みなさん、おはこんばんちは。ナビゲーターの藤田哲平です。 前回、シャープ18の配信をした水曜日の夜にお便りが1通届きましたので、ご紹介いたします。
なお、アララーネームもいただいているのですが、本名を含む名前の可能性があるので、今回は紹介を控えさせていただきます。
同性婚に対しての意思表明。ありがとうございました。賛成はしないけど、反対もしない。 よくもわからないし、理解に努めるつもりもない。
同性婚ではない別の仕組みを作るのは政治家の仕事。 というスタンスが自分とはあまりに違うので、登録解除をさせていただきました。
以上のような内容です。ここで僕が前回の配信でどのような発言をしたのか、要点をまとめてお話しします。
僕は同性婚には賛成でも反対でもなく、わからないと言いました。 それはね、結婚という権利を意識したことがなく、結婚によりどんな権利を得られるのかわからないからです。
賛成派も反対派も既存の結婚という制度に縛られすぎていると発言し、 僕はそれよりも現代にフィットした新しい結婚に代わる何かを作ればいいと伝えました。
でも今は結婚で得られる権利を知らないから、そこを学んでからまた話をしたい、という内容をお伝えしました。
これ水曜日の夜にお便りをいただいたんですけど、正直ね、すごく動揺しました。
でもさ、いろんな考え方の人がいるからね、僕の考えとは全く違ってさ、 荒音にストレスを感じるのであれば聞かない方がいいなって僕も思ったんですよ。
まあこういうのは個人の自由だからね、あまり気にしないように努めたんですけどね。 どうしても気になったんですよ。
このお便りがね、頭から離れなくてね。 嫌な気持ちになるとさ、相手がさ、敵に見えてくる時があるじゃないですか。
相手をさ、敵に見立てることで自分を正当化させるようなね、 僕はさ、そんな気持ちになっていったんですよ。
それが木曜日の話でした。 でもさ、この方のお便りはね、全く攻撃的ではなくて、とても丁寧な書き方をしているんですね。
そこがさ、すごく気になって、何かを伝えようとしてるんじゃないかなってね、思い始めたんですよ。
お便りの中で、理解に努めるつもりはないとありましたけど、これの主語はね、同性婚だと思うから、同性婚の理解に努めるつもりもないってね、言いたかったと思うんですけど、
僕はさ、前回の配信で、結婚の権利を学んでからまた話したいと言っているんですよ。
理解をね、しようと伝えているんですね。 いやこれさ、まあこの方、途中でね、嫌になって聞くのをやめちゃったのかなぁとも思ったんだけど、
こんなにさ、丁寧にね、伝えてくる方が、最後まで聞かないなんてことあるかなっていうのもね、思い始めてさ。
なんかね、そういうのをいろいろ考えてたら、もしかしたらね、 同性婚以外に隠れた主語があるんじゃないかって思い始めたんですよ。
僕は何か大切なことを理解していないんじゃないかなぁと思って。 そもそもこの方ね、お便りでご自身のスタンスを書いていないから、
同性婚に賛成か反対かっていうのもわからないんですけど、 でもさ、理解に努めるつもりもないってあるぐらいだから、賛成派の方だと思うんですよね。
前回の配信では、賛成でも反対でもなくわからないと伝えたんだけど、 これは僕の本心です。
でもね、公家系というかさ、まあ荒音という配信ではなく、 友達とね、話すようなプライベートな場で意見を言うのであれば賛成です。
配信をする以上ね、発言には責任を持ちたいっていつも思っているから、 賛成とね、胸を張って言えるように、結婚で得られる権利や、
結婚をした後の扶養とか、税金の流れ、そういうのを勉強してから、それを知った上でね、 この権利は僕らにも必要だといつか話したかった。それが正直な気持ちです。
まあさ、知らないなら発言するなという意見もあると思うんだけど、 新井元秘書官の差別発言があった今ね、僕はね荒音を通して何かを伝えたいと思ったんですよ。
沈黙はさ、何も考えていないのと僕は同じだと思うからね。 それでさ、お便りを頂いて1日経った金曜日。
