要するにすごい政治的なメッセージがかなり込められてるんだろうなっていう、
読み取りがようやくできてきたみたいな。
ああなるほど。
俺らが一番すごい疑問だったさ、
本を踏む男一体何なんみたいな。
フィエロ。
フィエロね。
あいつもそうだし、
出てくる人全員にマジで感情が移入できないというか好きになれないっていう、
何やってんだこれみたいな感じでそのまま終わるから、
結局それが何だったのかわかんないっていうので萌え萌えしてたんだけど。
そうね。
みんながどういうやつで何の理由でこれやってんのかあれやってんのか、
なんかよくわかんないみたいな感じだったね。
っていう浅い人たちをちょっと封死してるっていうことなのかなっていうふうに読み取れるようになってきた。
つまりこれその時代の空気感で要するに動物みたいのは迫害されていて、
歴史を修正しようとしているっていう、
要するにオーズが言うには敵を作って団結するんだっていう動物を悪者にして、
自分たちが支配する世界を作り上げようとしてるっていうふうに、
時代がそうなって言ってるっていうことを表現するために、
なんか言葉が悪いかもしれないけど国民はだいたいバカに描かれてるっていう、
まあ確かにそうだな。
その時代の空気感をかなりシニカルに描いてんのかなって思って、
って考えると本を踏むっていう行為も、
要するに過去の知識とか歴史みたいなものをお座なりにしてる空気感があるっていう、
文化大革命みたいな。
短章ね。
本を燃やすっていう。
俺たちは今を生きているんだから、
本なんて気にしないんだっていう。
フィエロもすごい言ってたよね。
俺は今を生きているって。
確かに確かに。
今回もちょっと話にも出たけど2の中で、
ポピュラーって曲の中でもその人気があるものがやっぱりいいんだみたいな。
単的に言うとポピュリズムそのものなんだけど。
そうか確かに言われてみるとそうかも。
真実よりもみんなが信じたいものの方が力があるんだって今回オズも歌ってたしさ。
まさにそのこと言ってたね。
そういう時代の空気感は確かに今にもちょっとマッチしてるしちゃんと。
そういうことを描きたかったんだろうなって2回目見てようやくわかってきたみたいな。
なるほどな。
このあっさり感じはあえてそういう世界の話として描いてるのかなって。
なるほど。
じゃあ相当シニカルっていうかクリティカルというか。
ということでやってたのか。
俺には見えてちょっと1の評価が上がってたね。
で2見に行ってやっぱ違うなって思いましたっていう。
はいひっくり返りましたっていう。
やっぱなんかにしては何にも確信をついてない話すぎるなっていう。
そういう意味で俺期待が上がっていったのにその期待したものは出てこなかったっていうのが正直なところ。
なるほどな。
結局そのさ動物が迫害されてみたいな話よりもさ、
彼氏取られて仲違いしての話にどんどん話が小さく小さくなってって。
でなんか友情みたいなので解決して動物が戻ってきたっていう。
じゃあ何だったのその動物の描く意味は何だったのみたいな。
そうね確かにね。
オールオッケーみたいな。
じゃあやっぱ1はそういうつもりじゃなかったのかこれみたいな。
ちょっとよくわからない感じにやっぱなっちゃったっていう。
俺だけですかねこれ。
いやどうなの、でも確かにそんなんちゃうかな。
なんつーのさっきさ言ってたその後半2ね。
2でのオズが言ってた民衆は見たいものを見るし、
真実よりもなんか好む物語を好むみたいな感じのことを言ってたじゃない。
それそのメッセージがあんまり聞いてこないんだよね。
そうそうそう。
何つったらいいのかな。
深めるシーンまで言うべきことじゃないんだけど、
何が言いたいのかよくわかんないっていう。
それが言いたいんだとしたら、
なんで友情の仲互いなんだっけみたいな感じになったり。
友情の仲互いがしたいんだったら、
動物って繰り返しになってるんだけど、
何だったんだっけみたいになるし、
いろんなことやりたかったんだろうねみたいな感じの。
あれなんだけど、いろんなこと織り交ぜながら言いたかったんだろうねみたいな。
でも多くなっちゃったねっていうので、
でも2人が熱き友情があるという設定の上で、
歌って踊って顔を付き合わせて抱き合ったりとかすると、
なんか力技で納得してしまうみたいな感じの。
まあ要するにね、あんまり褒められたもんじゃねえだろうっていう。
力技だなっていう気がしてはいたね。
そう、あの2人の関係性が、
1の中でダンスクラブのシーンみたいなのがあるじゃん。
2人が変わった動きを、
エルファバがちょっと変わったダンスをし始めて、
グリンダがそれに加わって、
2人が友達、親友と言っていいのかな?
