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2023-12-16 09:59

田舎で、未来を30年先取りして気づいた3つのこと

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おはようございます。土曜日の朝は、日本の地方を駆けるフリーランス、個人事業主ということで、私、瀬戸内海の島で漁師をしている坂井駿がお届けしてまいります。
ということで、今日のテーマは、日本全体を30年先取りして気づいた3つのこと、というテーマでお話をしていこうかなというふうに思います。
日本の田舎は、人口減少が進んで、産業が衰退し、ということで、日本の未来の縮図なわけなんですね。
土地が余り、人が減り、家も余るということが予測されていて、それこそ日本全体で空き家の割合が30%、つまり3軒に1軒になるのが近い将来、2033年頃というふうにもともと予測されているんですが、
それこそ坂井が住んでいる今、山口県の須尾島っていう島は、高齢化率がもうそろそろ55%、60%に近く、3人に2人ぐらいがお年寄りになりつつあり、
そして空き家の割合というのは3割を超えているという状況なんですね。
産業の構成というのも、どんどん農業漁業が縮小して、今までは産業が分散していたんですけど、それこそ島の最大産業って今何かというと介護医療、
そして土研業みたいな感じで、雇用の受け材になる産業っていうのが介護医療業界と土研業にものすごく偏っていくっていう、それこそ日本のこれも未来なんですね。
2040年以降に介護医療業界の人手がどんどん足りなくなっていくので、基本的に働き手、若手の労働力っていうのを介護医療業界にどんどん寄せていかないと、
もうどんどん人手不足が明らかになっていくよと、その他の業界でも人手不足が明らかになっていくってことが見込まれている。
そんな未来っていうのを、要は田舎っていうのはすでに経験しているわけなんですね。
なんですごくその中で、僕たち個人事業主フリーランスがどう生きていくのかっていうことっていうのをまさに今実感していて、そしてその先に何をすべきなのかっていうことがすごく肌身に染みる日々なんですよね。
どうやったら生き残っていけるだろうか、どうやったら豊かに暮らしていけるだろうかっていうことっていうのが、まさに今目の前に、まさに課題として突きつけられている状態なんですよね。
で、3つのこと、気づいた3つのことっていうことなので、ちょっと先に結論を言ってしまうと、まず1つ目が、やっぱり本質的な価値に気づけるかどうかっていう、要は物が余る時代において、みんなが欲しがるものではなくて、みんなが欲しがるものっていうのはなくなっていくんですよね。
なので、そうではなくて、自分自身、これは自分自身にとって絶対的な価値があると、相対的な価値ではなくて絶対的な価値がまずあるかどうかっていうのを判別する能力っていうのはすごく大事になってくるなっていうところがまず1つ目ですね。
で、2つ目が、自己責任の世の中がより加速するようになっていきます。
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なので、そうするとすごく大事になるのが、当たり前だけど自分の健康ですね。これが2つ目です。
なので、自己責任と健康みたいな、そんな感じですね。健康だけじゃなくて、自分自身のインフラみたいな問題っていうのも結構大事で、電気、ガス、水道、そういうライフラインですね。
ライフラインであってエネルギーっていうのはどう確保するか、食料っていうのはどう確保するかっていうところっていうのをすごく真剣に考えていかないといけないっていうのが2つ目ですね。
ちなみにこれ本当に日本の30年後ぐらいにいろんなところでじわじわと起きていく話なので、一言だよなと思いつつも、皆さんの身にもですね、遅かれ早かれ今日本でどんどんどんどん人が減り、
一気にこれから進んでいくのは、むしろこれから都市部の方なので、都市部でも同じようなことが起きていくだろうなというふうに思って聞いていただけるといいのかなと思ってます。
3つ目がですね、都等を組むのが大事っていうことですね。それは何かというと、組合が大事になってくるんですが、組合を作るには組合ですね、例えば漁業組合とか農業組合、そういう組合ですね。
組合が大事になってくるんですが、要は団体で交渉したり団体で取引をしたりっていうことっていうのは、より大事になってくるんですね。
自己責任の世の中ってちょっと相反するようになってくると思うんですが、独占が起きていくんですね、これからね。土地が余り、家が余り、そして産業が偏っていく。
つまり最後に残っていく、例えば島のセブンイレブンなんかは島の奥地の方だと最後の24時間営業の小売店なので、そういう独占しているプレイヤーって河川が進むとどんどん利益は出るようになっていくし、売上が上がるようになるっていう逆転現象が起きるので、