気にしないようにしようと思ってね、仕事をしてたんですけど、それでも気になったんですよ。 もうなんかね、このことしか考えられなくなって、
それでさ、お昼ご飯を食べた後ね、僕いつもタバコを吸いながらSNSをチェックするんですね。 まあ主にはツイッターなんですけど、
その時さ、ツイッターに流れてきた知り合いのリツイートに目が止まったんです。 それはビジネスインサイダーというウェブメディアに掲載された
新井元秘書官、同性婚見るのも嫌がなぜ問題なのか。 日本はその理由と向き合わないといけないというタイトルの記事で、編集部の横山光太郎さんによる
ジャーナリスト北丸雄二さんのインタビュー記事でした。 いやー本当ね、僕この記事読んでね震えました。
自分の無知を知ってさ、涙が出てきました。 記事のリンクは概要欄でシェアしますので、皆さんもぜひご覧いただきたいのですが、
僕がさ、この記事で学んだのは、同性婚の実現は、 結婚によるさ、様々な権利の獲得だけではなくて、
ま、ていうかさ、それ以上に人権問題ということです。 国が同性婚を認めるということは、すなわち僕も含めた性的マイノリティの人権を国が正式に認めるということです。
いやー、なんでこんなことに気づかなかったんだろうとね、本当に思いました。 なんかね、もう自分が恥ずかしくなってね。
さっきのさ、お便りにあった、理解に努めるつもりもないの主語はおそらく人権問題なんだと気がつきました。
僕が人権問題の理解に努めるつもりもない、 そのスタンスが自分とはあまりにも違うと伝えたかったんだなと気づきました。
僕はさ、同性婚という言葉にね目が行きすぎてたんですよ。 その先にあるさ、人権問題に気がついてなかったんですね。
同性婚ができない理由で苦しんでる人や悲しい目にあった人の話はYouTubeとかさ、SNS、あとはまぁ友達から聞いたりしてね、なんとなくですが僕は知っています。
例えばさ、恋人の命に何かがあった時に立ち会えないっていう問題や、財産の話、あとはさ、仕事をする上でね、問題も聞いたことがあるかな。
でもさ、国は素直に賛成できないっていう理由もあるんじゃないかなって僕は思ってたんですよ。
ここね、僕の考えは主にまあ税金とかそういうなんか不要とか、そういうのがあるのかなと思うんだけど、僕本当にそういうのがわからなくって、
そこを勉強してからさ、論理的に賛成を語りたいなと思っていました。 僕がね、公に対して、まあ荒音を通して胸を張って賛成と言えなかった理由はそれです。
でもさ、この同性婚の話ってさ、そんなことだけじゃなくて、というかそれ以上にさ、性的マイノリティに対する人権問題だとね、この記事を読んで知ったんですよ。
いや、ほんと震えたね。ほんと自分の無知が恥ずかしくなりました。 でさ、もういてもたってもいられなくなってね、もう金曜日仕事ができなくなって、
ネットでさ、調べたら本を出されていたので、もうこれ今すぐに読みたいなと思って、仕事を中断して本屋さんに行ってきました。
その本とは、愛と差別と友情とLGBTQプラス、言葉で戦うアメリカの記録と内在する私たちの正体という本です。
それでさ、大きい本屋さんにね、もうそのままダッシュで行ってね、あの本屋さんのさ、検索機でこの本を探してね、その棚に向かったんだけどね、全然見つかんないんですよ。
だいたいね、1個の棚にね、LGBTQ関連のさ、本が並んでるんだけど全然見つかんなくって、それでね、店員さんに聞いて、この本ありますか?って言ってね、5分間ぐらいかな、一緒にね、棚を探したんだけど、本当に見つかんないんですよ。
しょうがないなと思って、でも次のね、アラオネの配信前までに絶対読みたいと思ったから、まぁちょっと他の本屋さん行こうかなと思って、店員さんにね、いやいや、もういいですよって言ったら、この本ね、すごくいい本だからね、うちの本屋さんで買ってほしいですって僕に伝えてくれて、どうやらね、その店員さんこの本読んでたらしいんですよ。
いやそっかと思って、いやそれならもうちょっと探しましょうかってね、探したら一番下の段にね、ぴょんとあったんですよ。いやこれさ、意外と見つからないもんですねとか言ってね、こう本を買って家に帰ってきてさ、この本ね、400ページあるんですよ。
