AI活用術の紹介
みなさん、こんにちは。フリーランスの学校に所属している海野です。
毎週金曜日は、Udemy AIコースのベストセラー講師でもある海野が、
あなたの仕事と生活を楽にするAI活用術をお届けしていきます。
さて、みなさん、こんな経験ありませんか?
例えば、このワードファイルから絵文字を全部まとめて消したいなとか、
特定のキーワードが含まれている本を探してまとめて、
Excelにまとめて、URLも付けたいなとか、
そういう手間暇をかければ、時間をかければできるんだけれども、
自分でやると、結構面倒くさいという、そんな作業があると思うんですね。
実はこれ、アンソロピックという、
Claudeを開発してくれている会社のアンソロピック、
こちらの会社が、そんな作業を私たちに代わってやってくれるようになった、
コンピュータユースという機能を実際に触ってみたので、
その結果を皆さんにシェアしてみたいと思います。
デモ版の体験
では早速、私が今回何をやったのか、
そしてコンピュータユースというのは何なのかをお伝えしていきたいと思います。
まず、このコンピュータユースという機能、ユースというのは利用ですね。
コンピュータを利用するという意味です。
コンピュータユースという機能について簡単に説明します。
これはClaude、これはChatGPTみたいなものですね。
ChatGPTのお仲間だと思ってください。
Claudeが実際にコンピュータを直接操作できるようになった機能なんですね。
つまり、マウスカーソルを動かすとか、
キーボード入力をするとか、画面上のボタンをクリックするとか、
そういった操作を私たち人間の代わりにしてくれるという機能になります。
すごいですよね。
ただ今はまだデモ版なんですね。
なのでかなり制限があります。
でもこれ本当に実用化されたら、私たちの仕事本当に大きく変わると思うんですよね。
例えばこれ何々をまとめておいてっていう風に指示をするだけで、
勝手に私たちのパソコンが動いて仕事をしてくれるっていう、
そういう未来が本当にあと半年とか、そのぐらいの近さで出てくるっていうお話です。
実際私がどんな風にやったのかというお話をしたいと思います。
まず私はWindowsパソコンを使っているんですね。
そのWindowsパソコンに色々設定が必要でした。
デモ版を試すのにそれだけで設定だけで30分ぐらいかかったかな。
結構時間がかかりました。
でもなんとかそれをChatGPTに助けてもらいながらデモ版の設定を行って、
このやり方っていうのは今後来週の月曜日ぐらいにYouTubeにアップしようかなと思うので、
もし興味ある方はやってみてください。
デモ版の使用はクロードの有料会員の方であれば誰でもできます。
Macの方でもできるんですけど、私はちょっとWindowsなので、
Windowsでやる方法っていうのをご紹介している感じですね。
実際に私がやってみた作業というのが3つあります。
まず1つ目がワードファイルの文字ですね。
本文から絵文字を削除するという作業をお願いしてみました。
これ意外と面倒くさいんですよ。
やり方を調べたらマクロを使えばできるらしいんですけども、
せっかくなのでこのコンピューターユースでやってみようかなと思ってお願いをしてみたんですね。
これ何のワードファイルかというと、
最初にお話をしておくとこれ自己責任でやってください。
というのもパソコンを操作させるのでそれなりにリスクはあると思うんですね。
パソコンの中に機密情報が入っているとかそういうことってあると思うんですね。
なのでそこは個人の判断でリスクを認識していただいた上でやっていただきたいなと思います。
私はそこを了承した上でやっている感じですね。
本当の機密情報というのは私は別のパソコンでやっているので、
このパソコンだったら操作されてもいいかなという判断でやっています。
このファイルというのは何のファイルかというと、
私がつい一昨日、昨日一昨日ぐらいにChatGPT×音声配信というKindle本を出しました。
これおかげさまで今3部門で1位を取っている本なんですけども、
そちらの本のChatGPT×音声配信の本文の中から絵文字を削除するという作業をお願いしたんですよ。
どうもKindleでは絵文字が文字化してしまうことが分かりまして、
それを削除してもらいたいなと思ったんです。
実際にやってみるとそのワードファイルを仮想空間に置かなきゃいけないとか、
ちょっといろいろめんどくさかったんですけども、
それをやってみたらクロードは絵文字を見つけてくれました。
そしてそれを2つ削除してくれたんですけども、
2つのところで回数制限に達してしまったんですね。
レートリミットに達してしまって、それで終わっちゃいました。
なのでこのレートリミットがなければもうちょっと進められたのかなと思うので、
まだ今は実用段階ではないけれども可能性は感じましたね。
そして2つ目の作業というのがチャットGPTと音声配信という私の本なんですけども、
そのチャットGPTと音声配信に関する本を探してくださいというふうに聞きました。
そしたらAmazon.co.jpを開いてチャットGPT音声配信というふうに入れて、
私の本を出してくれました。これもすごいですよね。
そしてそれが成功したので3つ目の作業をお願いしてみました。
私は今度はチャットGPTというキーワードが含まれている日本語の本を探して、
ExcelにリストアップしてURLも付けてくださいというふうにお願いをしてみました。
そしたら途中まで頑張ろうとしてくれたんですけども、
ここでまたやっぱり回数制限がかかってしまってエラーになってしまったんですね。
なのでもうちょっと回数制限が削除というか取っ払われれば、
これは多分できたんだろうなと思います。
ということで現状の課題と可能性としては、まず課題はいくつかありますね。
回数制限ある。1分間で50回とかそういう制限があるみたいです。
あとは作業速度がちょっと遅いですね。ゆっくり。めちゃめちゃゆっくり。
早い時もあるんですけど、例えば何かをクリックするとか、何かを探すとか、
インターネット上で探すとか、そういうのはちょっと遅いです。
あとはエラーが頻発する。この辺が今の課題かなと思います。
でもこれはデモ版だからこそこんな状態なのであって、
本当にこれは近い将来にはこの制限というのは解消されていくことは間違いないと思うんですね。
このコンピュータユース、すごく私たちにとって重要だと思っています。
なぜかというと、私たちの単純作業というのを本当に減らすことができるようになります。
今はこうやってワードファイルを開いて、一つ一つ絵文字を探してそれを削除するとか、
あとはマクロを組んで削除するとか、そういった作業を自分たちでしなきゃいけなかったんですけれども、
日本語で普通に話し言葉でこのワードファイルから絵文字削除してみたいな感じで言うだけでやってくれるんですよ。
他の複数のソフトウェアを連携させるような作業だって、
機能の可能性と課題
AIに任せられる可能性というのが出てきたわけなんですよね。
なのでこのコンピュータユースというのはまだデモ版とはいえ、
本当にすごく興味深い機能だし、私たちの可能性というのをどんどん広げてくれるような機能だと思いました。
このコンピュータユースを触っている様子のYouTube動画は来週の月曜日ぐらいにアップする予定ですので、
ぜひ私のYouTubeチャンネルも見ていただけたら嬉しいです。
あとですね、先ほどお話ししたChatGPT×音声配信。
これはポッドキャストをやっていらっしゃる方がネタを作ったりだとか台本を作ったりだとか、
あとはアナリティクスデータの分析をしたりだとか、
あとは放送内容を文字起こししてそれを使ってSNSの投稿を作るとか、
そういったことを解説している本になります。
今、月曜日の午後4時まで無料キャンペーンをしていますので、よかったら概要欄からチェックしてみてください。
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コメントもお気軽にお寄せください。全員にお返事をしています。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。それではまたね。