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みなさんお疲れ様です。ふーです。
今日はですね、担任が不在でした。
担任の先生が出張で不在だったところに、
一日、担任として入らせていただいた、補強として入らせていただいた、
そんな僕の一日の中で、いろんな実践を、いろんな意図でしていきました。
今日はそのことについて、音声解説をしている音声を、
みなさんにぜひ届けたいと思ってまとめております。
流れとしてはこんな感じです。ちょっと読み上げますね。
午前中の実験。あえて指示を出さず、クラスの現状を暴り出す。
そして次。午後の設計戦略。手順整備と合意形成で主導権を握る。
そして続いて第3章。実践1。子供に損をさせない3つの約束。
そして次。第4章。楽しいと悪ふざけを分ける魔法の問いかけ。
というふうな章になっております。
特に僕が聞いていただきたいところは、第3章と4章ですね。
子供に損をさせない3つの約束。そして楽しいと悪ふざけを分ける魔法の問いかけというところ。
ここはとても気になるものかなと思います。
第2章の手順整備と合意形成というところも、ここも聞き応えがあるかなというふうに思います。
僕が今日もね、車の中、帰りの車の中で撮った音声というもの。
本当にまさに鉄が熱いうちに撮った音声となっております。
それを音声解説をしてもらったものを皆さんに聞いていただこうかなと思っております。
参考にさせていただいた実践というか考え方というものは、
僕も今学ばせていただいている、YouTubeで学級経営を配信されている宮沢雄二先生の動画とか実践というものを参考にさせていただいております。
もしご興味がある方はぜひ検索をしてみてください。
それでは最後までゆっくり聞いていってください。
それではどうぞ。
あのちょっと想像してみてほしいんです。
あなたが突然時速80キロで走っている満員バスの運転席に放り込まれたとしますよね。
時速80キロですか。それはかなり怖い状況ですね。
そうなんです。
しかも乗客は全員今日初めて会う人たちで、
手元にあるナビの画面は真っ白なんです。
チームを率いる立場にあるあなたなら、この状況でまず何をしますかという話でして。
そうですね。多くの場合パニックになってとにかく急ブレーキを踏もうとするんじゃないでしょうか。
やっぱりそうなりますよね。
バスを止めて全員にシートベルトの着用を義務づけるというか、
自分が主導権を握るためにガチガチの厳しいルールを敷きたくなるはずです。
人間の本能としてまずは状況のコントロールを取り戻そうとしますからね。
本当にその通りだと思います。
安全第一でルール絶対。
とりあえず現状を凍結させるのが普通の感覚ですよね。
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はい。それが一般的な対応だと思います。
でも今回私たちがこのディープダイブで徹底的に深掘りしていくある人物は、
そこでブレーキを踏むどころか、あえてハンドルから少し手を離してしまったんです。
ハンドルから手を離す?
はい。乗客たちがどう動くかをじっくり観察するという非常にトリッキーな行動に出たんですよね。
一見すると無謀に思えますよね。
でも実はそこに組織のリアルな力学を見極めるためのすごく高度な戦略が隠されているんです。
そうなんです。
というわけで今回の深掘りですが、
情報源となっているのはある学校の先生の生の音声記録です。
リアルな現場の記録ですね。
はい。風先生という方が担任の先生が不在の一日を補強、
つまり代理のサブリーダーとして任された際のリアルな学級経営とリーダーシップの実践記録になります。
学校の教室という密室で起きたたった一日の出来事なんですけど、
これ驚くほど普遍的なリーダーシップの真髄が詰まっているんですよね。
本当にそう思います。
だからこそこの深掘りでお届けする風先生の思考プロセスとか具体的な手法というのは、
まさに今聞いてくださっているあなたに届くものだと思っていて。
学校現場の先生方だけではないということですよね。
もちろんです。
学校現場で働く専科や定通といったサブの立場の先生方はもちろんなんですが、
例えば会社で新しいプロジェクトチームを引き継いだマネージャーの方とか。
なるほど。人をまとめ上げる立場の人ですね。
はい。さらには子育てに奮闘している親御さんや主婦の方など、
あらゆる状況下でリーダーシップを求められるあなたにとって、
今日からすぐに使える実践的なヒントになるはずです。
新しい環境やイレギュラーな状況に直面した時、リーダーはどう現状を把握してどう介入すべきか、
