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皆さん、こんにちは。グラフィックデザイナーのちふねこです。 今日は、効果的なフォントの選び方というテーマでお話ししていきます。
フォントって書体って言ったりするんですけど、文字の種類のことですね。 民調体とかゴシック体とかあると思うんですけど、そういったフォントをどう
使い分けたらいいのか、というか、そういうフォントを選ぶときの基準みたいなのを今日はご紹介したいなと思います。
まずフォントって、デザインにおいてどういう役割があるのかっていうのを初めにちょっとお話しするんですけど、
フォントって言ってしまうと、映像作品でいうところのBGMみたいな役割があるかなと思います。
どういうことかというと、映画とかアニメとかでBGMってなくてもストーリー自体はわかるじゃないですか。
でもやっぱりそのBGMが入ることによって、そのシーンの緊張感だったり、なんか主人公のドキドキだったり、
あとこれからの高揚感とか、そういったそのストーリー、目に見える部分以外の感情とか雰囲気を伝えるのがBGMの役割としてあるかなと思っていて、それがフォントも同じだなと思います。
フォントもデザインする上で、特にこだわらなくっても文字としての情報としては過不足ないと思うんですけど、
よりフォントにこだわった方が、そのデザイン全体を通して伝えたい雰囲気だとか、その届けたい相手が好きな雰囲気だったり、
そういうデザイン全体で作りたいイメージにより近づけるために、このフォント選びっていうのはこだわった方が、よりクオリティが高いデザインになるかなと思います。
っていうのを踏まえた上で、今日はそんな効果的なフォントの選び方っていうのを3つの段階でご紹介します。
1つ目、雰囲気で系統を絞り込む。2つ目、使う場所によって個性を加減する。
3つ目、視認性で太さを絞り込む。 この3つの段階でフォントを適切な効果的なフォントが選べるんじゃないかなと思います。
それぞれ説明していきます。まず1つ目の雰囲気で系統を絞り込むっていうのは、初めにお伝えしたような、
デザイン全体で作りたい雰囲気によって、系統をある程度まず絞り込みましょうっていうお話で。
フォントってすっごく大きく分けると、2つの形に分けられるんですよね、基本的に。
それが最初に例にも挙げたようなゴシック体とかミンチョウ体。 ざっくり、めちゃくちゃざっくり言うとこの2つに
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大枠としては分けられます。 このゴシック体っていうのはあんまり装飾がない
四角いシンプルなフォントで、ミンチョウ体はちょっとヒゲって呼ばれるような装飾がついている。
筆で書いた時の筆圧が残ったような印象。 厳密に言うと筆っぽい字は行書体って言ったり別のフォントがあるんですけど、ざっくり言うと
そういった、よりシンプルなものがゴシック体で、ちょっと装飾が残った形がミンチョウ体。 それぞれどんなフォントかパッと浮かばないよっていう方は
概要欄かチャプターの方に私が過去にまとめた、キャンバっていうデザインツールでおすすめのゴシックフォントとミンチョウフォントと
その他のちょっと使いやすそうなフォントっていうのをまとめた、Xの投稿があるのでそれを貼っておきます。
そこちらっと覗いていただいたら、ゴシック体ってこういうやつかっていうのがわかると思います。
で、話を戻すと、その大きくゴシック体とミンチョウ体っていうのに日本語フォントは分けられるんですよね。
で、その雰囲気、自分が作りたい雰囲気によって、まずざっくり自分が使うべきフォントはゴシック系なのかミンチョウ系なのかっていうのを
ざっくり把握しておきます。 具体的に言うとゴシック体、基本的にはゴシック体でいいかなと私は思います。
逆にミンチョウ体にすべきデザインの方が限られていて、なんだろう、高級感のあるデザインだとか
あとはお堅い印象、なんか銀行とかお役所とかちょっと堅い信頼感を出すようなデザイン
とかそういったものに使うことが多いのがミンチョウ体かなと思います。 あとは読み物系
和風な雰囲気だとか、そういったものに使うかなと思います。 それ以外は大体もう基本的にはゴシック系が多いかなという感じですね。
それでざっくり自分が作りたいもの、作りたい雰囲気で系統を絞ったら、次は使う場所によって個性を加減するっていうのが2つ目のステップですね。
この使う場所っていうのは、例えばそのデザイン、ポスターのデザインをするときに今選んでるフォントをどこに使うのか
タイトル部分に使うのかキャッチコピーに使うのか あるいはもっと細かい説明の部分に使うのか
このどこに使うかによってそのフォントの選び方っていうのも変わってきて タイトルのフォントを選ぶときは
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いかに目を引くかっていうのに 注力したいので、その個性をなるべく出した方がいいんですよね。
なるべく存在感があるようなフォントにしたいので、普段目にしないフォントだとか 初めの段階ではすごくざっくりゴシック系か民調系かっていう
二択にしもったんですけど、ここのタイトルで使う部分はもっと細かく分類して 例えば子供向けの楽しい雰囲気なら、そういうちょっとポップな
シンプルなよくあるゴシック体じゃなくて、ちょっと親しめやすいような形を崩した フォントにしてみたり
あとは女性向けの ポスターだったら民調体までカッチリした感じはなくていいけど、ちょっと柔らかみ丸みのある
落ち着いたフォントを選んでみたり、そういうふうに ある程度系統は守りつつ、より自分が伝えたい雰囲気の個性が出ているフォントっていうのをタイトルに使うといいかなと思います。
その逆にタイトル以外の キャッチコピーぐらいならまだちょっと特殊なフォント使ってもいいと思うんですけど
その他の説明部分とか長文の文字になってくると、そこはもう個性は全く出さずにシンプルなゴシック体の
または民調体のどちらかにしたほうがいいかなと思います。 やっぱり長い文章でその特徴的な文字だとシンプルに読みづらいんですよね
なので個性を出したいならタイトルだけとかキャッチコピーにサラッととか あんまりいろんな場所でいろんな種類使いすぎると全体のもうごちゃつく要因になっちゃうので
そういう読み物とか長めな文章、説明文 小さい文字が小さいも補足部分とかはシンプルなゴシック体または民調体にするのがいいかなと思います
最後で3つ目、視認性で太さを絞り込むっていうのは その小さい文字、小さい場所に使ってる文字とかは
あんまり太い文字使うと文字が潰れちゃうんですよね その潰れるっていうのは漢字とかがもう隙間がわからなくなっちゃって
形がしっかり認識できないっていう状態が起きちゃうので その細かい文字とか小さく載るところには文字はもう太くせずになるべく細めにしていく
逆にタイトル部分とか大きい大きく見せたい部分はある程度太くないと 印象に残らないというか目に止まらないということにもなるので
そういう視認性、しっかり見えるかどうか 見えるっていうのは目につくっていうのもあるししっかり読みやすいかっていう意味もあるので
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そういう2つの側面でそれぞれ太めがいいのか細めがいいのかっていうのを 判断するっていうのがこの3点目の視認性で太さを絞り込むっていう部分ですね
以上です今日は効果的なフォントの選び方として まず雰囲気で系統、民調かゴシックかを絞り込んで
さらに使う場所によってタイトルなら個性をなるべく出すし 本文とか長い文章はなるべく個性は出さずにシンプルなゴシック体か民調体を使う
で最後に視認性で太さを絞り込みましょうというお話でした 以上です聞くだけフリーランス講座の毎週火曜日は
こんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています デザインをやってる方もそうじゃない方も何かスキルアップのヒントとして参考になれば幸いです
最後まで聞いてくださりありがとうございます