親友と言っていいのかな?っていう感じなんだけど。
それだけでオールオッケーなんだっていう世界観はちょっとよくわからないが、
ある意味信頼関係で結ばれて、
親友になりましたっていうシーンしかなくない?みたいな。
その後すぐエメラルドシティ行って、
私は出て行く、私は残るみたいになっちゃうから、
尊い絆みたいなものが、
あのシーンぐらいしかなくて、
なんでそもそもこの2人がそんなに結ばれているのかが、
よくわからない。
そうね。
単に友達が少なかった2人だったのかな?みたいな。
そういう風にしか見えないんだけど。
逆に言うとね、それをコトサラつぶたてていたら、
それはそれでいい話なんだけどね。
でもグリンダには友達はいるっぽかったからな。
友達と言っていいのかわからないけど。
友達はたくさんいるわ、でも親友はあなただけ。
親友なんだ、みたいな感じに。
お前でも踊る前に謝った方がいいって、
私は1の時に言ったんですけどね。
そうね。
なんか力技なんだよな、こういうことですよっていう。
設定なんですよっていうね。
あとフィエロがあんなにエルファバに惹かれているっていうのも、
よくわからない。
フィエロいつの間にかものすごい、
チャランポランみたいなのが、
高青年みたいになってたし、
それはもう幕間の間に変わっちゃってたって感じだから。
なんかあったのかな。
彼の正義感みたいなものにも乗れない。
なんでこの人そんなに、
なんでこの人そんなにっていう風になっちゃうっていう。
このでも一言に尽きるかもね。
なんでこの人そんなにっていう。
なんか魔法学校みたいなのの先生の人だったけど、
今報道館になってたマダム・モリブル。
マダム・モリブルね、見せるよ。
ある種の黒幕なんだけどあの人は。
でもあの人も何のモチベーションであそこまで冷淡に、
非道なこともして、
今の体制を維持しようとするのかよくわからない。
なぜっていう。
でも設定なんだよ。
そういうことなの。
っていうのを歌と踊りで説得力を持たせるっていう、
何度も繰り返すけど力技なのですよ、この映画は。
なんかその1をもう一回見返した時も思ったけど、
俺がその前の回で言った、
ファザコンというか父的なものを乗り越えるというか、
に反発する話なんじゃないかって言ってたのが、
ある意味本当に父だったという以上に証明されたというか、
結局エルファバはその親の期待みたいなものから抜け出すっていうところに行って、
1の最後でね。
こうありなさい。
で、たぶん2でグリンダも人気者でありなさいっていう親の自爆から抜け出した、
文字通りシャボン玉を割ることができたっていうことなんだろうなっていうのはわかるんだけど。
そうね、それはその通りだと思う。
そういう話として見れば数字は通っているが、
なんだこの釈然としない感じみたいな。
釈然としないんだよ、なんか。
そういうことにされているのだが。
そんなに成長しました、グリンダっていうのもあるし。
てかあいつに国は任せられるのか。
いやー、だからそのなんていうのかな。
設定上、つまり位置を描かれているというラインに沿って考えるのであれば、
グリンダは主体化したわけよね。
今までは有名になりたいみたいなふわふわしてた。
自分がどうするのかみたいなのがない人で、
だからすごい何も考えていないように見えたし、
っていうのが今回のこの物語を通して、
彼女は自分がある種王だよね。
女王というか威勢者というかトップとして、
この国を治めていくんだ、守るんだっていうふうに成長して変わったことによって、
でも実際にすごいなとは思ったんだけど、
アリアナ・グランデ演じるグリンダの目つきと顔つきは相当変わったよね。
1とか2の途中までと最後のところで明らかに別人のように顔がキリッとしてるから、
そういうことなのである。
しかし、どこで成長したっていう、何で成長したこの人はっていうのがわからない。
歌と踊りで成長したのかっていう。
そういうガールインバブルみたいな曲があったよな。
