2024-08-31 49:11

[終]172. すこしふしぎナイト誕生のきっかけ『カンビュセスの籤』

今回はSF短編『カンビュセスの籤』。大人になって藤子作品に再会し、いつかこの作品について話したいと決めた、すこしふしぎナイト誕生へとつながったお話です


すこしふしぎナイトは今回を持ちましてレギュラー配信を終了し、シリーズ単位でエピソードをお届けする形に配信スタイルと変更していきます。皆様これからも引き続き応援お願いします!



☆番組ではお聞き頂いた皆様からの感想をお待ちしています

藤子不二雄先生のファンの方々、より詳しい方々など一緒に番組を盛り上げて下さる皆様からの補足情報、ご指摘、アドバイスも有難く頂戴します! こんなテーマで話してほしい!等のテーマリクエストも頂ければ、とても嬉しいです

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00:05
はい、みなさんこんばんは。ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょっと前からですね、
特定のシリーズにこだわらずに、
僕のね、
個人的な思い出のある作品とか、
エピソードとかを、
バラバラに紹介してたんですけども、
はい。
今回もね、持ってきたお話があるんですよ。
はいはいはいはい。
とりあえず、その僕との関わりから、
先にご紹介すると、
うんうんうんうん。
僕、このすこしふしぎナイトをやりたいと思ったのが、
ね、何度も出てきてますけども、
はい。
子供向けの作品が印象強い、
藤子不二雄先生の中にもすごくね、
大人が読んでも面白い作品があるよ、
っていうのがあって、
それをいろんな人に知ってもらえたみたいなところが、
あるじゃないですか。
うんうんうんうん。
まさにね、あの、
今回お話する作品っていうのが、
僕に行き着いたきっかけというか、
ほうほうほうほい。
うん。
そういう立ち位置なんです、僕の中で。
うんうんうんうん。
僕、大学生の時に、
本屋さんで立ち読みして、
大人向けの作品があるんやって知って感動したっていうような話を、
結構今までも何回かしてきたと思うんですけど、
それなんですよね、今回は。
あー、なるほどなるほど、はい。
っていうのがですね、
SF短編になります。
うんうん。
そのタイトルは、
かんぎゅせすのくじ。
はい。
ちょっと発音が難しいんですけど。
で、あの、
もう忘れもしないですね、
もうこの話をしながら、
今でもちょっと思い出してるんですけども、
はい。
今は亡き南場千日前、大阪のね、
うんうんうん。
あの、純工道書店で、
藤子藤男コーナーがあって、
そこで立ち読みして、
その場で知ったんですよね。
うんうんうんうん。
あ、こんなあるんやーっていう、
何やろ、気持ちの、
まあまあそのまま読んだ話なんですよ。
だから、なんていうか、
イメージが崩れて、わーすごいって感銘を受けた、
本当にきっかけというか、
この話が。
うーん。
もう、言ったらこの少し不思議な人に繋がってると言っても過言ではないというかね。
まあまあまあ、そうですね。
このかんぎゅせすのくじっていうのに、
出会ってなければ、
こんなこの大人になって、
藤子先生のことを熱っぽく語るような、
ところにはなってなかったんじゃないかなっていうぐらい。
うーん。
なるほどなるほど。
なんで今回、まあそういった思い出もあって、
いつかはこの番組で紹介したいって決めてて、
ようやくって感じではあるんですけど、
はい。
もう、まあ内容も話しますが、
できたら、
もう読んだことない人には、
一回読んできてほしいです。
この話は。
うーん。
うんうんうん。
もう今止めていただいて大丈夫なんで。
03:01
はいはいはいはい。
で、最近、
SF短編がドラマになったりとか、
うん。
それに合わせて、
前週みたいな、
コンプリートワークスみたいなのが新しく、
新装版で初展で発売されたりとかすると、
はい。
このかんぎゅせすのくじっていうのが、
短編集の第何巻とかの表題になったりすることがあるんですよね。
うんうんうんうん。
いろいろ作品、
バラバラに入ってるんだけど、
その本の表題がかんぎゅせすのくじってなってるパターン結構多くて、
うーん。
最新版のコンプリートワークスでもそうだし、
今までに、
歴代出てきたね、そういう、
短編前週みたいなやつも、
割とそういうパターンが多かったんで、
もしかしたら、
本屋さんに行かれる人とかやったら、
作品タイトル、見たことあるな、聞いたことあるな、
ぐらいの、もしかしたら知名度かもしれないですね。
あー、なるほど。
中身までは知らないまでもね。
うんうんうん。
まあ、不思議というか、
うーんってなるタイトルですよね。
かんぎゅせすのくじって、
何やろう、フジコフジオって。
うーん、まあそうですね。
まあそういう印象でもあったわけですよ。
はいはいはいはい。
で、素晴らしい純駆動っていうのは立ち読みOKなので、
はい。
当時ね、読んでたわけですけども、
うんうん。
さっぱさんこれね、実は読んだことあるんですよって、
さっき打ち合わせしてたら
言ってて、
あ、そうだったの?っていう展開になったんですが、
はい。
これなんでですかね、覚えてます?
なんで読んだことあるんですか?
