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こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。
今日は、配色がイマイチな時に確認したいこと、というテーマでお話ししていきます。
この配色っていうのは、そのデザインを作っている時の色使いですね。
そのデザインバナーだったりポスターで使われている色の種類の組み合わせがなんかイマイチだなぁとか、
なんか野暮ったいけど、どこを修正したら良くなるのか、もう迷宮入りしちゃってるみたいな、
そういう時に改めて確認してほしいポイントっていうのを、今日は4つご紹介します。
この4つの配色のポイントを意識するだけで、そのイマイチな印象を受けている原因っていうのをまず把握できて、
じゃあそこからどうしたらいいのかっていうのがわかるようなポイントをご紹介していきます。
この配色のポイント4つを始めに言ってしまうと、1つ目、色数、2つ目、トーン、3つ目、割合、4つ目、境界、
この4つの点から詳しく何を意識するのかっていうのをご紹介していきます。
まず1つ目の色数っていうのは、これは結構もう配色のポイントとして有名というか一般的なので聞いたことがある方も多いと思うんですけど、
まず色数が多すぎないかっていうのが一つ意識したいポイントですね。
やっぱり色数が多すぎるとまとめるのが難しいんですよね。
なので一般的には3色でいいぐらいって言われていて、それ以上使っている場合はちょっと色数を絞ろうかなっていうのを検討するといいと思います。
やっぱり色数、そのデザインで作りたいテーマによっては、そのカラフルで楽しい印象を作りたいからあえていろんな色を使うっていうこともあると思うんですけど、
そうじゃない限り、基本的にはもう3色で十分だと思います。
この落とし穴というかちょっと気をつけたいのが、確かに自分で使っている色は3色なんだけど、
そこでデザインの中に入っている写真とかキャラクターに全然違う色が入っていることで、ちょっと全体の色数が増えて見えちゃうみたいな時があるんですよね。
なのでそういう時は、そのデザインで使っている色を写真から抽出する、写真とかキャラクターの色をあえてそのポスターのアクセントカラーに使ったり、ベースカラーに折り混ぜたりみたいな、
その絶対に使わなきゃいけないイラスト素材とか写真素材があるなら、そこをベースに配色決めていくっていうのも、
その色でまとまりを作るというか、統一感のあるポスターを作る時には、デザインを作る時にはいいかなと思います。
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以上が一つ目の色数を使いすぎてないかっていうポイントですね。続いて2つ目がトーンですね。
色のトーンが揃っているかっていうのがチェックポイント2つ目です。
この色のトーンが何かっていうと、色をサイドとかメイドが同じような、似たようなグループで分けたものが色のトーンっていうんですけど、
その原理は置いといて、具体的に言うとペールトーンとかグレイッシュトーンとか、
あとは多分一番聞きなじみのあるもので言うとビビットトーンとか、そういうふうにいろんなトーンの種類があって、それぞれ色、似たような性質の色が分けられているんですよね。
この色のトーンが自分が作ってるデザインで使われている色のトーンがちゃんと揃ってるかっていうのが一つ確認したいポイントです。
この色のトーンにもそれぞれ印象があるんですよね。
そのペールトーンだったら優しい印象を与えるとか、ビビットカラーだと元気な印象を与えるみたいな、それぞれトーンごとに与える印象っていうのが違ってくるので、
その一つのデザインの中でいろんなトーンが混ざっちゃってると、そういう余計な印象も加えちゃうんですよね。
なのでそのいろんな印象が増えちゃうっていうのもあって、情報が増えてまとまりがない、統一感がなくなっちゃうっていうのが起こります。
なのでその色数3色に抑えているのに、なんかまとまりがないんだよねっていう時は、色のトーンっていうのを意識してみると、より統一感が出るかもしれません。
例外としてアクセントカラーなら違うトーンでもいいんじゃないかって私は思ってます。
そのアクセントカラーっていうのはデザイン全体の1割未満とかで、本当ちょっと差し色みたいな感じで使う色のことをアクセントカラーって言うんですけど、
例えばその全体がパステルカラーな印象のポスターの中に、1色すごく蛍光色みたいなビビットなカラーがパンってアイコンでちょっとあるだけで、もうそこすっごく目立つんですよ。
でもそれはあえて目立たせるアクセントカラーとして、本当にポイントに1箇所目立たせる、あえて目立たせるために使ってるっていう時なら、
必ずしも全部そのパステルカラー、ペールトーンとか全く同じトーンで合わせなくても、逆にいい刺激のあるデザインになったりもするかなと思っています。
という感じで、配色のコツ2点目はトーンが揃っているか確認するっていうことでした。
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続いて3つ目は割合、色の割合についてなんですけど、
この例えばデザインの配色が3色あったとして、それぞれの色を使っている割合にしっかりメリハリがあるかっていうのが意識したいポイントになります。
その具体的には、私はだいたい6対3対1を最低でも意識してるんですけど、
結構この比率、6対3対1とか比率は人によって差があって、7対2.5対0.5とか、
結構もっとメリハリをつけるとか色々あるんですけど、要はしっかりそのメインのカラーと、
あとはサブカラーと、あとちょっとだけ使うアクセントカラー、それぞれのメリハリ、それぞれの差をしっかりつけるっていうのがポイントになります。
これは私がよくその配色でなんかイマイチだなっていう時の原因がこれのことが多いんですけど、この割合が原因でイマイチな印象を受けることが多くて、
この色の割合っていうのを意外と作ってると見落としがちなんですけど、やっぱりその最終的な印象として色の面積の差がしっかりついてないと、
なんか全体的に締まりがなくなっちゃうんですよね。 なのでその色のメリハリちゃんと割合意識することで、
そのデザイン全体に締まりが出るっていう風になります。 なのでこれまでお伝えしたような色数はちゃんと絞ってるし、色のトーンも合ってるのに、
なんかまだイマイチなんだよなって思ったら、この色の割合っていうのがちゃんと6対3対1以上になってるか、
しっかり差がついてるかっていうのを意識すると、より改善できるかもしれません。 最後の4点目は境界、色の境界についてですね。
これはもうデザインの見やすさに関わる部分なんですけど、 隣り合った色の明度差がしっかりついてるかっていうのがチェックポイントになります。
この隣り合った色っていうのは、例えば背景の上に文字載せてた時の文字と背景の色の明るさの差ですね。
黒い背景に白い文字載せてたら、めちゃくちゃ明度差はマックスです。 逆にというか、黒い背景にダークグレーの文字が入ってると、
それは明度差が少なすぎて読みづらいっていう風に、この明度差っていうのは使います。
この明度差がついてないと、そもそもその文字だったりアイコンが見えづらいっていうのもありますし、
なんか全体的にぼんやりした印象を与えちゃう、それがそのデザイン全体がイマイチとか野暮ったい感じに繋がったりするので、
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この色の境界がしっかり明度差がついているかっていうのを意識するといいと思います。
ちょっと最後駆け足になっちゃったんですが、以上が配色のポイント4つですね。
1つ目、色を使いすぎていないか。
2つ目、トーンが揃っているか。
3つ目、色の割合にメリハリがあるか。
4つ目、色の境界がはっきりしているか。
この4つを意識すると、なんかイマイチだなっていう配色が改善できるんじゃないかなと思います。
以上です。キクダケフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
デザインをやっている方もそうじゃない方も何かスキルアップのヒントとして参考になれば幸いです。