGM的な音楽作るのとは全然制作費も違えば、そこに対するちょっとかけなきゃいけないカロリーも違ったりすると思うんですけれども、そういうものだとやっぱり一式で見せない方が良かったりするし、
あとはどっかの配信でお話されてたと思うんですけど、そういうのが別で費用の項目として立った場合、その費用は守られやすいですよね、予算として。
守られやすい。
サウンドロゴ費いくらってやると、制作費全体の中でそのサウンドロゴのお金は削られにくい。
別で立てられてた方が、例えば1000万の中でサウンドロゴを含めて全部お願いしますってなった場合、1000万の中でだんだんきつくなってきちゃうと、サウンドロゴのお金も圧迫されるみたいなことが起きることあると思うんですけど、
スピーカー 1
サウンドロゴ費っていうのを1000万と別に5万とか立てたとしたら、その100万は手をつけられずにちゃんと確保されやすいっていうのは結構あるんですけど、みたいなことはただの人の受け止め方の違いだけだと思うんですけど。
これ聞いてて、はるさんがサウンドロゴの重みを感じながら言っていただきましたけど、これ聞いてる方でサウンドロゴとSEとジングルの区別がつかなくて、言ってて後ろでピーンって鳴ってるやつでしょ、みたいな。
しかも2,3秒だからチャチャッとできるやつでしょって思ってる方もいると思うんですけど。
スピーカー 2
確かに短いですもんね。
スピーカー 1
改めてそういう人向けにご説明すると、いいですか、皆さん。聞いてる皆さんいいですか。広告関係の皆さん。サウンドロゴとはですね、企業ロゴと同じような重みなんですよ。企業ロゴっていうのはマクドナルドっていうMの形のやつですね。
スピーカー 3
ビジュアルね。
スピーカー 1
うん、ビジュアルロゴですね。企業デザイン、ロゴデザインですね。あれは雑誌の一冊を作るデザインよりも、面積としてはめちゃくちゃちっちゃいですけど、なんかあれの重要度はものすごくでかいんですよね。
でかいね。
企業の顔になるから。で、サウンドロゴはその音盤だと思っていただければ。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 1
重みが伝わると思います。
スピーカー 3
確かに。
スピーカー 1
以上、樋口でした。
スピーカー 3
え、お前なんかサウンドロゴをよくする活動しよう、もしかして。
スピーカー 1
そうですね、弊社はですね。
スピーカー 3
サウンドロゴ活動か。
スピーカー 1
オフィス樋口という会社の、やっておりますが、C文学の会社やっておりますが、サウンドロゴの会社を別で立ち上げまして。
スピーカー 3
へー。
スピーカー 1
サウンドロゴジャパンという事業部としてやっていたのですが、
ちょうど1年ぐらい前にですね、もう会社ごと変えようということで、株式会社サウンドロゴジャパンとして新たなスタートを切りました。
スピーカー 3
へー。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 3
今ホームページに出してますけど。
スピーカー 1
広告関係の皆様、サウンドロゴジャパンで検索。勝ち。
スピーカー 3
え?
下手い。
ステルスになってない。
スピーカー 1
まあということがあるんですけど。
スピーカー 3
いやまあだから、この辺もね、勝ちづけよね。
誰が何に対してどれくらいの価値をつけれるかって、これね、たぶん人類誰もできんのよ。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 3
っていうのが結構あって。
だから皆何かを元に勝ちづけをしているんよね。
だから啓蒙が必要やね。何かここに価値があると対応が思っていて、世の中がそれに追いついてないんやったら啓蒙が必要やし、何か言い続けるとかが大事。
スピーカー 1
そうですね。
サウンドロゴな。
前回のハルさんの話と繋がるんですけど。
スピーカー 2
それはそうですね。
スピーカー 1
悪いクライアントはいなくて、分かってないだけだっていう。
サウンドロゴと他の音楽とBGMとテーマソングとの違いとかも、よく分からないっていう方が多いと思うので。
それによって重みづけの表現がクリエイターにできないみたいな。
スピーカー 3
これもだからクライアントによっては、一曲作るよりもサウンドロゴって2秒ぐらいで短いんだから楽でしょうの感覚の人もいるでしょうしね。
スピーカー 2
そうそう、全然ある。
サウンドロゴに限らず割と制作案件って、それの価値をどういうふうに理解してもらうかってことに、割と根付けはそこに集約される気がしていて。