いや、なんでやったかな、
あんまり覚えてないんですけどね。
うんうんうん。
なんかあれかな、公式のピックアップかなんかで来てたのかな、
一回。
無料試し読みとかやるから、
それでもしかしたら取り上げられたかもわからないですね。
かもしれないです。
うーん。
SF短編って普通に少年少女向けの短編と、
はい。
大人向けの異色短編って大きく分かれるんですけど、
うーん。
異色短編の方では結構、
メジャーどころのお話でもあるので、
はいはいはいはい。
まあ公式ピックアップとかされることも多い、
といえば多いですね。
うーん。
まあこれもね、すごく衝撃的なお話だったわけですけども、
はい。
じゃあまあサパさんも内容をね、
知ってるっていうことで、中身に入っていきましょうか。
はい。
はい、あの、中身しゃべりますんでね、
さっき読みたいなと思う方はぜひ読んできてくださいね。
はい。
はい。
あらすじですね、
あのウィキペディアからちょっと借りますけども、
はい。
発刊自体は1977年。
まあ古いですね。
うん。
で、あらすじいきます。
甲冑の男サルクは、
砂漠を放浪した末に建物を見つけ、
不思議なみなりの少女エステルに解放される。
うん。
エステルは、
自分の年齢は23万歳以上だが、
生活年齢はまだ17歳だと話すが、
06:01
サルクにはそれが通じないと。
うんうん。
言葉が通じないながら、
二人は食糧を食べている。
言葉が通じないながら、
二人は食糧であるミートキューブを分け合って、
数日を過ごす。
うん。
食糧を勝手に持ち出そうとしたサルクに、
エステルは激怒し、
足枷をはめると。
まあこういうのがさわりとしてあるわけですよ。
うんうん。
で、この主人公のサルクという人が、
こう書いてある通り砂漠を放浪しているところから始まるんですけども、
はい。
たった一人なんですよね。
うんうんうんうん。
生きる感じがしないと。
勝ちを受けているので、
まあ戦か何かの途中だなというのは、
見た目に分かるんですけども。
うん。
で、はぐれて一人になって、
誰もいなくて、夜になって、
こう当てもなく彷徨っていると、
その中に光を見つけて、
あそこに人がいるぞと。
はい。
生きる手がかりを求めて、
たどり着いたのが、
このアラソ人にもあったエステルの住んでいる、
サルクが、
この甲冑を着た古代、
ギリシャの時代の様子が、
見て分かるような姿をしているんですけども、
反して、
エステルの見た目というのが、
なんていうかな、
未来的というか、
そうですね。
ちょっとオリエンタルな雰囲気もかもしつつ、
でも、
着ているものの装飾とかは、
ちょっと未来人っぽいみたいな感じで、
うん。
人が同じ画面にいるっていうのを、
見ただけで、
見た人は、時間を超えているかなって、
察するような感じができるんですよね。
はいはいはい。
サルクが途中でね、
不思議なキリンの顔を通ったっていうことを、
ブツブツ言ってたんで、
それなんかなーみたいな感じですよね。
うんうん。
ようやく命からがらたどり着いたけども、
バタンって倒れてしまって、
エステルも解放してくれるんだけど、
お互いに言葉が通じないと。
はい。
で、漫画の中では、もちろん、
喋るので、2人ともね。
うん。
セリフはあるんだけど、
その言葉はお互いは理解してないっていう前提で、
読者は読み進めていくわけですね。
うーん。
気絶したサルクは、
夢の中で不思議な光景を見るわけですよ。
何者かが、
後ろを追ってきて、それから必死に逃げてると。
うん。
ついに、追いつかれてしまって、
2人で貫かれてしまうと。
うん。
悪夢を見て、ガバッと目が覚めるわけですね。
はい。
サルクが何から逃げてたのかとか、
どうして1人だったのかっていうのは、
語られてないので、
この夢が何かを指してるなっていうのは、
読者はそこから想像を膨らますと。
うん。
ガバッと目が覚めた時には、
解放されて、
安全なというか、
建物の中の居住スペースみたいなところで
目を覚ますわけですね。
09:01
はい。
で、サルクでは間違いないんですけども、
うん。
見た目が全然違うんですよね。
あー、はいはいはい。
そうそう。さっきまで、
ちょっと古風な格好してたんですけども、
うん。
エステルの格好に似たような、
ちょっと未来っぽい服に着替えさせられてたりとか、
はい。
あと、たくさん蓄えてた髭とかも、
私好みじゃないからって言って、
勝手に剃られてると。
うーん。
で、エステルもサルクが、
何を話してるのかわからないんやけども、
みなりからして、
いついつぐらいの人間ね、みたいなことを言いながら、
うん。
食事を運んできたりとかしてくれるわけですよ。
はいはいはい。
このエステルっていう子がすごく不思議な、
不思議というか、
正体のつかめない感じがありますよね、これ。
うーん、そうですね。
うんうん、ある。
何をこの建物の中でしてるのか、
他にエステル以外の、
人間も見当たらない人。
うん。
うん。
で、倒れ込んだサルクを解放するときに、
気になること言ってるんですよね。
はい。
このみなりは、
バビロニアか、アシリアか、ペルシアか、
古代オリエントのものらしいけど、どうしてここへ。
とにかく、
この人がここに来てくれたっていうことは、
一度だけチャンスが伸びたっていうことねって、
不思議なこと言ってるわけですね。
うーん。
で、エステルが目覚めたサルクに、
食事を運んできてくれて、
一緒に食べてるわけですよ。
はい。
で、エステル曰く、
今ね、翻訳コンピューターを修理してるの。
もうすぐおしゃべりが楽しめるわ。
人とお話しするのって、
1万年ぶりなんですもの。
うん。
これは、サルクは何言ってるか分かんないですよ。
なんかしゃべってんな、みたいな感じで、
食べてると。
私、エステルっていうの。
歳はね、言っても分からないから言うけど、
