NotebookLMの紹介
皆さん、こんにちは。フリーランスの学校に所属している、うみのです。毎週金曜日は、ゆでみAIコースのベストセラー講師でもある、うみのが、あなたの仕事と生活を楽にする、AI活用術をお届けしていきます。
さて、今日はですね、情報の海に溺れるばかり、本当にいっぱい情報がね、毎日毎日、私たち扱っているわけなんですけども、それをね、助けてくれる強力なツールを一つご紹介したいと思います。
その名も、NotebookLMというツールです。ご存知でしょうか。これね、結構知る人と知るなので、一般的にはあまり知られていないと思うんですね。
ただ、このNotebookLM、すごいのは、Googleが開発しているんです。なので、もうあの天下のGoogleが開発しているものなので、すごくないわけがないんですけども、本当にすごいんですよ。これめちゃめちゃすごくて、今、特に話題が沸騰中です。
チャットGPTをはじめ、いろんなAIツールが登場しているんですけども、NotebookLMはですね、ちょっと毛色が違うツールなんですね。どんなところが違うのかというと、あなた自身、私たち自身がアップロードした資料をベースに回答を生成するっていうところがちょっと違うんですよ。
例えば、チャットGPTとかクロードとかジェミニとか、皆さんがよく知っている、よく使っているツールというのは、基本的には過去に彼ら、彼らというかね、開発会社がチャットGPTとかのモデルに記憶させた、読み込ませた、学習させたね、学習させたデータ、本当に膨大なデータから回答を導き出しているんですね。
なので、例えば、織田信長について教えてって聞けば、織田信長っていうその人物について、世の中にはたくさんの膨大な資料がありますので、それを過去に学習をしていて、その織田信長についての情報をあなたに教えてくれるというのがチャットGPTとかクロードとかジェミニなんですね。
ただ、その場合ですね、嘘もついちゃうのがチャットGPTとかクロードとかジェミニとか、そういったAIツール、いわゆるLLMって言われるものですね。
これらはどうしても嘘をつきがちなんですね。
その嘘のことをハルシネーションっていうふうにAI用語で言ったりするんですけども、どうしてもついちゃうんですよ。
だんだん良くなってきてはいるんですけども、どうしてもついてしまうのは、これはもうしょうがないんですよね。
作りとしてしょうがないようになっています。
ただ、Notebook LMは非常にハルシネーションを起こしづらいと言われています。
その理由が、あなた自身がアップロードした資料をベースにしか回答をしてくれないからなんですね。
例えば、私がちょうど今、Notebook LMのUdemyのオンラインコースを新しくしようと思っていまして、
それにあたって、Notebook LMの情報をたくさん集めています。
その集めた情報というのを、Notebook LMにどんどんどんどん入れていくんですね。
50個ぐらい入れています。今の時点で。
YouTubeとか、YouTubeもいけるんですね。
YouTubeのリンクを渡したりすることもできますし、動画とか音声ファイルも大きすぎなければ渡すことができます。
あとはテキストファイルとか、文章もそのまま貼り付けることもできますし、ブログのリンクとかPDFとか、本当に何でもと言ってもいいぐらいいろいろなファイル形式とか情報の渡し方というのができるのがこのNotebook LMなんですね。
私はそれをたくさん、Notebook LMの海外のYouTubeとかいろいろ集めてきて、それを投げ込んで一つのノートにしています。
実は今回のこのポッドキャストの原稿もそこから作ってもらっているんですね。
この情報をまとめたポッドキャストの原稿を作ってというふうに言って、それで作っています。
ちょっとだいぶ自分で加工しちゃってますけれども、そんなふうに使うこともできます。
なので、つまりインターネット上に過去にあった情報ではなくて、あなたが集めてきた信頼性の高いドキュメントとかPDFとかウェブページとか、YouTubeとか音声ファイルとかそういったものを渡してあげれば、そこからだけAIが参照して質問をしたら回答をしてくれるんですね。
この仕組みのおかげで、本当にハルシネーションというのを防ぐことができて、根拠のある回答というのを得やすいというのが大きな特徴になります。
これまでもいろいろな検索型AIでは根拠がある回答というのをしてくれやすかったんですけれども、例えば何か例えば小田信長について教えてっていうふうに聞いたら、このブログからこの回答を導き出してますみたいなね。