だから言ってみれば、サウンドロゴの2秒に価値を見出さないっていうこともできれば、そこにすごく価値を見出すっていうこともできるっていう。
多分それって価値の捉え方だけの違いだと思っていて、そういうことに価値を僕は見出さないんです、2秒の音に。
それはそれでもそういう考え方だから、それが間違ってるとかではないと思うんですけど。
だから結構その2秒を作るっていうことにどういう価値があるのかっていうのを知ってもらうとか、その価値に逆に納得できないんだったら作んなくたっていいので。
作ることがゲームじゃないから。
スピーカー 3
本当にそうなんですよ。で、僕多分、タヨじゃあ代弁して言うと、タヨの意見を。
知った上で価値がないと判断するはいいけど、知らないから価値付けしないが、多分タヨが気に食わんだろう。社会に対して。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 3
だからサウンドロゴってめちゃくちゃこれだけ大事で、これだけお金かけたらお金かかるもんなんですけど、ここにお金かける価値ありますかの問いに対して、かけなくていい、だったらいいんやけど。
そもそもサウンドロゴってお金かけにいいんやろ?のスタートの人に説明しないはダメっていうことだよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
そうですそうです。そこでシャッター閉めたら終わりだと思うので。
スピーカー 1
それを伝えてくれる立場が、僕がこのポッドキャストで伝えれることはできますけど、やっぱり実際効果的なのはハルさんのような立場の方が直接クライアント対峙する中で話していただくんだと思うんですけど、
僕がちょっと質問として用意してたのが、ハルさんみたいに音の大切さを組織として代理店が学ぶ機会があるのか?これはあるんですか?
スピーカー 2
ないですね。
スピーカー 1
ないんですね。
スピーカー 2
ないです。
スピーカー 1
ひょー。
スピーカー 2
結局この手のことって、仕事しながら学んでいくしかないなっていう、経験的にもそう思っていて。
スピーカー 3
学ぶって、太陽が言ってるのは勉強会が必ず新入試合にあるか、そういう話。
スピーカー 1
具体的に言うと、例えばこの間、僕代理店に行かせてもらって、営業の方がいる場所なんですけど、月一でいろんな外部の方を呼んで講義をしているらしくて、映像の方とかが今までは来ていたけど、今回僕にお声がかけていただいて行ったんですよ。
で、営業の方が何人かいる場所で、音楽を余すことなく利用する方法というか、広告音楽って言っても実はこんないろんな種類がありますとか、そういうのをしたんですけど、もうかなり全て初耳だったらしくて。
はいはい。
まあすごいいい機会でしたって喜んでいただいたんですけど、まあ普通に僕とか、いろんな代理店に行きますけどねと思って。
スピーカー 3
うん、なるほど。
スピーカー 1
でも多分今までそういう感じで出張で、代理店で講義をしたような音楽プロデューサーはいないっていうことですか。
スピーカー 2
私は聞いたことないですね。もちろん個別の組織でいろいろそういうまあ勉強会的なことをそういう外部から来てもらってやってもらうっていうケースはあるんですけど、まずなんか代理店営業って一口に言っても制作に携わっている人間が限られるっていうのもまずある。
圧倒的にメディアに携わっている人間の方が数で言うと多いと思いますね。制作、まず制作やってる人っていうのが必ずしもすごく多いわけじゃないっていうのもあるし、で、そういうところ、そういう人たちに対してないですね。
別になんか本当に30人とかで勉強会してるとかそういうのは聞きますけど、あんまり組織だってっていうのは聞いたことないですね。
スピーカー 1
なんかそれをなんでやったほうがいいかって思ったかっていうと、最近あったケースとして、最初リアルなイベントのスペースだけのための音楽を依頼されて作ったんですよ。
そしたらそれがめっちゃ評判良くて、プロデューサー通じてクライアントからめちゃくちゃ評判良いですみたいな。
で、すごいノリノリなので予定になかったテレビCMとラジオCMが発生しました。そして違う街頭ビジョンとかも全部新たに発生しましたみたいな。
映像の尺もちょっとずつ変わるから、最初イベント解除だけだったものが4つぐらいに広がったわけです。
スピーカー 2
この場合おそらくメディアの売り買いも増えたことになると思うので、代理店的にも利益が増えたんじゃないかなと思うので、音の良し悪しがそれに繋がることもあるんだろうなと思ったんですよ。
スピーカー 3