23万歳以上よと。
ちょっとあの、ジョークっぽく言うのもいいよね。
そうっすね。
自分の歳、自分か言わないからね。
女性はね。
でも、生活年齢は17歳と。
うん。
ここで人を待ってるの。
誰かは分からないけど、あなたじゃないことは確かよと。
うーん。
で、食べ終わったサルクはですね、
誠に美味ではあったが、
量が少ないと。
ちょっとしかもらえへんかったから。
すまないけど、お借りいただけないかって言うけど、
断られるわけですね。
はい。
命の恩人とはいえ、ケチ娘と。
ちょっと怒ってます。
はい。
さっきまでね、本当に死に物狂いで
何かから逃げてたのを見ると、
ちょっとね、ここで命の
何やろ、保証を得て、
丸い感じになってるのも
伝ってきますけども。
うーん。
ただ、サルクには先からね、
軍隊の格好してて、
使えてる主がいるわけですよ。
だから、そこに帰らないといけない
12:01
っていう事情があるわけですね。
はい。
だから、見た目はちょっと
現代人ぽくなってるけど、
中身はそんな感じなわけですね。
考え方とか話し方とかが。
うんうん。
ここにいつまでもグズグズしておれぬ。
一応疲れが取れたからには、
都へ帰らねば、
帰らないといけないから、出かける準備をするわけですよ。
はい。
食料と水を調達して、
出かけたいんやけど、エステルに言葉が通じないと。
うーん。
だから、いろいろ
アリがどこにあるかとか、どうやったら帰れるのか
とか聞きたかったけど、
通じないから、不便だから、
自分で勝手に行くっていうことで、
探索していくわけですね。
うんうんうん。
まるで迷路のような建物で、
いったい何のための建造物だろうかと。
うーん。
途中でね、不思議な部屋を見つけて、
なんだあの部屋は。
透明な棺桶のようなものがずらりと並んでいる。
はい。
地下へ渡る階段を
降りていくと、不思議な
なんていうのかな、こう
レバーを引くと水が出てきたりとか、
うーん。
あとはね、火をつけるかまどみたいなものがあったりとかして、
ここはなんだ厨房かと。
はいはいはいはい。
で、開けるところがあったんでね、
カチャッと開けると、さっき食べた
ミートキューブが出てくるわけですよ、たくさん。
うんうん。
これだと。食料を持って
出かけないと、都に帰れないから。
それを集めに来たわけですよ、サルクはね。
はい。
そしたら、すごい煙幕で後ろからね、
言葉はわからへんけども、
めちゃくちゃ怒っているのがわかるエステルが
攻め立ててくると。
うん。
しかも銃をこちらに向けていると。
うーん。
本当になんかこう、必死に何か言ってきてるわけですね。
そうですね。
いやいや、行かねばならんのだ。
いずれ償いをする。許してくれ。
いやもう、でかでかでかでかでかっと怒っている。
うん。
言葉がわからなくても、この暴挙の思い。
身を焼くようなこの思いは
通じないわけがない。
ならば押し取るまでよってこう、
相手は女性やしね。
従来の子やから。
いけるやろうということで、
弾き飛ばしてくれるって言うけど、
銃持ってるんでかなわないですよ。
そうなんですよね。
サルクはね、たぶん
銃とか知らない感じの
時代の人やってるのがわかるからね。
うんうん。
結局、
さっきのあらすじにもありましたが、
捕まるというか、
なんというか。
足枷をかけられて、
部屋にまた戻されると。
うんうん。
何たる不覚かと。
歴戦の勇者サルクともあろうものが、
あんな子娘の手で取り込みされるとは。
普通にね、
怠慢でいったら絶対勝てるからね、サルクはね。
まあまあまあまあ、
何も武器を持っていなければね。
でもお願いだから返してくれと。
もう食料も水もいらないからって言うけど、
言葉閉じませんと。
返してくれって言ってるんだよ。
15:01
うんうん。
ただ先ほどからそのエステルが
まだまだわかんないと。
はい。
サルクも言ってます。わからぬ。
殺すでも許すでもなく、
何のつもりで私を捕らえておくんだと。
毎日ちゃんとね、
食料も運んできてくれるし。
別にどっかに縛り付けるわけでもなくね、
普通に居住スペースで、
表なしじゃないけども、
ちゃんと面倒を見てくれると。
ただ時々、
サルクもね、故郷に帰らないといけない
ということで、後ろから押せかかって、
抜けがけしようとするんやけども、
それもかわされてうまくいかないみたいな。
うーん。
本当にサルクの言う通りね、
殺すでもなく許すでもなくっていう状態なわけですよね。
そうですね。
なかなかシーンが見えない。
うん。
で、場面というか、
ここまではサルクの目線でしたけど、
次のシーンから、
エステルの目線に変わるわけですね。
はいはいはい。
何かでっかいコンピューターに向かって、
こう、いろいろやってるわけですよ。
発信機とかも手に持ってるし、なんか。
うーん。
ああ、今日も待ち人来たらずね。
外の空気を吸ってきましょうか。
って言って、2人、
外に連れて行くわけですね。
夜中ですよ、夜中。
サルクもね、
ありがたいと。
外に出れれば、脱出の機会もあるかもしれないということで、
ついて行くわけですが、
外に出て行く間に、
エステルも、
続けます。
機会には故障っていうこともあるから、
ひょっとして彼らが前寄りで来るのが、
肉眼に見えるかもしれないわ。
言いながら外に出て行くわけですね。
うーん。
言葉通じないけど、話し合いが欲しかったって言ってましたよね。
うんうん。
だから、サルクに対して、
分かってないのはもう、
分かった上で、話しかけてると。
お客様はね、
外宇宙から来るのよ。
このシェルターからは、
絶えず信号が送り届けられてるの。
地球外文明に向けて。
うんうん。
何万か、何千万光年か、
先からの応答を期待して、
救いを求め続けてるっていうわけ。
うーん。
うん。
23万年待ったわ。
あなたに分かる?