そのプロセスを一つ一つ紐解いていきましょう。
では早速風先生の一日の始まりを見ていきます。
彼が代理として引き受けたのは3年生と4年生のクラスでした。
小学校の中学年ですね。
ええ。最初のミッションは1時間目から3時間目の国語や書写といった時間です。
やるべき課題が明確に決まっている個人作業のマネジメントでした。
そこで風先生はどう動いたんでしょうか。
ここで風先生はあえて事前指導やこの時間の目的といったものを一切共有しなかったんです。
ただ与えられた最低限の指示だけを出して課題をやらせるというアプローチを取りました。
つまり早く終わらせることもできるし、いくらでもだらだらと時間をかけられるような非常に曖昧な環境を意図的に作ったわけですね。
そうなんです。ルールや制約がない空白地帯で子どもたちがどう立ち回るかを見るためのテストだったんですよ。
なるほど。
ここでちょっと推測させてほしいんですが、大半のメンバーは真面目にやると思うんです。
でも一部の暇を持て余した層が真面目な層の邪魔をし始めたんじゃないですか。
まさにその力学が働いたんです。
風先生の観察によると、クラスの6割の子どもは自分のやるべきことを黙々とこなしていました。
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半分以上はちゃんとやってたんですね。
ええ、でも残りの4割は自分の課題をやっていないにもかかわらず他人のちょっとした行動を注意し始めたんです。
そしてそれが次第に攻撃へと変わっていったと記録されています。
殺伐としてますね。
ルールのない真空地帯には他者への攻撃性とかマウンティングが流れ込んでくるわけですね。
そういうことです。
これって例えるなら、交差点からあえて信号機を撤去してドライバーたちがどう振る舞うかを観察するようなものですよね。
非常にわかりやすい例えですね。
でも少し意地悪な見方をさせてください。
もしその意図的なカオスの最中に校長先生やビジネスで言えば上司が部屋に入ってきたらどうなりますか。
確かに。
この代理の人間は全くチームをコントロールできていない無能だって評価されるリスクがありますよね。
観察の必要性はわかるんですがちょっとリスキーすぎませんか。
いやすごく鋭い指摘です。
実際多くのリーダーがその周囲からの評価や表面的な平穏を気にしてしまうんです。
だから最初から細かいルールを押し付けてしまうんですよね。
とりあえず静かにさせようみたいな。
はい。でもそれは痛みの原因を探らずに鎮痛剤を打つようなものです。
風先生がリスクをとってでも知るべきだったのは、
信号機がなくなった時にこのチームは自律的に譲り合うのか、それともクラクションの鳴らして怒鳴り合うのかという真のグループダイナミクスだったんです。
なるほど。チームの素の状態というか。
この診断プロセスを飛ばして指導に入ってしまうと、誰も納得しない的外れな対象療法になってしまうんですよ。
表面的なトラブルを隠すんじゃなくて、あえて海を出し切って他者への攻撃性というチームの課題を正確に見極めたわけですね。
そういうことになります。さて、この午前中の観察を終えた風先生が次に直面したのは午後のテストの時間でした。
テストということは、絶対的な静寂と個人の高い集中力が求められますね。
はい。午前中の曖昧な状況とは正反対の環境になります。
ここで風先生はアプローチをがらりと変えまして、具体的な手順整備という手法を取り入れたんです。
手順整備ですか?
実はこれ、YouTubeで楽器の経営について発信されている宮沢先生、宮沢優衣先生の実践動画を元にしたアプローチなんです。
あー、宮沢先生の動画ですね。具体的にはどんなルールを設定したんでしょうか?
風先生はテストの前に3つの明確な約束を提示しました。
1つ目、机の上は必要な筆記用具のみ。
はい、環境のノイズを減らすわけですね。
2つ目、テスト中の会話は質問か物が落ちた時のみ。その場合は無言で手を挙げて先生を呼ぶ。
かなり徹底していますね。
そして3つ目、テストが終わってもテスト中と同じ条件を継続するというものです。
3つ目のルールは早く終わった子にとっては結構苦痛というか反発が起きそうですよね。
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午前中に攻撃しあっていた4割の子たちにこれをどうやって納得させたんですか?
そこが宮沢先生の実践の肝であり、風先生の見事な応用力なんです。
彼はなぜこのルールが必要なのかという理由を明確に説明したんですよ。
理由ですか?
