デザインの目的と差別化
こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。今日は、埋もれない見せ方3選ということで、何かデザインを作る時に、目立たせたいとか目を引きたいとか、埋もれないようにしたいっていう目的で作ることってたくさんあると思うんですよ。
私も実際に依頼を受けたりする中で、その目的を共有してもらった時に一番多く言われる、と言っても過言じゃないのが、この埋もれないようにとか目立つようにみたいな、他のものよりしっかり目に留まるようにみたいなことをほぼ必ず言われるんですよね。
なので、そういう時、そういう依頼があった時に、実際にもう私がめちゃくちゃ使ってるアイデアなんですけど、今日はそれを3つご紹介したいと思います。
どれもシンプルでめちゃくちゃ簡単にできることなんですけど、3つすべて共通して言えるのは、差別化するっていうところですね。
差別化とかもよくいろんな場面で聞くような気はしますけど、デザインでもこの差別化っていうのは大事になってきます。
具体的に何で差別化するのかっていうと、1つ目、色を変える。2つ目、形を変える。3つ目、素材を変える。この3つが具体的なアイデアとしてよく使えるのでおすすめです。
で、この変える、今3つ要素をお伝えしたんですけど、何と変えるのかっていうここがめちゃくちゃ大事で、大前提として、何かデザインとか作るってなった時に、まずは自分が作ろうとしているデザインの競合、競合となるデザインだったり、
ユーザーが比較対象となるような、自分が作ろうとしているものと別の何かと比較されたりするじゃないですか。目立たせたいとか目を引きたい埋もれないようにしたいっていうことを意識するってことは、自分が作るもの以外に周りにも別のデザインがあるっていうことですよね。
それらがどんなデザインなのかっていうのをまずはめちゃくちゃ調べます。
で、それを調べた上で、ユーザーが見る時は私が作る、自分が作ったデザインと別のデザイン、こういうデザインの中で今から作ろうとしているバナーなのかポスター、アイコンなのかを見るんだなっていう意識の下で、じゃあその中で目立つにはどうしたらいいのかっていうので、今日の3つのポイントになります。
なのでまずはその環境というか、大前提としてどんな場所でそのデザインが見られるのか、周りにどんなデザイン、色、形があるのかっていうのをまずは把握するっていうところがスタートだったりします。
今回の目立たせたいっていう目的に重きを置くなら、まずはスタートはそこですね。よく競合調査とか言ったりもしますけど、デザインでもまさに競合だったり、他の比較対象となるデザインをめちゃくちゃ調べます。
色と形の変化
で、調べた上で、じゃあ自分が作ろうとしているものはその競合と色を変えてみたり、形を変えてみたり、素材を変えてみるっていう方向になっていくんですけど、ちょっと具体的に一つずつお話ししていきます。
1つ目の色を変える。これは、そうですね、その競合とかジャンル、比較対象を調べるときに、例えば私はブログを自分で作るときに、これはよくやった、実際にやったんですけど
自分が作ろうとしているブログでも、ブログ作るから他のブログ見てみようって調べるだけじゃちょっと幅広すぎるんですよね。なのでちゃんと自分が作ろうとしているブログのジャンルとかターゲットとしている人、ターゲットとしているユーザーがどんなものを普段見てるかみたいな、そういう視点で競合とかを調べる必要があります。
私がやってた頃は、NFT関連のIT系とか講座解説のアフィリエイトみたいな、そういうブログが競合として自分で設定してたので、まずはそういうトップに出てくる競合となるブログをめちゃくちゃ調べて
結構初期設定のテンプレートを活かしたもの多いなとか、当時はやっぱり青ベースの知的な感じが多かったんですよね。と、もう一つめちゃくちゃ有名なお餅先生っていう方のブログがパステルでふんわりして、それもまさに競合と差別化して作ったんじゃないかっていうぐらい
そのブログはかなり印象に残るようなブログになってたんですけど、そういう2種類だったんですよね、私が見た時は。なので自分はじゃあそういうブルー系とはまた違う反対の黄色系でいこうかなとか、私も初心者向けになるべく難しくないブログにしたかったので
黄色って結構子供っぽいとか、初心者みたいな、初心者にも優しいみたいなイメージあるので、それをメインにしていこうかなみたいな、そういう感じで作っていったんですよね。
で当時そういう黄色メインのNFT系の同じジャンルのブログってなかったのでこれでいこうみたいな、そういう決め方をするのがこの色を、色を変えるっていう決め方ですね。
続いて2つ目の形を変えるっていうのは、これも実際に私が仕事でやっていた例で言うと、あるインスタの運用のお手伝いをしていて、そのインスタのフィード投稿のテンプレートをデザインを新しくしましょうっていうので複数のデザイナーで提案したんですよ。
で私、実際私のがその時は採用されて、どんなものを作ったかっていうと、そのジャンル、それもまた世の中のインスタ全部を調べ、デザインを見てたらキリがないというか幅広すぎるので、ちゃんとそのアカウント、運用してるアカウントのジャンルと似たジャンルでキーワードとかハッシュタグとか検索して、
で上位に出てくるものがどんなデザインなのかっていうのをバーっとスクリーンショット撮ったりして集めて、でその中で大体のものがなんだろう上下に帯が入ってたり、なんか普通にベタで文字が上に大きく載ってるとか、そういう感じのものが多くてですね。
印象としてはその、もうインスタでフィード投稿されるものって四角く分かれてる。四角い画像がボンボンボンっていっぱい並んで出てくるじゃないですか。
なのでその一覧で見た時に形が丸い形とか四角じゃない要素が載せられると目立ちそうだなって思ったんですよ。
で実際にその方針で丸をベースに印象的に残るようなテンプレートを提案したらそれが採用されて、実際その採用される時、もう複数人で投票してどれが一番目につきますかみたいな聞き方で聞いた時に、
この丸いのが形違って目立ちますねみたいな意見が結構出ていて、すごく狙った通りの効果が得られたので、そういう考え方で一般的、自分が強豪としているデザインだったり、周りにあるデザインにない形を使ってみるっていうことで、目を引くっていうのも作れるのでおすすめです。
素材の変更と実践
というのが2つ目。そして最後に3つ目は素材を変える。この素材っていうのはかなり抽象的な言葉なんですけど、もう少し具体的に言うと写真をメインで使ってみたりイラストを使ってみたりっていう、あとはフォントの種類とかも素材に入るような気がするんですけど、
そういう強豪とかが、もしイラストベースが多いなら自分は写真を使ってみようっていうので、写真をポンって使うことでそれが目立ったり目を引くっていう感じになったりするんですよ。
とか文字メインだからイラストを自分はメインで使おうとか、そういう他のデザインが使ってない素材をあえてぶつけるみたいな、そういうやり方でもこの差別化っていうのができて目立つようになるので
こういう感じでですね、何か目立たせたい、目を引きたい、埋もれないようにしたいっていう時はとにかく他をまず調べて、他のどんなデザインが一般的にあるのかなを見て、色や形、素材を変えるっていうのがおすすめです。
以上です。今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。