00:17
はい、みなさんこんばんは。ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回、タイトルもご覧になっている方ほとんどだと思うので、
さっき言っちゃいますけども、
久しぶりに大長編シリーズを取り上げてお話ししようと思います。
リクエストを取り上げる回という流れでやってるんですけども、
いただいたリクエストの中にですね、
とりあえず、演劇ラジオのかんまさまさんからさんつけちゃったけどね、
のび太の日本誕生という作品をぜひやってほしいということでいただいてたので、
これは久しぶりに、ほら、大長編の話もしたいねなんて言ってたし、ちょうどいいかなというところで、
リクエストありがとうございましたというところと含めて、
久しぶりにね、大長編の話をしていこうかなと思いますので、どうぞ聞いてください。
はい。
もちろん中身に触れていくので、
今回ね、映画なので先にネタバレというか、
結末のところにも触れていくので、
ちょっと見ようかなと思ってらっしゃる方はね、
ここで止めてもらって、
レンタルとか各種映像サブスクとかで見れると思うので、
見てからね、また戻ってきていただけたらいいかなというふうには思っております。
はい。
というわけで、のび太の日本誕生ですよ、これ。
はい。
さっぱさんは、新しくリメイクされた方を見たのかな?
そうですね。そっちの方を見ました。
そうそう。この作品は1989年に、
もともとののび太の日本誕生が公開されて、
2016年にドラえもん新のび太の日本誕生という形でリメイクされてるんですよね。
なので、両方の世代というか、
新しい方を知ってるっていう人もいるかもしれないし、
懐かしいっていう人もいると思うんですけどもね。
個人的なお話、思い出をちょっとさせてもらおうかなと思うんやけど、
はい。なんですか?
実はね、この日本誕生という作品、
僕が初めて映画館で見た映画ドラえもんなんですよ。
うーん、そうなんですね。
89年なので、当時9歳かな?10歳になる歳なのかな?
初めて劇場に親と一緒にいて、スクリーンで見た作品なんですよ、これが。
なので、ものすごくね、思い出が大きい。
有名なね、ギガゾンビとか出てくるんですけど、
その言葉を聞くと、もう懐かしいっていうね、
個人的な思い出にふけることができるんですよ。
03:02
あー、なるほどね。
冒頭でね、ジャイアンがね、移動するところがあるんやけど、そこでね、
子供にも人権があるっつーの!みたいな言い方をするんですよ。
それを子供の時に面白がってね、ずっと真似してた思い出があります。
っつーの!っつーの!言うて。
まじか、ジャイアンのね、はい。
そうそう、なんかちょっと面白い言い方をするからさ。
そんなことは奴隷みたいに働いてから言うもんだよ!って、まあ、母ちゃんに言われるんやけど、ジャイアンはね。
まあ、そこのやりとりとかがすごくなんかこう、久しぶりにね、今回取り上げるのに映画見たんですけど、
どっち見ようかなって、あの、レンタルやったから、
旧の方を見るのか、新の方を見るのか迷ったんですけど、
ちょっとそのまま思い出に浸りたくて、旧の方を見ましたね、今回は。
うん、なるほど、なるほど。
というわけで、もう個人的にもすごくね、思い出の強い映画なんです、のび太の日本誕生っていうのは。
はい。
で、これ、あの、映画ドラえもんで言うと、実は10作目にあたる記念の作品なんですよ。
あ、そうなんですね。
そうなんですよ。
あの、予告編とかでも、ついに僕の映画が10本目みたいなことを言ってた記憶がありますわ。
ほうほうほうほう。
まあ、節目の年でもあったのかなと。
で、今回ね、調べてみて初めて知ったんですけど、
ドラえもん映画の観客動員数、これね、
先生が亡くなってから作られたオリジナルの映画とかも今出てるんですけど、
先生が100本で書いた、17本あるんですけどね、
の中では、最大の観客動員数を記録してるそうです。
えー、すごい。
やっぱりね、やっぱり、なんだろう、ドラえもんっていうコンテンツがね、もう成熟しきってる時期の映画でもあるので、
うんうんうんうん。
まあ、当時のね、人気たるやすごかったんだなっていうのは自分のことなんですけども、
まあ、今さら思い出すっていうようなところですね。
へー。
最近は、のび太の宝島とか、
はい。
のび太の月面探査機とか、新しい映画が観客動員数とかすごかったとかいう話もあるんやけど、
うんうんうんうん。
まあ、先生が書いたオリジナルの話の中では一番人気があったというふうに言われてるようです。
うーん。
というわけでね、のび太の日本誕生なんですが、
はい。
ポスターのビジュアルとかもすごく僕好きで、
おー。
なんか原始人っぽい格好してるんですよ、みんなが。
はいはいはいはいはい。
ね。
で、そこにペガサスとか、
うん。
グリフィンとか、
うん。
リュウとか、何、幻獣?