23万年の年月の重みが。
はぁ。
今度も梨のつぶてに終わりそう。
何かを待っているけど、
今回も無駄だろうな、
っていうことを考えてると、
はい。
じわっとね、エステルの、
目に涙が浮かんでくるわけですよ。
うんうんうん。
さっきまではね、
絶対に脱出してやると、
この女を何とかしてと思ってたサルクも、
まずそれを見てね、
トンって肩に、
手をかけてあげると、
泣きながらエステルがしがみついてくる。
星空の下で、2人とも言葉は閉じないけども、
何かを察し合って、
見寄せ合うっていうシーンになるわけですね。
はい。
屋内に戻った2人、
18:01
また食事をとってます。
うん。
これが最後のミートキューブよ。
ということは、
次の冬眠の時が来たってわけ。
うん。
冬眠の前には、
冷めてからの準備をしておかなくちゃいけないの。
なぜかっていうと、
1万年も眠り続けると、
体力をすっかり使い果たしてしまうから。
おそらく、
最後の冬眠になるでしょうね。
あなたの協力が絶対に必要なの。
それには、
お互いの意思が通じなきゃ不可能だわ。
翻訳機の
修理を急ぎます。
明朝までにはできると思うわ。
と言いながら、またこう去っていく。
はい。
エステルはずっとね、
翻訳機を修理しようとしてたわけですね。
うんうん、そうですね。
迷い込んできたサルクに対してね、
意思疎通ができない。
それは困ってるっていうのは、
エステルも同じやったわけですよ。
うんうん。
そして次の朝、嬉しそうな何かを言いながら、
書き込んでくるエステル。
しゃべりながら、
手元のマシンのメモリをくるくるくるって回して、
カチカチと設定すると、
さあ話してみて。
サルクに言葉が多かったわけですね。
わかる?
お主の言葉が聞き取れるぞって。
うん。
そのための翻訳機なのよ。
さあ聞かせてよ、あなたのことを何もかも。
2人はもう、ようやくこのね、
お話ができるようになったっていうことで、
さっきまではね、
言葉を返さない、
繋がりみたいなところでね、
うんうん。
相手が何考えてるのか分からない不審感もあったけど、
何かしらちょっと、
助け合わないと、みたいな雰囲気も感じ取りながら、
こう一緒にいることができたんですが、
ついにね、意思疎通ができるようになったと。
いうシーンが訪れるわけです。
うんうん。
こっからまあ、ついにね、
サルクが一体何をしてたのかとか、
エステルがどんなことをしてるのかっていうのが、
分かっていくわけですけど、
まずサルクからね、自分の出自を語るわけです。
恐ろしい行軍だった。
うん。
サルクはカンビセソウの、
軍隊の一員だったわけですよ。
はいはいはい。
ただ目的地、進軍していくうちに、
四分の一を進んだだけで、
全ての食料が尽きてしまった、
という事態に見舞われたわけですね。
うーん。
まあ、進軍計画が甘かったということですね。
結論から言うと。
うんうん。
そしてサルクはこう続けます。
上はエチオピアの軍勢よりも恐ろしい敵だった。
うんうんうん。
私たちは、
荷物の、庭舎のね、
動物たちを殺して、
僅かに生えている草を模して、
食べ続けた。
だが砂漠に入ると、
それもなくなっていった。
それでどうなったの?
それで、我々は、
ああ、
口に出すのも恐ろしい。
人間がそこまで野獣になれるのかと。
うーん。
エステルはね、
21:00
あってなるわけですね、ここで。
そのお話、シリウスで読んだことあるわ。
はいはい。
確か紀元前、500年代の出来事ね。
うん。
100年代の兵士たちのお話は、
歴史上の史実としてちゃんと残ってたので、
それを読むことで、
エステルはそれを指したわけですよ。
はいはいはい。
10人単位でくじを引いて、
当たった1人を、
残りの9人が食べたという。
うん。
さっきの回想シーンに繋がるわけですよ。
うんうんうん。
10人でくじを引いて、
サルクが当たりだということでね。
はい。
身苦しいぞと。
兵士たちに囲まれてるわけですよ。
自分たちが生き残るためには、
水も食料もない。
動物も殺して食べちゃった。
葉っぱも生えてないと。
なったら、
もう、何やろう。
ともぐいですよね。
そうっすね。
誰が犠牲になるかっていうのを、
くじで決めたと。
はい。
で、サルクがそのくじを引いてしまったので、
食べられることになって、
命からから逃げてきたっていうのが、冒頭のシーンに繋がるわけですよ。
はいはいはい。
逃げたよ。
もう、生きたい一心だった。
9人の仲間は、
どこまでも追いつかってくる。
キリンの立ち込めた谷があった。
そこで仲間を巻いた。
霧を抜けたときに、
世界が変わっていたのだ。
冒頭のシーンですね。物語の。
そこが時空不連続帯だったのね。
あなたは、タイムトンネル交換により、
遥かな未来に送り込まれたというわけ。
いや、何のことやらさっぱりわからないでしょうね。
みたいな。
うーん。
ここはもうね、
SF作品って感じがするよね。
そうですね。
逃げていく中で、
タイムアップしちゃったと。
で、もう遥かな未来にたどり着いて、
今いるのが、エステルの時代っていうことですね。
はい。
これでまあ、
サルクが何者だったのかっていうのはわかったわけですよ。
うーん。
サルクは続けます。
とにかく、今私はこうしてここにいる。
あの恐るべき地獄から、
逃れ得たことを神に感謝しているのだ。
ここがどこであろうともだ。
でもエステルの表情は浮かないですね。
うーん。
地獄を逃れて、
別な地獄に飛び込んじゃったわけね、と。
うーん。
どこから話せばわかってもらえるかしら。
終末戦争があったのよ。
このエステルが自分の
ここまでの話を教えてくれるわけです。
はい。