特に3つ目のルールについて風先生はこう伝えたそうです。
立ち歩いたり話したりするとカンニングを疑われてしまってあなた自身が損をしてしまうからだよと。
なるほど。私が静かにしてほしいからじゃなくてあなたが損をしないためだよと味方のポジションを取っているんですね。
まさにそこです。そしてさらに重要なのが一方的にトップダウンで言い渡すのではなくてここまでで質問はありますがこのやり方でいいかなと全員に問いかけたんです。
あー確認を取ったんですね。
はい。子供たちがうなずいたりはいと答えたりするのを確認してつまり合意形成を終えてからテストを始めたんです。
なるほど。ルールを押し付けるんじゃなくて理由の言語化と参加者自身の承認を経ているわけですね。
そうなんです。このプロセスは人間の心理的メカニズムとして非常に理にかなっています。
人間は上から押し付けられたルールには無意識に反発する生き物ですから。
えー誰だって命令されるのは嫌ですからね。
でも理由を説明されて納得しさらに自分に発言権が与えられて同意すると彼らの心理的なポジションが変わるんです。
ルールを強いられた被害者から自らルールに合意した当事者へと反転するんですよ。
被害者から当事者への反転。いやこれ大人相手のビジネスミーティングでも全く同じことが言えませんか?
本当にそうですね。
新しい業務フローを導入する時なんかに明日からこうしろって命令するんじゃなくて皆さんの残業を減らすためのフローです。
これで進めてもいいですかって合意を取るだけでその後の運用エラーが激減するのと似ていますね。
全く同じ構造です。結果としてこのテストの時間はどうなったんですか?
非常に穏やかで静かな時間が保たれたそうです。午前中のカオスが嘘のようですよね。
診断に基づいた見事な介入ですね。
手順整備と合意形成による心理的な安全性の構築。大成功と言っていいでしょう。
ただ、風先生の1日はこれで終わりません。静寂な個人作業の次は6時間目の学習発表会の激の練習が待っていました。
それはハードルが上がりますね。自由度が高くてトラブルが起きやすい堂の環境への移行です。
そうなんです。クリエイティブな作業が絡むと、ただ静かにさせる手順整備だけでは立ち打ちできませんからね。
ここで風先生はどう対応したんですか?
彼は過去の観察から、本番さながらの投資練習になれば必ず一部の子が悪ふざけをして周囲を不快にさせると予想していました。
でも、練習前に真剣にやれよとは言わなかったんです。
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え、言わなかったんですか?
はい。あえて理想を共有せず、そのまま投資練習をスタートさせました。
またしてもあえて泳がせる選択をしたわけですね。なぜ事前に火種を消さなかったんでしょう?
風先生の思考としては、この段階で大人が正論を言っても彼らの心には火がつかないと考えたようです。自ら気づかないと意味がないと。
なるほど。
案の定、前半の練習で悪ふざけが発生しました。でも彼は途中で止めずに見守ったんです。そして練習が終わった後、全員を雛団に集めました。
雛団ですか?
え、これも宮沢先生の実践動画を元にした手法なんですが、雛団に集めることで静寂と特有の緊張感を作ったんですね。
物理的な環境を変えることで、きく姿勢を作ったわけですね。
はい。そしてまず、各チームの成長した良い点を具体的に褒めました。
その上で、全体に向けて交付席を打ったんです。今から全体の話をするけれど、心当たりがあってもその人を見たり名前を出したりして傷つけないように、と。
いやそれは完璧な心理的配慮ですね。安全網を張っている。
専門家の視点から見て、この席にはどんな効果があるんですか?
人間は自分が攻撃されるかもしれない、吊るし上げられるかもしれないと感じた瞬間、防衛本能が働いて論理的な思考ができなくなります。
誰かを責めないという宣言は、その防衛本能を解除するスイッチとして機能しているんです。
なるほど。その安全網を張った上で、風先生は確信をつく問いを投げかけました。みんな、楽しいと朝ふざけの違いは何だろう?と。
素晴らしい問いですね。
すると子どもたちから、楽しいは自分たちも親もみんなが楽しいこと、という意見が出ました。
すかさず風先生は、じゃあ朝ふざけは誰が楽しいの?と問うたんです。
相手の中から答えを引き出していますね。
子どもたちが、やっている人だけと答えると、風先生は、その通り。周りは眉間にシワを寄せてるよね。さっきの前半はどっちだったかな?言わなくていいけどわかってるよね?とだけ伝えたんです。
これぞまさにソクラテス的対話法ですね。指示や出席といった外部からのコントロールではなくて、自ら答えを出させることで内発的な気づきを与えている。非常に高度なファシリテーションスキルです。
これ聞いていて思ったんですが、ソフトウェアのデバッグ作業に似ていませんか?
