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2020-05-19 10:47

第23回【新型コロナと家計防衛②】 死守したほうがいい金融資産

"FP深野康彦さんとマネーライターの清水京武さんが【新型コロナと家計防衛】と題しまして、主に家計の対応方法についてシリーズでお送りいたします。
【第1弾】望み薄のボーナスがでたらやったほうがいいこと
【第2弾】死守したほうがいい金融資産
【第3弾】住宅ローン返せなくなりそうな人は?変動金利に変える?
【第4弾】毎月の支出を3万円落とす方法
【第5弾】このタイミングで401Kをやった方がいい?

第2弾は学資保険など、この状況下でも守るべき金融資産をお伝えいたします。

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皆さんこんにちは、ファイナンシャルプランナーの深野康彦です。
皆さんこんにちは、マネーライターの清水です。 深野先生、今回もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
今回もコロナウイルスの影響で、遠隔による収録になっていますので、 若干聞きづらい点もあるかと思いますが、そこはご了承いただきたいということで、よろしくお願いいたします。
今回、死守したほうがいい金融資産というテーマなんですけれども、 新型コロナの影響で、十分な備えがない場合、現金化に苦慮して、
例えば、保険や投資商品を売却するようなことをされる方も増えているかと思うんですけれども、
それが果たしていいかどうかというところを、今回テーマにしてみたいと思うんですが、
その辺、まずそういう人がどうしても増えるであろうということは、 深野先生も感じていらっしゃいますか?
今おっしゃる通り、本来であれば、投資というのは余裕資金でやるものじゃないですか。
その他、別途きちっと現預金を確保していれば、こういう局面でもバタバタする必要はないわけですよね。
ただでも、ほんの数ヶ月前を振り返ってみると、例えばアメリカ株は市場最高値更新とか、
そういう状況を考えると、少しリスク管理が甘くなっている人って多いと思うんですよね。
例えば今年はアメリカの大統領選だから、大統領選までは株価があるとかね。
そういう見方があったから、どうしても少し投資に前のめになったところで、今回新型コロナという影響が来たじゃないですか。
それを考えますと、今清水さんがおっしゃられた通り、当然やっぱり売らなければいけないという人は、かなり多いと思いますよね。
また、今回の新型コロナに関して言うと、一部の国では、都市封鎖の解除とか、お店が一部営業を始めたとか、出れますけども、
根本的には特効薬とかワクチンというのはできていないことを考えると、一時的にいろんなものが解除されたとしても、やはり第2波、第3波というのが来る可能性が高いと思うんですよね。
そういうことまで先行きまで考えると、現預金というのを厚めにしておくということは、これから大きなポイントになりますよね。
それは、やっぱり収入が減るという部分もあり得ると思うんですよ。これに備えるという意味で、今この新型コロナで、不要不急の外出を控えていってあるじゃないですか。
それに例えるのであれば、不要不急の支出とか、投資はやっぱり抑えるというイメージ。そうじゃなくて、現預金をがっちり持って、守りを固めるというスタンスがいいと思いますよね。
なるほど。先ほどの話でいうと、コロナの前までは、アメリカも日本も比較的調子が良くなっていたというところもあるんですけれども、
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今、現預金にしなければ厳しいということは、逆に言うと、資産配分で投資をやりすぎていたとか、余裕資金以上のものを投資していたという可能性もあるということですね。
そうですね。やっぱり往々にしてうまくいっているときほど、資金を上乗せしたりとかあるじゃないですか。その局面が、ほんの数ヶ月前だと言えるかもしれませんよね。
ですから、うまくいっているときほど慎重になれということもあり得るじゃないですか。そういうことを、もう一度噛み締めないとダメかもしれませんよね。
そうですね。そうすると、今回のことで、前に言った損切りしなければいけない方も出てくると思うんですが、そういう方は特に、これから資産配分だとか資金管理はちょっと考えてみるきっかけにしたいところですね。
そうですね。仮に、今回損切りするような浮気味であったとしても、やっぱり時間軸を長くすれば、どこかでリカバリできるわけじゃないですか。
投資を一時止めて、どこかでまたスタートしたりとか。そういうことを考えれば、損切り売っちゃったらもう取り返せないと思うのは間違いですよね。
そうですね。分かりました。今、株式とか商品についてちょっと触れてみたんですけれども、それよりも迷うのは保険だと思うんですね。
そうですね。最近、清水さんとマネープランクリニックの相談を見ていると、意外とまた保険を取った入り過ぎしている人が結構見受けられますよね。
そうですね。
もう一つが、昨年、老後式2,000万円問題があがれたじゃないですか。それに絡んで、保険の中でも個人年金保険とか、返額型の保険などのような、老後に備えるためのものに加入しちゃってる人が増えてるなって、そんな印象を受けますよね。
そういう保険もですね、老後のためにかけている保険ですので、今、その解約したりすることにはいろいろ悩んだり躊躇する人もいるかと思うんですが、そのあたりの判断というのは難しいですね。