私がまだほんの小さな子供だった頃、
つまり、
23万と10年ばかり昔ってことね。
地球上に生き残ったのは、
このシェルターに逃げ込んだ
一握りの人々だけ。
放射能の消滅を見越して、
1万年の人工冬眠期間が予定されていたの。
冬眠を終えて出てきた人たちが見たのは、
予想以上に徹底された破壊。
文字通り、
24:01
地獄からの
考量とした無機世界。
わかってほしいんだけど、
そんな私たちに何ができたか。
そして実際に何をしたか。
どうやら心よい話ではなさそうだな。
聞きたくないと。
サルクもちょっとビビりますよね。
こんなこと言われるとね。
そうですね。
いいえ。
ぜひ聞いてくださらなきゃいけないわ。
エステルは続けるわけですね。
うんうん。
草一本残らないという状況は、
シェルターの設計者の想定を超えていたわけ。
備蓄の食料はそこを尽くし、
自給は不可能。
そこで、
溺れるものが掴んだ藁というのが、
地球外生命体に向けてのSOSなのよと。
うんうん。
さっきのね、
言ってた、
外に出たときの話ですよね。
はい。
応答を待ちながら、
みんなは冬眠を終えて、
応答を待ちながら、
みんなは冬眠に入ったわ。
でも人工冬眠は1万年が限度。
うん。
次の冬眠に入るには、
体力をつけるために食物を取らなきゃいけない。
食物を。
うんうん。
くじ引きでね、
23回冬眠したわ。
残ってるのは私だけ。
うん。
すると、
あのミートキューブは、
ヘンリーおじさんよ。
優しい人だった。
さっきの、サルクがね、
自分たちが生きながらえるために、
砂漠を抜けるまでの間、
くじを引きながら、
仲間を食べ続けたっていう話?
はい。
同じことが、
エステルの身にも起こってたと。
うんうんうんうん。
23人、シェルターに生き残った人間が1人。
また1人ね。
数を減らしていく中、
1人が最後に残ったのが、
エステルっていうことだったわけですね。
はい。
23万年間、
私はむなしく待ちました。
でも、あと1万年の間には、
誰かが来てくれるかもしれない。
1日でも、
長く生き延べればならないのよ。
いい?
白いくじが眠るほう。
赤い印のついてるのが、
食べられるほうよ。
引いて、さあ早く。
って迫ってくるわけですね。
うーん。
なぜだ。
なぜそんなにまでして、生き延べればならんだ。
うん。
せっかくだって、
捨てる命を流れて、
ここまでたどり着いたっていうのに、
またね、
こんな選択を迫られるっていう、
サルクの気持ちは、ちょっと計り知れないですね。
うーん、そうっすね。
で、まあ、
27:00
興奮するサルクに対して、
冷静に、
固定関連を去って聞いてちょうだい。
って言いながらも、
話を続けようとするわけです。エステルは。
で、次のシーンでは、
砂漠の中を一人で歩いてるサルクのシーンに
移りまして、
これは、
何やろう、思い出してるのかな。
その場にはいない、
エステルの言葉が続けられてるわけですよ。
はい。
お願いサルク、聞いて。
私の話をしまいまで。
生き延びる義務があるのよ。
人間からビールスに至るまで、
植物も含めて。
すべての命あるものの
行動の目的は一点に集約されるのよ。
生命を永久に存続させようとする
盲目的な衝動。
ただそれだけ。
この世にありたいということ。
あり続けたいということ。
ただそれだけ。
ずっとそんな言葉を、
まあ、思い出してるのかな、サルクは。
言われた言葉を思い出しながら、
倒れ込みながら、
それでも前に進みながら、
砂漠を進んでいくんですよ。
エステルの言葉はまだ続きます。
そして今や、
私たちは、
十四以前から地球上に発生した
あらゆる生命体の代表なのよ。
うん。
一人でいいの。
一人生き延びれば十分なの。
クローンバイオでコピーは無数に作れるわ。
さらに遺伝情報の制御で、
進化の跡を逆にたどり、
地球の生命の全種族を
再生させることも可能なの。
だから、
一日でも長く生きる責任が、
お願い。
最後のチャンスなのよ。お願い。と。
うん。
まあ、科学はだいぶ進んでる
ということはわかりますね。
こんな話を聞くと。
まあ、そうですね。
クローンでね、いろいろ戻すことができると。
ただ、
使ってるのは今や、
エステルとサルク。
二人しかいないわけですね。
はい。
全ての命という命がもう消えてしまった。
うん。
っていう世界に今なってるわけです。
うんうんうん。
だから一万年、一万年、一万年ってちょっとずつね、
当てのない
ヘルプSOSを出して、
誰かが見つけてくれるっていうことを信じて、
数を減らしながら、
たどり着いたのが今
っていう状況ですね。
うん。
さっきのエステルの言葉が
心に届いたのか、
ボロボロな格好で
やっぱり戻ってきたサルク。
はいはい。
どこに行こうと死は免れるものだと
悟った。
どうせならこの体、
そなたのために役立ててほしいと。
死ぬ覚悟で戻ってきたわけですね。
はい。
もともとね、砂漠を
仲間から逃げてる時点で
助かるなんて思ってなかったわけですから。
捨てようとしてた命のようなもんですよ。
そうですね。
30:01
そこにエステルに出会うっていうことで、
一瞬見えた希望も
そういう事情であったっていうことが分かって、
全てを悟ったわけです。
うーん。
だけどね、エステルは言うんですね。
アベコベ王、あなたが引いたのはハズレだったの。
いやいや、そんなそれはならん。
いいえ、
うーん。
うーん。
サルクは目が真っ白というか、
方針状態です。
でもエステルは
構わず続けるわけですね。
はいはいはい。
もう本当にエステルは一人で、
これ以上自分が死んでしまったら
全ておしまいだっていう状態で
ずっとずっと待ってたわけですね。