私は泡の中の女の子で今までこうなったけど、
もうそろそろ目を背けられないわみたいな歌を歌ってたような気がするから、
そこなんでしょっていう感じなんだけど、
要するに街がむちゃくちゃになってるみたいな、
エルファバを殺せみたいな感じで市民が言ってるのを見ながらその歌を歌い始めるような気がするんだけど、
さすがにヤバいなと思ったっていうことくらいしか。
電気みたいなのが訪れてないんだけど、
心を痛めたんでしょ、親友が命を狙われることにまでなってきて。
っていう感じなんだろうけど、
それでまだモリブルだとオズの呪縛から抜け出すっていうので、
あの二人が要するに両親ということがあって、
お父さんお母さんって。
あのワンの歌の中でもオズが歌ってたけど、
僕はみんなのお父さんになりたいんだみたいな歌を確か歌ってたんだよ。
だからみんなを助けたいみたいな。
確かエルファバに成長するのを助けたいんだみたいなことを言って、
なぜなら僕はみんなと家族のような関わり方がしたいからみたいな歌を歌ってて、
父的な存在なんだろうなっていう。
何だろうなっていう。
それも何でなのかが分かんないっていうね。
絵描かれてないことも多いし、
あとここから先はもう色々分かんないなってことだらけなんだけど、
あのワンでさ、
あのフィエロがけしの花かなんかで眠らなかったじゃん。
あったね。
なんでだったの?
ね。
いやだって2でそんな話は一切出てこないので。
あれもなんか絶対理由があって、
あの教室の中で彼だけ起きてたっていうのがなんか明かされるのかと思ったけど。
うん。
あ、黙っちゃった。
なんで、なんだ。
あとあれだよね、ネッサローズ。
そうね、ネッサローズ。
エルファバの妹。
そう、となんだっけ、あのボック。
彼は、あ、そうボックだったね。
ボックのなんか恋模様みたいなやつ。
あれも何が表したい?
単なるメンヘラカップルみたいな感じの描かれ方で死んじゃったみたいな。
あれは何だったんですか?
いやなんかやっぱブリキの男、ブリキ男に任命しますっていうことになったのかなっていう。
なんかその、なんていうのかな。
あの話よくわかんない。
あ、そんな話だったっけみたいな感じに。
そういえばそうだったなみたいな。
あ、でもなんかこんなにこじれてたんだっけみたいな感じになってて。
だからグリンダーに一目惚れしたボックがグリンダーに近づこうとしたら、
なんかあの車椅子の子に優しくしてあげたらみたいな、そういう人が好きみたいなこと言ったから、
まあある意味偽善の態度としてネッサローズにダンスパーティー誘うみたいなして、
でその後もなんか本当のこと言おうとするけど言えないみたいなシーンがあったんだよな。
実はグリンダーが好きでみたいなのを言いかけて、いやいやそうじゃないみたいな。
なんかそのいや気持ちするのがあって、そのまま付き合ってたみたいなことなのか。
まあえぐい話だなと思いつつも、なんなんだ。
なんでその話あるんだみたいな。
面白くもないけどな別にみたいな。
そうね。
てかまあ要するに本筋とは関係ねえよなっていうことではある。
本筋とかあんのかな。
本筋は何だったんだ。
やっぱその二人の友情にみんな泣くみたいな。
ちなみに俺初日で見てきたんだけど映画館で。
やっぱ城内すすり泣きの声が聞こえてたよ。
こっちも一応聞こえてたよねやっぱね。
ちなみに映画上映が終わった後に後ろの人とかの感想を我々よく聞くわけですよ。
一番信用できる。
一番信用できるレビューであるとあれが。
ということで後ろの女性たちが言ってたのは、
いやなんか恋人がカカシになっちゃうのやだなって言ってたね。
それはそう。
いやなんか肌の感じとかって言ってたね。
そうだよねあれ結構きつかったよ。
ちょっとなんですかね。
毛穴が開きっぱなしみたいな。
若干その集合体恐怖みたいなのを煽られる、ゾクゾクする見た目だったね。
でももう運命の二人だからそんなの全然きれいだみたいな感じで言い合ってるみたいなね。
