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2021-09-29 04:18

セラピスト・トレーナー向け / 肩こり予防の考え方(上位交差症候群)


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理学療法士とアスレティックトレーナーという資格を持っていて、人や動物の健康に関わるような仕事をフリーランスとして個人で行っていたり、
主に障害のある方の支援に関わるような事業を自分の作った小さな会社で行ったりしています。
今回はですね、セラピストトレーナー関係の人には知っておいてもらえるといいかなというか、知っている人もいるかと思うんですけどね。
肩こりの予防に役立つような考え方ですね。
これについて知っておいてもらえたらいいかなと思います。
いわゆる肩こりというと、すごい日本人でも多い症状で、男性女性ともにかなり多いですね。
以前収録で厚生労働省から出ている有所率というデータですね。
これでも男性女性でもトップ2に入ってくるものが肩こりなので、このあたりの予防の方法は知っておいてもらえるといいかなと思いますね。
一番肩こりというのになりやすい姿勢ですね。
これで特徴的なものが上位交差症候群というのがあるので、これについて今回は知ってもらえたらいいかなと思いますね。
上位交差症候群ってちょっと難しいような名前ですけども、形としては結構シンプルで、いわゆる巻き方みたいな形で肩が内側に丸まってて頭が前に出るような姿勢ですね。
パソコンとかやってる人とか横から見るとこういう感じになってる人も多いかなと思いますけども。
こういう肩が丸まって頭が前に出るような姿勢だと、体の前後で交差するように体が硬い場所と柔らかい場所っていうのが出てきてしまうので、これを上位交差症候群というんですね。
具体的に言うと肩の前の方ですね、胸のあたりの筋肉とかは硬くなって、首の後ろあたりもですね縮まった形で硬くなる。
あとはですね首の前とか肩甲骨の内側あたりとかは背中が丸まって頭が前に出るような形になると伸びきってしまうので、それで緩んでしまうという感じですね。
こういう感じで首の後ろと胸の前のラインと首の前と肩甲骨の後ろの方ですね、背中の方のラインで交差するように硬いところと柔らかいところが出てしまうというので、上位交差症候群というわけですね。
なんで肩こりの予防っていうのを考えた時にはこういう姿勢を改善していけると症状が減ることもあるんじゃないかなと思います。
なので硬くなってしまっているところですね。
胸の前とかは主に大胸筋とかその奥の小胸筋とかっていうのがありますけど、このあたりをストレッチしていけるといいと思いますし、
あと首の後ろあたりとかも固まっていることがあるのでこのあたりもストレッチしていけるといいですね。
伸びきって柔らかくなってしまっているところで、首の前とかっていうのはあんまりやることがないというか、そこよりは肩甲骨の方ですね。
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背中が丸まってしまうと背骨と肩甲骨の間の筋肉が伸びきってしまうのでそこはギュッと寄せるような感じですね。
肩甲骨を寄せるようにして姿勢を起こしていくと伸びきっている筋肉を使って背中が丸まるような姿勢が起きてくるので、それがおすすめかなと思いますね。
なので3つがおすすめですね。胸の前の筋肉を伸ばすっていうのと、首の後ろ側の筋肉を伸ばす、あと肩甲骨を寄せるっていう感じ。
この3つを対策としてやると、先ほど言った上位交差症候群という姿勢から来るような症状が起きにくくなるので、肩こり対策としてはいいんじゃないかなという感じですね。
なので一般の方とかでもいいですし、あとはどこかデスクワークしている企業に向けて何かセミナーをするとかですね。
こういう時でも上位交差症候群というのがあって、こういう対策が必要ですよみたいな話ができると、集団としてもいいんじゃないかなと思うので、今回肩こり予防の考え方という感じで知ってもらえたらいいかなと思います。
はい、じゃあ今回以上です。ありがとうございます。
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