保険は確かにですね、ある意味では老後のための貯蓄というイメージもあるじゃないですか。ただでも、物事には順番というのがあるわけですよ。
それは我々はですね、時間軸を考えた上でお金の準備をしてくださいと言うんですけども、どういうことかというと、老後というのは誰にとっても一番遠い将来の出来事ですよね。
その一番遠い将来の出来事を、今最優先にやるのが本当にお金の準備としていいのかって考えなきゃいけないわけですよ。
例えば、お子さんがいらっしゃる人であれば、老後を迎える前に子どもの教育費を確保しなきゃいけないし、住宅ローンを変えている人であれば、住宅ローンを老後に残さないというのも大きな考え方じゃないですか。
そういうことを全部クリアした上で、やっぱり老後というのがあるわけですから。
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個人年金保険とか、外科の保険なんかが入っている人の場合には、それこそ自分のライフイベントにおける優先順位を考えた上で、本当に厳しかったらですね、払い済みにするとかっていうのもやむを得ないと思うんですよ。
子どもの教育費は待ってくれないですから、あるいは住宅ローンの返済だってしっかりですよね。
それを考えたら、そういうのをお隣にして、老後の方に考えるというのは本末転倒です。
そういうことを考えれば、保険だって、もし払い済みをしたとしても、どこから悠々払いをまた始めるということはできるじゃないですか。
老後というのは、やっぱり日本人にとって一番関心が多いことですから、今後また新たにいろんな商品が出てくる可能性がありますよね。
あるいは制度だって、国会の審議が止まってますけど、65歳まで居住できるようになったりとか、
あるいは積み垂れにさらって20年間払い込みができるとかって、そういう形でいろんな形で準備ができてるじゃないですか。
それを考えるのであれば、今はもう緊急的な時だから、老後よりも家計をしっかり守る。
メサキの子供の学費をしっかり準備する。そちらの方に主眼を置いて、老後の方はちょっと置いておいてもいいと思うんですよ。
もちろん余裕があるんだったら継続してもいいと思いますよ。それがないんだったら、老後より準備しなきゃいけないものってあるでしょ。
その観点で、商品をどれを取っておくかっていうのは見直していただきたいですよね。
今お話し出たことで言いますと、教育費は学習保険で用意している方が多いんですけれど、
生活費が苦しいから学習保険を解約するか、これはまたちょっと問題ですよね。
これはね、基本的に子供の成長というのは待ってくれないですから、
それを考えるならば、学習保険はしっかり続けていただきたいですよね。
それを考えると、たとえばよく清水さんとマネープランクリニックの中で、
せめて児童手当くらいはって話するじゃないですか。
児童手当をしっかり確保すれば200万のお金準備できるわけですよね。
それが学習保険の厳審だったらおかしくないじゃないですか。
もちろんそれは学習保険はいくら満喫のものに入るかっていう違いがあるにしても、
学習保険は守れる人が多いはずなんですよ。
ということは逆に言うと、家計のどこかに無駄があるということですから、
そちらをしっかり見直していただきたいですよね。
保険でまたもう一つ言いますと、死亡保障ですとか医療保障ですね。
これも保険を全部解約してしまうと、
お子さんがいる家庭などはやっぱりよろしくないということになると思いますので、
その辺の考え方もやっぱり一つポイントになるかと思うんですね。
そうですね。特に死亡保障に関して言うと、
最近意外と死亡保障が少ない人が多いじゃないですか。
だから死亡保障はやっぱり子供さんがいる家庭なんかは、
しっかり確保しておいていただきたいですよね。
逆に医療保険なんかは高額のものに入っている人が多いじゃないですか。
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多いですね。
それを考えるんだったら、医療費は考え方が違うかもしれませんけども、
その辺りもメリハリつけた上で見直していただく。
なるほど。
保険はとにかく必要な時期に必要なものだけ確保しておけば十分なわけですよ。
あと保険の場合で言うと、給付金の対象になる、
我々は保険事故、病気など嫌なことを言ってますけども、
それをならない限りお金ってもらえないわけですから、
我々は日常的にそういうことにならないように生活しているわけですから、
過度に保障を得るっていうのもちょっと矛盾してますよね。
そうですね。分かりました。
お話まとめさせていただきますと、やっぱりこういう時期ですから、
原油金は手厚く保有するということが大変大事なことですので、
投資商品を現金化することも必要に応じては大事だろうということと、
それをきっかけに投資型商品というのは余裕の範囲でやっていくということを、
こういうことをきっかけに考えていただきたい。
それから保険に関して言うと、やっぱり各家庭で必要なものだけに絞るということ。
特に年金とか老後に関わるものに関しては、
優先順位を考えて場合によっては払い積み保険にするという手立ても必要ですので、
そういうことも考えながら本当に必要な保障を確保するということが
考え方の基本になるかと思います。
河野先生、今回もありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。
現在、2020年の家庭防衛ということで、
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