SNS発信の影響
こんにちは、サチュアルコです。日頃からSNS発信とか副業を頑張ってらっしゃる方、SNSとかでね、クライアントさんとか仕事仲間の愚痴って書いてたりしますでしょうか?
もしくは、「鍵垢だから大丈夫っしょ?」とか、「裏垢だからバレないっしょ?」とかって思って、いろんな愚痴、こっそり書いてたりする方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
今日は、フリーランスにとってね、一番怖い信用に関わるお話で、かつ仕事が増える人と仕事が消える人の言葉選びの決定的な違いについてお話ししていきます。
こっそり書いた愚痴って、バレることがあるんですよ。
120%バレますよとは言わない。ちょっとね、ちゃんと切り抜けられる愚痴もあるかもしれないんだけど、でも実際にそのたった一つの愚痴投稿が原因で、数百万単位の年間契約を失っているフリーランスっていうのも、私自身この目で、間近で見てきたんですよね。
そう、恐ろしい。まず、フリーランスとか副業で仕事をしてると、スキルさえあれば評価されるって思いがちなんですけど、でも発注する側のクライアントさんってね、私たちが思ってる以上に、私たちのSNSとかブログとか日頃の発信とか、もうFBI並みにチェックしてたりするんですよ。
私がフリーアナウンサーだった頃、実はある先輩が仕事の、愚痴まではないけどちょっとだけネガティブな話をSNSの裏垢で投稿してたんですよね。
ちょっと疲れたぐらいの、それぐらいの投稿だったんですけど、先輩も軽い気持ちだったと思うんだけど、でも本当に本当にちっちゃなものでも、いつ知られるかわかんないもので、その投稿をなぜかクライアントさんの誰かが見つけたみたいで、それがめちゃくちゃ大問題になりまして、
翌年の契約更新、無しになっちゃったんですよ。もうバッサリ切られていて。でもこれ、別に特殊な例じゃなくて、そのフリーランス仲間とか経営者同士の間でも、こういう情報交換っていうのはいろいろ裏で行われてって
あの人は仕事が早いけど裏でこういうこと言ってるんだよねとか、あの人いい人そうで危険だから気をつけた方がいいですよとかって、裏でちゃんと何かしらほころびっていうのは出ていて、知らない間にSNSとかの世界でもチャンスを逃してる人って本当に多いんですよ
誰も見てないだろうなーとかって思って吐いた毒っていうのが、そのデジタルタトゥーみたいな感じで、必ず自分のもとに帰ってきてるんですよね
だから基本的に誰かを攻撃する愚痴とか仕事の不満っていうのは、SNSには絶対に書かないことです
愚痴と弱音の違い
愚痴で伸ばしてるSNSがあるのとかもわかるんですけど、長期的な視点で見ると、その人と一緒にお仕事したいかって思われるかどうかなんですよね
これはもう、かれこれフリーランスで15年ぐらい仕事をしてきた身として、生存戦略としてすごく大切だなーって感じています
ただし、一切愚痴も悪愚痴も言いなさんないよっていうことじゃなくて、公の場ではやめておきましょうっていうだけなんですよ
そう、何も言うなってなると辛くなるじゃないですか
ここからが今日の最大のポイントなんですけど、大事なのは、毒を吐くのか弱音を吐くのかっていう、この違いなんですよね
嫌われるのは多色思考の毒とか悪口で、でも逆にファンが増えるのは自分に対する弱音なんですよ
例えば私もラジオ番組でパーソナリティを務めていた時、なんかね最初カッコつけて背伸びして完璧な自分を見せようとしてた頃
完璧な自分なんてあるはずないのに、完璧な姿を見せようとしていた頃がありまして
それよりは素直に、正直に昨日ポンコツすぎて、こんな失敗しちゃったんですよねっていう、自分のポンコツエピソードを話した時の方が圧倒的にリスナーさんからの反応って良かったんですよ
これって、愚痴は愚痴でも自分に対するちっちゃな後悔なんですよね
だから漫画のキャラクターとかで考えてみたら、もしかしたらわかりやすいかなって思うんですけど