うんうんうんうん。
地球外からの返事をね。
はい。
そこに現れるはずのなかったサルクが
現れたっていうことで、
だからあんなにお喜びしてたわけですよね。
うーん。
だからあと一回、
あと一回待ってるんですよ、一万年。
うんうん。
エステルの思いがあるわけです。
はい。
かかりましょう、時間がないわと。
ニコニコしてます。
エステルはもうなんかここに
何の部屋も感じるところがちょっと
寂しいような怖いようなって感じはしますけどもね。
うーん。
で、笑顔で手を引いて、
階段を下っていく、地下室の方に行っていくと。
はい。
で、到着したのはさっきのまあ、厨房ですね。
厨房に到着すると。
私を食べるのがあなたでよかったわ。
いくら覚悟していたって、
嫌いな人の血や肉になるのは嬉しくないもの。
って言いながら、
まあ服を一枚ずつ脱いでいくわけですよ。
うん。
で、まあ、
全て衣類を取って、
で、サル君に言うわけです。
勇気を出して、
ね。
ミートキューブの作り方はね、と。
うん。
って言いながら、自分が調理台の上に登るところで、
終わると、
終わると、この話が。
はい。
はい。
これがSF短編の、
カンビュセスのくじというお話。
うんうん。
こんな話あるんですか?ってなりましたね、
僕はこれを読んでね。
まあ、これ急に読んだらそう思いますよね。
これは、
衝撃受けるのわかるでしょ。
うーん。
ドラえもんだ、懐かしい。
と思って読んでたこれなわけですよ。
はいはいはい。
サーパさんも読んだことがあるお話っていうことなんで、
聞きながら思い出してくれてたと思うんですけど、
うんうん。
どう、どうです?これ。
あのね、有名なのは、
ミノタウロスのサラじゃないですか。
はいはいはい。
なんかね、二大巨頭なんですよね、僕の中では、それと。
あー、なるほどね。
33:01
まあ、いろいろね、あるけどね、
SF短編の話になったら、
こんな話好きっていうのが出てくるけど、
僕はこの作品を読んだ体験も含めて、
存在が大きいなっていうのがあって、
はいはい。
だからこそ、こんなすごい話があるっていうのを、
いろんな人に知ってほしいっていうことで、
ずっとくすぶってた気持ちが、
うん。
あの、少し不思議になって始めようっていうところに
つながったわけですよ。
うーん。
どうでした?この話。
いや、最初に読んだとき、
うんうん。
結構衝撃で、
うん。
あー、みたいな。
終わり方すごくない?
うーん。
そう。
でも、
多くは語らないまでも、
サルクの覚悟もあるし、
うーん。
エステルも、あんまり感情を出さないじゃないですか。
だけど、
23万円待ったって言ってたじゃないですか。
で、
あなたにこの重みがわかるみたいなことを
言ってた内容っていうのは、
仲間たちをね、
食料として、
食べ続けて、
今ここにいるっていうことだったわけやから、
はい。
それは総実ですよね。
うーん。
なんならサルクよりも背負ってるものが大きいかもしれない。
実際にやってることを考えると。
そうですね。
サルクはサルクでね、
本当にエステルの言う通りですよ。
地獄を逃れたと思ったら、別の地獄に来たと。
うん。
エステルのためになるならって言って、
自分は死ぬ覚悟で戻ってきたっていうところもちょっと、
うんうん。
突然こんなところに、
時間を超えたなんていう感覚も
理解できひんような人間が、
放り込まれた中でね、
決意したことやって考えるとすごい覚悟だし。
うーん。
登場するキャラクター、
本当にこの2人だけなんですよね、
こんな話って。
はいはいはい。
途中でね、追ってきた仲間の兵士たちの
回想シーンとかあったりはするけど、
うん。
本当に文字通りこの2人しかいない世界。
だから2人しか出てこないっていうところも。
うん。
うん。
ね。
で、僕これね、
あのー、
今回取り上げるにおいて、
色々調べてみたんですけど、
はいはいはい。
随分前ね、1991年に、
OVAになってるんですよ、
この話が。
あ、そうなんだ。
うんうん。僕それ見たことないんですけど、
アニメですよね、オリジナルビデオアニメ。
はいはいはい。
で、少しアレンジというか、
補足みたいなのがあったみたいで、
もうこれ完全にwikipediaに書いてることその分だけしか、
ちょっと僕の情報がないんですけども、
原作の違いっていうところがあってね、
はい。
エステルたちがシェルターに入るまでの経緯や、
他の人間が滅びた理由が
詳しく語られるっていうシーンがある。
36:01
まず。
うーん。
で、もう一つエステルが一人になるまでの過程。
うん。
シェルター避難者たちのくじ引きのやり取りが
追加されていると。
あー。
見たいような見たくないようなって感じですけど。
あー。
ヘンリーおじさん。
そうやなー。
ヘンリーおじさん見れるんかなー。
僕の見たヘンリーおじさんはミートキューブやったけど。
そうですね。
で、もう一つこれすごいなと思ったのが、
ラストに地球に巨大な発光体が
接近する描写があるっていう風になってるんですよね。
ふーん。
だから、
漫画、原作漫画ではエステルが調理台に登って、
言ったらこう、
自分を食料に変える方法を
サルクに教えるっていうシーンで終わる
衝撃的な終わり方でしたけど。
はいはい。
このオリジナルビデオアニメ版では、
一つの希望みたいなものも
示して終わってるわけですね。
ふーん。
まあ、エステルがここで助かるっていう展開にはならないとは思うけど、
はい。
まあ、もう一万年ね、
サルクが最後の一人として
生き延びるまでの間に、
他の知的生命体が地球を発見してくれる
んじゃないかなっていう
匂わせがあって終わるっていうところも、
