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2024-07-25 10:00

海外事例に学ぶ!あえてアナログを取り入れた差別化戦略

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こんにちは、さちあれ子です。今日は海外事例に学ぶ、あえてアナログを取り入れた差別化戦略というテーマでお伝えしていきます。
やっぱり仕事をするにあたって、どうやって案件を獲得するのかとか、クライアントにアピールしてどうやって自分を記憶に残してもらうのかっていう課題が、どの職種の人にもあると思うんですけど
例えば今って、個人レベルでもいろんなSNSのDMとか営業メールとか、たくさん届く時代なので、経営者とか人事の人たちとかだったら、人によっては1日何百通ってメッセージをいろんなところから受け取っていらっしゃる方々がいるわけですよね
こういうところで普通のメッセージを送ってしまったら、普通にスルーされて、やっぱり忘れ去られてしまうじゃないですか
ある意味これってオーディションと一緒やなーって思うんですけど、みんな同じように見える中に何か他と違ってキラッと光ってるものを持ってる子がいると、そこでやっぱり目立つから記憶に残って合格しやすくなるんですよね
今回は海外マーケターでブランディングコンサルタントのフィリップ・バンデューセンという方がいらっしゃいまして、その方も実際に企業とかクライアントたちからたくさん営業メールとかももらうそうなんですけど
彼が受け取ってきたものの中で、アナログだからこそこれはすごいマーケティングとして素晴らしいっていうものを以前紹介されてたんですよ
その内容が私たちの仕事にも役立つもので、かつ相手の記憶に残してもらうとっても大きなヒントになるなと思ったので、今回シェアさせていただきます
なのでご自身に置き換えて、これ自分だったらどういうふうに使えるかなーって考えながらよかったら聞いてみてください
ポイントは大きく2つあるんですけど、一つ目は引き付けるものを入れ込むっていうことです
ある日そのフィリップのオフィスに一つ小さな箱が届いていたそうで、その中にはちっちゃな車のおもちゃが入っていて、なんかチョロQみたいなやつ?チョロQ通じますかね
車のおもちゃと2枚の手紙が入ってたんですよ。その手紙に書かれてたのは、車のおもちゃが入ったものを受け取られて、ちょっと変に思われたかもしれませんが正直に申し上げますと
あなたの注意を引きたくてお送りしておりますっていう、そんな文章で始まってたんですよね
で、実際フィリップはそこに引き付けられて続きをどんどん読んでいって、その後結局最後は車の車両について書かれていて、その手紙というのが車のマーケティングのためのメッセージだったんですよね
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どうでしょう?あなたはどう思われますでしょうか?もしかしたら、ちっちゃな車もらってもなーって思う方もいらっしゃるかもしれないですけど
私はちょっと思っちゃったけど、でもこれってみんな売り込むだけの宣伝の手紙の中ではね、かなり目立つし印象に残りそうではあるんですよね
実際フィリップの場合はその車のおもちゃが可愛かったから、なんとなくご自身のオフィスに置かれたそうで、2ヶ月以上彼のオフィスに置かれてたんですけど
その車を見るたびにそれを送ってくれた人のことを思い出したっていうことなんですよね
つまり、何か印象に残るものを一緒に送ると、誰かのオフィスとかに一定期間置かれる可能性が高いから何回も何回も思い出してもらえるっていうわけなんですよね
これって実家とかに毎年どこかの企業のカレンダーをもらってきて、うちとかトイレとかに飾ってたんですけど、よく考えたら毎日見るカレンダーに企業の名前が入ってるのってめちゃくちゃ日常に入り込むマーケティングだなーって思ったんですよね
子供の頃は企業名のロゴがなかったら可愛いカレンダーなのになーとかって思ってたんですけど、何回も何回も自分のことを思い出してもらえるようなもの、かつ相手が嬉しいものを一緒にお送りするっていうのはいいアイディアやなぁと思いました
あと、一回仕事でご一緒した人に向けて渡すというのもありで、以前フィリップはジェームスマーティンっていう別の海外マーケターに仕事でインタビューをしたことがあったそうなんですけど
そのインタビューから1週間後にジェームスから箱が送られてきたそうで、その箱の中に何が入ってたかっていうと、ジェームスが作ったっていうかっこいいキャップ、おしゃれなキャップとか