うん。
実際にはいない生き物が写ってたり、
うん。
で、後ろにちょっとおどろおどろしい感じの、まあ仮面の男みたいなね、ギガゾンビですけども、
出てきてて、このポスタービジュアルのセンスめっちゃいいなっていうところもあって、
はい。
今思い返しても、歴代ドラえもん映画の中では、やっぱり好きな部類に入るなっていうふうに思います。
うんうんうんうん。
06:00
うんうん。
なので、まあ個人的にも、この作品は大好きっていうことを、まあはじめにね、言っとこうかなと思いました。
はい。
ふふふ、はい。
で、このお話なんですけども、
はい。
あの、始まりは家出なんですよね、みんなの。
うん。
のび太が、まあいつものように怒られて、僕は家出するぞって、まあ決心を固めるわけですけども、
うん。
まあドラえもんは、はいはいはいって言っても、取り合わないと。
うん。
どうせまたすぐ帰ってくるんでしょうと。
うん。
のび太はのび太で、決心したとか言いながら、ドラえもん道具出してよみたいな。
うん。
ふふふ。
いつも通りの展開から始まって。
はい。
で、どこに家出するかって言っても、なかなかこう見当たらないんですよね、実際に。
うーん。
飛び出しても。
ええええ。
で、まあ結局ここかって言いながら、開け地に行くんですけども、
うん。
キャンピングカプセルで、一人で都合してたら、まあ友達にね、静香ちゃんとかにもよしなさいよみたいな。
うん。
どうせまたすぐ帰るんでしょうとか、ジャイアンとかにもね、からかわれながら。
はい。
なんだかんだしてると、おいとこんなとこに立てちゃ困るって言って現れるのが、開け地の持ち主のおじさんなんですよね。
うん。
これ結構ショックっていうか、なんかまあ当たり前のことではあるんやけど、開け地にも持ち主がいたんやなっていうところをね。
はい。
まあ、のび太もショック受けて、まあ僕も当時の僕もショック受けてたわけですけど。
うーん。
で、場所を変えて、今度ね、学校の裏山に行って同じようにのんびりしようとしてたら、中期に倒されると。いきなり。
うん。
ここはこれから開発するから、変なもん立てないでくれってね。
はい。
なんか面白い始まり方してるおりに、結構まあシビアというか。
うん。
結局ね、どこに行ったってあの。
全然ね。
あの、個人の持ち物の土地以外は全部日本の国の所有だよみたいな現実を突きつけられるっていうね。
うんうんうんうん。
ちなみに、さっぱさんって家出したことある?
え?
子供の時に。
子供の時ですか?
大人でもいいけど。
いや、ないな。ないですね。
ないか。
うん。
いや、みんなあるもんかなと思ってて。
あります?
