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こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。今日は、野暮ったいデザインの共通点というテーマでお話ししていきます。
結論というか一言で言うと、メリハリがないっていうことに尽きるかなと個人的に思っていて、
まずですね、野暮ったいデザインってなんだっていうところからなんですけど、なんとなく
そのバナーなりポスターなり告知系のデザインとかを作った時に、なんか野暮ったいなーって、なんかうまく決まらない?
おしゃれな感じにならないけどどうしたらいいかよくわかんないなーみたいなことあると思うんですよ。
そういった時にどこをどうしたらいいのかっていうのが、このメリハリをつけるっていうことで結構解決できることが多いです。
で、なんでメリハリつけたら野暮ったくなくなるのかっていうところなんですけど、個人的に思っているのはメリハリがないと単調に感じてしまうからなんですよね。
そのデザインって何か情報なりメッセージなり何かを相手に伝えるっていう、その方法の手段としてデザインっていうグラフィックで表現するっていうあくまで伝える手段の一つなので、
本質は何かを伝えるっていう行為なんですよね。それをするにあたってこの単調すぎる、
そのビジュアルで表現している情報たちが単調すぎるとうまく伝わらないっていうことが起きるんですよね。
これはそのデザイン以外の伝える手段で考えるとわかりやすいんですけど、例えば音声で伝えるプレゼンだったり、こういったポッドキャスト系の配信だったり。
で、話し手がずーっとお経みたいな一定のトーンで話してると、きっと話の内容って入ってこないんですよ。
どこが大事なのかいまいちわかりにくかったり、単調な音が本当一定で続くと眠くなってくるとかあるじゃないですか。
あとは別の伝える手段で言うと、ブログとかでは文字のサイズってだいたい単調じゃないですよね。
何というか、見出しは大きめであるし、そのさらに下の込み出しはもう少し中くらいのサイズで、本文が一番小さい文字みたいな感じで、文字サイズだけでも差がついてると思うんですよ。
あとは初めに結論で簡潔に伝えたい内容を伝えてたり、っていう感じである程度載せてる情報を整理されてたり、その文字の差をつけてメリハリ
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理解しやすいように、受け取り手が情報を受け取りやすいように、ある程度メリハリをつけるっていうのがブログの中でも行われてるんですよね。
逆にそういうのが行われてないニュースの文章とか、確かにあるんですけど、それって受け取り手が自ら受け取りに行くというか、
ちゃんと理解しようと思って読み込まないと理解できないじゃないですか。
でもデザインとかって基本的に一瞬見るものなので、バナーでもポスターでも、受け取り手って一瞬見てそこで気になるか気にならないかで情報を吟味したりっていう次のフェーズに行くので、
いろんな情報を載せなきゃいけない、告知系は特にですね、この単調だと伝わりにくいっていう現象が起きるんですよね。
なのでなるべくあらゆる面でメリハリをつけた方が、おったいデザインから脱却できるんじゃないかっていうのが今日のお話です。
じゃあメリハリをつけるにはどうしたらいいのかっていうのを残りの時間で大きく3つご紹介したいなと思います。
一つ目は大きさ、二つ目コントラスト、三つ目色の面積、この3つについてお話しします。
一つ目の大きさっていうのは、あらゆる構成要素の大きさに差をつけるっていう話なんですけど、
バナナだったりポスターのタイトル、日付とか文字がまずあったり、あとは写真とかイラスト、あるいは余白も要素に含まれると思うんですけど、
そういったあらゆるものの大きさに差をつけるっていうことでメリハリを生むことができます。
文字だけで言うと、そのタイトルとキャッチコピーの大きさの差をしっかりつけるだとか、
あるいはキャッチコピー一つをとっても、その文章の中でメリハリをさらにつけるっていうのもできます。
なんだろう、一番やりやすいのはメインのキーワードだけ大きくするとか、
今日のタイトルで例を挙げると、単調すぎると伝わらないっていうキャッチコピー入れたいとしたら、単調っていうキーワードだけを大きくして、
すぎると伝わらないをサラッと入れるとか、あるいは助詞だけを小さくするっていう感じだと、単調すぎるとのとだけ小さくするみたいな、
そういった感じで、文章一つの中でもメリハリつけたりっていうのはできます。
ただこの文字でメリハリつけると結構、なんだろう、与える印象って限られてくるんですよね。
そのデザイン全体を通して与える印象っていうのが、結構、なんだろう、アクティブな印象というか、パワフルな印象?
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力強さとかそういったイメージに偏ったりするんですけど、でも作りたいデザインが結構上品で落ち着いた
ビジュアルを作りたいってなっていたとしたら、そういう時は文字でメリハリつけるんじゃなくって、余白でメリハリつけようとか、
そういう他の要素でしっかり、なんだろ、余白たっぷり取る部分と逆に文字が詰まっている密な部分を一つのデザインの中でつけることで、
使い分けることで、そのメリハリっていうのは生まれます。
なんかよくあるのは、なんだろ、広い空の写真をバーンと一面に大きく置いて、真ん中にサラッとコピーが縦に入ってるみたいな広告のビジュアルとか、
よくあると思うんですけど、それって全然文字メリハリないし、小さいキャッチコピーがサラッと入ってるだけなんですけど、
周りに余白がたっぷりあることで十分目立つっていうような使い方ができます。
というのが一つ目、大きさ、あらゆる要素の大きさでメリハリをつける。
二つ目はコントラストっていうのは、これはなんだろう、画像加工のフィルターとか、
カメラのフィルターとか想像するとわかりやすいと思うんですけど、
あとはSNS投稿する時の画像加工でもわかりやすいんですけど、自分が何にも加工せずに撮った写真よりもフィルターで、
暗い部分と明るい部分のコントラストをパキッとさせた写真の方がなんか映えるみたいな、そういった現象感じたことないですか。
あれがデザインで、デザインも同じビジュアルを使ったものなので、ポスター全体の印象がコントラストつけた方がよりパキッとしてメリハリつくなとか、
そういったことが全然起きるので、特に写真メインで使ってるデザインとか、
コントラストを意識して調整してみるとメリハリつくかなと思います。
最後の3つ目、色の面積で差をつけるっていうのは、
だいたい配色ポスターとか一つのデザインの中で、色ってあんまり使いすぎない方が良くって、
だいたい3色程度に絞ると作りやすいって言われてるんですけど、それぞれメインカラー、サブカラー、アクセントカラーみたいなポジション分けがあって、
メインカラーは一番広い大きく面積、もうだいたい7、8割ぐらい使っちゃって、サブカラーで
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1、2割、アクセントカラーは本当0.5割とか1割ぐらいみたいな、そういった色一つでも面積に差をつけることによってメリハリっていうのが生まれます。
以上がメリハリをつける方法3線、大きさ、コントラスト、色の面積っていうことでした。
今日ご紹介したやり方が必ず正しいとか、そういう話ではないんですけど、何かデザイン作ったときにもうちょっと
野暮ったさなくしたいなぁとか、もしかしたらこれ単調すぎるのかもって思ったときは、 今日ご紹介したようなメリハリのつけ方を試していただければなと思います。
以上です。キクダケフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
最後まで聞いてくださりありがとうございます。