なんでそんなに仲が深いんだっけってなるけどね。
そうな。
良くも悪くもその、
はっきりしてんだよねやっぱ。
元がミュージカルっていうことが原因なのかわかんないけど、
やっぱさミュージカルって映画と違ってさ、
かなり広い会場で遠くから見るわけじゃん。
演劇もそう。
そうね。
分かりやすく元気になったり分かりやすく悲しんだりみたいな、
をベースにお話を展開していかないといけないから、
はっきり微妙なよくわからない複雑な感情とかはあんまりなくなって、
一発で仲良くなったり一発で悲劇になったりみたいな、
ものがやっぱ演劇ドラマだったりするのかなとちょっと思ったけどな。
なるほど。
で、それを元にしてるから、
映画としても、
微妙なキビみたいなのよりはなんかこう、
ゼロキャク。
歌で一気に恋に落ちて、
歌で一気にどん底に落ちたり、
するんじゃないっていう。
だから映画に向いてない。
分かった。
でも今の話聞いて、
これがこの映画、ウィキッドの1も2も、
あんまりそんなに好きになれないっていうのが理由が分かった。
つまり、こういうことだからねっていうので進んでいくんだ。
はっきりしてるし、
はっきりさせるためには積み上げていくというよりは、
つまり定でいくっていう、
こういう定でっていうので、
こういう言い方するとすごい悪いように聞こえちゃうかもしれないけど、
でもやっぱり私はあまり好きじゃないので、
こういう言い方になってしまうのだが、
なんかそのせいで乗れないんだよね。
逆に乗れないっていう。
こっちは積み上げてほしいわけですよ。
理由が欲しいのね。
設定と定と、あとは歌と踊りの力技で、
こういうことだっていうので納得できないんだよね。
っていうのがあるから、
あまり乗れないっていうのが、
ちょっと今の議論の中で分かったな。
でも俺はそれが、だから1の中ですごい、
効いてるなと思ったわけ。
そういう空気感をこの映画は表現しようと思って、
定でいってんだなっていう。
そういうことね。
逆にシニカルに定をフル活用してると。
そういうことで政治の大事なことが決まったり、
誰かが迫害されたり、
仲良くなった感じになったり。
特にエルファバとグリンダのダンスシーンは、
周りもなんか最初冷ややかな目を持ってんのに、
なんかグリンダが参加したら、
なんか楽しいねみたいな。
バカすぎだろお前。
そういうバカにしてるのかと思ったのに違ったのか。
どうなんだみたいな。
そこに焦点が当たっていく話なのかなと思ったんだけど、
もう歌うのやめましょうみたいな。
ノリで決めるのやめましょうみたいな。
そういう強烈な風刺みたいなものが、
最後突きつけてくるとかなら、
なんかすごいなるほどって、
ひっくり返った可能性があったけど。
なんかそうじゃなかったから、
ますます混乱したのと。
あと単純に、
これはあんまり言いたくないというか、
脚本の出来が良くないですかこれみたいな。
2の中で、
一回話まとまりかけるじゃん。
エルファバがオズのとこに行って、
もうこんなのやめましょうと。
降参するので動物を自由にしてくださいみたいな。
話をして、
一回話まとまんのよね。
まとまったね。
結婚、婚約式の時かな、
あのグリンダかなんか。
そうね。
と思ったら、
隠し扉の先に動物たちが監禁されてて、
やっぱりこうやって迫害してるじゃんって。
やっぱ無しっていう。
これが結構早い段階で、
しかも結構早いスパンで起こるから、
これ無くていいじゃんみたいな。
確かに確かに。
それ1の最後でやったじゃんみたいな。
オズと決別して、
その後またオズに戻ってきて、
オズとまた話し合いして、
まとまりかけて、
やっぱりダメですっていう、
このスパン短すぎて、
その間エルファバあんま何も成長してないのに、
同じこと2回させられてて、
いらなくない?みたいな感じになったっていう。
そうなー。
かつ、
解放したけど、
地下に、実は、
地下なのかな?