家出ってことじゃないけど、まあ、いじけて家に帰らなくて心配かけたりとかはしたかな。
親が探しに来たりとかはあったけど。
はいはいはいはい。
まあね、真似するもんじゃないよね、家出なんて。
そうですね。
ところが伸びただけかなと思ってたのに、はじめは部屋化してた友達も次々家出を始めるんですよね。
うんうんうんうん。
俺は母ちゃんの奴隷じゃないっつーのって言って。
うん。
生意気言うなとジャイアンのママにはたかれて。
うん。
で、スネ夫はスネ夫でね、全ての科目に家庭教師をつけるって言うんだよって。
うん。
ママのところから逃げ出してきて。
はい。
そこに静香ちゃんまでやってきてね。
うんうん。
家出っていうことじゃないけどって言いながら、ピアノのね、お稽古がしんどくてと、逃げ出したくなっちゃったと。
09:01
うんうん。
まあね、なんかこの頃の子供によくあるのかなというか、言うこと聞かないといけないとは思いつつも、ちょっと自由に憧れるというか。
うん。
はじめは冷やかしてたんやけど、まあ混ぜてもらうということになると。
はい。
この話の導入の面白いところがさ、もうずっと、家出なんて続くもんじゃないって言ってたかをくくってたドラえもんが、今度家出するんですよね。
はいはいはい、そうですね。
ねえ、そこすごい好きなんですけどね、このシーンね。
うん。
そうそう、なんやったっけ、パパか、パパが部長か誰かからペットを預かってくるのが、なんかモルモット、モルモットやったかな。
モルモットかハムスターだったかね、それ系のやつですよね。
そうそう、1週間預かることになったんだよって言ってて、パパ、ドラえもんのネズミ嫌い知ってるやろうにって言いたくなるんやけど。
うん。
でもギャー、ネズミネズミ、ネズミじゃないよってこんなに可愛いでしょとか、ネズミの仲間だもんってドラえもんも泣きながら出てくるっていうね。
うんうん。
なんか、この5人がね、こう一斉に家出するっていう始まり方すごく面白くて好きなんですけど、
ここにさっきのどこに行ったってね、行くところなんてないよっていう話がかぶさってくるわけですよね。
うんうんうんうん。
で、あれはスネ夫だったと思うんですけどね、もう人間なんて後から来たのに、自分の土地だってね、主張してみたいな話をするわけですけども、
その一言から、もう誰も住んでなかった昔に行けばいいっていう流れで、大昔の日本に行くっていうのがこの映画の始まり方なんですね。
はい。
いいよね、行き先があって。
うん。
タイムマシン持ってると。
はーい。夢広がりますね。
そう。で、タイムマシンを使って過去に飛んでいくわけですけども、
うんうん。
途中でちょっとね、長空間、時間を超える空間の中で、変な嵐みたいなのが起こって、巻き込まれかけるんですよね。
うん。
で、なんとか振り切って、無事に着けたということで、
はい。
あ、そうだ、行き先を決めるとこ、そこも僕すごい好きなんですよ。
うん。
どれぐらい昔にするって話をするときにさ、
はい。
これ結果、7万年前に向かうことになるんやけど、
うん。
この7万年前の決め方がちょっと面白くてね、
うん。
だいたいどれぐらいがいいかなーっていうところで、
スネ夫が、石器時代とか、化石とか、ああいうのを調べると、
うん。
3年前には人間はいたらしいっていうのを知ってるんですよ、知識として。
うん。
で、それを聞いたのび太が、じゃあ、3万1年前に行こうっていう話をして、
うん。
単純なみたいなことを言われるんですけど、
はい。
とりあえず、じゃあ、倍の6万年にしよう。
年のため、もう1万年前の7万年前にしようっていう、
なんか、みんな納得してんねんけど、
それでいいんかなみたいな決まり方をして、7万年前になるっていうのかね。
12:00
うん。
絶妙にね、どんどん増えていくんですけどね。
そうそうそう。
うん。
7万年下れば、先に人間はいないだろうっていうことで到着して、
そこが今回の、
うんうんうん。
メインのね、冒険の舞台になっていくっていうことですね。
はい。
当然、到着した7万年前の日本には何もなくて、
うん。
僕らだけの土地だって言いながらね、