ほう、デバッグですか?
開発者に、君の書いたコードはゴミだって言えば、彼らは死に物ぐらいで自己弁護しますよね。
でも、同じ画面を見ながら、どうしてこの関数はエラーを吐くんだろう?って問いかければ、突然同じパズルを解く味方同士になれるじゃないですか。
いやー、素晴らしいアナロジーです。まさにその通りで、「あなたは間違っている。」という外部からの指摘は反発しか生みません。
でも、一般論としての問いという鏡を置かれると、人は誰からも攻撃されることなく、自分自身の行動を客観視できるんです。
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その豪華は絶大だったようです。直後の残り10分間で半ごとの練習を再開させたところ、あれふざけをする子はなんと一人もいなかったそうです。
劇的な行動変容ですね。
9割9分の子供が真剣に練習に取り組み、笑顔でその一日を終えることができたと記録されています。
現状の把握、手順の整備と合意形成、そして安全網を伴う対話、すべてが有機的に繋がって生まれたブレイクスルーですね。
ただ、私が一番ワクワクしたのは、この見事な指導の直後、帰り道の車の中での風先生の音声なんです。
何か反省点があったんですか?
はい。これだけの大成功を収めたのに、彼はすでに自分自身のリーダーシップのPDCAを回していました。
真剣にできているその瞬間こそ、全員が楽しい状況になっているねと承認して、強化するべきだったと振り返っていたんです。
なるほど。一度指導したなら、今後は徹底して言い続けて、良い状態を強化する必要があると思考を巡らせているわけですね。
ええ。リーダーシップって解決して終わりじゃないんだなと、常に頭の中でPDCAを回しながら喋っている風先生の脳内を覗き見しているようですごく面白かったです。
本当にそうですね。多くのマネージャーは問題行動を止めること、つまりマイナスをゼロにすることばかりにエネルギーを使います。
でも本当に組織を強くするのは、望ましい行動が定着するように即時フィードバックを行うゼロをプラスにするアプローチなんですよね。
ビジネスでも、プロジェクトが炎上した時の反省会はやるのに、うまくいった時になぜうまくいったのかを言語化して褒め合うジームって少ないですからね。
ええ。問題を解決して終わりではなく、そこからがカルチャー構築の始まりであるということを風先生は深く理解されているんだと思います。
さて、今回の風先生の一日からはあらゆる組織のリーダーに向けた実践的な知見がたくさん得られましたね。
そうですね。現状を観察する勇気、理由を伴う手順整備と合意形成、そして相手に気づかせる問いかけと常に改善を求めるPDCAの姿勢。
どれも会議のファシリテーションから家庭でのコミュニケーションまで、今日からすぐに使える具体的な手法ばかりでした。
実は風先生自身、音声の最後で、次回は専科やT2としての立ち回りや軸について話すと予告されていたんですよね。
そうなんです。トップのリーダーだけでなくサブリーダーがいかにして組織を支え動かすかというフォロワーシップの視点も今後の展開として非常に楽しみです。
次回の記録も筆調ですね。
さて、いつも学ぶ意欲にあふれるあなた。今回の深掘りを終えて、最後に一つ少し刺激的な思考実験をしてみたいと思います。
何でしょうか。
もし明日、あなたの職場やあるいは家庭で、いつもの当たり前のルールや暗黙の了解をすべて取り払ってみたら、一体どんな光景が広がるでしょうか。
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カオスになるか、それとも自律的に動くか。
ええ。誰が率先して場をまとめようとして、誰が不満を漏らし、どんな隠れた摩擦が表面化するのか。
そして、そのカオスをじっくりと観察した時、今のあなたのチームに本当に欠けている手順やルールは何だと気づくでしょうか。
深い問いですね。
次にあなたが、見知らぬメンバーを乗せたバスの運転席に座ることになった時、いきなりブレーキを踏んでルールで縛りつける前に、ほんの少しだけハンドルから手を離して、後ろを振り返る勇気を持てることを願って
います。
本日のディープダイブはここまでです。あなたの日常での探求と実践をいつも応援しています。