だから代理店からすると仕事増えちゃうわけだよね。クライアントがノリノリになって音楽きっかけでもっといっぱいやりたいってなってるから仕事がいっぱい増えたってことね。
スピーカー 3
で、タイユーの主張としてはメリットありますって言うね、音楽頑張ると。
スピーカー 1
そうですね。で、これが音楽の最後の一押しでそこまでいけたりするんで。
例えば同じメロディーだったとしても、やっぱりアレンジがそこまで力入れてなかったり、
例えば生演奏の方がふさわしいジャンルなのに、良さの関係で打ち込みのまま終わってしまったりしたら、そこまで心を動かすものにはつながらないっていうことがあるので。
そこのメリットを分かった上で、ここにはコストをかけないっていう選択をされるならいいんですけど、
このメリットありますけどどうしますかって営業の方が言ってくれたら非常に嬉しいって感じですね。
なるほど。
武器として持っていただけるといいんじゃないかなっていう。
スピーカー 3
いやーこれ、なかなか意識してないと発想にないよね。
つまりCM音楽を作るが、取っ掛かりやったりするわけやろ?元々。
とかイベントの音楽か、今回は。
イベントの後のことまで考えてないもんね、基本的に。
スピーカー 2
そもそもクライアントがその案件をどれぐらいの期待値を持って発注してるかってとこもあって、
1回このイベントでこの日1日使えればいいですぐらいの期待値なのか、
これは1日のイベントなんだけど、
すごいいろんな社員のモチベーションにも関わるし、
いろんな人も見てるし、もしかしたらテレビの取材も入るかもしれないし、
すごいブランドを代表するようなイベント、ブランドを象徴するようなイベントだから、
っていうような期待値でやってるのかで、結構そこも違うのかなと思いますね。
そこにお金をかける価値みたいなのが。
今回はそういう気合のものじゃないから、そういうお金かける感じじゃないんだよっていうこともあれば、
確かにこれはちょっと今後の展開だとかも考えて、
これはしっかり作っておくべきだなってなるかっていうのは、
それは結構案件にもよるかなっていう感じですね。
スピーカー 3
たぶんタイヨがここで言いたいのは、あれかもね、
イベント自体はじゃあ、もう適当にちょっとあれやけど、ある程度終わらせていいやってなったとしても、
そこでめっちゃいい曲できたら、イベント後もめっちゃ意味あるよみたいな。
効果あるよみたいな。だから、もうイベントをしょぼければしょぼいほど逆に、
後に残るかもしれない音楽にお金かけておいた方がいいんじゃないみたいなことかもね。
スピーカー 1
あとあれですね、今発展系としてよく言ってるのが、カラオケに配信したりとか、
サブスクで音楽、スポティファイとかアップルミュージックとかに、
普通にJ-POPと並列で聴けるようにやろうと思えばできるので、
しかもそこに費用があまりかからなかったりして。
広告音楽でやるのは今のところ珍しいけど、やった例があるんですよね。
で、それをやるかやらないかで、例えばマグロ1匹で言うと、
トロだけ食べて、他全部捨てている状態だったのが、
あれここも食べれるし、ここを粗煮にしたら食べれるしとか。
なんなら目玉も食べれるしみたいな。
そういう使い方をクライアントとか代理店の営業の方みたいな立場の方がわかっていると、
普通にもったいないことが減るんじゃないかなっていう。
スピーカー 3
まだ使えるみたいな。
ワンソースマルチユースみたいなものができるかもしれないですけどね。
スピーカー 3
いいものを作っておけば。
スピーカー 2
あとそこにちょっと偶然の要素が掛け合わさるところもあるから難しいですね。
すごく絶対的に良いものを納品したとして、
それがその後どう転がるかって割とやっぱりちょっと偶然によるところもあるから、要素として。
スピーカー 3
ワンチャン当たるかもしれないから、投資する意味はあるよぐらいは言えるかもしれないね。
スピーカー 1
この間あった例としては、10年前ぐらいに作ったWebムービーが、
世間的にすごくバズったわけとかではないんですけど、
それが歌物の音楽だったんですよね。
10年後ぐらいに社長がこれをカラオケ配信したいって、
もう社長の意向で言ってくれて、クライアントの。
カラオケ配信するならサブスク配信もできますよって。
もろもろデメリットないのであればオススメですって言ったら、実現したっていうのがあって。
カラオケもサブスクも。
スピーカー 3
すげーなそれ。
スピーカー 1
これもたまたま思い出してくれたからみたいなところはありますけど、
やっぱり誰かの意思がないとここにはたどり着かなかったので。
スピーカー 3
難しいっすよね、でもねこれなかなか。
あれ?