うん。
そこで、ここからここは僕のものみたいなことを言って、
なんだと思って、俺の方が広いぞみたいな、
はい。
何のために7万年前に来たんだよっていうね、ツッコミを受ける、
うふふふ。
約束な感じもあるんですけど、
はい。
僕ね、大長編ドラえもんシリーズの好きなとこっていうのは、
こういうスケールの大きい話っていうのも1個なんですけど、
うん。
ちゃんとね、理科的な知識とか、
うん。
時代交渉って言うほど正確なものではないけども、
そういうのをドラえもんの口で教えてくれたりするわけですよ。
はい。
ちょっと寒いなって話になるわけですね。
7万年前の日本に着いたときに。
うんうんうんうん。
やけに寒いなって話をしたとき、
ドラえもんがね、
あ、そうかと。
今は第4期、後期の高新生。
ベルム表記だねみたいなことを言って、
うん。
言ったら、その頃は表記っていう時期があって、
はい。
今よりも地球の気温が低かったと。
うん。
さらに、今の日本では、絶滅して見られなくなってしまった動物たちもまだ生きてると。
うん。
そういうちょっと専門的というか、理科的な知識を挟み込んできて、
子供たちにね、難しくなく教えてくれるっていうところが、すごく僕好きなんですよね。
うんうんうん。いいですね。
これぞ、なんか大長編っていう感じがして、
近年の映画でもこういう要素が出てくると、僕はすごく嬉しいんですけどね。
うん。
で、寒かったので、
はい。
着替えをするわけですよ。
はい。
それが今回のみんなのコスチュームというか、
うん。
原始生活セットっていう道具でね。
はい。
で、その時に着てる、あれは何なんだろうね、
革の服みたいな、布の服みたいなのあるじゃないですか。原始人っぽいやつ。
はいはいはい。ありますね。
あれがエアコンスーツって言って、
うん。
その時代の寒いとこでも、自動的に調整して快適に過ごせるぞと。
うん。
布一枚に見えても未来のテクノロジーなんですよ、あれは。
うん。寒くね、あれってちょっと思っちゃいましたけどね、私は見たとき。
ねえ、ほぼほぼね、肌出てるからね。
はい。
さらに言うと、普段何も着せないのに、
ああいうときに一枚足すドラえもんって可愛いよねって話やけど。
うん。
そうですね。
で、猛獣とかに襲われた時用に石やりの形をした、実際はだいぶ軽くてね、痛くないぞって。
でもビリビリビリって電気ショックで敵を倒せるみたいな便利な道具とかも出してもらって。
はい。
で、こっからですよ、みんなでね、原始人ライフを楽しむわけですけども。
うん。
まずジャイアン、ジャイアンがね、建設大臣というものに任命されて、
15:02
うん。
ラクラクシャベルを使って固いね、地盤を掘ったり削ったりしながら、いい家を作ってくれるわけですよね。
うん。
しから仕事なら俺に任せろって。
はい。
でもみんなほら、役割が欲しいじゃないですか。
うん。
静香ちゃんは環境大臣ということで、
うん。
花園ボンベっていうものをもらいながら、そこら辺にきれいなね、お花を植えていって、色取りをね、よくしてくれると。
うんうんうんうん。
スネ夫はですよ、農林大臣。
うん。
で、これも大好きなんですけどね、僕は畑のレストランというね、ものを植えて、
はい。
食料をね、調達してくれるわけなんですよね。
うーん、いいですね。
これね、どういうふうに育つかっていうのは、もうちょっとしたらまた出てきますんで。
はい。
これ大好きなんだよな。
うん、わかる。
で、力もない、センスもない、朝顔だってすぐ枯らしちゃうのび太には、全然仕事がないんですけども、
はい。
まあ、何かね、他に生き物がいないから、寂しいと。
うん。
誰にでもできるような仕事を君にあげるよって、いろんなことを言われながらですが、
はい。
ペットを作ってくるということになるんですよね。
うん。
そう、だから、のび太はペット大臣だよって、なんかかっこよくないなとか言いながら、
うん。
ペットを作ることになるんですけども、
はい。
もうワクワクが詰まってますよね、さっきの畑のレストランもそうですし、
うん。
のび太は、ただ作るだけじゃ面白くないということで、
