NG行動の影響
こんにちは、サチュアルコです。今日は、これからフリーランスとか副業で仕事を増やしていきたいという方に向けて、実績が少ない時に絶対にやってはいけない、たった一つの行動についてお話ししていきます。
実はね、実績がない人がやってしまいがちな、たった一つのある振る舞いがね、せっかくのチャンスを逃す原因になってしまうんですよ。
でも逆に言うと、このたった一つのNG行動を知っておいて、それを避けるだけで、この人なら任せられるって思ってもらえて、次のチャンスが舞い込んでくる流れですよね。
実は私自身がフリーアナウンサーとしてキャリアをスタートした当初、まさにこのNG行動をバチバチにやってしまって大失敗した一人でして。
でもその失敗と、ある師匠の言葉っていうのがきっかけで、自分の考え方っていうのも、その仕事のもらい方っていうのもガラッと変わりました。
やっぱり実績がない時、実績が少ない時って、何か新しい挑戦を始めた時だと思うんですけど、この時めちゃくちゃ不安なんですよね。
自分なんてまだまだぺいぺいだしとか、全然実績ないし、もう自信ないってね。ついつい自信がなくなっちゃうんですけど。
だからこそ、今日お伝えしたい、絶対にやってはいけないたった一つのこと。それがね、ずばり、初心者のように振る舞うことなんですよ。
初心者のように振る舞う。
え?初心者なんだから、初心者のように振る舞うのは当たり前なんじゃないかい?って思われた方もいらっしゃるかもしれません。
というか、私がね、昔そう思ってたんです。でもね、これが大きな大きな落とし穴だったんですよ。
お仕事を依頼してくれる側のクライアントって、あなたに初心者だからっていうふうに期待してるわけではなくて、プロとして問題を解決してくれることを期待して、あなたにお金を払うんですよね。
ちょっとね、ここで私のイベントMCを始めたての頃の話をさせていただくと、フリーアナウンサーなりたての頃ですね。
初めて掴んだイベントのMCのお仕事。もう嬉しさと緊張と、割合としては不安が98.888%ぐらいだったと思うけど、心臓バクバクですよね。緊張も緊張緊張。
で、私は現場でその時どうしてたのかっていうと、すみません今回初めてなんですよ。初めてなのでご迷惑おかけするかもしれないです。
あ、もうまだ初心者なのでわかんないです。もう今勉強中です。今勉強してます。っていう感じでね、超絶初心者アピールをしちゃってたんです。
これね、当時の自分としてはそれが謙虚さ、素直さ、正直さだと思って、嘘つきたくないもんねっていうので良かれと思ってやってたんですよね。
でも結果、本番はもうガッチガチのガッタガタと言いますか、緊張で声は上振るし、台本を持つ手は震えすぎてもうマイクスタンドまでカタカタカタカタ鳴ってたんじゃないかぐらいの。
頭の中も真っ白になってさ、次に何を言うべきかとか言葉がもう全然出てこなくて、クライアントさんの目?というかスタッフさんたちの表情も曇ってるし、冷や汗止まんないしでね。
もう会場の空気も、もう今思い出してもう顔から火が出そうなくらい恥ずかしかったんですけど、火が出たらめっちゃ恥ずかしいんですけれども。
これってね、私自身が自分は初心者ですって自己暗示をかけて、周りにも宣言しちゃってたからさ。
その初心者のセルフイメージにガッチリ縛られちゃった形なんですよね。
でも自分の中では、まさかね初心者として振る舞うのがそんなに悪いこととは全く思ってなくって。
ただそんな時に私の師匠が教えてくれたんですけど、たとえ初心者でも、たとえ初めての仕事でも絶対に初心者として現場に立ってはいけませんっていうことで、仕事を受けた瞬間プロなんだよって言われたんですよ。
仕事を受けたからには先輩、後輩、プロ、アマとかも全く関係なくって、クライアントにとってはみんな等しくプロなんだから、仕事を受けたからにはプロとして振る舞うこと。
