雑談が苦手だというところを置いておいて、今回のテーマからいきたいと思います。
システム開発と大工仕事はどこまで似ているのか。
というタイトルになります。
これ確かによく聞きますし、システムのことよくわからないという時に、
大工で言えば設計して工事してみたいなことしてますよみたいなことを言ったりするんですけど、
そもそもこれって合ってるんですかねっていうところも含めて、今回聞いてみたいなというふうに思ったりしますね。
辰巳さんこれどう思います。
合ってる。7、8割は合ってると思いますよ。
7、8割は合ってる。
だけど本当に建築の話と全然違うというところもあって、
2、3割はそう思われてると困っちゃうなという時もあるんだよね。
例えば似ている点みたいなところを考えていくと、
よくデータベースとかを考える時とか最初の設計を見て同じ言葉を使いますよね。
家の設計とシステムの設計って同じ言葉を使うと思うんですけど、この点は辰巳さんいかがですか。
これはもう本当にそのまんまできます。
ほぼイコールと考えて差し支えないと。
なるほどなるほど。
だからここが覆ると今までやってたことがどうなるのかという話ですし、
ここから覆るとあらゆる部分に影響が及んでいきますよね。
とかあと何でしょうね、家をこうしたいとか窓りをこうしたいとか、
材質はこうしたいとか、バリアフリーにしたいとかっていうのはシステムで要件定義とか近いですよね。
これを設計図を考えるっていうところの、
例えばその予算とか見積もりっていうところもだいたい同じになってくるって感じですかね。
そうですね、家でいう材料費とか材料の運搬費とかはサーバーの実費みたいなところに近いと思いますし、
あとは何でしょうね、SaaSとかそのAPIの利用料とかもそれに近いですし、
人件費っていうのは全く変わらない。
僕は大工さんの見積もり書システムとか見てるんでわかるんですけど、
国土交通省とかのガイドラインに基づいて単価表とかがあったりするんですよね、大工さん。
ああいうのがいわゆる会社ごとで掲げる認知単価みたいな部分に当たるんです。
なるほど、これシステム開発に携わるようになって、
僕いろんな経験が浅すぎるのかもしれないんですけども、
一人月とか一人日っていう言葉初めて聞いたんですよね。
僕もここで初めて知りましたね。
建築とかシステムも人日っていうのが、
普通に業界用語になるんですかね、わからないんですけど、
使われてるっていうところもその人日も一緒なんだなっていうのをちょっと思ったりしましたね。
そういう意味では似てる部分が本当に多いかもしれないですよね。
そういう用語も多いですよね、人日とか。
そういうのをまとめて人句って言ったりしますよね。
人に工夫の句って書いて人句って。
人句、工数の工ってことですね。
人日とか人月とかをまとめて人句って言うんだよね。
ちょっとあんまり最近は言わないかもしれないです。
あと後期とかっていう話もいるし。
後期、納期とか。
納期は業界でもあると思うんですけど。
どこどれも同じか。
後期と後句って言ったりするんだよね。
ITだとちょっとカッコつけてフェーズって言うけど、
古めかしい開発会社だと後句って言ったりするんだよね。
後句とか後期とかね。
後句か、後句。
その辺も建築ってよく似てると思うね。
確かに後句が似てるもの確かに多いなっていう。
ちょっと話また戻っちゃうんですけど、
これはないのかな。
家作るときに設計図考える人建築士って言うじゃないですか。
システム開発だと特別な呼び名みたいなのあったりするんですか。
いないですね。
いない。
それはあんまりメジャーじゃないけど、
アーキテクトっていうのはそういう役割なんだよね。
ソリューションはデータベースアーキテクト。
設計できる人ではアーキテクト。
一応資格でデータベーススペシャリストとかも存在しますか。
でも必ずしもプロジェクトに必ずいるわけじゃないので、
建築だと設計師がいない建築は多分ないと思うんで、
誰かが設計しないと図面が起きないと思うんだけど、
そういう意味ではITは資格が必須じゃないので、
できる人、自分みたいな経験積んだ人間であれば作っちゃうんでね。
そこは大きな違いかもしれないですね。
家とかに関しては命に関わるものとかもあったりするので、
そこら辺は明確な国家資格を持っている人による専門領域、独占業務っていうのがあるかもしれないですね。
なんか国の基準とかもありますもんね。
そこら辺の金山も含めて多分資格は明確な方だというふうになってるんでしょうね。
二級建築士とか二級建築士とか資格があるんで、
その人たちが作らないと普通に住む居住用の家ではできないでしょ。
これ最近、ちょっとこれも古いのかもしれないですけど、
建築で最近よく聞くのはリフォームっていう言葉をよく聞くなと、
あとDIYとかですね。DIYしてリフォームして瑕疵出してますみたいなことをよく聞くんですけど、
ここら辺の感覚もシステムは近かったりするんですかね。どうですかね。
その言葉はつかないけどね。
そうですね。リフォームとは言わないんですけど。
それはどうなんですかね。改修とかになるんですかね。
何でしょうね。改修とか。
機能追加。
なんか明確にこれイコールになる言葉はないかもしれないです。
リプレイスだとちょっと違いますし。
そうね。リプレイスって違うね。
あとそう、建築園ないやつがリファクタリングっていうのは建築園ないやつですね。
先週ちょっと上がっていて、ちょっと気になっていたんですが流しちゃったやつですが、どういうことなんですかリファクタリングって。
リファクタリングは基本的には中身をきれいにするっていう話なんで、
古めかしい技術とか使っているときに見た目は特にあまり変えないんだけど、
中身を最新の技術に置き換えるみたいなことをやるときにリファクタリングっていったやつなんだよね。
それは建築にはないね。見た目、中身だけっていうのは無理だからね。
めっちゃわかりやすく言うと木造建築になったものがいきなりコンクリにならないんです。
それは無理です。
それはもう縦替えですもんね。
縦替えなんで、ここはちょっとシステム特有かもしれないです。
なるほど。他、ここ建築とシステム開発違うよみたいなところあったりします?
辰巳さんいかがでしょうか。
あるとすればですけど、似てないっていう話で言うと、
家とかだったらモデルルームはあったりすると思うんですけど、
なかなかシステムでそれを出すっていうのは結構むずいかもしれないですね。
かつ、どこまで行ってもシステムって無形商売だと思うんですよね。
家とか建物に関しては確実にものがある状態になる。
イメージのしやすさっていうのとは段違いかもしれないですね。
なるほど。無形化、有形化は確かに大きな違いですよね。
これはやっぱりここら辺にふずしてって細かな違いが似てるとは言われるが、
結構違いが出てくるっていうところになるんですかね。