うん。
ちょっと思いついて、何かを仕込むわけですよね。
ここもちょっとまだ、この後に見せてくれないんですけど、
はい。
で、まあ、ジャイアンが家を作って、静香ちゃんがお花を植えてくれて、
うん。
で、まあ、そろそろご飯にしようかって、スネ夫がね、育ててた畑を見たら、
うん。
もう、どっからどう見ても大根にしか見えないものがあっちこっちに生まれてると。
はい。
これね、うまくできてるね、スネ夫君とか言いながら、
うん。
みんなで食べることになるんやけど、これ全部大根じゃないかと、
うん。
大根なんてやだよとかって言うんやけどさ、
うん。
これをみんなどこに持って帰りますと、
はい。
で、俺、かつ丼を注文したのになーとか、私、スパゲッティが食べたかったのにーって、
ちょっとテンション下がってる子どもたちに、
うん。
ここをね、こうやって開けるとって言いながら、その大根をカパッと開けたらよ、
うん。
真っ二つになった大根の中に、このくり抜いてあって、その中にかつ丼とか、
うん。
ね、スパゲッティとか入っててね、
はい。
すごい憧れるよねー。
いやー、あれはやばいですよね、ほんと。
あんなにおいしそうな絵、見たことないよってぐらいおいしそうなんだよね。
うんうんうん、わかるー。
あれね、あのー、富士高F富士大ミュージアムに再現メニューがあるみたいですよ。
えー、そうなんですね。
うん。
あの、個人で再現してなんか、ブログとかにあげてる人もいたような気がする。
うんうんうんうん。
くり抜いてね。
はいはいはい。
ね、ちょっといつか食べてみたいですよね。
いいですねー。
で、一方のび太は、
18:00
はい。
どうせ失敗するやろみたいな扱いを今まで受けてきたので、悔しくてというか、
はい。
まあ、見返したいという気持ちもあって、
うん。
あの、面白いペットを作ってくれるわけですよ。
うん。
ね、動物の遺伝子のアンプルにクローディングエッグっていうまあ、注入して簡単に作れちゃうんですけども、
うん。
ただ作るだけでは面白くないと。
うん。
ということで、今回のまあ、マスコットキャラクターたちですよね。
はい。
ポスターにも出てるような。
はい。
えっとね、ワシとライオンを混ぜてグリフィン。
うん。
それからワニとシカとトカゲを混ぜてリュウを作りますと。
うん。
で、ウマとハクチョウを混ぜてペガサスっていうね、3体のまあ、幻獣を作るわけですよね。
はい。
ペガとグリとドラコやったかな、名前をつけて。
はい。
可愛いんだよ、これがまた。
もう、ドラコが大好き。
ドラコいいね。
はい。
ちょっとね、あの、フジコ顔してるので、こう勇ましいんやけど可愛いんだよね。
うん。
で、まあね、ちょっとみんなを驚かせるぞって言うて、ね、はじめはこう秘密にしてると。
うん。
昼寝しちゃって、ね、何もできなかったよとか言いながらちょっと欺いてね。
はい。
のび太のね、オリジナルで道具を使うときの、たまに見せる天才的な発想力がここでも出てくるわけですね。
うんうんうんうん。
で、まあ、みんなのお昼に合流するのび太と、あ、お腹すいた、いただきますって言って、その大根を開けずにそのままかぶりつく、おいしい大根って言いながら食べるっていうね。
はい。
そういうのび太らしいところをまあ、見せてくれる。
うん。
そんな感じで、日本誕生って一個の映画なんですけど、すっごくいろんな要素があるんですよね。
ここまで来ただけでも、わくわくするポイントがたくさんあるというか。
うんうんうんうん。
なんか原始人ライフやってみたいなって思っちゃいますもん、これ見てると。
で、一通りね、原始人ライフを楽しんだ後、ここもいいんですよね。
子供たちが、そろそろ母ちゃん心配してるかなって、ちょっとホームシックになってるんですよ、この子たち。
うん。
ね。そういえば宿題やってなかったなとかね。
また来たらいいよって帰るんですよね、一回家に。
はい。
なんだかんだで寂しいというか、勢いにまかせて出てきちゃったけども、ある程度満喫した後はやっぱり、パパママに会いたいっていう。
うん。
そういうことで、一旦舞台が現代に戻るっていうところも、この話の面白いところかなと思います。
