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2020-09-15 12:36

第39回 稼ぎが増えない!!世帯収入アップが望めない時どうすれば?

収入減の要因に新型コロナウィルスが仲間入り。All About『マネープランクリニック』でアドバイスをするFP深野康彦さんとマネーライターの清水京武さんが、収入減への対処法、またこんな時こそ気を付けるべきことを解説します。

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皆さんこんにちは、ファイナンシャルプランナーの金谷清彦です。
皆さんこんにちは、マネーライターの清水です。 福野先生、今回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回もコロナウイルスの感染拡大の影響でリモート収録になっておりますので、聞きづらい点もあると思いますが、その点はご了承ください。
今回のテーマは、世帯収入が期待できない場合の家計防衛ということで、
言葉にするとネガティブな感じですが、コロナ禍によってこのテーマは避けられないだろうなと思います。
福野先生、世帯収入が期待できない要因は一応ではなくて、いろいろありそうですね。
そうですね。清水さんとマネープランクリニックをやっているのはかなり長い。
それこそ、紙の紙面から考えれば20年近くやっている方がいらっしゃいますが、
やはり収入が増えないという方は、今までのことを考えれば、過去にご病気された方、あるいは精神疾患などを患った方、そういうようなケース。
あるいは親の介護で働くことが難しい。
こういうようなケースと、勤務先が厳しいので、賃上げをほとんどしてくれない。
一番ひどいのは、副業禁止とか残業代がないのに、そんな規定があった会社もあったのを記憶していますが、
今、本当に清水さんおっしゃるように、収入アップできない要因は、各家庭によって様々な状況ですよね。
そこに、新型コロナウイルスで収入源が襲ってきているという感じですよね。
最初にお話しした病気や精神疾患など、家計収入が期待できないという方の場合は、どう考えたらいいですかね。
今、コロナウイルスと言われていて、精神疾患を患う人が増えていくのではないかと予測が出ていますが、
やはり病気や精神疾患などをされた方は、再発が最大のリスクですよね。
それを考えると、働かなくては、焦ってしまって再発させてしまうと、もっと働けない期間が長くなる可能性があるじゃないですか。
このあたりは、自分自身の体とよく相談して、慌てず、というところを強調したいですよね。
本来であれば、フルタイムで働けるのはベストでしょうが、
働き始めるというのも、無理のない範囲でアルバイトやパートナーを始めて、徐々に勤務時間を増やして、
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それで最終的には正社員になれるというのは、時間がかかるかもしれませんが、
それぐらい慎重になった方が、長い目で見ればプラスは大きいのかなと思うんですよ。
また、これは自分自身のケースですが、一方では、家族にご病気の方がいたり、精神疾患された方がいたり、
例えば、夫がそのような状況で妻が、この場合だと奥様が頑張らなければいけないと分かるのですが、
頑張っている奥様が倒れてしまうと、家計はより厳しくなってしまうという状況ですよね。
だから、頑張りすぎないということが、まず大切だということ。
この部分というのは、焦らなければいけないという気持ちはありますが、
一方では、大病したり、精神疾患の場合だと、歓喜しないケースがあるじゃないですか。
それと付き合っていかなければいけないということもありますよね。
それを考えるのであれば、時間をかけて徐々に徐々にということ。
なかなか考えれば、もしそうなってしまったら、今は神様が休めと言っているような感じで、
少しはじっくり休むことが必要だと思っていますよ。
あと、親の介護になるとどうでしょうかね。
親の介護の場合は、この頃マネーパランクリニックの中でたびたび言っていますが、
まず親の介護というのは、親のお金で必ずやるということです。
やはり自分のことを考えると、子供の時に親に迷惑をかけたとか、
いろいろなことがあったので、最後ぐらいは親の面倒をしっかり見たいという形で、
お金を出してあげる人が結構いるんですけれども、
これも心を折りにしてやめてください。
濃くなことを言うようですけれども、親と自分を比較すると、
やはり寿命の関係では親が先に亡くなるんですよ。
そうすると、親のためにお金を使ってしまいますと、
自分たちのその先の労働はどうなるのかという考え方があります。
また、あるいはご兄弟が何人かいて、自分一人が出らせたりしても、
親が財産があった場合には、親がきちんと有望の書とか残してくれればいいけれども、
そういうことがなかった財産分野に揉めた場合には、
法定相続分通りに財産が分けられると、
結局、自分が使ったお金を回収できないというケースがあり得るじゃないですか。
これはもちろん最悪のケースかもしれませんけれども、
それを考えるのであれば、親の介護は、まずは親のお金から重点的に支払って、
親のお金が出せなくなった段階で、今度は子どもたちがどうする。
この場合も、一人だったらもうしょうがないですけれども、
ご兄弟等がいる場合には、できる限り均等に、基本的には負担をしていくということ。
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そうは言っても、各ご家庭によって家計の状況は違うでしょうから、
均等にというのは厳しい意味もあると思うんですよ。