スピーカー 1
だって太陽側の視点からずっと言えばあれやけど、
スピーカー 3
俺はやっぱ春のことすごい心配だからさ。
春が心配だからさ。
春だってそこに予算かけたらこういう展開になるかもしれませんみたいなこともなかなか言えないっすよね。
スピーカー 2
たられ場ですからね。
スピーカー 3
起きなかったじゃねーかみたいに春が責められるの俺見てられないよ、正直。
スピーカー 1
俺だってさ、春のこと考えてるから。
スピーカー 3
いやいやもう春にお願いばっかりしてさ、お前だめだよ。
春こっち来いよ。春こっち来いよ。
スピーカー 1
怖いからね。
兄ちゃん。
兄ちゃん。
スピーカー 3
分からん、大人が喧嘩してるとき怖かった。
子持ちの喧嘩って。
いやそれはいいんやけど。
だからね、多分なんか、そういう目線があるということだけふわっと分かった上で、それぞれが判断するみたいなことと思った。
そうですね。
なんか知っとくっていうのは大事やねん、でも。
そういうパターンってあるんだっていうことを、知らないのと知っとくの違うなと思ったって感じやねん。
スピーカー 1
なんかエピソードとか本当ふとした一言で、それがずっと救われてることって僕結構あって。
さっきのお金だけありますの話もそうですし。
なんか予算が低くて悩んでた時期に、どうやらあの音楽プロダクションは最低金額いくららしいみたいなのを聞いたことがあって。
でそれが真実かどうかも分からないんですけど、なんかそれによってめちゃくちゃ救われてた当時。
スピーカー 3
え、どういうことどういうこと。
スピーカー 1
うちの基準は特に定めてなくて、最低金額とかね。
もういくらでも都度都度悩んでた感じなんやけど、話が来るたびに。
どうやらあの音プロは、音楽プロダクションは最低金額が何十万らしいみたいな。
スピーカー 3
だから高く設定しとったってことね。
スピーカー 1
そうそう、高めに設定してるのを聞いて。
ちなみに言っちゃうとそれが60万だったんですけど。
最低金額60万でやってますっていう。
でそれが噂だけだけど、めちゃくちゃ救われて。
スピーカー 3
なるほど。
スピーカー 1
あ、60万最低とか言っていいんだみたいな。
だからなんかワンエピソードでずっと救われるようなことがあったりとか、ずっとヒントになったりすることが起こるので。
なんかこの放送を聞いて、なんかそれが生まれたらいいなって。
スピーカー 3
あ、いいや。
太陽、最低予算100万って言う条件、とりあえず。言って。
スピーカー 1
最低予算100万円です。
スピーカー 3
やろう。みんな100万にするやん。
いったら80万の案件バリバリ取れるぞ。やったやん。みんなが100万以下受ける。
スピーカー 1
ご相談には都度応じます。
いいや。
とかね、そういうこともありますよね。
スピーカー 3
はい。
そしたら、時間的にもう最後ぐらいになると思うんやけど、太陽なんかある?
スピーカー 1
まだ120個ぐらいありますけど。
絞って聞きたいことがあるとすると、
広告音楽のオーダーメイドの技術を持つ人材って、今めちゃくちゃ少ないんですよね。
スピーカー 3
作る側ってこと?
スピーカー 1
作る側です。
音楽プロデューサーも少ないし、作曲家にしても、
アーティスト活動を主にやってて、たまにCM案件もやります、みたいな人はいるんですけど、
自分は広告音楽のプロフェッショナルですっていう作曲の方は、あまりいなかったりして。
で、これが今、フリー音源とかAI作曲とかによって、
あまり必要とされなくなってきているっていう時代の流れも、実際あるはあるんですけど、
これって、物の大量精査によって工芸品とかの職人が減少しているようなことと同じだなと思っているんですよね。
スピーカー 3
なるほど。
スピーカー 1
で、これによって、今の流れが続けば、まず物価高にもかかわらず、
クリエイティブの値段は下がり続けているので、音楽制作の予算も基本的には下がり続けています。
なので、このままいくと基本的に絶滅すると僕は思います。
スピーカー 2
次回へ続く