僕ね、本読むの好きなんですけど、すっごいね、本読むの遅いんですね。考え事しながらとか、わかんないことがあったらネットで調べたりしながらね、本読むからすごい本読むの遅くて、400ページは多分2日以上かかるなと思ってさ、実はね土曜日の夜に大人パイセンとね、映画を見に行こうって約束をしてて、あのBTSのね、ライブの映画なんだけど、ちょっとこれはね、キャンセルしないと読めないなと思ったから、
その大人パイセンにさ、連絡をしてさ、ちょっとね、400ページぐらいあるLGBTQプラス関連の本読みたいから、映画キャンセルさせてくださいって言ったらさ、心よくね、受け入れてくれて、でね、びっくりしたのが、そのね、パイセンから、もしかしてさ、北丸裕司さんの本じゃない?ってね、連絡が来て、そのパイセンもこの本持ってたんですよ。
いやなんかね、その瞬間にちょっとずつね、パズルのピースがあっていくというか、すごくさ、僕が信頼して尊敬している大人パイセンだから、この方がね、この本を持ってるってことはね、このセレクト間違いないなと思ってね、ちょっとワクワクしてきたんですね。
でもさ、本を読むのが怖くなったんですよ。知らないことを知りたい反面、知らないっていうことでさ、今まで自分がさ、的外れなことをさ、他にも言ってるんじゃないかなと思って、それを知るのが怖くなってね、本を開けなかったんだけど、これもさ、偶然なんだけど、その金曜日の夕方にTBSラジオの小木上知紀さんのセッションという番組に、北丸さんがゲストで出てたんですよ。
いや、これちょっと本読む前にこの方の声聞きたいなと思って、ラジコで聞いたんですね。
でさ、ラジオの話はさっき話したさ、ビジネスインサイダーに書かれていたことを北丸さんが話されているんですけど、話の途中、最後の方でさ、北丸さんがね、台湾のBLにハマってる的な話をしてたんですよ。
いや、なんかすごくキュートだなぁと思って、なんかこの人の本なら読めるかもしれないなぁと思ってさ、北丸さんはね、オープンリーゲイで公に対してカムアウトしている方なんですね。
ちょっとここで北丸雄二さんのご紹介をさせていただきます。 北丸雄二さんは毎日新聞東京新聞社会部記者として、1993年にニューヨークに渡り、その後独立したジャーナリストであり、翻訳家、作家です。
1993年から25年間アメリカに住み、アメリカの性的マイノリティの社会の変化を現地で取材してきた方です。
1993だよね。懐かしいよね。僕は何歳だこれ。小学校6年生とかかな。中学生になる前ですね。
それでさ、金曜の昼にツイッターで初めて北丸さんを知ってから、いろんなパズルがさ、あってくような感じで、北丸さんという方がさ、僕の中にスーッて入ってきたんですよ。
僕ね、こういう感覚はね、信じるタイプでしてね、これはね、何かのお告げだじゃないけど、神様がね、何かを知らせたいんだなと思ってね、そこから400ページの本を読みました。
本の内容は詳しく話しませんが、ていうかね、この本ね、ぜひ読んでほしいんですよ。だからさ、まあ400ページもあるから全てを語ることはできないんだけど、
このね、番組で語るよりね、本で読んで知ってほしいなって思いが強いので、話さないんですけど、ざっくり言うと、アメリカがいかにして同性婚を実現させたかっていうのが書かれてるんですね。
例えばさ、1969年のストーンウォールの反乱や80年代の英図化などを経てね、
ここでさ、先日の岸田首相の国会での発言を改めて振り返ります。
岸田首相は国会で、夫婦別姓や同性婚について、制度を改正すると家族間や価値観、社会が変わってしまう課題だと述べ、慎重な検討が必要だと考えを示しました。
ここで言うさ、家族間って何だろうってね、僕は思ってさ、ピンときてなかったんですよ。
でもさ、これってさ、男性が上位に立ちつくる社会、過不調性だとね、僕はこの本を読んで気がつきました。
現代社会の家族間にそんな考えってまだありますか?