まあ地下だよね、降りてったからね。
に、実は監禁されていました。
一部の動物は信用できないから、みたいな。
取ってつけた感がすごくて、
なんつーのかな。
えー!みたいな、なんつーの。
つまり、これは要するに、
仲直りしてもう1回決別させるためだけ、
その前提のために、
取ってつけられてるんだよね、このお話が。
だからなんか、
なんつーのかな、見てて、
深みがないんだよ。
深みがない。
深みがない。
そうですか?っていう感じで見るしかなくて、
やっぱまあそうだよな、みたいな。
こっちとしてもびっくりもなければ、
びっくりしない。
なんの新しい発見もないシーンで、
なんじゃそりゃ、みたいな。
まんまじゃん、みたいな感じに。
もう言ってたじゃん。
まさにあなたがさっき言った通りね。
もう言ってたじゃん、それっていうことだったんだよな。
なんかもうちょっといろんなことがあって、
オズへの信用が回復したとか、
エルファブの考えが変わって、
で、結構時間経った後に、
あ、これは話、じゃあもうまとまるしかないよね、みたいな。
降参してもう停戦しましょう、みたいになって、
からのもうひとひっくり返しとかなら、
なんかまだわかるんだけど、
そんなひどい裏切りをしやがって、
ってその場合はなるかもしれないけど、
別になんないね、そのまあそうだよね、
そうだったじゃん、みたいな。
そうだったし、もう繰り返しになっちゃうけど、
ひっくり返りまでの時間が短すぎるから、
こっちも味わってないんですけどっていう。
だし、なんかこう予想もつく、
どうせそうなるんだろうな、みたいな予想もつくし、
要するにやっぱり定なんだよな、
定に合わせるために、
脚本と物語が組み上げられているというふうに見えたね。
あと、エルファバは水で溶けるの?どうなの?
あと誰が言い出したんだっけ?水で溶けるって、みたいな。
いや、そうね。
なんか水で溶けるということを、
マダム・モリブルが言い始めたのかな?
いや、なんかゴシップ誌に載ってたんじゃなかったっけ?
あ、それか。
ゴシップが広がるの怖いよね、みたいなことなの?
うーん、そうね。
そういうことなんだろうね。
何かみたいな。
で、溶けてなかったしね。
あれはもう、ものすごい強詰めしたね、ほんとに。
なんて甘やかすんなっていう。
物語上の登場人物たちも、見る観客たちも、
なんでそのビターさすら残さずに、
全員生きてました?みたいな。
で、トンネルの向こうにあるムノ国みたいに行くんでしょ?
ムノ国に行ったら、危ねえとか言って、
あそこに行っちゃダメだ、動物たちとか言って、
エルファは言ってたのに、そこ行って、2人で。
でもなんか希望に満ちそうだし、あれちょっと何だったの?みたいな。
じゃあ動物たちも行ってよかったじゃん、みたいな感じに。
知らなかったから。
あー、行ったことなかったから?
行ったことなかった。
なんか何もない土地だから、なんかすごい、
栃木県とかかな?とか思ってたんだけど。
お前、お前、お前、栃木のかな?絶対聞いてるからな。
ふざけんなよ、お前。
いやーね、なんか、アラスカとかじゃないかな?って言って、
アラスカの人はアラスカの声がすごく聞いてるぞ。
そうなー。
いや、わかんないですね。
これがなんでそんなに人気なミュージカルなのかを、
その2見てわかんなくなっちゃった。
1見て、2回目見た時に、
お、なるほど、やっぱ2回見ないとわかんないなと思いながら、
これはちょっと期待できるかもとか思っていったけどやっぱ、
違いました。
そうねー。
まあ、ただあれだな。
これちょっともう出すかどうか迷ったけど、今回。
1個見方があって、俺の中で。
そういう意味ではちょっと感動するっていうか、
感動するっていうか、なるほどってなったのはあったのよ。
1,2で通して、1個あって、
それはなんていうかな、
これはだから、運命についての物語だなっていう風に見たら、
友情とか政治とかじゃなくて、
運命に翻弄される人々の物語なんだっていう風に見たら、
ギリまとまりがあるみたいな感じに見えて、
ちょっと説得力を持たせられるかはちょっと自信がないんだけど、
フォーグッドってタイトルじゃん、後編は特に。
良きことをなそうとしてるのね、みんな。
自分にとっての良きことをなそうとしている。
で、それぞれのグッドが違うわけじゃん。
それぞれに良いとするものが違う。
1なんか分かりやすいじゃん。
差別はダメだろみたいな感じでエルファバが言ってて、
グリーンだとかオズとか魔法の先生とかは、
差別しようぜみたいな、国を治めるためなんだし、
気にせなくていいじゃんあいつらみたいな、グッドが違う。
言わば信念が違う。
プライオリティが違うみたいな、優先順位が違うみたいな、
そういうグッドが違って。
もう1個言えば、みんなそれであんまり話し合いができないんだあいつらは。
自分の気持ちにすごい素直なの。
感情的に、理性じゃなくて感情みたいなのにすごい素直なわけ。
つまりどういうことかというと、
良きこととか信念とかに、
あと自分の感情みたいなのに全部忠実に素直に、
100%妥協なく言葉と振る舞いに表してるのね、この人たちは。
その結果めちゃくちゃいろんなものがこじれて、
それが運命になるってことなんだと思ったね。
え?