その場合には、例えばお金の負担を少なくする代わりに、労力で介護をするということ。
例えば、医者に行くときは、自分たちが連れて行ってあげるとか。
そういうような形で、金銭でカバーできない部分は、労力で基本的には補うという形。
それで均等ということを、しっかりやっていくような形にした方がいいと思います。
なるほど、わかりました。
それとあともう一つ、介護が必要な場合、親が弱ってきた場合は、
必ず早めに申請を行うこと。
介護申請を取れれば、介護保険が使って、実質1割負担で済みますから。
そういうので、うまくデイサービスを使うなりして、
時間を確保して働ける環境を作っていただきたいですよね。
そうですね、わかりました。
それとあとは、例えば、民生委員を使うとか、いろんな公的な部分がありますから、
そういうものをうまく使って、介護はどうしても時が長くなります。
自分一人で変えちゃうと大変ですから、それあたりは守ってもらいたい。
何でそんなことを言うのかというと、
実は介護と子育てってある意味で似てる部分ってあるんですね。
はい。
ただし、子育ての場合っていうのは、時の経過とともに、
どんどん子供が自分自身でできることが増えていくじゃないですか。
ある面では、だから親の手間がかなりかかるんですよ。
でも介護って実は子育て逆なんです。
時が経過をするほど、実は手間がかかった。
自分たちがより大変になってしまうという感じになるんですよ。
ですね。
それを考えると、1人で背負い込んでしまうのは大変です。
特に、例えば地方の方に行くと、
親の介護は子供たちがやるのは当たり前だという感じがあるんですね。
はい。
それで自分たちの生活がままならないというケースも、
私はやったケースがあるんですよ。
それを考えますと、もちろんそういう気持ちは大切ですけども、
今度は介護をする方の人が精神的に参ってしまったり、
体力的に参ってしまう形がありますので、
早いうちからも役割分担などを考えた上で、
肩に背負い込まないようにすることが、
介護は大切だと思いますね。
なるほど。
これは金銭面も体力面、精神面も含めてというところでしょうか。
そうですね。
あとは世帯が、介護とか病気とか関係なく収入が増えないというケースもありますよね。
収入が増えないという場合、例えば肩の働きであれば、
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一般的には奥様が専業収入というケースがあれば、
これはアルバイトとかパートローカーをしてもらう。
あるいは奥様がしっかり働けるんだったら、
扶養の範囲から出て、奥様自身が後世年金とか入れば、
これは老後の準備にもなるじゃないですか。
場合によっては正社員になるとかね。
そういう形で、ダブルインカムというのは当たり前だという形で、
ツーパワーで収入を得るような形で変えてもらいたいですよね。
ツーパワーなんだけれども、お金収入が増えない。
先駆けを見れば当面、昇給などは考えにくい。
こういう人の場合は、私は転職を考えてもいいのかなと思います。
なるほど。
転職は二の足踏んであれば、会社が許せれば副業をするとか、
そういうことをやっていかないと、収入アップにはなかなかならないし、
例えば、お子さんがいれば子どもの教育費をまかないながら、
自分たちの老後の準備とか、
これからまだまだお金がかかるというケースがいっぱいありますからね。
それを考えるのであれば、若い人ごと収入が増えていかないと厳しいですよ。
そうですね。
それを考えると、若い人ごと収入が増えないんだったら、
先ほど言ったように、転職あるいは副業をするとか、
そういうことも考えた上で、収入アップは買っていただきたいですよね。
そうですね。
それと合わせて、支出分も見直そうということは、外せないところになりますよね。
そうですね。
これはもう、収入のアップを生むに関わらず、
そうして支出分を見直す。
簡単に言えば、節約ですよね。
これに励む必要というのが、今現在この新型コロナ禍では、
誰にも必要だということですよ。
節約はリスクもないし、
今日から誰でもできるわけじゃないですか。
思い立ったのが基礎ですから、
まずですね、収入を増やすというのは苦労がありますから、
まずできることを考えるなら、支出を見直して、支出を減らす。
次に今度は収入アップを考えて、そういう形でやっていくのが、
これからの一番のポイントなのかなという気がします。
はい、わかりました。ありがとうございます。
その病気とかは、介護もそうですけど、
一人が頑張りすぎず、加害すぎずですね。
特に介護は、公的な介護保険とか、
介護制度を利用することで、コスト的にも抑えられますので、
そういうところを利用する。
働ける人は、パートアルバイト、復旧、転職など、
可能性を模索したいところですけど、
共通して言えるのは、家計防衛、支出の見直しは、
ぜひとも効果的ですので、やってほしいというところですね。
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それはもうね、収入アップができない人は、
待ったなしと言ってもいいですね。
そうですね、わかりました。
河野先生、今回もありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。
現在ですね、2020年の家計防衛ということで、
ビジネスの皆さんからお金の悩みを募集しております。
当番組の説明欄にある応募フォームからですね、
ご応募いただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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