最後に独占している人たちって結構おいしい思いをする一方で、一方でおいしい思いをするんですけど、一方でですね、やっぱり単独になるとまとめて仕入れたり、まとめてちょっと売ったりみたいな規模の経済がどんどん効かなくなっていったり。
あるいは坂井龍が例えば今、ひじき漁師をやってるんですけど、ひじきなんて昔はみんな捕ってたんですよね。みんな捕っていたんだけれども、今若くて元気がいいので捕ってるって本当に少ないんですね。本当片手で数えるぐらい、うちの島の周りだとそうなんですよね。
菅島全体で見るともうちょっといるんですけど、そういう時にひじきの漁師が例えば漁協の組合の保険に入れるかみたいな話になった時に、ひじきって捕ってる人が少ないので、ちょっと保険の両立の算定が難しいですねみたいな話になったりするんですね。
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そういうことっていうのが他のいろんな産業でも起き得るものなんじゃないかなというふうに思っていると。やっぱり何にもない、他にやっている人がたくさんいるっていう状況だと、いろいろカバーされるものっていうのがカバーされなくなっていく。
だからこそ、自分自身で都当を組むしかないんですよね。つまり例えば堺で言えばこのフリーランスの学校、今フリーランスの学校というアカウントで配信していますが、フリーランスの学校というディスコードグループですよね。
これも技術的な組合みたいなものじゃないですか。オンラインを活用して豊かに生きていきたいと。フリーランスの学校でいろんな活かせる手段であったり、生き延びていく手段っていうのを学んでいく。その中で見つけた仲間と都当を組んでいろんなやり取りをしていくことができるわけですよね。
その他にも堺自身もオンラインでいくつかのグループに入っていたり、それこそ島の中でも若手事業主と緩やかに連携していくみたいな、ちょこちょこ集まって話したりとか、ちょこちょこと意見交換したりだとかみたいな感じで、やっぱり人間一人では生きていけないし、事業主も一組では生きていけない。
そういう時にやっぱり大事なのが組合のようなものなんですよね。だから人間都当を組むのが大事で、誰とどこでどんなチームを組むのかっていうことっていうのがこれからより大事になってくるかなというふうに思っているというところです。
その先にあるものっていうのは金融だと思っていて、土地が余り、家が余り、そして本質的な価値に気づくというところで、やっぱり実体的に自分にとって必要な土地であったり、不動産っていうのが必ずあるはずなんですね。
不動産っていうのはこれからどんどん余っていくんですけども、そこを手に入れたり、そこで事業をやっていくときに自分だけの資本ではなくて、やっぱり他人資本ですね。借金というのを活用していく上で、本来的には組合っていうのは金融がすごく発達する容易になったんですよね。
難しいのは頼もし行なんていうふうに言ったんですけど、お互いが出資しあったり、出資しあったものをお金を使う人が地理的に借りれようしたりっていうことがあったわけなんですが、そういう誰かが誰かにお金を貸すみたいな動きですよね。
お金を借りるっていう動きっていうのがより動いていく、より発達していくような形になっていかないと、結構事業展開自体が難しくなっていくんじゃないかななんていうことを思ったりしていますと。
なんで、こんなところまで話してすぐ10分経っちゃうので、坂井氏もですね、ボイシーでこの辺りの話っていうのはより噛み砕いてというか、一つ一つ結構噛み砕いて日々配信をしていますので、坂井の脱サラ漁師個性を育むラジオというですね、ボイシーチャンネルのチャプターにリンク貼っておきますので、ぜひそちらを聞いてください。
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繰り返すとですね、田舎で日本を先取りして気づいたことっていうのは3つで、1つ目が人が減り物が余るので、やっぱり本質的な価値に気づいて、それを今手に入れることができるかっていうのがすごく大事。
2つ目が、やっぱり自己責任の世の中になっていくので、健康であったり、それから誰と組むかっていうところがすごく大事になってくる。
3つ目が、誰と組むかっていうことが大事になってくるからこそ、例えばフリーランス学校であったり、それからこれから組合で組合であったり、誰と組んで金融っていう仕組みをどう考えていくかっていうことが今から大事になってくるんじゃないかというお話でございました。
はい、ということで今日はこんなところで終わりにします。それでは皆さん良い一日を。
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