ふて寝するほど話したい。この番組は、システム開発25年の株式会社プラムザが、赤坂より開発現場の今と本音をざっくばらんに話していこうという番組になります。
進行は私、鴨志田と、内協の島田と、賑やかし役の辰巳です。よろしくお願いします。
さて今回のタイトルなんですが、マッチングサイトいい加減にしろパート2ということで、おそらくポッドキャスト初めて、一番最初ですかね、にパート1を撮った気がするんですが、パート2を撮ろうという話になりまして、今回という形になります。
どうやって進めていこうかというところなんですが、現状もプラムザではマッチングサイトを使っているというところで良いんですかね。ちょっとこれも言及しづらいですかね。どうなんでしょうか。
使ってるんじゃないですかね。
使ってるんじゃないですか。かつ、一つだけ使ってるっていうことでもないと思いますよ。もしかしたら複数使ってるかもしれないんで。
確かにそうかもしれないですね。
ただいろんなマッチングサイトを触っていく中でいろいろ思うところやっぱりあるというところで、改めて2回目を撮ってみようという流れかと思います。
そうですね、近況はどうですか。マッチングサイト自体もいろいろ変わってきているのかなというところは思ったりもするんですが、いかがでしょうか。これは辰巳さんお伺いしてもよろしいでしょうか。
当然マッチングサイトってプラットフォームなんで、ただユーザーを飽きさせないための施策としていろんな取り組みだとかアップデートは発生しますよと。
その中でいいなというふうに提案をしていただけるものも全然あります。
ただ我々の目からするとそういった提案も裏目に出てしまったりだとか、そもそもその施策自体が悪種じゃないということが多々ある中で、
当然我々みたいな受託開発を比較的高端化でやっている業者って、言い方を選ばずに相性自体は良くないと思うんですよね、マッチングサイトとね。
その中で使わせてもらっている部分は当然ある中で、東映ソースって本当にフィットしないなという感じがあったというところですよね。
フィットしないというのは、例えばどういったところになったりするんですか。やっぱり今の話だと高端化とシステムが合ってないんじゃないかというところになってくるんですかね。
例えばですけど、サービスがパッケージ化されてたりだとか、固定化されているようなものがあったりすると売りやすいですよね。
セールストークも、そこを揶揄するつもりはないですけど、通り弁当というかスピード勝負で勝ててしまったりだとか、あともっと言うと安さですよね。
他社が安いところが出てきたらそこよりも下げますというところで、剥離多倍で取っていくというビジネスモデルが勝ちやすいと思うんですよね、マッチングサイトと。こういうビジネス系の特に。
なるほど。プラムだけは基本的にフルスクラッチと言いますか、カスタムで作っている自中に対して都度要件を定めていったり、提案をするというものに対して固まっているもの。
そういう会社さんとかであると、おそらく提案とか予算の見積もりも含めてパッとスピード感を持ってやられてしまうと。
そうですね。メニュー表とかがあって、はいこの通りですみたいな。やりますかやりませんかぐらいな話であることが多いですよね。
我々って早くて1週間、長ければ1ヶ月ぐらいかけてじっくり吟味して提案をするというところが我々の良さであったりするんですけど。
そのマッチングサイトの仕様でどうかというと、そこは何日以内に居所しなきゃいけないんだとか。
営業として受注につながるフローとしてはマッチング即加電が有効ですよみたいな。
っていうところが多かったりして。でも実際それ、加電が有効なケースもあるかもしれないんですけど。
当然発注者側の会社さんもいろんな会社からお声がかかる中で、中には10社とかもありえるわけじゃないですか。
そこから一気に電話が来たらそれ嫌じゃねっていうのは個人的に思ってるんですよね。
確かにうんざり向こうも。これ全部打ち合わせするのかとか。
本当そうだと思いますよ。その中のタイミングでさらに10社当選しました。
そこから3社に絞られますみたいな。ぐらいだったらわかるんですけどね。
そういったところで最初に電話をかけてきたところが勝ちなのかっていうと、
それだったらちょっと違うなっていう感じがしますよね。
ここらへん島田さん的にはどうですか。
おっしゃるとおりですね。
まずうちの場合って本当にそれできるかどうかっていうのはね、
初めに検証したりする時間が欲しいんだよね。
どうやってやるのかなみたいな感じでプログラマーとかでCTOとかにも確認して、
こうやってやればできるのかみたいな感じで。
それでやっと手を挙げようかなっていう感じがするんだけど、
それまでにもう1日くらいかかっちゃったりするんで。
某マッチングサイトだと7時間以内に出せるみたいなこと言われるんで、
なかなか他の業務もやってるんでね。
まず提案するのが難しいっていうのがあると、
某マッチングサイトだと提案したらすぐ電話した方がいいとかって言われるんで、
そうするとですね、今辰巳さんが言ったみたいにね、
初めの方にガーって電話掛け部隊みたいな業者が電話してしまうとですね、
もうこちらがゆっくりとそろそろ午後になったし、
