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こんにちは、サチュアレコです。今日は、もう悩まない、科学が教える完璧主義をやめる3つの方法というテーマでお伝えしていきます。
今回は、なかなか完璧主義を手放すの難しいよなーって思われている方に、自分の中の完璧主義にうまく対処するためのおすすめの方法っていうのをご紹介していくので、よかったら参考にさせてみてください。
さっそく1つ目からご紹介いたします。1つ目が、適切な基準を設定して始めるっていうことですね。
経済学に収穫低減の法則っていう、なんとも難しそうな名前の法則がありまして、これは畑で考えるとちょっとわかりやすくなるんですけど、
例えば、ある畑で野菜を育てていて、その畑に水とか肥料をあげる量を少しずつ少しずつ増やしていたとします。
最初は、そうやって水とか肥料を増やすほどにたくさんの野菜が収穫できるようになって、イエーイっていう感じなんですけど、
でも、ある点を過ぎたら、それ以上水とか肥料を増やしても収穫できる野菜の量がそんなに増えなくなっちゃうんですよ。
しかも、もっともっと水と肥料を増やし続けたら、野菜の量増えるどころか逆に減り始めるっていうこともあるんですよね。
そう、つまり収穫提言の法則っていうのは、最初は仕事にかける時間とかお金を増やすことで成果は出るようになるんだけど、
ある点を超えると、それ以上お金とか時間を投資しても成果の伸びが小さくなるっていうことを意味する、そんな法則なんですね。
例えば、私たちが週に40時間、一生懸命一生懸命仕事とか勉強、あとは何か他の活動にガーって取り組むとするじゃないですか。
最初の1週目の40時間というのは、次の週の40時間よりも効果が高いはずなんですよね。
なんでかというと、最初はやっぱり頑張ろうってなっていいんだけど、私たちだんだんだんだんだんだん生産性というのが落ちて、
シンプルに時間が経つほどに疲れちゃうからなんですよ。
実際に90時間とか100時間以上とか私たちがブワーって働き続けてしまうと、成果がマイナスになっちゃう、負のリターンの状態になることがあって、
自分はいい仕事するぞーとかって思って一生懸命やってるんだけど、実は逆に良くない仕事のパフォーマンスになっちゃうわけなんですよね。
なので、もし今聞いてくださっているあなたが、ちょっと過度に完璧主義なところがあるなーって思われてるんだったら、
こうやって一生懸命やってるうちに、いつの間にか収穫提言のポイントを過ぎて、
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あれ、前はうまくいってたのに、なんでやろう、やってんのになんでやろう、うまくいかないって思われることがもしかしたらあるかもしれないんですよ。
なのでここで何が重要になってくるかというと、自分の基準を適切なレベルに設定して、あまり高すぎない設定にするっていうことがめちゃくちゃ重要なんですよね。
でここで完璧主義の人がよく思っちゃうのが、いやいやでもそんな適切なレベルって中途半端になるじゃん。
平均的な普通の結果になっちゃうじゃんとか思っちゃうんですけど、ちゃんと結果を出したいから頑張るのに普通、
なんで基準下げなきゃいけないのとかって思っちゃいがちなんですけど、私も思っちゃってたタイプなんですけど。
でもその普通を受け入れてみるんですよね。理由はその完璧を目指していると、結局はその完璧にしなきゃという考え方が、私たちが何かを達成するのを邪魔してきちゃうからなんですよ。
例えば完璧にちゃんとしなきゃいけないって思って、1日30個英単語を覚えようとしてすぐに挫折しちゃうよりは、1日1つ単語を覚えるっていうのを1ヶ月続けて30個覚えちゃう方がもしかしたら効果的なのかもしれないんですよね。
とにかく、自分がこの完璧にやろうとする考え方をちょっと変えるだけでいいんだなーって思えると楽になるはずなので、
なんでか最近先延ばししちゃうなーとかパフォーマンスが下がってるなーとかって思ったら、前向きな検討でいい意味で基準を下げてみるっていうのも、これも良かった心の片隅に置いておいてください。
では2つ目。流れに身を任せる。