ちょっとだけ救いというか、
ふーん。
あるんやなって感じはしましたね。
僕もちょっとこれ、
漫画でしか読んだことのない話なんで、
このオリジナルのやつは入手できればね、
ちょっと見てみたいなと思いますけども。
ふーん。
いやちょっと今回、
難しい単語が多くて、
あははは。
しどろもどろ感と、あとはまあ、
藤子不二雄お得意のというか、
はい。
最近ね、タイムパトロール本なんかもあったから、
すごい実感するけども、
歴史的なこの史実の中で起こった出来事と、
このサイエンスフィクションの
咲き合わせっていうところが
まあそうですね。
ふーん。
まあってな感じでですね、
まあ少し不思議ないと、誕生に繋がったと言っても
過言ではない、
このカンギュセスの9時という話、ずっと話したかったので、
はい。
今日ね、話題に挙げることができてよかったです。
はい。
はい、というわけで本編終わります。
はい。
はい、というわけでエンディングです。
はい。
カンギュセスの9時SF短編のね、
はい。
お話をしましたけども、
さっぱさんのご感想を。
あの、読んだことを、
覚えてることって結構珍しいんですよね。
ああ。
私。
名前を見たときに、
これ読んだことあるわって思った段階で、
そもそも結構衝撃的だったんだなっていう。
ああ、そうね。
インパクトがすごかったってことだよね、きっと。
そうそうそうそう。
って思ったんですよ、話の内容。
39:00
うん。
初めて読んだときの漢字とかって思い出せます?
いや、なんか、
あの、
こう、なんでしょうね、
だいたい読みながら、こう、
次の展開がどうなるんだろうって考察するっていうパターンが
多いんですけど、
はいはいはいはい。
なんかあんまり、こう、
考えたくないというか、この先を。
ちょっとね、
こうかもしれないなみたいなのが、
わかってくるあたりが
匠やね、そのあたりって。
わあ、聞きたくないみたいな。
うん、そうなんですよね。
いやあね、
そんななんか嫌そうな話聞きたくないぞっていう気持ち、
ああ、わかる。
さること同じ。
この続き聞きたくないぞ、話したくないかも。
みたいな。
めっちゃ思ってたなあっていうのを
すごい思い出しましたね。
あのね、その、
ちょっとさっき録音止めながら喋ってた中にもあったんですけど、
まあサルクは、
多くを語るじゃないですか、自分のことを。
はいはいはいはい。
だからまあ、主人公側としてね、
読者と同じ目線のキャラやけど、
エステルもエステルでね、
なんかここまでたどり着くまでの、
ねえ、
物語が、想像できちゃうじゃないですか。
23回、
トーミンしたことは、みたいな話とかね。
全然17歳に見えへんもんね。
うーん。
ねえ。
なんかそういう、
まあ最後のね、終末の世界に取り残されたのが、
男女であったっていうところと、
はい。
生き延びるとか、人間が生きるっていうのはどういうことなのかを、
当作品みたいな感じで、
どこでも紹介されてるんやけど、
まさになんかそういうのが、
うーん。
想像を働かせるっていうことで、
なんか読んでる側に、
答えを投げかけてるみたいな、
感じはありますね、これね。
そうですね。
いやー、本当に、
この話なければきっと不思議なのはなかったんでね。
うーん。
それぐらい本当に、
好きな話っていうとちょっと、
お話のテイスト的に
うーってなるけど、
好きな話ですね。
うーん。
いや本当にすごいです、藤子先生は。
はい。
よかったら読んでください。
本当に今出てるSF短編集とかにも、
カンビューセスのクジっていうタイトルで出てる巻があったはずなんで、
手に入れれば確実に読めますからね。
うんうんうんうん。
はい。
というわけでですね、いつもでしたらここで、
お知らせの方に行くんですけども、
はい。
これもタイトルに分かるように書いてると思うんですよ。
まだ収録段階で編集これからなんで、
あれですけど。
はいはいはい。
少し不思議ないとですけども、今回の配信をもちましてですね、
はい。
レギュラー配信の方は終了となります。
はい。
皆さんありがとうございました。
ありがとうございました。
突然みたいな話やけど。
そうですね。
えっとですね、この配信自体はですね、
2020年の6月から始まってるので、
はい。
42:01
えっとこれ多分9月に入ってると思うんだよな、配信。
あ、入ってないかな。
まあ8月の末くらいか。
うんうんうんうん。
ということなので、一応4年と2ヶ月続きました。
あ、そんなに続きましたか。
ねえ。
えっと、めちゃくちゃね、思えば長く続いてたんですよ。
うんうんうんうん。
うんうんうん。
その間にね、いろんな作品を紹介することができたんですけども、
はい。
えっと、
よく僕聞いてる方にも言っていただくんですが、
すごい準備とか大変そうですよね、
って言っていただけるんですよ。
うーん。
実際結構そうなんですよね、実際。
ははは。
で、まあ自分が好きなものをね、
みんなに知ってもらいたいっていうことで、
エピソード選んでーっていう感じで、
すごい楽しい時間ではあるんですけども、
うーん。
まあ原稿を用意したりとか、
どういう感じで話せば面白く聞いてもらえるかな、
みたいなのがあって、
で、なかなかね、
ちょっとね、最近は、
大切に聞いてくださってる方は、
感じてくれたかもしれないですけど、
はい。
エピソードの配信が遅れがちになってるんですよね。
うーん。
収録自体はしてるんですけど、
時間が取れなくて、
そうですね。
で、ちょっと自分が、もう4年も経ってね、
社会人としての立ち位置も変わったりとか、
いうのもあって、