電話してみようかっていうときはもう繋がらなくなっちゃうんだよね。
僕はその方が嫌になっちゃってさ。
もう3丁も4丁もかかってきて、もう勘弁してくれみたいな感じで、
もう勘弁してくれっていうか、今日は今回初めて電話してるんだけど、
非常にたとえ繋がっても忙しいから後にしてみたいな言われてしまったりね。
なるほど。
まあ先ほどの話ですとあれですよね。
おそらくそこから細かい要件を聞いていくっていうところとか、
打ち合わせにお願いしますというところになるかなと思うんですけど、
すでに固まっているところであれば、
もうその場である種の簡単な提案までしてしまうみたいなことも起きてそうですもんね。
それでいうと、以前話をしたRFP、要望の定義書みたいなのが
かっちり決まっているお客さんで、
その案件の概要の時にも添付ファイルであったりするケースであれば、
だいたいイメージがついて先方が抱えている予算観と、
じゃあそこ返りがないかっていうのを確認した上で結構迅速な提案というのができるんですけど、
そこのエピソードで話した通り、そうはいかないんですよね。
だったらちゃんとヒアリングをしてやらないといけないところで、
そこのスピード感で差が出てしまうと、受注には全く繋がらないと。
RFPがきっちり固まっている提案というか相談みたいなものは、
やはりかなり少数というかほとんど見ないような気はしますよね。
そうですね。そのRFPからさらに聞かないといけないこととかも出てくるんで、
大差がないというわけではないですけれども、
結局はそこの1回ちゃんとお打ち合わせしてヒアリングをしたい気持ちがある中で、
電話1本でこれいくらですどうですかみたいなところには勝てないですよね。
改めて今回2回目ということなんですが、
使っていく中で新たにやはりマッチしないなと、なかなか難しいなというふうに思ったところが出てきたというところは、
そういったスピード感が主にというところになってくるんですかね。
そうですね。ほか何か柴田さんの方でこれどうなんみたいなのあります?
そうだね。提案は結構ヒットして、お嬢さんの方で提案前に進むんだけど、
3分の2ぐらいは立ち消えになっちゃうんだよね。案件が。半分以上立ち消えになっているような。
というと途中で連絡取れなくなったりみたいな感じになる。
そうそう。あとは連絡取れるんだけど案件自体なくなりましたとかね。
ということがあるんで、まずマッチングサイトってそういうものかもしれないんだけど、
まだ固まってない段階で一体どれぐらいの予算がかかるのかなっていうので、ちょっと聞いてみようかみたいな。
そういう意味で使うっていうのはしょうがないかもしれないんだけど、
なかなかこちらも一生懸命提案作って、あれじゃないかね、
家電とかでね本当にスペックでそのオプションを付けるといいかですとかっていうわけじゃなくて、
実現可能性とかでいろいろ考えて、サーバーとかもどんなふうにしたらいいのかとか考えて提案書を作ってですね、
そんなかかるんですか、じゃあまあ後々みたいなね。
終わってしまうとかなりショックであるよね。
要はあれですよね、運営側がそこの案件担保ができてないっていうケースがありますよね。
仕方ないのかもしれないですけど、案件掲載数がたくさんありますっていうのは歌い文句にしたいところですし、
発注者側にとっては業者がたくさんいて見つかるところがありますよっていう形にしたいと思う。
とはいえ金払ってるのは我々なんで、基本的にそう。
発注者は発注しなければお金は発生しないっていうところを考えるとそうですね。
そもそもその運営側が高いリテラシーを持ってちゃんとヒアリングできてるかっていう問題もあると思いますし、
じゃあマッチングしてそこからちゃんと連絡がつくか。
別にもう他で決まりましたとか案件が立ち切りましたって言ったら連絡さえもらえれば納得するじゃないですか。
仕方ないっていうふうに割り切りやすいんですけど、それすらもないのはどうなんていうところですね。
運営もおいでんしてみましたけれども、ダメでしたみたいな、ダメです俺すんかいみたいなのは個人的に思いますね。
でも確かにマッチングサイト側の方から考えてみれば、たくさん提案のクライアントさんは欲しいわけで、
そうすると見積もりでもみたいな、あまり固まってなくてもどんぐらいかかるかどっかいっぱい聞いてみましょうみたいな取り方ある種しててもおかしくないと言いますか。
そういったものになってしまうのかなという印象はどうしてもありますかね。
それはしょうがないところはあるけどね。
案件詳細で情報収集段階って先方の温度感はステータスで表示されてるんで、そこを避ければいいのかもしれないですけど、
とはいえいたしかたない分多少悪いのかなとかお二方の話からちょっと思いました。
でもそれも正直個人的にはサジ加減のような気もしていて、営業担当者が。
そうですね。その中でもグラデーションはあると思います。情報収集段階でも。
全然興味ないみたいなところから話はちゃんと聞きたいみたいなところは全然差はあると思います。
なるほど。改めてマッチングサイト使ってくる中で、こういったサイトであればもっと良いのになみたいなところってあったりします?