運命ってそういうものなの?
運命ってこういうことなんじゃないかっていうふうにも見れるなっていうふうに、
これは映画館を出てだいぶ経った後に思ったんだけど。
本来は何も考えずに行動した結果、
運命というものも決まっていることに向かっていくんだけど。
そうそう、本来の意味はそうじゃん。
人間はある意味それを理性や道徳心とかで、
ある程度抑制することによって、
他の結果が得られるみたいなことですか?
でもこの人たちは、
自分のグッド、善とか信念とか気持ち、恋も含めてね。
恋もめっちゃ象徴的だよね。
今回の物語において。
素直すぎるから、
その集合体が運命となって、
全員に振りかかってくるっていう、
だから全然いいことじゃないんだけど。
しかし運命の正体っていうのは、
誰か神が定めているもの、運命とかいって定めって呼んだりするじゃん。
っていうことなんじゃなくて、
人々それぞれの、いわば欲望だな。
だって善も欲望だから。
言ってしまえばだけどね。
に素直になりすぎると、
みんな不幸になるっていうか、
っていうことだったし、
さらにもっと言えば、よく見ればなんだけど、
それを飲み込んで、なんとかもう生きていこうっていう風に、
してる人たちっていう風な描き方がしたかったんだろうなって思ったね。
運命を飲み込んで。
反知性主義みたいなことですか?
ああ、そうなのか?
いや俺さっきも言ったけど、
国民がバカに描かれすぎじゃないっていう。
のもちょっと引っかかるポイントというか。
道具としてしか出てこないっていう、
映画的視点から見ても、
あまりに単純化されてるな、
都合よく使われてるなと思うのと同時に、
描いてる人の世界観が投影されてるのかなっていうのは、
ちょっとうがった見方だけどしちゃったんだけど。
まあぶっちゃけあるだろうな、それは。
大衆があまりにバカのまま終わるじゃん。
何か気づきを得たっけ最後まで。
最後までウィキッドはウィキッドのまま、
エルファバは悪のまま消えてって、
国民はそれを信じたまま平和に暮らしましたとさってことでしょ?
うん、そうだね。
馬鹿のままじゃんっていう。
っていうのがいいのかなっていう。
なんなんだろうな。
ある意味で俺のさっき言った運命の正体みたいなのも、
それはつまり国民も馬鹿として描かれてるし、
主人公格の彼ら彼女らもすごい馬鹿として描かれてるということでもあるわけよね。
話し合いができないっていうことに象徴されるように。
そういうふうに人間を見てしまうっていう全体的に俯瞰してみたら、
そういう人の視点の病理が現れてるということなのかもしれないね。
これには共感しやすい、たぶん。
おそらく。
だからそうなんだ、たぶん政治風刺みたいな、
人々は物語、自分の好むものしか見ないし、
真実なんて求めてないんだみたいなこと言うんだけど、
悪い意味でリベラルだよね、それってやっぱりっていう。
私は分かってるけどねってことになるじゃん。
それさ、やっぱオズが言ってた説じゃん。
みんな思いたいものしか信じないしみたいな。
それって映画の最後でひっくり返ったっけ?
いや、ひっくり返ってないね。
ないよね。
分かった、だからやっぱりこれはひっくり返ってなくて、
ひっくり返ってない上で、ひっくり返らない上で、
主人公画の人々がそれを全部飲み込んだのよ。
性格合わせ飲むみたいな感じで、
飲み込んだっていう意味で非常に高貴な、
素晴らしい存在たちとして描かれている。
グリーンでは主体化したの、そうだよね。
もう私はこの役目を果たすんだみたいな。
だってみんなバカだからってことじゃん、これ言わせるに。
そうか、その世界観が現れてるんだろうな、きっとな。
のような気はするよな。
だからテーマとメッセージに全然乗れないし、
我々は感動もできないということなのかもしれんね。
なんかダークナイトみたいな話だなっていう。
そうね、そうなんだよね。