仕事に向いてないと感じる瞬間
こんにちは、サチャーレコです。仕事でちょっとしたミスをしたった時とか、頑張ってるSNSの投稿が全然伸びなかった時とか
自分、やっぱり向いてねえわって思ったことないでしょうか。いや、これ思っちゃうんですよね
私もフリーアナウンサーとして11年やってきて、もう何百回というか何千回思ったかわかんないぐらいで
あーまた噛んじゃった、向いてねーとか、またいいコメントできなかった、やっぱり自分向いてないわーとかってなっちゃってたんですよ
っていうことで今回は、こういう1回ミスをすると自分は向いてないって悩んでしまう問題についてでございます
正真正銘フリーアナウンサーに絶対的に向いてなかった私が、実際に2300件以上の指名でお仕事をいただけるようになるまでに気づいた
向いてる人の意外な共通点というのをシェアさせていただくので、よかったら参考にされてみてください
まずフリーランスとかSNS配信とかのね副業とかって、向いてないっていうふうに思い詰めやすい構造がちゃんとありまして
会社とかだと、ある程度は多少ミスしても会社が守ってくれる部分もあるかと思うんですけど
フリーランスって誰も守ってくれないんですよね
もうミスしたらその評価がダイレクトに自分に刺さってくるわけで、だからこそ脳みそが勝手にビビっちゃうんですよ
おい、これ以上傷つくと立ち直れないから、向いてないっていうことにしてもう諦めさせようぜって脳みそがもうそういう考えになっちゃって
向いてないっていう結論は、私たちの傷つきたくない脳が作り出していくものなんですよね
向いてないなら仕方ないよねって思えるとちょっと安心するじゃないですか
でもここでちょっと私の恥ずかしい話もさせていただくと、フリーアナウンサーを11年やってきたんですけど
スタート地点は正真正銘、もうマジでフリーアナウンサーに向いてなさすぎる人だったんですよ
だって、もともと話下手で、人より声も小さいって言われてて、滑舌も悪くて、極度の人見知りで
普通に無理じゃないですか。どの点数も取れてなくて
だから最初やるって決めた時、周りが絶対に無理だよ、君には無理だよって言われてたくらいなので
実際にフリーアナウンサーになってからも、現場に行ってもスタッフさんたちとすぐにはなかなか馴染めなかったりとか
インタビューも苦手で会話が全然弾まなかったり、ニュース読んだら噛むし
あまりにも物を知らないから怒られっぱなしだし、毎日毎日
自分本当にこの仕事向いてないんだな、やめたいな、恥ずかしいな、もうやっぱ向いてないとか
ずっとループして泣いてたんですよ
向いてる人の共通点
現場でかっこいい仕事をされている先輩たちを目の当たりにして、その先輩たちは向いてていいなーとかって本気で思ってたし
でも向いてないってね、思ってもどうしても私はこの仕事を諦めきれなくて
そしたらもう、その向いてないなら向くようにするしかなかったんですよね
これちょっと言葉遊びみたいになってるけど、これ真理なんです
自分で向いてないなって決めた瞬間、もうそっちを向かなくなっちゃうんですよ
自分が向いてないって思ったらもう向きようがなくなるんですよね、その本人が思っちゃうと
だから私は向いてないっていうのは思いながらも無理やりそっちを向き続けて努力を続けました
そしたら10年経った時には、もう氏名でお仕事をいただいた数2300件以上を超えて
周りからも、本当この仕事転職だよねとか、本当この仕事向いてるよねって言われるようにまで慣れたんですよ
だから、何事も向いてなくても大丈夫だよねっていうことは私も身をもって学んだんですけれども
じゃあ本当に向いてる人ってどんな人なのかっていうところで
私は特殊なメディア業界で11年間いまして、周りが割とフリーランスだらけの世界だったんですけど
自分含めてフリーランスとして働く人たちを11年見てきて、向いてる人にはある共通点があったんですよ
向いてる人っていうのは、ミスをしない完璧な人とかじゃないんですよね
実は向いてる人っていうのは、リカバリーが早い人なんです
そうリカバリーが早い人。昔あるロケ現場での話なんですけど、ある芸人さんがディレクターさんにね、もうバチボコに怒られてたんですよね
