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2020-05-12 08:43

第22回 【新型コロナと家計防衛③】望み薄のボーナスがでたらやったほうがいいこと

前回の【コロナショック】シリーズに続き、今回はFP深野康彦さんとマネーライターの清水京武さんが今回の新型コロナによる家計への影響とその対応についてお送りいたします。
【第1弾】望み薄のボーナスがでたらやったほうがいいこと
【第2弾】死守したほうがいい金融資産
【第3弾】住宅ローン 返せなくなりそうな人は?変動金利に変える?
【第4弾】毎月の支出を3万円落とす方法
【第5弾】このタイミングで401Kをやった方がいい?

第1弾は新型コロナの影響でボーナスの期待は薄れるものの「もしボーナスが支給されたらやった方が良いこと」を端的にお伝えいたします。

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皆さんこんにちは、ファイナンシャルプランナーの深谷康彦です。
皆さんこんにちは、マネーライターの清水です。
福野先生、今回もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今回もコロナウイルスの影響で、遠隔による収録ということですので、
若干聞きづらい点もあるかと思いますが、そこはご了承いただきたいということで、よろしくお願いいたします。
今回のテーマなんですけれども、タイトルで言いますと、望み薄のボーナスということですね。
それが出た場合というかですね、これをどういうふうに今回うまく家計に反映させたらいいかというテーマなんですけれども、
やはりコロナの影響でですね、今年の夏のボーナスは大幅に減額されるかもしれないということは至る所で言われているんですけど、
その場合の可能性とかポイントをですね、いろいろ整理して皆さんにお伝えしたいと思いますが、
まずその辺の可能性というのは福野先生どうでしょうか。
そうですね、いわゆるですね、新型コロナがですね、いわゆるパンデミックになる前にですね、
春冬とかある意味で結果が出たじゃないですか。
それを考えると、夏のボーナスに関して言えば、もちろんその一部の企業では既にですね、ゼロになるとか、減額されるとかいう声が出てますけども、
これは企業によってはですね、この夏に関して言うと無傷というケース、無傷というのはですね、予定通り出るというところもあると思うんですよ。
ただし、そういう企業であってもですね、冬のボーナスはやっぱり影響あるんじゃないかなと。
ちょっとですね、またよくですね、たとえでですね、2008年のリーマンショック。
あれをたとえと言うんですけども、2008年のリーマンショックって9月にあったじゃないですか。
で、そのボーナスという冬のボーナスの約3ヶ月前ですよね。
そうすると、冬のボーナスは当時カットされたところもあったし、極論するとゼロもあったし、今回と同じように無傷というケースもあったんですよ。
ただし、その無傷のところもやっぱり夏には影響を受けたということを考えると、
おおむねリーマンショックと同じようなスケジュールになるのかなって気がするんですよ。
ただでもリーマンショックよりも短期的な落ち込みというのが大きいので、
このボーナスに関して言っても、一つ考えないといけないのは、やっぱり影響はリーマン時よりも多業種にわたるのかなと。
あともう一つは業種によって大きく差が出る。
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というのが今回の新型コロナの特徴かなと私は思っています。
そうすると、もしかして夏に下がらない業種もあれば、冬も安心かというと冬に大きく下がるものもあるし、
夏冬に下がる場合もあるだろうと。
もちろんもちろん。
いろんなケースが考えられて、しかも幻覚の幅が大きい可能性が考えられるということなんですけれども、
そういうことが想定された上での家計防衛といいますか、その辺はどうお考えでしょうか。
今回に関して言うと、当初言われたV1型回復というのはかなり厳しいと思うんですよ。
いわゆるU字とかL字とかと言われていますけれども、
それを考えますと、我々の収入が戻っていくのもかなり時間がかかると考えられるんですね。
ということを考えると、今回の夏のボーナスに関して言うと、
まず提供金、あるいは普通預金の意味ですけれども、現預金で持つことが一番重要じゃないですかね。