はい。
で、また行こうみたいなことで、もう普通にタイムマシンで遊びに出かける感覚で、時々出して、時々戻ってこようみたいな面白いこと言うんですけど。
うん。
そんな中、東京に一人の少年がね、突然現れるわけですね。
うん。
彼がどう見ても、原始人窃盗みたいな服を着て、石の槍を持って、一回のび太の部屋に確か忍び込んだところを見つかるみたいな展開なんですけどもね。
21:06
ジャイアントスネオが行こう行こうって言って先に到着してて、そこでククルっていう少年に出会うと。
うん。
いつの間にこんな奴仲間に入れたんだよって、俺たちだけで秘密だっただろうみたいなことを言いながら、ドラえもんと信手に説明を求めるんやけど、こんな子知らないと。
うん。
とにかくママがね、どうしたのって言って上がってくるから、慌ててタイムマシンに乗って、一旦7万年前に行くわけですけども。
うん。
もしかしてこの子本物の現地人なんじゃないっていうことになるわけです。
はい。
自分たちの持ってる原始生活セットとは違って本当に意思ありを持ってるっていうことでね。
で、ここでですよ。日本誕生の有名というか、まあいうシーンでね。
どうして原始時代の子が20世紀の東京に来たのっていうところの説明が入るわけですけどもね。
はい。
これね、僕が映画見たとき、子供のときなんかもすごくね印象的に残ってて。
はい。
で、日本誕生っていう言葉をGoogle検索すると、次のサジェストに怖いとかね、トラウマとか結構出るんですよね。
ほう。
それがね、このシーンなんです。あの時空乱流っていう。
はい。
一回7万年前に向かったときに、ちょっと時期嵐みたいなのが起こったっていうのが伏線になってるんですけども。
はいはいはい。
そこの説明をドラえもんがしてくれるわけですね。
もしかしてあれかなって。時空乱流だよ。タイムマシン乗ってるときに見たろって。
うん。
めったにないことだけど、時空間の乱れがいわばブラックホールみたいな落とし穴を作るんだと。
うん。
で、僕らの住んでる世界っていうのは、普通は過去から未来に向かって時が流れてるんだけど。
うん。
時々この乱れが起こって、大きな渦を巻いて人を飲み込んでしまう。
すると、その人は僕らの世界から突然姿を消すんだっていうね。
でまた、僕の見てた89年版のやつは、CGとかを使い始めて何年か経ってるんですけど、
うん。
そのあたりの技術的な映像効果が、ちょっと不気味さがすごいんですよ、このときのやつ。
おー。
そういうのも相まって、背景に出てるちょっとうねうねした映像とか、すっごい雰囲気があって、
結構緊迫したシーンで、こういう恐ろしいことをドラえもんが言い出すもんやから、
当時の見てた子供とかは割と印象的に残ってて、あの映画はちょっと怖かったよねみたいな思い出にもなってると。
へー。
うん。これね、すごく僕にもわかる感覚でね、なんか日本誕生のこのシーンすごく怖かったよなっていう。
うんうんうん、なるほど。
で、野人たちがね、人間が消えちゃうなんてそんなこと聞いたことないって言うんですけど、
また続けるわけですよね、ドラえもんが。髪隠しって聞いたことない?って。
24:02
うんうんうんうん。
日本の古い伝えだけど、突然人が消えちゃうっていう話は世界中にいろいろあるんだよって。
うん。
映画僕見たんですけど、割と端緒ってあったんですが、コミックの方は結構いろいろ載っててね。
はい。
1593年10月、マニラ知事官邸を警備中の兵士がいつの間にかメキシコの宮殿前に立っていた。
うんうん。
14400キロの空間を飛び越えたわけだ、とかね。
1913年有名な作家、アンブロース・ピアースが行き止まりの洞窟に入っていったけり、二度と現れなかった、とか。
うん。
1937年12月、長江の橋のたもとで作戦行動中の中国兵3000人が行方不明になったとかね。
うん。
さながら、その時の都市伝説系の雑誌とかに載ってそうな事件を、淡々とドラえもんが紹介していくっていうね。
で、「ああ、そういった人たちはどうなるの?」って。
永遠に夜空間をさまようことになる、とかね。