そういう番号とかつけてくれたりするのがパープレキシティとかフェローとかジェンスパークでしたが、それともまたちょっと違う、自分が渡したものだけから回答をしてくれるっていうのがノートブックLMになります。
しかもこのノートブックLMは中身がですね、ジェミーに2.0とかね、2.5入ってるのかな。今はもしかしたら2.5かもしれない。大規模言語モデルが中に入ってるのでめちゃめちゃ書きっこいです。
例えばものすごいいっぱいファイルを渡しますよね。渡したらそれを一気に読み取って要約して比較したり分析したりしてくれるっていうこともできちゃうんですね。
ファイルの大きさというのはだいたい200MB以下かな。でも本当にね日常的な用途だったら全然十分です。
私が断られたのは動画ファイルは断られてしまいました。なのでその動画ファイルは音声だけ抽出するように加工をして、その音声ファイルでアップロードしたりということはしましたね。
どんなことがノートブックLMができるのかというと、その情報の要約ですね。例えばめちゃめちゃいっぱいノートブックLMについての情報を渡して、ノートブックLMってどういうツールなのっていうふうに聞けばその要約をしてくれたりとかね。
あとは根拠がついた質疑応答、例えばノートブックLMの音声概要といって、ちょっとこの後お話しするんですけど、ポッドキャストを作ってくれる機能があるんですね。
これについて教えてっていうふうに聞けば、そのポッドキャストの機能について話をしている、例えばYouTubeならYouTubeのリンク、ブログならブログのリンクを渡してくれて、そこをクリックするとちゃんとそこにマーカーが引いてあるというような感じのこともできるんですね。
NotebookLMプランと利便性
あとはアイデア出しとかメモの作成とか、あとは思考の整理とか、あとマインドマップの生成までできちゃうんですよね。
そして今一番話題なのがですね、さっきちょっとちらっとお話をしたポッドキャストの生成なんですよ。
これ英語で言うとAudio Overviewと言って、日本語だと音声概要と言うんですけども、これはねめちゃめちゃすごい、めちゃめちゃすごいんですよ。
これね、ボタンをポチッと押すだけで渡しておいた資料を全部読み込んで、そこから男性と女性がですね、二人で掛け合いをしながら要約とか話をしてくれるんですね。
例えばノートブックLMって知ってますか?とかね。
今日はノートブックLMについてお話をしたいと思います。
ノートブックLMっていうのは、なんたらかんたらで、二人で上手い具合に質問をしたりとか、合図打ちを打ったりとか、めちゃめちゃ分かりやすく、回答というか要約をしてくれるんですよね。
これがね、すごい、本当すごいです。
ぜひぜひ聞いてみていただきたいので、この後に続けて、その要約を少し流させてください。
じゃあどんな時にこれ使えるのかっていうとね、例えば学生さんだったら、レポートとか論文とか長い文章を読まなきゃいけないことって多いですよね。
それを何らかの形でデジタル化できるのであれば、それを投げ込めば理解を簡単にすることもできます。
耳でね、10分程度のポッドキャストにしてくれるので、簡単に分かるようになると。
そしてビジネスパーソンだったら、会議資料とか報告書の要約もすることもできるし、あとはマーケティングとか商品企画とか、そういうお仕事をされている方だったら、お客様の声を読み込ませて、こういう声があるんだっていうのを分析に使ったりすることもできるんですよね。
あとはもちろんですね、これすごくいいのが、外国語、英語ですね、基本的には。英語の資料とかも全然普通に日本語で翻訳というか要約というか、英語も日本語も全部一緒くたに入れてしまっても、出力は日本語っていうふうにできるんですよね。
それもまた便利だなと思っています。AIツールとかって海外の情報が多かったりするんですけども、全然その辺、日本人にとっても読みやすい形で出力をしてくれます。ただ注意点あるとしたらですね、ソースの正確性がAI、ノートブックLMの回答精度に直結するので、嘘が書いてある資料を入れてしまうと嘘を出してきます。
当然なんですけども、その辺かな。あとは完璧求めすぎないとか、あとはたまに聞いて根拠の部分を教えてくれるんですけども、根拠のマーカー引く部分がすごいやけに広範囲だったりとかね、そういう時はあったりします。
なので、あまり完璧は求めすぎず、一応自分でも確認をするということを必要かなと思います。そしてこのノートブックLMはGoogleアカウントがあれば誰でも無料で使えます。さっきのポッドキャスト生成も無料で1日2回だったか3回使えます。
有料のノートブックLMプラスというのがありまして、これになるとソースの数、入れられるソースの数とか音声生成の回数とかっていうのがガーンと増えるんですね。もっともっと便利になりますが、基本的に無料で使えると。
