1. ジャズの入り口案内所
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2024-07-10 39:35

Take23.【Talk Only】『谷村有美から流れるジャズの風を感じる』扉 ~明日のジャズに投げKISS~

【Talk Only】

シティポップではなく、ジャズ、フュージョンの視点で語る谷村有美。

わたくしナッパの音楽のきっかけになった有美さんの音楽を、愛と心意気で語っていきます。

彼女が影響を受けたアーティストやともに作品を創ってきたミュージシャンについて注目することで感じられる、ジャズの風を浴びてください。


◇本日エピソード内で流した楽曲

  *ごめんなさい!Spotifyのみのリンクです。

 Richard Tee 『WHAT CAN I SAY』

      Spotify⁠https://open.spotify.com/intl-ja/track/2EiaOuYfeulrlTcZ5a30qh?si=d3412c02939a4595⁠

 Matt Bianco『Half a Minute』

      Spotify⁠https://open.spotify.com/intl-ja/track/3O81bP230u9S33LWJIdsxb?si=5bea4b6a4b374953⁠

 谷村有美  『Instrumental Part Ⅰ』

      Spotify⁠https://open.spotify.com/intl-ja/track/5g7nPj5Qsk4blrsPQi766U?si=c9d0b439cd924035⁠

       『BLUEじゃいられない』

      Spotify⁠https://open.spotify.com/intl-ja/track/3ENUdKtbdiCgXhmNdjBVcG?si=a3f0b4da2c744835⁠

       『黄昏のシルエット』

      Spotify⁠https://open.spotify.com/intl-ja/track/1YURQhUCV61f7i4oB23xZd?si=6b49f5df77174679⁠

       『ほんとの私』

      Spotify⁠https://open.spotify.com/intl-ja/track/1YMD3eaRYcp0X8CGUZyQI7?si=13d97a080b0640c7⁠

       『FU・TA・MA・TA』

      Spotify⁠https://open.spotify.com/intl-ja/track/1A9BuVE8LgsLAYkqrtBDfz?si=60b10a629f6d4979⁠

       『圧倒的に片思い』

      Spotify⁠https://open.spotify.com/intl-ja/track/6jDXbUA63FAYSyqEIFM8Q0?si=53d679170f334e5a⁠

       『Not For Sale』

      Spotify⁠https://open.spotify.com/intl-ja/track/0EbAFzRW8E9IN5faZPUeaI?si=dd43a23eb94c4564⁠


番組で紹介した曲は、『ジャズの入り口案内所』プレイリストにまとめていきますので、一度聴いてみてください。

AmazonMusic:~Lunchbox~ ⁠⁠https://music.amazon.co.jp/user-playlists/076a4cc967ca4ee183be650ad5330180jajp?ref=dm_sh_6cNXTxIhaFohfl8ZHyOLQz6cK⁠⁠

Spotify:~Lunchbox~ ⁠⁠https://open.spotify.com/playlist/5WENRppkRMIdFvyMCdVX8t?si=Bd_4tSDyQR-u6MpIVHvoiA&pi=T24T4Wa5RrSaz⁠⁠

Cover Art : でぐちしお

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隔週金曜日、大人の時間20:00に更新予定です。

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『surface』『wherever』『Nighit Walking』『Subway』『Favorite Piano』『Trrafic jam』『Good Day』『OK』『Station』『Cyan』『Lamp』 

サマリー

谷村有美さんは最近、ジャズの魅力を感じる音楽を紹介しながら、彼女のアーティスト活動と楽曲からフュージョンの影響を受けることができます。彼女のジャズアーティストとしての魅力やアルバムの特徴を紹介しています。谷村有美の楽曲は、下向きな女性や恋の悩みなどを表現してきましたが、最近は歌詞も大人びています。彼女の曲を通じてジャズの風を感じることができます。特にシティポップやJポップが好きな方に、谷村ユミの楽曲を通じてジャズ味を感じていただき、ジャズに興味を持っていただきたいと思います。

