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2023-11-28 09:59

【錯視とデザイン】整列機能に頼りすぎちゃいけない理由

脳は数値どおり見てくれない


▼ 錯視の例

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こんにちは、フリーランスデザイナーの千舟子です。今日は、整列機能に頼りすぎちゃいけない理由、というテーマでお話ししていきます。
この整列っていうのは、まず大前提として軽くご紹介したいんですけど、デザインの4原則っていうのがありまして、
これはそのデザイン、分かりやすく伝えるためのコツっていうのを大きく4つまとめられたもので、その中の1つに整列っていう項目があるんですよね。
そのデザインする上で文字とか図形とかいろんな要素をなるべくその位置を揃えたり、端っこを揃えたり、
そういって整列させた方が見やすいデザインになりますよっていうコツなんですけど、
この整列っていうのがあるがゆえにと言いますか、あらゆるデザインツールで整列機能っていうのがあるんですよ。
その揃えたいものを選択して、この整列ボタンみたいなのを押すと全部きれいに整うみたいな、そういった整列機能があるんですけど、
それを使いすぎちゃいけないというか、頼りすぎちゃいけない場面っていうのがあって、
今日はそれについて、作詞っていう視点からお話ししていきたいなと思います。
この作詞っていうのは、錯覚の作に視は視点の視、見るっていう視線の視ですね。
それで作詞とデザインの関係っていうのを今日はお話ししていきます。
今日の伝えたい結論というか要点は一つで、脳は数値通り見てくれないっていうことなんですよね。
デザインソフト上で、データ上では図形の大きさだとか位置ってきっちり揃ってるのに、
実際に私たちが脳みそを通して見た映像というか見た感じでは、実は片方が大きく見えたり、
同じサイズに見えない、同じ長さに見えないとか、そういったことが起こるっていうのを今日はお伝えしたくて、
それが作詞として起こるんですけど。
なので最初に整列機能に頼りすぎちゃいけないっていうのは、数値では確かにしっかり揃ってるかもしれないけど、
実際私たちの目にどう映るかっていうのをしっかり意識しないと、思わぬトラブルというか、
数字はこうなってるんですって言っても、デザインって最終的な出力はもう目で見るものなので、
どう見えるかっていうのをしっかり大事にしなきゃいけないよねっていうのが今日のお話になります。
今結論からお話ししたので、もう作詞とデザインの関係ってなんとなく関係ありそうだなっていうか、
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大事そうだなっていうのはなんとなくわかるかなと思うんですけど、
作詞って聞いてパッとどんなイメージが浮かびますか?
私はデザインの授業とか、学生時代に受けた授業で、この作詞を学ぶ、自分で作詞図形を書いてみて、
その作詞を体験するみたいなことをしてたんですけど、
当時はそれがどうデザインに影響するのかというか、活かせるのかっていうのが全然わからなくって、
ただ作詞って面白いじゃないですか。
パッと見は全然違う長さで見えるのに、定規で測ると同じ長さみたいな図形があったり、
あとは色とかもよくありますよね。
同じ色なのに、その場所によって、周りの色によって、片方の方が明るく見えたり暗く見えたりっていう感じで、
ちょっとこの音声で作詞を伝えるのがちょっと限界があるので、
以前、過去に私がSNSで投稿してまとめたものがあるので、概要欄に一応リンクを貼っておきます。
気になる方はそちらも覗いてみてください。
そういった作詞っていうある種、エンタメ的なものがデザインでどう生きてくるのかっていうところなんですけど、
先ほど言った通り、デザインって目で見えるものが最終形態なので、どう見えるかってめちゃくちゃ大事ですよね。
なので、その作詞っていうのをしっかり理解しておかないと、
その予期せぬ印象を与えてしまったり、あるいは見せたいように見せられないっていうことが起きちゃうので、
デザインソフト上の数値とかに頼るだけじゃなくて、
自分でどう見えるかっていうのを知るために、
あらゆる作詞、こういう状態の時にこういう見え方をするっていうパターンをいくつか知っておくだけで、
そういう場面に出会った時に気づけるんですよね。
なんかこっちだけ大きく見えるなとか思った時に、
これは作詞でこう見えてるから、こっちはちょっと小さめに調整しておこうとか、そういったことができるようになります。
これを視覚調整って言ったりするんですけど、デザインではあらゆる場面で結構視覚調整っていうのを行うんですよね。
これが整列に頼りすぎない作業の一つと言えるんじゃないかと思うんですけど、
視覚、どう見えるかっていうのを踏まえて調整することですね。
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もっと具体的に、デザインのどの場面でそういった視覚調整、作詞の影響を配慮して視覚調整っていう作業が行われているのかっていうと、
一番わかりやすい例で言うとロゴのデザイン、文字とかフォントを作る時のデザインですね。
その例えばアルファベットのHとOを見比べると結構差があったりすると思うんですけど、
Oって丸じゃないですか、丸って多分Oにして、他のフォントよりちょっと大きめ、
高さで言うとちょっと他より下のラインとか上のラインからはみ出てると思うんですよ。
それって他の丸と四角の図形並べた時に、丸の方がちょっと小さく見えちゃう。
丸っていう円の直径と正方形の一辺の長さを全く同じにしても、四角の方がどうしても大きく見えちゃう。
から丸をちょっと大きくするっていう調整が行われたりするんですけど、
それがフォントに当てはめると大文字、大文字じゃないアルファベットのOが他よりちょっと大きくなるみたいな調整につながったりします。
とかあとはそのアルファベット以外でもオリジナルのロゴのシンボルマークとかする時に、
丸三角四角とかが同じ大きさに見えるようにするには、
でも全部その高さとか揃えると三角とかすごく小さく感じるんじゃないかなと思うんですけど、
あとは角度によっても変わったりするんですよね。
さっきSNSであげる作詞のまとめ使いの中にも一つあるんですけど、
同じ正方形でもひし形に置くのか普通に四角として置くのかで見え方って変わるんですよね。
ひし形ちょっと45度傾けてひし形に置いた方が大きく見えたりっていうことが起きたりします。
そういった感じで、どう見えるかで大きさの調整をしなきゃいけなかったり、
あとは色ですね。
同じ色でも周りの影響、隣り合った色の影響で違う色に見えたりっていうことがあるので、
これは本当ロゴ、これもちょっとロゴデザインに、例がロゴデザインばっかりになっちゃうんですけど、
ロゴデザインのレギュレーションって言って使い方。
このロゴはこういった背景では使わないでくださいみたいなルールブックみたいなものがあらゆるロゴにはあるんですけど、
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そういったものを作る時にもブランドカラーがこういった背景の時には違う印象の色になっちゃうから、
こういった背景では使わないでくださいみたいなものが決まってるんですよね。
といった感じで、そういうふうに結構いろんな場面で、
そういう視覚、作詞の知識を活用して調整しなきゃいけない場面っていうのがありますよというお話でした。
なのでデザインをする時には脳みそは数値通り見てくれないんだっていうのを思い出して、
いろんなデザインソフトの整列機能とかに、あと数値とかに頼りすぎずに、
自分の目でどう見えているのかっていうのを大切にしていただければなと思います。
聞くだけフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
最後まで聞いてくださってありがとうございます。
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