公開処刑レベルで、普通の人だったらショックで1、2週間は寝込むんじゃないかなっていうぐらいのレベルの怒られ方をしていて
これはさすがに元気な彼も答えただろうなぁと思ってたんですけど、でもその芸人さんが次の日もケロッとして現場に来て
おじゃまーして。昨日すいませんでした。もう今日は新しい俺なんでとかって言って、全力で笑い取りに行ってたんですよ
まぁちょっと反省しなさすぎるところもあったからそれはどうかと思うんだけど、でもそれを見てたプロデューサーの方が言ってたのが
あいつは立ち直りが早いから伸びるし残るんだよなーって言ってて、なんかそれがずっと私の心に今でも残ってるんですけど
改めて、やっぱりプロの世界で求められているのって、全く失敗しない技術とかじゃなくて、失敗した後、ミスした後に立ち上がる図太さみたいなものもあるんだなって学ばせていただいたんですよね
このリカバリーする図太さないと無理なんですよ。ちょっと1回ミスしてね、もう私は立ち直る権利ないというか、もう次の現場に立つ権利ないし
元気いっぱいに仕事やる権利ないとかって言ってたら、もう仕事にならないから
結局その11年の間に、自分向いてないんだって言って辞めていった人、数え切れないぐらい見てきたんですよね
私の周りも一切合切辞めていったし、でもちょっと厳しい言い方になっちゃうんですけど
向いてないって言って辞めた人だけが、結果的に向いてない人になっちゃったんですよ
逆に、どれだけミスしても怒られても失敗しても才能がないって落ち込んでも
うるせーよって、それでもこっちはやりてんだ、バカ野郎!ぐらいに、むっすりぐらいアグレッシブにしがみついて、また取り組める人
そういう人だけが数年後に、あの人向いてるよねって言われるようになってました
仕事に向き合う重要性
てことで、もし今あなたが何かミスをしちゃったりだとか、うまくいかなかったりして
辞めたいなぁ、向いてないなぁって思われてるんだったら、大丈夫です
それはもちろん、あなたが本気でその仕事に向き合っている証拠、しっかり誠実に取り組まれている証拠でもあるし
本当に自分の気持ちとは全く違う何かを誰かに無理やりやらされてるみたいなもので、向いてないなっていうのはまた別なんですけど
本当にあなたがやりたいって思ってるものなら、向いてないって思っててもそのリカバリーの速さでいくらでも立て直すことはできるし
それがあなたを向いてるっていう方に一歩一歩進ませてくれるものなので
よかったら、今回の内容ちょっとでも何かヒントになればいいなぁと思ってシェアさせていただきました
あの、SNSも一緒ですよね。最初どれだけ投稿しても再生されないとか、誰にも見てもらえないとか反応もらえないとか続くと
やっぱり誰しも、あー自分向いてないんだなぁって思っちゃうと思うし、私自身もずっと思ってきましたし
何なら私パソコンとかがね本当に嫌いで、電源の入れ方さえ分かんないところから、向いてなさすぎるところから今はこのパソコンで仕事ができてるので
その向いてないって思うところがスタート。今すごそうに見えてる人たちも実は最初向いてないっていうところからスタートしてて
向くように頑張ってこられた人たちだらけだと思うので、あとは私たちも向いてないって思いながらも
必死に食らいついて、それでも向くようにするにはどうしたらいいかなって行動を積み重ねていくことで
また自分がやりたいことを自分に向いてるっていうふうに動かすことができると思います
ちょっとでもヒントになりますように。今回はもう一つ、今回の内容と合わせて聞いていただきたい
あきらめたくなるときこそチャンスですっていうテーマで話している回をチャプターに貼ってます
もしよかったらこちらも合わせて聞いてみてください。アンドロイドの方はぜひspotifyであきらめたくなるときこそと検索していただくか
概要欄の方のリンクからよかったら飛んでみてください。これからもフリーランスの学校で楽しく一緒に学んでいきましょう
私さちあることはまた次の木曜日ですね。2025年も残り少ないですが心残りがないようにまだ時間はあるので
今年中にできることは今年中にやっていきましょう。毎日お疲れ様です