プロとして堂々とできる限りの準備をして精一杯寄り遂げること。それが自分を選んでくれた人、クライアントへの誠意なんだって教わったんですよね。
当時の私にはこれ衝撃で、クライアントさんはプロを求めてるのに、私って初心者っていうことに甘えてたんだなーって気づけました。
でもね、とはいえ本当に初心者じゃないですか。マジでの初心者なのに、どうやってプロとして振る舞えばいいの?って思うんですよ。思っちゃうんですよ。
で、これも学んできたことなんですけど、最初から完璧にこなせっていうことではなくて、大切なのはどう見せるかっていうのと、どう準備するのかっていうところなんですよね。
実績が少ないうち、実績がない時によくやっちゃうのが、返事が小さいとか返事が曖昧とか、その初心者から来るものですよね。これも自信のなさから来ているものですけど、
あと何か言われた時に、「あ、えっと、たぶんそうですね。」とか、ここでも自信のなさが出てきてたりとか、何かやる前から、「あ、今勉強中なので。」とか言ってしまったり、
質問された時に、「あ、すみません。よくわかんなくて。」とかで終わったり。クライアントからしたら、自分ができないことをお金を出して、せっかくプロに頼んでるのに、そんな振舞いされたらさ、不安というか不信感でしかないわけですよね。
そう、実力の問題とかじゃなくて、安心感を与える振舞いができてないっていうだけで損しちゃうケースが多いんですよ。
あと心理学的に言うと、自分はプロだっていうふうに意識することで自己効力感が高まって、脳もいいパフォーマンスを発揮しやすくなるので、だから形から入る
プロとして振舞うってめちゃくちゃ大事なことなんです。私もそこを学んでからは意識を変えて、もちろん経験が浅いのは事実だからこそ、そこは変えられないけど
見えないところで猛烈に準備したんですよ。イベントの趣旨は何なのかと、イベントの台本、自分がプロとしてできることは何なのかとか
考えて、次も絶対に私にお願いしたいなって思ってもらえるように、現場ではもう自分はかなり経験を積んだプロの司会者です
っていう形で、そういう意識で堂々と振る舞ったし、実体験で言えるのは、もちろんスキルも大事なんですけど
最初のうち、初心者の時は特にこの一生懸命さとか、誠実な態度っていうのが信頼の土台を作ってくれて
その信頼があれば、多少のスキル不足はあったとしても、この子は一生懸命これだけやってくれるからこれから伸びるだろうなぁっていうふうに
成長ポテンシャルとして見てもらえて、多めに見てもらえることも多かったんですよ、これ実際にね
プロとしての振る舞い
そう、一生懸命さ、熱意、誠実な態度っていうのを見られてるなぁって思います
今回ね、私のフリーアナウンサーとしての実体験を話してますけど、これって他のフリーランスの仕事、他の仕事にも同じことが言えて
デザイナーさんだったら、初心者なんですって言い訳するよりは、こういった意図でこのようにデザインしましたってちゃんと堂々と提案したり
SNSの運用代行とかでも、初心者なのでわかんないんですよねよりは、しっかり分析に基づいて自分がわかる範囲でこういったことを狙って投稿しましたってプロの視点で報告したり
これは自信があるフリをするのとはちょっと違って、やれることに全力を尽くす姿勢というか、プロとして準備に基づいた今の最高の自分を表現するっていう感覚ですよね
私もそう意識すると本当にパフォーマンスが変わったんですよ
はい、ということで、いざ仕事として受けたならもうみんなプロなので、ぜひ初心者だなぁって思われている方も、ぜひ今回の内容を思い出していただいて堂々と振る舞っていただけたらと思います
ちょっとでも今回の内容も参考になれば嬉しいです
今回はもう一つ、紙一重 仕事で愛されるか嫌われるかの決定的な分岐点というテーマで話している回
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