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2025-12-10 10:00

誰でも伸ばせる「伝わる技術」ーまとめる力と連想力

目的から優劣がわかる/「おもしろい」が印象に残る


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サマリー

フリーランスのデザイナーが技術について語り、デザインにおいて重要なスキルとして「まとめる力」と「連想力」を紹介しています。特に、目的を明確にすることが良いデザインに繋がると説明しており、センスに依存しないデザインの作り方についても触れています。

伝わる技術の重要性
こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。
今日は、誰でも伸ばせる伝わる技術というテーマでお話ししていきます。
これを聞いている副業だったりフリーランスとして、自分で何かお仕事をされている方って、多分発信とかもされている方が多いんじゃないかと思うんですけど、
そういった中で伝える場面ってたくさんありますよね。
SNSの投稿だったり、お仕事でプレゼンで何かを相手に伝えるっていう場面だったり、たくさんあると思うんですけど、
私がやっているデザインっていうお仕事も、まさに伝える作業を、いかにビジュアル、見た目で伝えるかっていうことを常にやっているんですけれども、
そういうデザインにおける伝えるコツ、伝わるデザインにするためのコツっていうのが、デザイン以外の場面でも生かせる共通する技術としてそういう力があるんじゃないかなということで、
今日は2つ、誰でも伸ばせる伝わる技術っていうのを2つご紹介します。
デザインにおける良いデザインを作るために必要なスキルとして、よくセンスが必要って思われがちなんですが、実はセンスよりももっと大事なものがあって、それが今日ご紹介する2つ。
まとめる力と連想力なんですけど、なんでデザインでセンスいらないの?ってちょっと意外に感じる方も多いかもしれません。
センスはいらないわけじゃないんですけど、センスだけではデザインはできないことが多くて、というのもこれからお話しするんですけど、
まずそうだな、まとめる力を使ってデザインするんですけど、ここで大事になるのが、まとめるっていうことはその情報、たくさんある情報の中で優劣をつけたり、
取捨選択、どの情報が必要でこれはいらない、省いてもいいな、みたいな、そういう情報の優先順位をつけたり、これはいらないって捨てる作業をするんですけど、それをするにあたって目的っていうのがまず第一に必要なんですよね。
例えば、最近私がこの、何だろう、デザインって感覚、センスで作るものなんでしょう?みたいな場面、そういうふうに思っている方と接する機会があって、というのも、
最近いただいたお仕事が、個人で名刺の制作のお仕事をいただいたんですけど、その方から、もうあなたのセンスで私の印象ビビッとくるものを名刺に落とし込んで、もう何でもいいから、全然こんなモチーフ使うとかでも全然いいし、とにかくあなたのセンスで自由に作ってよってご依頼を受けたことがあるんですけど、
その時に私はめちゃくちゃ困ったんですよ。私はもともとそういうセンスでデザインしてるわけではなくて、その方がどういう目的でその名刺を使うのか。名刺って言っても人それぞれ使い方って結構違ったりするんですよね。
もうすでに知り合ってる、仕事の取引先に渡す人だったり、ほぼ初対面、初めましての人に配ることが多かった、多い方だったりとかで、その与えたい印象とかって変わってくるはずなんですよ。
例えばそうだな、1対1のお仕事で、もうシンプルに自己紹介、自分の名前と会社、肩書きがわかればいいっていう名刺だとしたら、もうめちゃくちゃシンプルで王道な名刺でいいと思うんですけど、そうじゃなくて、
なんか例えばたくさん会社がイベントに出展してて、そこでいろんな人に配って、そのたくさん他にもいろんな会社がいる中で自分の印象を残さないといけないっていう場面だったら、あんまり王道でよくある名刺よりは少しとっぴな、ちょっと印象に残りやすい、もっと個性でちょっと尖ってるぐらいの名刺の方がよかったりするじゃないですか。
