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今回は、馬の施術を再開します。
最近スタイフでは、ダイエット系の発信が多かったので、なんで馬の話?と思うかもしれないです。
知らない人もいるかもしれないので、その経緯を話してみようと思います。
自分は、理学両方をしたアスレティックトレーナーという資格を持っていて、
一般の方やスポーツ選手や障害のある方の体のコンディショニングに関わる仕事をしています。
スポーツ関係で、冒頭競技に関わっていたので、腰痛が結構多かったんですよね。
それで、大学院まで進学して、腰痛の研究をしていたんですけども、
腰痛の治療にあたって、一つの治療の機械みたいなことに注目して、
それの介入の効果検証みたいな研究をしていて、
体の深部を温めるような機械なんですけどね。
それが偶然、動物用のやつが出ますというので、馬用だったわけですね。
自分のお世話になっていた大学の先生が、競馬の除菌の竹井隆さんのパーソナルトレーナーをしていて、
そこで京都に竹井さんプロデュースの事務ができた時の初期メンバーという形で、
自分も入らせてもらっていて、その周りに馬主さんとかもおられて、
その治療の機械に興味を持たれて、うちの馬に誰かできませんかねみたいな時に声がかかったところで関わり始めたという感じですね。
もともと自分も理学療法士とアスレティックトレーナーという資格なので、
もちろん学校ではそんな動物の勉強というのはなかなかないんですよね。
でもこの治療の機械のことと人の体の特性は分かっていたので、
それを馬に当てるというのは慣れてくればできるんじゃないかなというのと、
勉強すればいけるかなというので、自分もちょっとチャレンジでしたけどね、関わり始めて。
今はもう4,5年になるので、その間で獣医学みたいなことも勉強したりとか、
獣医師さんみたいな方とお話しするような機会もあったりして、
それで馬の体とかの理解も深まってきたので、
今はほとんど人の施術をするのと変わらないぐらいの感じで馬にも関われますね。
もうちょっと競争馬という話をしてみようかなと思います。
馬といっても競争馬の施術をしているんですけども、
競争馬ということなので馬がレースをしてスピードを競うというような感じなので、
感覚としては4足歩行の陸上選手という感じなんですよね。
人間の陸上選手でも速さを速くしようと思ったらトレーニングが必要だったりとか、
走ることに伴って足回りとか太ももとか怪我をすることがあったりしますけども、
同じような感じで競争馬も走るスピードを速くするためにはトレーニングも必要だし、
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その過程の中で怪我をしたりとか体調を崩したりとかということもあるので、
そういうところで動物のトレーナーというかセラピストという形で今自分は関わっていますけども、
目的としてはどっちかというとトレーニングしてスピードを速くするというよりは、
怪我をしないように予防するとか、もし怪我をしたときにリハビリをして早く復帰するとか、
そういうところを特に考えているというような感じですね。
人間のスポーツ選手とかアスリートに関わった経験がかなり生きるところも多くて、
リハビリの考え方とかですね、あと温める施術だけじゃなくて、
時には冷やしたりとか電気を当てたりということもありますけども、
そういうのもこういう体の状況だったらこういうふうにした方がいいんじゃないかというようなアイディアも出てきやすいので、
そういう形で一応継続して依頼をもらって、
その馬のコンディショニングというのをさせてもらっているような感じですね。
これが一応コロナもあってちょっと中止してたんですけども、
だいぶ牧場の方でもですね、人の出入りができるようになってきたので、
そろそろ再開しようかという感じで、
ちょっと頻度はまだ少なめですけども、月1回とか月2回とかですね、
このぐらいの頻度で行って、ちょっと調子悪そうな馬とか、
ちょっとレースを控えている馬とかのコンディショニングをして、
パフォーマンスを高める手伝いをしていくというような感じですかね。
これまでですね、スタイフでは人の体のことを中心に話してきましたけども、
結構動物の体を知ったりとか、人と動物の体の違いとかも結構知ると面白いので、
その辺りもですね、ちょこちょこ話していこうかなと思います。
はい、今回はちょっと馬の話ということで、いつもの話とは違いましたけども、
今後は人とか動物とか、いろいろ生き物系の話をこのラジオでは中心にしていこうかなと思いますので、
もし興味ある方は聞いてもらえたらと思います。
はい、じゃあ今回は以上です。ありがとうございます。
