満足感の重要性
こんにちは、フリーランスデザイナーのちふね子です。今日は、リピートにつながる満足感を生む考え方、というテーマでお話ししていきます。
今日の内容はですね、先週1週間前にお話しした、選ばれ続けるために必要なこと、というテーマの続きになります。
簡単に前回のお話をサクッとまとめると、フリーランスとして何か副業とか、自分で仕事をもらう、
そういう自分を商品として選んでもらうっていう場合に、どうしたら何が大切になるのかっていうのをまず一言で言うと、相手の期待に応えられるかどうか、
この相手の期待が何なのかを把握して、自分がその期待に応えられるっていうことをしっかり示すことが大事っていうのがまず一つあって、
で、そういう自分の価値を評価されるタイミングっていうのは大きく二つあって、一つ目が事前に見える安心感、
っていうのと、もう一つは実際に体験した満足感。
何か仕事を発注して、発注する時に、まずこの人って私がお願いしたいことできるのかなっていう期待を満たせてるかっていう判断がまず仕事を依頼する前、
事前に見えるそこに安心感がしっかり示せてるかっていうのがまず一つあるのと、
で、じゃあ実際にお願いしますってなった時に、実際に仕事をやってみて、ちゃんと期待通りの成果を発揮してもらえたのかっていうところ、
あるいはその期待を上回ってるか、この上回ってるとより満足度も高くなって、それがリピートにつながるっていうのが今日のお話なんですけど、
その満足感の部分を前回具体的なお話がする時間がなかったので、今日はこちらでそっちの満足感についてよりフォーカスしてお話ししたいなと思います。
予想外の価値の提供
この満足感ってそもそも何なんだろうっていうところから定義というか整理したいんですけど、
冒頭でさらっとお伝えした通り、この満足感ってその事前に期待されてた部分を上回ることで生まれると思うんですよ。
やっぱりその期待したものと実際の成果が同じレベルだったら、まあそれは期待通り。
で、ある種言ってしまえばまあ当たり前思った通りの結果っていうことだと思うんですけど、
ここからさらに上回る、期待してなかった部分まで、そのなんだろう、配慮だったりスキルだったり、
そういう付加価値が感じてもらえれば、よりその満足度、この人にお願いしてよかったっていう気持ちにつながって、それがリピートになったりすると思うんですよ。
で、私も実際にそういうお仕事に限らず、自分が満足した時ってどんな時だろうとか、
実際に仕事、何度も仕事を私に依頼してくれる方がどんな風に私を評価してくださってるかっていうのを振り返った時に、
すごくシンプルな答えが一つ見つかって、それがズバリ予想外の価値を提供することなんですよね。
直前でお話していた内容そのまんまではあるんですけど、要は相手が期待していない部分で付加価値を感じてもらえれば、
それが相手の満足度につながってリピートにもつながっていくっていう形なんですけど、
じゃあその予想外の価値、相手が思ってもない価値ってどうやって生まれるのかっていうと、
そこの具体的な考え方としては2つあるかなと思っていて、
1つはそんなことまでっていう内容だったり、2つ目はその手があったかっていう、
ちょっとなんだろうな、セリフ調の例で申し訳ないんですけど、
まず1つ目のそんなことまでってどういうことかというと、相手的にはそこまでしなくていいよというか、
そこは自分でやろうと思ってたのにみたいな、そういうところまでやってくださると結構感動することありませんか?
もっと具体的に言うと、やってるそんなことまでって思われる時って、要は相手の行動の先回りをしてたりするんですよね。
そこまで言ってないのにやってくれるとか、そこは自分でやろうと思ってたのにそこまでやってくれるんだみたいな、
私がやるデザインの仕事で言うと、なんだろうな、何かKindleの表紙のデザインとかする時は、
私はそのデザイン、Kindleの表紙デザインを送るだけじゃなくって、
それが実際にAmazonの他のKindle商品と並んだ時の見栄えがどうなるかっていうのを合成画像を作ったりするんですよね。
そういうのも確認する側としては、ただそれを想像するだけじゃなくって、
実際に他と並んだらどうなるのかなっていうのが見えた方が助かるじゃないですか。
実際に登録してみて他との並び確認するっていうよりは、
実際の現場で合成した、当て込んだ画像があるときっと確認とかイメージがしやすいと思うので、
そういうはめ込み画像っていうのをデザインの現場では結構作ったりするんですけど、
それもまあ一つの、そんなことまでっていう配慮の一つかなと思います。
これもやってることは、相手がこの後するであろうアクションの手助けをするというか、
そこのお手伝い、そこが少しでも楽になるような何か一つアクションをこっちでやっておくみたいなイメージなんですよね。
なので別にデザインに限らずそういうのっていろんなお仕事であると思うので、
そのあたりの考え方、相手の次のアクションを想像してそこの負担が楽になるような、
自分が何か負担できる部分があればそれをやってしまうっていう感じですね。
これが予想外の価値につながる考え方の一つ目です。
目的を考えるデザイン
続いて二つ目は、その手があったかの作り方なんですけど、
これはどういうことかというと、相手がこうしなきゃいけないって思い込んでる部分をこういうやり方もありますよっていう風な、
相手の要求を鵜呑みにせず、ちゃんと自分なりにより最善な方法を提案するみたいなイメージです。
ここで大事になるのはその鵜呑みにしないっていうことなんですけど、鵜呑みにしないためにはやっぱり目的が大事なんですよね。
もうこの聞くだけフリーランス講座の毎週火曜日はデザイン会で、私がしょっちゅう目的目的って言ってるので聞いてくださってる方は、また目的かって思われてる方いらっしゃるかもしれませんが、
やっぱりそういう、なんだろうな、鵜呑みにせずにその最適解を考える時って、
これで本当にいいのかなの答え合わせの仕方って目的に立ち返らないと判断できないんですよね。
なのでデザインの良し悪しって実は目的で決まるんですよね。
目的で決まるというか、目的に合ってるかっていうのがデザインの良し悪しの基準になるんですよ。
よく勘違いされることが多いんですけど、デザインを判断する時ってセンスが必要で、いかにかっこいいかとかオシャレかとか、
そういう感性の部分でデザインの良し悪しは決まるって思われてる方が多いんですけど、
いくらその見た目がかっこいいとかオシャレであっても、本来伝えたい内容とか伝えたい対象に届かなかったら、そのデザインって全く意味がなくなっちゃうので、
デザインの良し悪しで言うと、ただ見た目が整ってても目的を果たせてなかったら、そのデザインは悪いデザインになっちゃうわけですよ。
なので、しっかり目的、今やろうとしていることって何が目的、誰に向けて誰がどうなることがゴールなのか、みたいなのをしっかり把握して、
そのためにはクライアントさんが求めているこの要望って、実は間違ってるんじゃないかというか、別の角度からアプローチした方が、
よりその求めている成果、目的に近づくんじゃないか、みたいな、そういう視点で前提を疑うとか、言われたこと鵜呑みにしない、みたいな意識がしっかりできてると、
相手にとってはその手があったか、みたいな予想外の価値につながるんじゃないかなと思います。
ということで、今日はリピートにつながる満足感の作り方をご紹介しました。
聞くだけフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。