みたいな感じで、そういうどういう場面で使うのかとか、受け取った人にどういう印象を持ってもらいたいかみたいな、そういう目的が明確になってから、初めてその情報の優先順位だったり、どういうものを載せようか、どういう表現にしようかっていうところが絞られていくので
いきなりセンスで、あなたのセンスでもう自由に作ってって言われると、デザインって作れないし、仮にそうやって本当に自分が作りたいもの、目的とか度外視して作ったとして、それって伝わるデザインっていう観点では全く意味を成してないものだったりするんですよね。
そもそも、なんだろう、本来はこういう目的でこういう情報を伝えたいっていう、ある程度の最適解があるはずなのに、そこを無視して感覚だけで作っちゃうと、実は思ったのと違ったっていうふうに、
ご依頼主さんもお任せとは言ったけど、これはさすがにみたいなことになりかねないんですよね。
なので、初めにお伝えしたデザインはセンスじゃなくて、むしろこのセンスよりも大事なものとしてまとめる力と連想力があるっていうお話をしたと思うんですけど、
それはまずは目的によって、いいデザイン、悪いデザインっていうのは変わってくるから、いきなりセンスだけで目的無視して作るんじゃなくて、ちゃんとまとめるっていう観点から目的を明確にして、
情報の優劣や取捨選択をしっかりして、最適な表現、情報を表現に落とし込んだ方がいいデザインになるっていうところで、センスよりもこのまずはまとめる力っていうのが必要ですよねっていうお話でした。
で、このまとめる力っていうのはある程度ルールを知って身につけてしまえば、全然なんだろう、後から学べるものなんですよね。
なんかセンスっていうと、もう生まれつき持ってる。私は小さい頃から絵が得意じゃないからデザインなんてできないみたいに思ってる方もいるかもしれないんですけど、全くそういう感覚、絵の才能みたいなのはデザインには関係なくって
ちゃんとその伝わるための、さっき言った目的をまず明確にして情報の優劣とか決めたら、じゃあそれをビジュアルで表現するにはどうしたらいいんだろうって、もうある程度ルールがあったりするんですよね。
その統一感を出すためにはフォントの数はどれぐらいに絞るとか、こういうフォント使うとこういう印象になるよねとか、そういう印象が複数ごちゃごちゃ混ざってるとわかりにくくなっちゃうよねっていうのでそこももっと統一感出しましょうみたいな、そういうルールがちゃんとある程度あるんですよね。
なのでそのまとめる力、まとめるためには優劣をはっきりして落とし込む。デザインにおいてはそういうフォントの差だったり色や大きさの差みたいなものでまとめられるし、デザインじゃない場面。
例えば、そうだな、メールの文面も私はこういうまとめる力とか、見た目、ある種文字っていう情報だけですけど、それも目に見える形の要素じゃないですか。
メールでもわかりやすい人はわかりやすい文章を書くなと思いますし、逆にごちゃごちゃしては要点わかりづらいなっていうメールとかあるじゃないですか。
それもルールを知ってるか知らないかの差でしかなくって、誰でも本来身につけられるはずなんですよね。
だからまずは知識としてそのまとめる情報整理したり、じゃあ文章ではわかりやすくまとめるにはどうしたらいいんだろうとか。
よくあるのは結論から書きましょうとか、ライティングだったらプレップ法っていう、なんかそういう文章の構成の型とかもあるので、そういうまとめるための表現の型とかを一旦その自分が伝える表現方法でどういうコツがあるかなみたいなのをちょっと調べてみるだけで変わってくるかなと思います。
連想力の可能性
2つ目の連想力についてなんですが、こちらがちょっと時間が足りなくなってしまったので、またの機会にお伝えできればと思います。
簡単に言ってしまうと、この連想力によって面白いっていうのが作り出せて、それで結果的印象に残って伝わるデザインにつながるっていうイメージです。
聞くだけフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
デザインをやってる方もそうじゃない方も何かスキルアップのヒントとして参考になれば幸いです。
最後までありがとうございます。
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