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こんにちは、サチュアレコです。今日はボイシーのハッシュタグ企画で、【使わない方がいい声がけ】というのがありましたので、今回は
私の仕事での過去の失敗も踏まえながら、【逆効果】SNSで使ってはいけない褒め言葉3選というテーマでお伝えしていきます。
相手を褒めるってすごく素敵なことですよね。いやすごくいいことなんだけど、でもここに落とし穴もあるんですよ。
私は11年間表に出て喋る仕事をしてきて、この褒めるという言葉はね、時に絶大な効果を発揮することを現場でもたくさん実感してきたんですけど
反対に、駆け出しの頃とかはね、特にその褒め言葉を言うことでめちゃくちゃ逆効果になっちゃって
コミュニケーションうまくいかなくなる、現場がうまく回らなくなる、全部空回りしちゃうというのもたくさん経験してきました
本当最初とかね、何にも知らなくて、とにかく褒めれば相手とのコミュニケーションはうまくいくんですよねーとかってめちゃくちゃ勘違いしちゃってる時があって
失敗もたくさんして、インタビューもうまくいかねえぞとかってよくあったんですよ
で、これって実は今のSNSでもよく見受けられるなーって思っていて
ここにちょっと言葉を足せばいい印象になるのになーとか、別の言い回しならいい印象なのになーとか
あー私もこれ昔やっちゃってディレクターに怒られたことあるなーとかいう、いろんな言い回しがあってね
もちろんコミュニケーションなので、ケースバイケースっていうのはありますけど
今回は私が仕事で実際に失敗しながら学んでいった言葉たちなので、日常でも役立つかなと思います
よかったら参考にされてみてください
早速一つ目のNGからお伝えすると、一つ目が、とりあえずただただ褒めるっていうことです
私はもう昔本当にこれだけで乗り切ろうとしてた時がありまして
語彙力がね、当時はもっとないし、何も考えてなかったっていうのも大きかったんですけど
もうシンプルに、すごいですね、かわいいね、いいですねとかって言って
で、相手に、え、どこに対してそう思うの?って聞かれたら
いや、なんかすごいですよね、みたいな感じで全然答えられないという流れで
そうなるとね、いやそれただ言ってるだけで思ってないやろ?って突っ込まれるやつだったんですよ
今考えたらその時の私ってとりあえずとにかく間を埋めようとしちゃってたり
何か相手にいい言葉を言わなきゃっていうね気持ちだけ先走って
これは本当に悪い印象にしかならなかったのでNGなんですよね
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人間本当にお世辞ってすぐわかるじゃないですか
思ってもないのに褒めても相手はそれを見抜いてめちゃくちゃ気分悪くなっちゃって
やっぱりとりあえずのものはバレますよね
なので、ちゃんと伝えるなら本当に心から言うべきで
まあめちゃくちゃ当たり前のことを言ってるんですけど
でもね、人間緊張すると、とりあえず褒めとこうとかってついやっちゃうことってあるんですよ
もちろんいいですねとか素敵ですね、もう自分の中でしっかりそう思える理由があるならいいと思うんですけど
むやみやたらにいいですねとかっていう人は信頼されないんですよね
相手を褒めるっていうことは、自分が相手に対して本当に素敵だなって思うポイントをしっかり把握することも大切です
特に人って自分では気づかなかった意外なポイントを褒められたらすっごく嬉しい気持ちになって
その褒めた側の方も嬉しい気持ちになって、もう褒めることでみんなハッピーになるっていうね最強のサイクルがあるので
だからもう本当にこれだっていう褒め言葉をぜひお試しください
次2つ目がですね、何かと比較して褒めるってことです
比較というのはシンプルに何かと何かを比べるっていうことですけど
誰かを褒める時、何かを褒める時、これがね、知らず知らずのうちに何かと比べた上で褒めるっていうのがよくあるんですよとかありがちなんですよ
例えばベタなもので言うと、何々と比べてめっちゃいいねっていう褒め方ですよね
例えばキノコの里と比べたらタケノコの里の方がいいよねとか、これは可愛い比較だからいいんですけど
実はこうやって褒める時に同じ種類のものを比べるのってめちゃくちゃリスクがあるんですよ
例えば具体的な人の名前を出すのとかは本当にリスクしかないと言いますか
うーん、そのね、うわぁ佐藤さんすごいね!同じポジションの幸ある子さんとは大違いじゃん!とかって
これ言ったら多分その佐藤さん自身はちょっと嬉しいかもしれないんですけど
その周りに聞いている他の人たちはどう思うかっていうと
なんか嫌味やなぁって、嫌なこと言う人だなぁってちょっとなりませんか?