島田さんいかがでしょうか。
そうですね。時間の余裕がもう少し欲しいですよね。やっぱりエアコンクリーニングとかね、引っ越し屋ではないので、やっぱり提案出すまでに時間かかるので。
それはあれですね。先ほど7時間と言っていたものはもうちょっと時間ないと精査もできないというところですかね。
そう。そんなにね、受託開発のスクラッチで作るシステムの場合、お客さんもそんなに急いでないとは思うんだけどね。
なんでそんなに時間という単位で区切っちゃうのか。3日でいいと思うんだけどね。我々がクラウドワークスとか出すときは1週間くらいで出すよね。
確かにそのスピード感はなんでなんですかね。その方がやっぱりパッと集まったりするってことなんですかね。
これも推測ですけど、多分マッチングサイトに登録している我々のような受注側の業者でかつこういう業種ってマイナーな気がしていて。
その中でメジャーな部分の業種の会社さんとしては早い方がありがたいっていうところがあるんじゃないですか。
それに尽きるのが逆に思っちゃう気も話しながら思いました。
はつみさんはマッチングサイトをこういう風になればいいのになぁみたいなものがあったりします?
時間もそうですし、あとは重量課金制にしてほしいというところがあるかもしれないですかね。
重量課金制。
結構固定でいくら、それをもってこのぐらいのマッチング数を担保しますとか、これぐらいの金額の案件を当選させますって話だと思うんですけど。
それも月単位で前半いい案件が出てきて、それで提案が出てきて、結局連絡がつきませんでした。提案も通りませんでしたってなっちゃったら後半見動き取れないんですよ。
だからそれは案件のナミングとかクオリティがあるっていうのはその差があるっていうのは仕方ないっていう前提で、
それを回避するんだったら重量課金制でこのぐらい前半やっちゃったけれども後半もいい案件出てきたら欲しい。
じゃあその分来月は調整できるみたいなことができればもう少し打つ手はあるのかなと思ったりしますよね。
逆にじゃあ後半いい案件が来るかもしれないからってことで前半抑え気味にやっちゃって、
結局どれも手を挙げられなかったみたいなことが起きちゃったら何のためにその固定費で払ってるのって話になってくるんで。
マッチングサイト側としてはキャッシュを確保できないから嫌なのかもしれないですけどね。
1回ずつごとに件数って決まってるわけだよね、コースによってね。
そのスタートと締め日が全業者同じなんだよね。
あれをずらせばいいのかと思うんだよね。
だからお客さんの側も月の初めに出した場合と後半出すときの場合で違うと思うんだよね、集まってくる業者が。
間違いない。
後半に出した方がいいのか前半に出した方がいいのかってお客さんの立場だとどっちがいいんだろうね。
何とも言えないですよね。
何とも言えないね。
月の初めの方に出すと結構スピード勝負の実力のないところがガーってきそうな気もするけど。
気もしますね。
後半は後半で出すのがなかったんで、あんまり得意じゃないけど出しとけみたいなのもあるかもしれないし。
マッチングサイト側からしたら、とりあえず最初は月の頭に出していっぱい問わせてくるっていうのを見せておいて、
あんまり良いところがないみたいなことになったら後半の提案とかしてそうな気はしますね。
なんすか最初に金融商品の詐欺みたいな案件みたいな。
最初は配当が返ってくるけど徐々に滞ってくるみたいな。
こうして欲しいっていう要望に関しては出したらキリがないというのが正直言われてるんですよ。
なるほど。
結局不満もあるんだけど、かといってマッチングサイトを辞めるかというと、それはやっぱり難しいなっていうふうには思ってるんだよね。