幸茜の魅力
しまチャンネルはじめまーす。しまチャンネルは愛媛の離島で柑橘農家をしているふるのが、美味しいものを食べたり、日々のこととか柑橘のお話をするチャンネルです。
今日は、福島県産の幸茜という桃と、甘甘燦燦という桃をいただきます。
福島の桃農家の方が、いつもいつも桃が切れそうになったら送ってくれるので、うちの冷蔵庫にはずーっと桃がある幸せな状態が続いています。
朝ふるで、ぶどうとかプルーンとか、あ、そうだ、プルーンも食べたいんですよね。食べて収録したいんですよね。
プルーンとか食べてるんですけど、桃はずっと冷蔵庫にあるんですよ。本当にありがたい。
だって桃なんてね、もう高級品だもの。高級品だものって言ってしまうと、一言で終わっちゃうんだけど。
ではまず幸茜いただきます。幸茜っていうのは、幸茜って呼んでいいんだよね。
えっとなんかね、果肉が硬い桃?だそうです。
うわっ。うん。
うーん、果肉、なるほど。果肉は硬い桃。
果肉が硬い方が私、桃は果肉が硬いのも好きなんですけど、
柔らかい桃を食べてきてたら、硬いってこういうことかっていうのがすごくわかる。
カリッとした感じもあるんだけど、何かなぁ。
梨とかとはまた全然違う硬さ。硬さの質が違う。
どっちかっていうと、冷蔵庫で保管してた分もあるので、もっちり系になってるかもしれないんだけど、
場所によってはカリッとしてる。
で、なんか不思議。果物って不思議なんだけど、硬いのとジューシーさって共存するんですよね。
もっちりとか、方向によってカリッとしてるとこともっちりしてるとこがあるんだけど。
果汁が溢れ出すのがすごい。
美味しい、やっぱ。やっぱ美味しい。
なんか、果肉が全然繊維っぽくなくて、甘酸っぱさが美味しい桃。
甘味より甘さと酸味がちゃんとある感じで、すごく美味しいです。
では次、あまあまさんさん。
すごい名前だよね。可愛いよね、あまあまさんさんって。
種の中心が濃いピンクで、すごい可愛い桃ですね。
ほう。
んー、あ、なんだ。
みずみずしい感じがする。
甘さ強いのにすごいみずみずしいの、なに?
果汁が多いのかな?
果汁が多いとかそういう話じゃないな。美味しい。
美味しい。外側は真っ白なんですよ、この桃。
だけど中の赤がすごく濃くて綺麗だし。
この透明感のある甘さなんだろう。
すごい美味しい。
ふんふんふん。
あーなんかね、上品な甘さっていうのが一番ぴったりくるのかな。
なんかすごい特徴的な味を主張してくる感じじゃなくて、
全体的にバランスは良くて、しつこくない。全然しつこくない。
さっぱり、さっぱりだけど味が薄いわけじゃないのね。
あ、桃の食レポって難しいな。
で、ここでまたサチアカネに戻ると。
食べ比べると全然、1回目食べた時よりも分かる味が多くて良いんですよ。
甘甘燦燦の特徴
サチアカネの方が桃らしい桃っていうのかな。
甘みが強いとも言うのに、甘さの質が桃って感じなのね。
だからもうガツンと、あ、甘いって思う。
この果肉の感じが好きだな。
すごく貴重な桃なんだろうな、これも。
で、次またアマアマさんさんに戻る。
どっちも果肉固めだけど全然質が違う。
本当、お好みだとは思うけど、
この夏の盛りが終わったシーズンに食べるのにすごくぴったりなんじゃないかなと思う、アマアマさんさん。
この上品な甘さが、真夏って分かりやすい味の方が良いんじゃないかなって勝手に思ってるんですけど、
スイカとかね、分かりやすいじゃないですか。
複雑な味もするんだけど、なんか繊細な味を感じられるようになる、
余裕ができるのが秋かなって私勝手に思ってるので、
どちらも秋にぴったりの桃だなと思います。
すごい今回語ってしまった。
毎回毎回美味しい桃を送ってくださってありがとうございます。
残りも堪能していただこうと思います。
では本日はこの辺で。またねー。