そうすると支給された額が高い方、少ない方あるにせよ、
それはとにかく一回現預金としてキープするということ。
そうですよね。例えば足元の残業代とかほとんども付かないじゃないですか、企業。
それを考えると、給料は基本給止まりとか、そういう方もいらっしゃると思うんですよね。
それを考えると、残業代がないと10%とか20%くらいお給料減っている人が結構多いと思うんですよ。
その部分というのはボーナスで補わなきゃダメですよね。
そうですね。
その度合いというのがどこまで続くか見えないじゃないですか。
見えませんね。
そうすると、一番今なるべくやってはいけないのは、預金を取り崩すことになりますよね。
今は厳しい時だから、預金はできなくてもしょうがないと思うんですよ。
ただでもやっぱり預金を取り崩すとか、ラジオでもちょっとお話ししましたけども、
100均に走るというのは一番良くないじゃないですか。
それを防ぐためには、やはり現預金をキープして、
残念ながら毎月の給料が減ったら現預金で補うというスタンス。
それが今回この夏、それこそ少し早いかもしれませんけども、
この冬もそんなようなスタンスのほうが私はいいと思いますよ。
なるほど。
人によってはですね、そのボーナスを当てにしてですね、
例えば保険の年払いとかですね、
車検費用とか、あるいは住宅ローンのボーナス払いとか、
いろいろボーナスが失策の陰に食い込んでいる方も少なくないですね。
今清水さんおっしゃった通り、
マネーパランクリニックの中でもですね、
ボーナスの支出詐欺というので、
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保険の年払いとか、各種税金というのは結構上げている人が多いですよね。
その部分というのがどちらかというと、
日常の家計のですね、カバーというかですね、
そちらに回ってしまうということを考えれば、
今回はそれしょうがないかもしれないけれども、
その後を狙うのであれば、年払いは構わないけれども、
毎月の支出に計上しておいて、その支出上で払って、
ボーナスはあくまでもバッファー、余裕部分として考えておくということを、
やはりこれから考えなきゃダメですよね。
なるほど。そうすると、
ボーナスが減額になるのは辛いんですけれども、
これをきっかけに家計のボーナス依存を多少でも落としていくような、
家計の見直しをする機会でもあるということですね。
おっしゃる通りですね。
もし、例えばこの新型コロナがなかったとしても、
やっぱりボーナスというのは、家計を今清水さんがおっしゃったように、
見直す大きなチャンスであるんですよ。
それを考えれば今回の場合は、それこそ新型コロナというですね、
想定外のことが起こっているわけですから、
今回の夏のボーナスでは、家計全般をもう一度ですね、見直すということを、
これは全ての人がやった方がいいと思いますね。
なるほど。わかりました。
今回のボーナスについて、
減額になる可能性の方はかなり多いかと思うんですけど、
これをきっかけに一つ家計を見直して、ボーナス依存から脱却して、
ボーナスはその貯蓄に回せるような、
そんな家計にしていくよう目指していくことが、
一つの家計防衛だと言えるんですね。
あともう一つ気が早いかもしれませんけども、
あくまでも今回のボーナスの減額というのは、
新型コロナの影響じゃないですか。
減額したものが永続するわけではないということね。
ただでも、やっぱりですね、
我々のお金との付き合いということを時間軸で長く考えれば、
やっぱり良い時もあるし、悪い時もあるから、
常に悪い時にはどうやって備えるかということを考えた上で、
家計の見直しというのはしていただきたいですよね。
そうですね。わかりました。
ボーナスはそのような厳しい状況になるかもしれませんが、
これをきっかけに皆さんも是非、
家計の見直しをしていただきたいと思います。
フロア先生、今回もありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。
現在ですね、2020年の家計防衛ということで、
ビジネスの皆さんからお金の悩みを募集しております。
当番組の説明欄にある応募フォームからですね、
ご応募いただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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