かっこいいちょっと質の良さそうな文房具セットとかスケッチブックとかね、入ってたそうで、こういうのを見るたびにやっぱりジェームスのことを思い出すんやわーってフィリップがおっしゃってたんですよ
なので別に高いものとかすんごいものを送る必要はないけど、捨てられないような素敵なものだったらオフィスにずっと置かれて、マーケティングとしても効果的だっていうことです
では2つ目、自分の色を出すっていうことですね
フィリップが受け取った郵便物の中に金属製のプチプチした大きな封筒に入ったものがあったそうで、つまり封筒を開ける前から他と違って印象的なものだったんですよね
これがサンフランシスコのデザイン事務所を経営されている人から届いたものだったそうで、デザイン事務所だからこそ、ちゃんとその封筒からクリエイティブ力を発揮されているわけなんですよ
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これを送ってきた人の会社っていうのが、レトロな宇宙というのをテーマに掲げている会社だそうで
その封筒に実際入ってたのが、その素晴らしいデザインの宇宙をテーマにした自分の会社のチラシとかはもちろん入ってるんですけど
ペーパークラフトとか、宇宙ロケットの消しゴム付きの鉛筆とか、宇宙食みたいなフリーズドライのアイスクリームとか
昔のコミックを思い出させるような宇宙の特集みたいな冊子も入っていたそうで、これね年代によってはめちゃくちゃ刺さるプレゼントなわけでしょ
実際フィリップも、懐かしい!この会社気になる!って完全に惹きつけられちゃったそうです
ちゃんと自分のところの会社のテーマからブレてないですし、この贈り物を送ることでクリエイティブさとかデザイン性、どっちもしっかりアピールできてるんですよね
これくらい相手の心を動かすものをプレゼントして、それで自分の色、個性も一緒に出すことができたら、それがもう最高のマーケティングになるっていうことなんでしょう
どうでしょう?今聞いてくださっているあなたが、今まで受け取られたもので、これ確かに印象的だったなぁ、記憶に残ったなぁっていうものは何かありますでしょうか
私自身も自分の経験でちょっと思い出してみると、例えば以前ラジオDJをしていた頃というのは、音楽のアーティストの方々とお会いする機会もたくさんあったんですけど
例えば新人のアーティストの方々っていうのは、特にDJとか含めてラジオ関係者に自分のことを覚えてもらいたい、応援してもらいたいっていうのがあって
だからラジオDJもアーティストの方からね、ポストカードとかアーティストグッズとかCD含めていろいろもらうことが多かったんですよ
ただ、たくさんもらうからこそどれがどれか、誰が誰なのかわからなくなる問題とかいうのがあったんですけど
ある方がね、わざわざそのポストカードに私の名前、いろんなDJがいる中で1、端暮れの私のDJの名前と、以前私と会った時の思い出とか感謝のメッセージも書き添えて渡してくださった方もいて
これは、もういろいろもらう中で私も、やっぱり印象に残ったんですよね
そうなるとやっぱりできるだけ、自分の番組ではこの方の、このアーティストの曲をたくさんかけられるようにしようってなるわけなんですよ
これって本当にお金をどれだけかけたかとかじゃないなーって感じたんですよね
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なのでみんながやってること、特にみんながやってて相手が嫌がってるような押し売りとかそういうことはやらずに
みんながやってないことでかつ相手がハッとしてくれる、喜んでくれるようなことっていうのが本当の意味で逆張りとなって、いいマーケティングになるのかなと思います
今回の内容もちょっとでも何か参考になれば嬉しいです
あと今回はもう一つ、相手の記憶に残る要素としてはスパイダーマンがめちゃくちゃ勉強になるので
スパイダーマンから学べるマーケティング方法というのを話している回、チャプターに貼ってます
もしよかったらこちらも合わせて聞いてみてください
アンドロイドの方はぜひSpotifyでスパイダーマンに学ぶと検索していただくか、概要欄の方のリンクからよかったら飛んだみてください
お手伝いをおかけしますが、よろしくお願いいたします
毎日お疲れ様です
10:00

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