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2025-09-02 09:56

見てるだけじゃない身につかない!表現の引き出しをふやすコツ

①やってみる ②テーマを決めて観察する ③部分的にまねる


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サマリー

フリーランスデザイナーのちふねこさんは、表現の引き出しを増やすための3つの具体的なコツを紹介しています。デザインを実際に手を動かして作ること、テーマを決めて観察すること、分解して真似することが、デザインの理解を深め、引き出しを増やす助けになります。

実際に手を動かす
こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。
今日は、表現の引き出しをふやすコツというテーマでお話ししていきます。
タイトルにもある通り、この表現の引き出しをふやす、
デザインのバリエーション、加工、タイトルの加工とか表現のバリエーションとか幅を広げるには、
いいデザインを見てるだけじゃ身につかないんですよということで、
具体的なコツを今日は3つご紹介していきたいと思います。
デザインやってるとどうしてもマンネリ化しちゃったりとか、
そもそもどういう加工をしたらいいかわからないみたいなことってあるんですよね。
そういう時に大事になってくるのが、いかに自分の中にそういう表現の引き出しがストックされてるかっていうのが影響してくるんですよ。
なので日頃からよくインプットとか言いますけど、
いいデザインを見るだけじゃなくて、いいデザインを自分で活用できる、
活用して引き出しとしてストックするためにどうしたらいいのかっていうのを今日はお話ししていきます。
はじめに3つですね。
3つのコツというか3つの流れになるんですけど、
まず1つ目が実際に手を動かす。
2つ目はテーマを決めて観察する。
3つ目が分解して真似する。
この3つです。
まず1つ目の実際に手を動かす。
これがめちゃめちゃ大事なんですよね。
デザイン作ってる人はそもそももうやってますよっていう話かもしれないんですけど、
そうじゃなくて発注する側とか、私が会社員の時は営業担当の方とか、
実際に自分でデザインは作らないんだけど発注する、
デザイナーに発注するとかお客さんの要望を聞くみたいな、
そういう間を取り持ってくれる営業さんがいたんですけど、
そういう営業の方でも自分でデザインの指示を出すみたいな機会がある方は、
ぜひ一度自分でデザインやってみるっていうのを経験してみると、
かなり変わります。
その次のポイントにもつながるんですけど、
デザインを見る時の視点とか解像度が変わってくるんですよね。
実際に自分でやってるかやってないかっていうので、そこが大きく変わっていて、
なので自分だけでデザインするっていう方も、
いきなりいいデザイン探して作るっていうよりは、
まず自分でゼロの状態とか参考とかない状態で作ってみて、
ここってどうやるのっていうつまずきが大事になるんですよ。
つまずきが種になるというか、
そういう自分でここどうやるんだろうっていう疑問を感じることで、
他のデザインってここどう表現してるんだろうっていう着眼点が生まれるんですよね。
実際に私も会社員の時に、
若い営業さんが、僕実際にデザインツール使ってやってみたんですけど、
皆さんこんなとこに影つけたりしてるんですねみたいな、
そういう発見をされてる営業さんがいらっしゃって、
実際そういうのをやってくださった方って、
デザインの指示をする時とかも、
すごく抽象的じゃなくて具体的な指示ができたり、
視点が変わってきてたりするんですよね。
細かい部分の表現まで理解してくれたり、
こっちがここまで工夫したことも気づいてくださったりみたいな、
っていうこともあるので、
ぜひこのやってみるっていうのは、
かなり自分の引き出し増やすとか、
デザイン見る時のインプットの情報量や解像度を上げるためにも、
このやってみるという段階はかなり影響が大きいんじゃないかなと思います。
テーマを決めて観察する
続いて2つ目。
テーマを決めて観察する。
これはもう1つ目を踏まえた上でなんですけど、
実際にやってみると、さっき言ったような着眼点。
ここってどうするんだろうみたいな、生まれてくるんですよね自然と。
なので、タイトルの表現に注目してみるとか、
影の落とし方に注目してみるとか、
そういうちょっとテーマを絞ると観察もしやすくなるんですよね。
漠然といいデザインないかなって、
バナーとかポスターとかのデザインを検索するよりも、
今回はここに注目して、
ちょっと参考デザイン探してみようとか、
ある程度テーマを絞って探した方が圧倒的に質が上がりますね。
その参考を集める参考の質が上がるので、
このテーマを決めるっていうのはぜひやってみていただければと思います。
私も実際に会社員で新人の頃に、
そういう出社して朝1、テーマを自分で決めて、
それに関する参考画像を集めて、
そこで集めたテーマに関して、
共通点とか気づいたことをまとめて、
直続の上司にシェアするみたいな、
報告するみたいな、そういうことをやってたんですよ。
それがまさにどんどん引き出しとして、
こういうテーマの時はこういう表現があるんだっていうのを、
絞ることでより意識しやすくなるので、
そういう感じでこのテーマを決めて観察するっていうのも、
デザインの引き出し、表現の引き出しを増やす上ですごくおすすめです。
分解して真似する
最後に3つ目は分解して真似する。
この分解って要は部分的にみたいな意味なんですけど、
これまでまず1つ目でやってみる。
この段階、まずやってみるの段階って、
まるっと真似するみたいな感じでもいいんですよ。
自分で何作ればいいか分からない。
1から作るって難しい場合もあると思うので、
まるっと真似するみたいなことを、
はじめのやってみるの段階ではやっていいんですけど、
最終的に実際に応用するってなると、
まるっと真似しちゃダメじゃないですか、もちろん。
なので部分的に、
自分がいいな参考にしたいなって思うデザインの要素を分解して、
真似するっていうのがこの3つ目ですね。
私がよく使う表現としては、
いいとこ取りっていう表現をするんですけど、
何か自分でデザイン作りたいってなった時に、
全部1から、ゼロから1を生み出すのってめちゃくちゃ難しいし、
もうすでに世の中に生まれてる先人たちが工夫して、
美しくまとめてくれてるアイデアとか発想とかデザインってたくさんあるので、
それをたくさん複数集めて、
そのいいとこ取りをするっていうのがすごくおすすめです。
これをやる時ももちろん真似になるのは良くないんですけど、
そのためにも部分的に、
なんでそれがいいのかっていう表現を要素分解して、
それを自分のデザインにも取り入れるみたいな考え方ができると、
丸パクリにはならないというか、
ちゃんと自分のものとして一旦吸収してアウトプットっていう、
そのまんま流用しましたみたいな感じではなくなるんですよ。
ちゃんと分解するっていう段階を踏めば。
それに役立つのがここまでやってきた自分でやってみるっていうのと、
テーマを決めて観察するっていう。
このテーマを決めて観察したことで部分的に注目してるわけですよね。
なのでそういう部分的な要素を、
こういう時はこういう表現したらいいんだとか、
こういう表現だったらこういう印象になるんだ、
みたいなのを自分の中で言語化できてると、
それぞれそのいいところを分解して、要素でしっかり吸収できるようになるので、
この分解して真似する、何かテーマを決めて観察したものに対して、
ちょっとずついいとこどりでいろんなものの真似をするっていうのができると、
どんどん引き出しが、表現の引き出しは増えていくと思います。
以上です。
今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。
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