プラスというのはいくらなのかというと、Googleのジェミニありますよね。ジェミニのアドバンストといって有料プランを使うプランがあるんですけども、Google Oneだったかな。それが2,900円、日本円だと2,900円でした。これでノートブックLMもついてきます。
ちなみにこれね、結構良くて家族とかに5人までシェアすることができるので、これ結構お得ですよね。そういう機能もついているのがあります。これ2,900円。あとはGoogleワークスペースというですね、これはどちらかというと企業向けなんですけども個人の方でも使えます。
ただあれが必要です。独自ドメインが必要なんですけども、独自ドメイン持ってるよと。例えばブログとか持っていて独自ドメインも持ってますという方は、このGoogleワークスペースの一番安いのではなくて真ん中のプラン以上ですね、ビジネススタンダードプラン以上だとこのノートブックLMのプラスが使えます。
年間プランで月1,600円ぐらい相当ですね。このプランも結構お得に使えるかなと思います。私はねこれにアップグレードしようかなと思っているところです。
ぜひこれ使ってみていただいて、本当に理解が進むし、本当にわかりやすく、こんなに男女というか2人で話をするのを聞くだけでこんなにも理解が進むのかって私はちょっと驚きました。なのでぜひこのお話聞いてみていただければと思います。
さて今日はですね、GoogleのAIツール、ノートブックLMについて、あなたが共有してくれた情報、Google自身の発表とかニュース記事、ユーザーの声、あと具体的な使い方を示した動画とか、そういうのを元に一緒に深く見ていきたいと思います。
はい、お願いします。
これって単なるノートアプリっていうんじゃなくて、自分の持っている情報源、それだけを使ってくれる、自分専用のリサーチアシスタントみたいな感じなんですよね。
そうですね。そこが一番のポイントで。膨大な情報を素早くしかも深く理解するのに役立つ、そういうツールかなと思います。
ノートブックLMの基本機能
このツールの革新というか一番大事なのは、あなたがアップロードした資料、PDFとかドキュメント、ウェブサイト、Googleスライド、あと最近だとYouTube動画とか音声ファイルもなんですけど、それにAIがしっかり根差して答えてくれる点ですね。
ああ、根差す。
だから一般的なAIが最もらしい嘘をついちゃう、ハルシネーション。
はい、ありますね。
あれをかなり抑えられるんじゃないかと期待されています。なので今回は、このノートブックLMが具体的にどんなことができて、どう役に立って、どんな可能性があるのか一緒に探っていければなと。
いいですね。じゃあまずは基本的なところから。
アップロードした資料の内容を理解して、要約したり、大事な点を抜き出したり、質問に答えてくれたりすると。
はい、その通りです。
裏では、Googleの強力なAI、ジェミニー1.5プロが動いてるんでしたっけ。
そうですそうです。ジェミニー1.5プロですね。で、その回答が必ず提供された情報源に基づいているっていうのが、再来の特徴というか、売りですね。
うーん、なるほど。
回答にちゃんとどこから引用したかっていうのが示されるんですよ。出典がしやすい。
これは研究者の方とか、専門家、あるいは複雑な情報を正確に理解したい学生さんとかにとってもすごく価値がある点だと思います。
新しい情報インプット方法
例えば、すごく長い研究論文とか、法律の文章とかありますよね。
ありますね。技術マニュアルとかも。
そういうのを読み込ませて、ここの部分もちょっと分かりやすく説明してとか。
そうそう。
関連するとリストにして2回の指示ができるんですね。
まさに。ソースの中にある画像とかグラフについても質問できるっていうのは結構すごいですよね。
あ、画像もですか。へー。
単にテキストを読むだけじゃなくて、対話しながら理解を深められるのが良いところです。
そして特に注目されているのがオーディオ・オーバービュー機能。
これは資料の内容についてAIのホストが2人で対話するみたいな。
そうなんです。
ラジオ番組みたいな音声ファイルを作ってくれるんですよね。
共有してもらったYouTubeの情報だと、これなんと日本語にも対応していると。
そう、そこが大きいんですよ。日本語でちゃんと対話形式の要約、ポッドキャストみたいなものが作れるっていう。
それはすごい。
通勤中とか何か他のことしながらでも聞けますもんね。
まさに新しい情報のインプット方法ですよね。
Redditとか見てると、ユーザーはコードベースの解説に使ったりとか。
へー。