運が良ければどっかに出入り口が開いて、出てくることもできるっていうことも聞いたことあると。
ということは、このククルっていう少年は、それで20世紀の東京に現れたのかなって、そこに結びつけてくるわけですね。
これはもう、大腸変換すごいね。
そうですね。
こういうところを入れてくるっていうのが、F先生のすごい好きなとこなんですけど。
物語の中にこういうたまに、ガチな情報が入ってくるっていうね。
そんなんやかんやで、言ったら、原始人ごっこしてたら、本当のその時代に暮らしてた子と合流しちゃったって話ですね。
その後に、このククルっていう子の身元を調べると、どうやらね、今でいう中国から来たらしいっていうことがわかるわけですね。
で、はじめは警戒過ごしされてるんやけど、お腹が空いて、槍を向けて向かってきても、ヘナヘナヘナってなって、
お腹空いてるのねって、けがはよくなったから、何かおいしいもの食べる?って静香ちゃんに言われて、大根の中のスープを飲んで回復するわけですけど。
ここでね、大腸変といえば、翻訳こんにゃく。
これ、さっぱさんの見た映画では、なんか形が変わってたような気がするんだよな。
たまこんにゃくとか、なんか。
そうだったかな。
なんかね、大腸変とか映画といえば、翻訳こんにゃくなんですけど、なんかバリエーションつき始めてて。
旧日本誕生では、翻訳こんにゃくお味噌味って言って出してたんで。
出た、お味噌味。
27:00
確かリメイクでは、たまこんにゃくの形になってたりとか。
なるほど。
その後の映画でも、登場するたびに微妙に味が違うっていうね。
それでようやくね、一卒ができるようになったとね。
で、話を聞いてみると、自分たちの村が、暗闇族という野蛮な民族に焼かれてしまったと。
で、家族もみんな連れて行かれてしまったと。
それで、自分は気がついたら、大きな穴に吸い込まれて。
で、東京を経由して、また伸び田たちのところに戻ってきたっていうことになるわけですけども、
どうして立ち向かわなかったのかということも聞かれるわけですよ、ジャイアンとかに。
悔しくないのかよ、みたいなね。
そしたらですよ、かなうわけないよ。
暗闇族には、強大な力を持つ仲間がいるんだ。
それが、精霊王ギガゾンビ。
ギガゾンビがバックについてるから、かなうわけないと言うわけですよ。
嵐や雷を操る不死身の精霊王なんだっていうことなんですよ。
そんな化け物みたいなやつがいるのかって、子供たちもちょっとうろうたやるんやけど、そこでドラえもんがね、
あ、なるほどと、それは、まじないしみたいなものだねと。
大昔の人は、この世界のあらゆるものに精霊が宿ってるというふうに考えてたと。
木にも、岩にも、鳥にも、獣にも、みんな精霊がいて、
精霊たちを怒らせると、恐ろしい災いが来るっていうふうに信じていたと。
だから、地震、山火事、大洪水、伝染病、
そんなときにおまじないをして、精霊をなだめる力を持った人が、原始社会では、おやまわれ、恐れられていたんだと。
シャーマニズムっていうやつかな。
いや、そうですね、ほんとに。
知識量すごいね。日本誕生、さっきから。
子供たちからすると、なんだと、迷信かと、昔の人だからねって、何も知らないんだねみたいなことを言うんやけど、
ギガゾンビの魔力に絶対かなわないみたいな、激霊に触れて怒られてみたいな。
で、なんだかんだで、悔しくないのかよ、お前と。みんなで助けに行くぞっていう話になると。
それでも夜中に、なかなかね、ククルが眠る様子がないから、様子見に行ったらずっとね、ギガゾンビが来るかもしれないって言って、見果てたりとか。
ククルなりにね、やっぱり勇敢な少年ではあるので、他の子供たちを巻き込みたくないっていう気持ちもある中、
次の日もね、黙って一人で出ていこうとしたりとか、
勇敢であり、ちょっと無鉄砲な様子とかを見せたりしてくれるわけですよね、この少年が。
はい。
で、こっからですよ。
うん。
まあ、落ち着きなさいとククル、ちょっとこれを頭につけてごらんって言って、手渡されるのがタキコプターなんですよね。
30:00
はい。
そうそう。で、これをつけてボタンを押してごらんって言って、渡す瞬間に。