僕はさ、東京に住むね、独身一人暮らしだから、まああのおパーちゃんね、猫と二人暮らししてるけど、まさ一人で住んでるからさ、全ては知らないけど、
現在のさ、結婚に関する制度って、第二次世界大戦後の昭和22年からに施行されたもので、その時の家族に対する価値観と今はさ、明らかに違うっていうのは誰が見てもわかるよね。
現在はすでに多様な家族があって、それをさ、認める法制度を考えるのが政治家、トップに立つ者の仕事ではないのかなって思うんですよ。
実際さ、今月2月11日から13日に共同通信が実施した世論調査では、同性婚を認める方が良いとの回答が64%で、認めない方が良いの24.9%を大きく上回っているんですね。
いや、すでにさ、社会の感覚っていうのは変わってきてるんですよ。
なんかさ、中学生時代にさ、坊主にすることでさ、支配していた大人たちと同じような感覚をね、僕はちょっと感じましたね。
まぁちょっとね、話はそれましたけど、北丸さんの本を読んで改めて僕は同性婚に賛成します。
なぜならこれは人権の問題だとね、気がついたからです。
1週間でさ、考えを変えるなっていうかさ、こんな短い時間でさ、考え変えるのかっていう方もさ、いるっていうのはわかるんですけど、僕にとってはね、本当に考えさせられる本で、納得させられる本でした。
だからね、ちゃんと言わせてください。同性婚には賛成します。
この本ね、ほんとね、教科書としてね、おすすめしたいぐらいですよ。
400ページね、全ては無理かもしれないけど、なんていうのこれ、義務教育か。
中学生ぐらいでこの本と出会えたらね、いろんな考え方、多様性っていうのかな、考え方が広がってすごくいいなって思います。
まぁもしかしたら今の学生とかはね、そういう授業があるのかもしれないよね。そういうのも知っていきたいな。
それでさ、僕がなぜね、この人権問題に気づかなかったんだろうっていうのを考えたんだけど、それはさ、僕がゲイとしてね、差別を感じたことがなかったからだと思うんですよ。
次回のあらおねではね、前から話しているように、カミングアウトをテーマにお話ししますが、僕はね、カミングアウトをしたことがないんですね。
18歳でね、ゲイと気づいた時から、友人にもね、多分してないと思うんだよなぁ。
もしかしたらね、していたのかもしれないんだけど、あまりにさ、自然にさ、仲間が受け入れてくれたので、覚えてないっていうのが正直なところかなぁ。
っていうかそんなのみんな知ってたよみたいなね、反応はあったような気がするんだけどね、ちゃんと面と向かってカミングアウトをしたという記憶はありません。
家族にもね、僕はカミングアウトを面と向かってしていないんですよ。
でもね、家族の食事会で恋人、あの僕で言うと彼氏ね、男性の恋人を紹介したこととかはあります。
まあ今考えるとさ、親の本心はわからないから複雑な気持ちだったかなぁと思うんだけど、多分ね、僕の生き方をね尊重して何も言わなかったんだなっていうのも思うんですよ。
15歳でさ、家族の元を離れて東京に来たから、真剣にね、家族と向き合って話し合う時間がなかったのかなっていうのも理由の一つかもしれないんですけど、
でもまあ僕はそういう家庭で育ち、理解してくれる友人に恵まれてね、生きてきたから、セクシャリティによるね差別を感じたことがなかったんです。
だからね、人権というものを真剣に考えたことがなかったんだろうなぁと、この本を読んで気がつきました。
いやこれね、とっても恥ずかしいことだなぁと思って、40になってね、そんなことに気づくのかって本当にね恥ずかしい気持ちになってさ、
金曜日にね気がついたんですよ。そのツイッターをきっかけに本を読んでね。その時ね、シャープ18、前回の配信ねもう止めようかなって思ったんですよ。
あるいはさ、これ配信ね後から編集できるからその部分だけね削除しようかなとかって思ったんだけどね。
いや本当恥ずかしいしさ、あれを聞くことによってさ、傷つく人いるかもしれないなぁと思ってさ、
でもね、残しました。なんかね、そうするべきだなぁって思ったんですよ。その代わりね、次の配信でしっかりと話そうと思って今日話しております。
前回の配信で僕の発言に違和感を感じたり不快に思われた皆さん、本当にすいませんでした。