なんちゅう仏教的な対処法じゃーって感じですけど、でもこれすごく大切なことで、人生って自分じゃどうしようもないことが起きるってあるじゃないですか。
家族が体調崩したり、私もちょっと体調崩しちゃったんですけど、運動会の日に台風が来たりとか、
こういう事実を受け入れるっていうのも、完璧主義を手放す上でとても必要なことで、人生を自然に任せるっていうことは、失敗を恐れずに受け入れること。
それでいて、いつもいつも目標に向かって進んでなくても大丈夫っていうことなんでしょう。
目標に向かって何かやってて進歩がない時とか、時にはむしろなんか後ろに下がっちゃってるっていう感覚が出てくる時って誰しもあると思うんですけど、
それでも自分が幸せで満足している状態を大切にすることっていうのがすごく重要なんですよね。
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この考え方は仏教から来ているワビサビっていう概念と似ていて、ワビサビがまさに人生とは完璧じゃないこと、完璧じゃないからこその美しさを受け入れて、
人生の変化とか流れに身を委ねるっていうもので、この考え方はシンプルな生活を大切にして自然を楽しんで感謝して、
何か出くわす問題はもうあっと受け入れて、できるだけ今この瞬間を生きるってことを進めているものなんですよね。
実は心理学と仏教の教えっていろいろ繋がりがあって、1900年代前半の精神分析家でいらっしゃるカレンホーナイっていう方がいて、
仏教の原理を研究されている方なんですけど、何々すべき証拠群っていう言葉も生み出されてて、これ違約ですけどね。
例えば、あの仕事をもっと進めるべきだとか、私たちが何々するべきって言ってる時って、現実の不完全な自分と理想の完璧な自分の間に溝を作ってしまってるんですよ。
で、この溝を埋めるのが何々すべきだっていう考え方で、もっとあの人みたいになるべきだっていう考え方なんですよ。
私も時々この考えが出てくるんですけど、尊敬するあの人みたいになるべきだし、ならなきゃいけない。
でも現実にはその人みたいになれてない自分がいて、なんでかっていうことになっちゃうんですけど。
でもこれっていうなら、自分自身が作り出してるものなので、自分の考え方を少し変えてみるだけで楽になるんですよね。
なので、具体的な行動としては、自分が何々するべきっていう言葉を使おうとしたら、その言葉を心の中でちょっと変えてみるんですよ。
あの仕事をもっと進めるべきだよりは、あの仕事をもっと進めたいなとか、個人的に一番お勧めなのは、何々するのを選ぶことができるっていう変換方法で、
あの仕事をもっと進めるべきだっていうよりは、あの仕事をもっと進めるということを選ぶこともできる。
あれにもっと時間をかけるのを選ぶことができる、みたいな感じで、どうでしょう。
言葉を置き換えるとね、無理に何かするっていう強制感がなくなって、今の自分と理想の完璧な自分の違いを変に比べるってことなくせるし、
自分には選択肢があるっていう考え方に切り替わるので、これもおすすめです。
では最後3つ目。オープンゴールを持つってことです。
オープンゴールっていうのは、ずっくり言うと、ほぼほぼ達成できる大雑把な目標のことでね、
実は完璧主義な人は特に具体的な目標とか、完璧な目標を持つというのが問題になってくることがあります。
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海外の研究結果からも出されている考えとしては、一般的には数字とか盛り込んでね、具体的な目標を立てて取り組むのがいいとされてるんですけど、
場合によっては、具体的じゃない大雑把な達成しやすい目標の方がいいかもねってことで、
オープンゴールの方が自分のパフォーマンスをもっと高く感じさせてくれて、最終的によりポジティブに自信を持たせてくれるようになるかもしれないんです。
実際研究でも、オープンゴールを掲げた人っていうのは、具体的な目標を掲げた人に比べて、何かに取り組むということをしっかり熱心に繰り返すという結果も出てるんですよね。
なので、もちろん人によってはね、具体的な目標が合ってる人もいらっしゃると思うんですけど、
もしそれで挫折すること多いなーって思われてる方は、オープンゴール、よかったら意識されてみてください。