ごちゃつく原因とは
こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。
今日は、ごちゃつきゼロで伝わる資料のコツというテーマでお話ししていきます。
今日は資料づくりで特に役立つようなお話となっているんですけど、
デザイン制作では全部共通する部分だったりするので、
サムネイル作るとか、動画だったり記事のサムネだったり、
SNS用のバナー画像だったりでも活かせる内容となっております。
今日の内容は、ごちゃつく原因についてなんですけど、
デザイン初心者のあるあるの一つで、
作ったデザインがなんかごちゃついて見えるっていうのがあるあるだと思うんですけど、
その原因を3つ今日はご紹介したいと思います。
原因と対策ですね。
初めに3つ言ってしまうと、
1つ目、詰め込みすぎない。
2つ目、主役と脇役をはっきりさせる。
3つ目、位置を揃える。
この3つです。
それぞれ詳しくご紹介していきます。
まず1つ目の詰め込みすぎないっていうのは、
これもデザイン、ごちゃつくデザインあるあるで、
いろんな要素が多くなりすぎちゃうっていうのがあるんですよ。
例えば資料でタイトルと本文の他に、
差し絵のイラストとグラフと、
なんか余白を全部埋めたくって、
とりあえず載せられるものを全部載せようみたいな、
写真もありったけ手元にある分全部載せようみたいなことをして、
詰め込みすぎちゃって、ごちゃっとしてるみたいなことがあるんですよね。
なので、写真だったら本当に必要な写真にちゃんと厳選するとか、
本文とかタイトルの内容を考える時も、
重複した情報がないか、
これ同じこと言ってるなって部分があったらちゃんと削るとか、
そういう情報の取捨選択をしっかりするっていうのが大事です。
詰め込みすぎないっていう部分に関しては、
1ページに全部収めようとするんじゃなくて、
全部伝えたいけど削れないっていう風になったら、
ページをしっかり分けて、
こっちではこのメッセージを伝える、
次でこのメッセージを伝えるっていう、
1つのデザインで1つメッセージをしっかり伝えるみたいな意識をしっかりすると、
1枚がごちゃつかない。
バナーとかサムネイルでもそうですけど、
しっかりここではこれを伝えるっていうのが明確になってると、
その情報の取捨選択もしやすいので、
そういった意識で情報整理と、
要素、無駄な要素、重複した情報がないかとか、
写真も自分がせっかく撮ったから載せたいとかあると思うんですけど、
せっかく撮ったから載せないともったいないって意識って、
受け取り手にとってはどうでもいいことだったりするんですよね。
しっかりもう客観的に、受け取り手がいかに分かりやすいかみたいなところにしっかり重きを置いて、
なるべく史上挟まずにというか、
自分が写真用意したから使いたいって完全に主観、自分の事情だけじゃないですか。
でもデザイン作るの上での本来の目的は、
相手に正しく分かりやすく伝えるっていうところが一番の目的だと思うので、
相手目線でそこは自分の事情はちょっとグッとこらえて、
相手が一番必要な情報をしっかり厳選して伝えるっていうのが、
そのすっきりしたデザイン、伝わるデザイン、資料だったりサムネイル作る上では大事かなと思います。
デザインの整え方
続いて2つ目の主役と脇役をはっきりさせるっていうのは、
先ほど1点目でその情報を整理して詰め込みすぎないっていう、
まずは整理する、何を載せるか整理するっていうことをしたと思うんですけど、
それをやった上で、じゃあ次に必要なごちゃつかせないポイントとして、
この主役と脇役をはっきりさせる、いわゆる強弱をしっかりつけるっていうのが2つ目に大事なこととしてあります。
主役、例えば資料デザインだったらタイトルをしっかり大きくして、
本文、タイトルと本文が同じ大きさだとそれもごちゃつく原因になるんですよね。
なので本文とタイトルはしっかり文字の大きさの差をつけたり、
フォントの太さの差をつけたり、本文の方はちょっと細くするとか、
逆にタイトルを太めにするとかですね。
資料の文字サイズってちょっと難しいと思うんですけど、
その資料がどんな風に見られるかにもよって適切な文字サイズって変わってくるんですよね。
例えば大きい会場でセミナーとして作る、使う資料だったら文字は本文でもできるだけ大きい方がいいですし、
そうじゃなくて手元に配布するような資料だったら結構小さめの文字でも読めたりするので、
むしろ小さい方が読みやすかったりっていう場合もあるので、
一概にこれぐらいの大きさとは言えないんですけど、
その主役、そのページ、その1枚のデザインの中で一番伝えたいメッセージはこれだっていうのが、
ほんとパッと見で主役はここだなってわかるような差をとにかくつけるっていうところですね。
しっかり主役を引き立てるためにそれ以外の要素は脇役に徹して、文字だったら太さを細くしたり文字サイズ小さくしたり、
あるいは色だったら背景に馴染ませるとか、あんまり目立たないしっかり馴染む形で整えるっていう意識があると、
主役と脇役の強弱がはっきりしてより伝わりやすいデザインになるかなと思います。
続いて3つ目の、位置を揃える。これもそのごちゃつかないデザイン、整えるためにめちゃくちゃ大事なポイントですね。
位置を揃えるっていうのは、文字の位置だったり画像とかの位置をしっかり端を揃えるとか、
透明の見えない枠に収めるみたいなイメージで配置していくと整いやすいんですけど、
文字通り見えない枠っていうのを私もデザインする時に実際に作るんですよ。
イラストレーターっていうデザインソフトの機能で言うとオフセットっていう機能があって、
画像のサイズの四角に対して内側に10ミリオフセットかけるみたいな意味で、
要は10ミリ内側にもう一回り小さい四角を作るっていう機能があって、
それをガイドっていう目に見えない、実際のデザインには反映されない線でガイドラインっていうのを引いて、
その中に収まるようにタイトルや本文並べたり、画像とかアイコンを配置するみたいなことをやるんですよね。
で、さらにそれぞれ、その一回り小さくした内側の四角の中でもさらに線を引いたりして、
文字だったら文頭、文字の始まりの位置がしっかり揃っているかとか、
文字同士の、なんだろうな、行間、文章と文章の間も上の塊と下の塊でしっかり塊の差がわかるようにある程度隙間を空けるとかですね。
そういったとにかく四角、見えない線で区切るみたいなイメージで、それぞれの要素の位置を揃えてあげると、
これもごちゃつきを改善できるようになりますので、ぜひこれも実践していただければと思います。
本当によくあるあるなのが、なんだろうな、文字があって画像を載せるときに画像がめちゃくちゃ端っこに寄ってるとか、
なんか画像とかもある程度周りに一定の余白を確保した方が良くて、
でもデザイン初心者の頃、私も含めてなんですけど、始めたての頃ってそんな意識してないし、
画像、なんだろう、自分が作ってる資料とかサムネの中に画像が載ってればいいや、載ってれば見えるでしょっていう感覚でとにかくポンって入れちゃうんですけど、
そうじゃなくてちゃんと画像全体の周囲、10ミリは余白を確保するっていうのをやるだけで、
本当に一気に揃ってる感、揃えてる感がまとまりが生まれるので、ぜひ取り入れていただければと思います。
以上です。今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。