あと幸ある子さんにも失礼ですしね
それなら普通に、佐藤さんすごいね!頑張ってるね!でいいじゃん!っていうことなんです
例えばSNSとかでもインフルエンサーを褒めるために
幸ある子さんよりインフルエンサーのゴンザレスさんの方が好きです!すごいです!みたいな
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ちょっとここまでストレートに言ってるのはなかなかないかもしれないんですけど
でもこういうその無意識レベルでSNSでも言ってるのすごく多いなぁって感じでいて
何かを褒めたいからこそ他のものをディスってる感じ?そう、他のものの価値を落として褒めるっていう構造ですよね
これってわかる人からしたら普通に悪い印象だなぁって思っちゃうし
例えばそのインフルエンサーのゴンザレスさん、誰だよって感じですけど
そのゴンザレスさんが、さっきの投稿とかリプにいいねとかをシェアしたとしたらね
そのゴンザレスさん本人も、幸ある子の価値を落としてもいいと思ってるっていうふうに
周りの人たちからもそう見られちゃうから、インフルエンサー自身もそのいいねとかシェアしにくくなりますよね
いやこれすごくもったいないなぁって思うんですよ
何か目の前のものの価値を上げるために他を落とす必要って必ずしもないですよね
なので、これってわざわざ言う必要あるかなとか、これと比較することで誰かを傷つけないかなっていう視点もちょっとだけ持っておくと
自分も好印象になって、相手も気持ちのいい褒め方ができるはずです
私もね、昔テレビのリポートのお仕事でかなりやらかしてきてまして
うわー!何々より美味しいとか、何々より面白い、何々より素敵とかね
目の前の人に喜んでほしくって比較しちゃってたんですけど、これめちゃくちゃ指摘されてきたんですよ。いろんな人にね
今考えたらなんであんなことやってたのかわかんないぐらいなんですけど
でも目の前のものを褒めたいばっかりに気を取られると、他の視点を忘れちゃうっていうのはあるあるなんですよね
とにかく他と比較する必要がないならストレートに褒める。ストレートが一番、これがポイントです
では最後3つ目、上から目線で褒めるということです
これも難しいところがあるんですけど、もし上司とか先輩とかから
よくできたね、いい質問だね、よく頑張ってるねとかね、言われたら普通にこれはありがとうございますってなると思うんですよ
自分のことを認めてくれたとか、評価してくれたっていう気持ちになって嬉しくなるんですけど
もしこれが例えば、後輩とか部下とか、あなたが全然尊敬していない先輩とかに言われたらどうでしょうっていうところです
想像してみてください。全然仲良くない後輩に言われるんですよね
先輩、この前の資料よくできてるじゃないですか
え、先輩いい質問っすね。先輩、仕事ちゃんとできてるじゃないですか
いやー、思いません?もちろんね、シチュエーションとかその人との関係性にもよりますけど、一般的にはあんまりいい気持ちはしないはずなんですよ
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褒めるというのは相手を評価するのも一つですけど、基本的には相手のリスペクトですよね
こういう相手のリスペクトがない褒め方っていうのもSNSでよく見受けられるなぁと思っていて
相手のリスペクトの姿勢を忘れずに、ぜひぜひ心から伝えたい褒め言葉というのを使ってみてください
今回の内容もちょっとでも何か参考になれば嬉しいです
今回はもう一つ、神人へ愛されるか嫌われるかの決定的な分岐点というテーマで話している回をチャプターに貼ってます
もしよかったらこちらも聞いてみてください
アンドロイドの方はぜひスポティファイで神人へと検索していただくか、概要欄の方のリンクからよかったら飛んでみてください