あと旅行プランの説明させたり。
面白いのは自分の職務経歴書を読み込ませて、自分のキャリアについて語らせるとか。
えっ、そんな使い方まで?それはユニークですね。
ええ、かなり自由な発想で皆さん試しているみたいです。
もちろんまだ実験的な部分もあるんですよね。生成に時間がかかったり、ちょっと情報が不正確だったり。
まあ、そうですね。完璧はないです。
ただ、専門性のレベルを指定したり、どのトピックに焦点を当てるかみたいなカスタマイズも少しずつできるようになってきてるみたいで、進化はしてますね。
なるほど。他にもFAQリストとか学習ガイドとか、そういう形式で情報を整理して出力する機能もあるんですね。
備わってますね。だから学生さんがレポート作成の助けにしたり、専門家の方が業界のホワイトペーパーを分析したり、活用の幅は確実に広がっている感じがします。
さらに、もっと進んだ使い方として、ノートブックLMを分析だけじゃなくて、アイデア出しの起点にする。
はいはい。
他のAI、特にジェミナにと連携させるっていうワークフローも紹介されてましたね。これかなり興味深かったです。
あの、ブレイジングゼブラっていう動画の例ですね。
あ、そうですそうです。
ノートブックLMで、まず市場調査をやる。顧客が何に悩んでるかとか、業界のトレンド、競合の動きとか、そういうのを徹底的に分析させて。
うんうん。
で、その分析結果を今度はジェミナに具体的な指示として渡して、ソフトウェイのプロトタイプとか、マーケティングサイトとか、コンテンツの案まで一気に作っちゃうっていう。
利用の多様性と注意点
いやー、すごいですよね。それって普通ならスタートアップがチームでやるような作業じゃないですか。
そうですね。
それを個人がAIの助けでできてしまうかもしれないと。
ええ。
なんか、一人ユニコーン企業なんて言葉も、あながち冗談じゃないかもって思っちゃいますね。
うーん、可能性は感じますよね。
ファイアーベースみたいなプラットフォームと組み合わせれば、プロトタイプから実際のウェブアプリにするのもかなり現実味を帯びてきますし。
いやー、はや。すごい時代ですね。ただ、もちろん便利な一方で注意点もあるわけですよね。
ええ、それはもちろんです。
AIの回答って情報源に基づいているとはいえ、100%正確とは限らないので。
特に重要な判断に使う場合は、必ず引用元を自分の目で確認して、最終的な判断は人間がしないといけないですね。
そこは大事ですね。あと、プライバシーもちょっと気になるところですけど。
ああ、そうですね。
GoogleはアップロードされたデータはAIモデルの学習には使いませんとは言ってますが。
はい。
アドバイスの改善目的で、人間、つまりGoogleのレビューアーが内容を確認する可能性はあるとはっきり書いてありますね。
なるほど。じゃあ、すごく機密性の高い情報を扱うときは、ちょっと慎重になったほうがいいかもしれないですね。
ええ、そこは状況に応じて判断が必要だと思います。
料金体系とかはどうなってるんですか?
現在、基本的な機能は無料で使えるみたいですね。
あ、無料で使えるんですね。
はい。ただ、もっとたくさんの機能とか容量が必要な人向けに、有料プランのノートブックLMプラスとか、
あと最近発表された企業向けのノートブックLMビジネスっていうのも出てきています。
へえ、企業向けも?
ええ。すでに8万以上の組織で導入されてるなんて話もあるみたいで、ビジネスでの活用もこれから本格化していきそうな感じですね。
なるほど。というわけで、今回はGoogleのノートブックLMについて、基本的な機能から具体的な使い方、そして未来の可能性まで皆さんと一緒に探ってきました。
いやあ、これは本当に自分の知識とか情報を学習してくれて、自分だけの知的なパートナーになってくれる、そんな可能性を感じるツールですね。
そうですね。情報を整理して理解を深めるだけじゃなくて、それをきっかけに新しいアイディアとか、何か創造的なものを生み出すための強力なサポート役になり得るんじゃないかなと思います。
もしもっと使い方を詳しく知りたいなと思ったら、海野さんがUDEMYで提供しているノートブックLMコースっていうのがあるそうなので、チェックしてみるのもいいかもしれないですね。
ええ、いいと思います。
さて最後にちょっと皆さんに問いかけてみたいんですけど、あなた自身の知識とかメモとか経験とか、そういう情報がノートブックLMみたいなAIと対話を通じて組み合わさったとき、外からどんな新しい発見とか、あるいは全く新しい何かを生み出す可能性があると思いますか。その可能性を探ってみるのもなんか面白いかもしれないですね。
それではご視聴ありがとうございました。