お便りをくださった方にも謝ります。すいません。
でもね、あなたのお便りがきっかけで北丸雄二さんのさ本に僕はたどり着いて、僕はさ人権を考えることができました。
本当にありがとうございました。いやなんかさ登録解除しましたってね書いてあったからこの配信は聞いていないかなと思うんだけど、
届いてくれていることを願います。本当にありがとうって伝えたいです。
いやなんかね、この数日ね思考のロードトリップっていうのかな、そういうのをした気分でした。
でもね、いい機会だからさ、結婚で得られる権利っていうのもね勉強したいなと思います。
扶養とかね、そういう税金関係とかそういうのも含めてね。僕さ、結婚を意識したことがないから本当に知らないんですよ。
同性婚って多分さ、夫婦別姓とかの問題とさ、地続きだと思うんだよね。
だからちょっといろいろ知ってね、いろんなことを考えたいなって思いました。
ちなみにさ、同性婚を認めた国の出生率などのデータも本では紹介されていて、
同性婚を認めた方がね、社会を良い方向へ導くというのがね、論理的にね、分かりやすく書かれているんですよ。
いや本当にね、この本おすすめですよ。ちょっとね難しいことが書いてあるのかなと思いきや、
映画の話になったりとか、マッドデーモンのね、こういったこととか、なんかね身近なこともねすごく書かれていてね、
本当に読みやすかったです。あの僕ね、本読むの遅いから丸2日半?2日半ぐらいかかったかな?かかったんだけど、
もう1回ね読みたいなってね、思います。
いつもと違う構成でお届けしたアローネにさ、ここまで付き合ってくれたあららーずにも感謝します。
ありがとうございます。ここまで聞いてもらえていると嬉しいな。ありがとうございます。
ポッドキャストでこれ伝えなきゃと思ってね、一生懸命考えて今日を迎えてるんだけど、
ポッドキャストがなかったらここまで考えることなかったんじゃないかなと思ってね、
ポッドキャストを始めてよかったなって思う4日間でした。
さあ、それでは今週もスター…これからスタートかって感じだけど、今週もスタートです。
アラフォー芸能、お姉ちゃーんないのよー。
どうも、ナビゲーターの藤田てっぺいです。
この番組は、芸歴20年の僕が水曜日の夕方5時に東京からお届けするパーソナルトークプログラムです。
人生の馬鹿像を踏んで発行を始めたアラフォーの視点でトークをお届けします。
芸といえばお姉のイメージが強いですが、そうじゃないのもいるんですよ、ウフフーなノリであららーずとコネクトする番組です。
ごめん、てかもう何分喋ってんだって感じだよね。でもあとちょっとだけ喋らせてください。
さっきね、ご紹介した北丸裕司さんの本の最後に映画の紹介もあってね、「Call me by your name」という映画なんですけど、
放題で言うと、「君の名前で僕を呼んで」という映画かな。公開当時にさあ、僕ね、この映画はね、映画館で見たんですよ。
知ってるって方もね、多いと思うんですけど、僕ね、映画館で見た時ね、あんまりね、ピンときてなかったんですね。
映画の詳細はね、割愛しますけど、主人公の男性2人、エリオとオリバーっているんですけど、この2人のね、セックスシーンがね、出てくるんだけど、
そこでさ、1981年と書かれたポスターが出てくるんですよ。
これはさ、HIVがさ、アメリカで見つかった年だなっていうのはね、当時も分かっていたんだけど、
でもね、まあこの映画の中でHIVに関するね、ことは全く出てこないんですね。うん、多分ね、出てきてないと思うんだけど、
北丸さんの本を読んで、いろんなことが分かって、イタリアに住むね、エリオの元にアメリカから来たオリバーっていう設定がすごく重要で、
さらにさ、時代が1983年なんだよね。
Call me by your name、君の名前で僕を呼んでっていうのも、詩的な表現かなーって僕ね、ずっと思ってたんだけど、
アメリカから来たさ、オリバーにとっては、そう呼ばなきゃいけない理由っていうのがあったんだなっていうのをね、本を読んで知ったんですよ。
いやこれね、面白いなと思って、映画の中のね、セリフでは教えてくれないんだけど、