少しずつね、時間が取れないっていうのが出てきたんですよ。
うんうん。
で、まあめぼしいところというか、
有名な作品の紹介もあって、
どんどんどんどん、
もともと自分が知ってたお話っていうのが、
なくなっていって、
新しく読んで、これ面白かったからみんな、
よかったですよ、みたいな感じに
リフトしていってるっていうところもあったので、
はい。
そのあたりでね、配信のスタイルも後半の方は変わってきてたわけです。
うんうんうん。
なので、
今回で少し不思議ないとは、
ちょっと時間の関係とかスケジュールで
うまいこと取れなくなって、
ごめんなさい終わります、っていう感じには
ちょっとしたくなくてですね。
うーん。
さっき言った、レギュラー配信を終了しますっていうことに
陥りました。
はい。
まあ、いろいろリクエストいただいてる作品あるじゃないですか。
21Mとか、
もじゃこ、未来の思い出とか。
はいはいはい。
まだまだ取り上げてない作品、
梅干天下もまだですよね。
うん、まだね。
そこはもう絶対したいと思ってるし、
あと今、SF短編がドラマになってて、
BSでやってるやつがもうちょっとしたら、
NHKの地上波でもやるはずなんですよね。
うーん。
そしたらね、みんな見れるから、
それも感想をね、話したいし、
うん。
あとはね、来年の3月には、
のび太の地球シンフォニーのラストで、
気になる予告が映りましたけども、
新しいドラマ映画がやってきますからね。
そうね。
というわけでですね、
僕らが語るべきコンテンツっていうのはまだまだ残ってるわけですよ。
はい。
なので、少しお時間をいただきまして、
今後はですね、
そういうものが、
例えば、配信された、公開されたとか、
45:01
うん。
お話をする準備が整った、
っていうタイミングで、
シリーズごとにまとめて、
不定期に配信していこうかなっていう感じで、
うん。
やっていこうかなと思っております。
はい。
そんなわけでですね、
さっぱさんにもまだまだお付き合いいただく予定になってますので、
今回で終わりじゃないですからね。
はい。
これからもお願いいたします。
はい。
どうですか?一応ここで一区切りで、
いやーもうなんか、
今までの録音してる内容とかも、
一応自分でね、
撮ってあるんですけど、
はいはいはい。
めっちゃ数多いなと思って。
確かにね。
これエピソード数どれぐらいあるんだろう?
途中から数えんかったんやけど。
そうそうそうそう。
それで言うとね、
第1回のこと考えたらさっぱさん本当に詳しくなったよね、
と思う。
どうしてもね、結構長い年数かけてるから、
逆に忘れてってることも多いんですけど、
うーん。
それでもやっぱね、
覚えてることもたくさんありますし、
知ってることもたくさん増えて、
なんかね、ちょっとやっぱ詳しくなりましたね。
あーよかったです。
はい。
さっぱさんが、なんとなく名前は聞いたことあるけど、
詳しくは知らないですっていう立ち位置で、
はい。
参加してくれたわけじゃないですか、
少し不思議な人に。
はいはいはい。
ニアリーイコール、
リスナーさんの立ち位置と同じというか、
うんうんうん。
っていう風な感じで、
さっぱさんに、こんなあるんやでーって
喋るのが、
リスナーさんに
お話を進めるのと同じような感じで
喋れるかなっていうのもあったんで、
同じようにね、不思議なを通じて、
こんな話があるんや、
こんな作品あるんや、面白いなと思ってくれた人が
増えてきてたんだったら嬉しいですね。
そうですね。
ねー、
さっきも言いましたけども、
全然、たぶん
今年中にも何作品も
公式から作品出てくるはずなんで、
うんうんうん。
少しお休みいただきますと言いながら、
たぶんすぐ皆さんの目の前に現れると思うので、
はい。
引き続きね、応援の方よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
あとポッドキャストっていうのはね、
ストック型コンテンツと言われてますので、
今までのエピソード、どの段階でも
聞いてくれますから。
1から全部連続で
聞いてくださいねっていうタイプの配信では
うちはないので、
エピソードタイトル見て気になるやつがあったらね、
それポチッと押して、単体で
聞いてもらうっていうこともできるようには
一応作ってるので、
よかったらね、過去回の方もまた
聞いてみてください。
もちろん引き続き、お便りいただきましたら、
いただきましたらすぐにまた
参上しますので、我々。
はい。
引き続きお便りの方は募集しております。
はい。
というわけで、いつものやついきましょうか。
少し不思議な糸では
皆さんからの感想、反応、
48:01
藤子不二雄作品への愛、等々を募集しております。
はい。
さっぱさんの方から、後先の方よろしくお願いします。
はい。
メールアドレスは
fushigi7110
atgmail.com
Xのアカウント名は少し不思議な糸。
ハッシュタグは
fushigiはひらがな、
なはカタカナで検索してみてください。
はい。それから
お名前だけで送っていただきます
お便りフォームの方もご用意しております。
はい。
エピソードの概要欄、もしくは少し不思議な糸の
Xのプロフィールのところに
お便りフォームへのリンクがありますので、
皆さんぜひぜひご活用ください。
はい。
というわけで、
お別れの演説もいつもと同じで大丈夫ですね。
はい。大丈夫です。
というわけで、皆さん次のお話で
またお会いしましょう。
さよなら。
またね。
49:11

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