例えばスラムダンクの桜木花道さんいらっしゃいますよね
彼がもし監督の悪口を陰でこそこそ言ってたりとか、陰でこそこそチームの仲間の悪口言ってたら、誰も応援したくならないと思うんですよ
でも彼は、「くそー!なんで俺はこんなに下手なんだ!」とか言って、自分の未熟さについてそれに対して悔しがってジダンダ踏んでるから
頑張れ花道!とかって応援したくなる気がするという個人的な感想ですけど
でもアンパンマンだってそうですよね
アイツかけやがって、バイキンマン、アイツネクラなんだよとかで、根に持つタイプだったら子供たちもこんな大人にはなりたくねえなとかって思うかもしれないし
顔が濡れて力が出ないとかで、自分の弱さをさらけ出すから愛されてるわけですよ、アンパンマン
で、これは私たちも一緒なんですよね
SNSで他の人の悪口とか環境のせいにしてる投稿っていうのは、やっぱり見ていて心がザワザワしちゃう人が多いわけです
悪口とかに慣れてる人はそうじゃないと思うけど、そういう場合はね、ちょっと麻痺しちゃってる場合もあると思うんですけど
でも例えば気合を入れて作った資料が保存せずに消しちゃって立ち直れないとか、初めての確定申告意味不明すぎて泣きそうとかって
そういった誰のことも攻撃してないような、等身大の弱音とか失敗談っていうのは全然違って、むしろあなたの人間みっていう魅力になってきます
だから線引きはもうたった一つで、その言葉の矢印というのが他人に向いているのか、自分に向いているかですよね
信頼を守るために
矢印が他の人、あいつが悪い、あの人が良くないとかって、そうやって向いてる投稿はあなたの評価を下げてしまって、仕事も遠ざけます
でも矢印が自分、自分がやっちゃったっていう方に向いてる投稿は、応援してくれる人たちに繋がるんでしょ
これ本当に似てるようで全然違うものなんですよね。なのでもしどうしても誰かの悪口を言いたくなっちゃったら
私もねフリーアナウンサーの大先輩にも身に染みて教わってきたことではあるんですけど
とにかく言いたくなった時は、スマホを置いて紙のノートに書き殴ってビリビリに破って捨てたりだとか
本当に信頼できる家族とか友達だけに聞いてもらうのがいいかなと思います
私の場合はね、結構足の引っ張り合いのある業界だったもんで、その私の悪口を引き出そうとするライバルもいてね
やっぱり信頼できるかどうかってとても大事なんですから、だから信頼はせずに本当に身内の信頼できる人だけに吐き出すのが最適解だったなって
自分の経験を振り返っても思っています
フリーランスとか発信者やってるとついSNSで発散したくなる時もあると思うんですよ
でも画面の向こうには必ず不特定多数の人がいて、そこにはクライアントさんもいらっしゃる、未来のクライアントさんもいらっしゃるわけで
あなたの言葉一つで信頼は積み上がりもするし、一瞬で崩れ落ちるっていうのもあって
私の業界でもこのSNS投稿一つで仕事を失っている方々が結構いらっしゃったからこそ
あなた自身を守るために心の片隅に、よかったら今回の話置いておいてください
今回の内容もちょっとでも参考になっていれば嬉しいなと思います
あと自分に対する弱音っていうのはいいですよってことなんですけど、その弱音ばっかりだとまた違いますよね
そこから改善するべきところでこうやって努力しましたとか工夫しましたっていうのも見せていくのがいいのかなと思います
参考になりますように
今回はもう一つ、超成果を出す人が密かにやっている3つのずるい習慣というテーマで話している回をチャプターに貼ってます
もしよかったらこちらも合わせて聞いてみてください
あとAndroidの方はぜひSpotifyで超成果と検索していただくか、概要欄の方のリンクから飛んでみてください
お手伝いをおかけしますがよろしくお願いします
これからもフリーランスの学校で楽しく一緒に学んでいきましょう
私さちあることはまた次の木曜日お耳にかかります
毎日本当にお疲れ様です