谷村有美の音楽活動の背景
最近では、シティポップの文脈で語られることが多い谷村有美さん。
37年ぶりにデビューアルバムがリマスタリングされ、レコードとして再発売されるなど、今、注目を集めています。
そんな谷村有美さんの楽曲の魅力をひも解きながら、彼女の中に流れるジャズの風を感じていただきます。
ジャズの入り口案内所、案内役のFrank Nappaです。
この番組は、様々な扉からジャズの入り口をご案内するラジオです。
さて、今日はミュージックプラストーク最後の配信ということでありましてですね。
私の大好きな谷村有美さんについて、彼女の楽曲をたくさん流しながら、ジャズの魅力をお伝えできたらと思っております。
早速、ミュージックプラストークお聴きの皆様には、アルバム圧倒的に片思いから、インスルメンタルパート1をお届けしております。
冒頭でも触れたように、谷村有美さんというと、どうしてもシティポップという言葉が最近ついてまわるわけですけれども、
私自身がシティポップの理解が低いのもあるんでしょうけれども、
いまいち谷村有美さんがシティポップという表現をされることに、しっくりきていない部分があって、
最近、先日ご紹介しました、バイクルズ東京さんを聴いたときに、谷村有美さんがフュージョンなんだというようなことをお話しされていたときに、
妙にしっくりきて、改めて聴き直す中で、昔自分が聴いていて、谷村有美さんの楽曲から受けていた影響というか、
好きな要素というのはここなんだなということを改めて原稿化することができましたので、
そんな気持ち、そんな要素を今日は皆さんとシェアできたらなというふうに思っております。
ぜひシティポップが好きな方、それから90年代、80年代の日本のJ-POPが好きな方は、
ぜひ今日の配信を聴いていただいて、ジャズへの入り口を見つけていただければなと、そんなことを思っております。
また、ミュージックプラストークで聴いていただける方については、たっぷり谷村さんの曲を流していきますので、
そちらも併せてお楽しみいただければいいのかなというようなことを思っております。
それでは早速、谷村有美から流れるジャズの風を感じる扉を開けてみましょう。
幼少期から音楽への関わりと影響
まずはですね、彼女のアーティストとしてのバックグラウンドについて少し見ていきたいと思います。
まず彼女自身が初めて出会った楽器は、幼稚園の見学で目にした黒い箱、ピアノです。
そのピアノを見て、あれ欲しいと言って、両親におねだりをして買ってもらったというのが、彼女のピアノとの出会い。
せっかく習うならと、しっかりとしたクラシックの先生について学ぶようになった幼少の頃。
とても上手に弾けるようになってきたということもあって、なんと有美さん、小学校4年生でバンドに誘われて参加しています。
友達のお兄ちゃんがやっていたバンドに、鍵盤弾ける子が欲しいということで、有美さんに声がかかって、初めて参加したそうなんですけれども、
有美さんには絶対音感があるので、おそらく中学生ぐらいなんでしょうね、お兄ちゃん達っていうのはね。
まだまだ始め立てで、キーも合っていなかったり、演奏も下手くそだったりする中で参加して、音がちゃんと出てないんで気持ち悪かったそうなんですよ。
絶対音感の人って、ちょっと音がずれてるだけでも気持ちが悪いって感じるそうなんですね。
実は我が家には娘が2人いるんですけど、この娘が2人ともピアノを習っていて、絶対音感があるんですよ。
すごい特殊能力でね、いろいろな音がドレミで入ってくるなんていうことを言うわけですけど。
それもあったかね、私がこう家で鼻歌歌っているとね、気持ちが悪いからやめてとよく言われておりますけれども、そんな能力が備わっていたということがね、まず一つ。
それからここでね、その気持ちが悪いっていうのと同じように大事な感情を芽生えさせています。
それは、バンドとしてみんなで音楽を作り出すっていうことに対する楽しさ、これをね、ここで感じるということがあります。
以後、ユミさんは高校から大学にかけてもね、友達とフュージョンバンドを組んであり、雑誌やね、あの楽器店での募集、昔は今と違って携帯もSNSもないですから。
インターネットすらないですからね。よく雑誌の広告欄とかね、メンバー募集っていうような欄があったりだとか、楽器屋さんに行くとね、そういった張り紙があってバンドの募集をしているっていう光景をよく見かけたわけですけれども、
そういった中でね、いろいろなバンド活動に参加していくという青春時代を送っております。
一方でね、クラシックのピアノを習っている先生からはね、タッチが荒れているということで、クラシック以外の曲を弾いたでしょうということでお叱りを受けたっていうエピソードもね、ご本人の著作の中で述べられていますけれども、
そんなふうにしてピアニスト谷村ユミという側面から音楽に触れていきます。
フュージョンの影響とアーティストとしての特徴
また、ユミさんが影響を受けたアーティストとして名前が上がるのが、カシオペア、渡辺貞夫といったジャパニーズフュージョンの顔ぐれ、
そしてパーシーフェイス、ビリー・ジョエル、さらにはリチャード・Tといった名前が聞かれます。
これらの人たちの名前を聞いて気づくことは、コテコテのジャズではなくて、フュージョンのアーティストから影響を強く受けているということ。
そしてまた、インストゥルメンタル、それからピアニストの楽曲も聞いていたということがよくわかります。
ですから、ユミさんの楽曲から感じるジャズの風というのは、フュージョンの風、これを感じることができます。
また、ファーストアルバムのBELIEVE INの録音の時に、ユミさんが休憩時間中にバーシアというアーティストのアルバムを買ってきて、
その録音現場でスタジオでみんなと聞いたというエピソードをよく話されていて、
このバーシアのアルバムがとても好きだということを折に触れて話をするわけですけれども、
前回の谷村ユミの扉でもお話をした、バーシアというユミさんのセレクションアルバムの中にも、
実はこのバーシアのソロナンバーが収録されておりますけれども、
このバーシアというのは元々、マットビアンコというラテンのフュージョンバンドというか、
そういったようなバンドのボーカリストとしてデビューした経緯があって、
このマットビアンコを聞くと、デビューした後のバーシアを聞いているんですけど、
その後きっとこういったバーシア、マットビアンコの影響を多分に受けているんじゃないかなと思われるようなメロディ展開もされていきますので、
またそのタイミングでちょっと触れたいとは思いますが、いろいろなアーティストからの影響を受けております。
さあ、そんなユミさんの楽曲からフュージョンを感じるポイントとして、大きく今日は2つ注目してみたいと思います。
1つはアルバムを作った時のアレンジャーとそのコンセプト。
もう1つはソロパートの充実というところがあります。
まずこのアレンジャーとアルバムコンセプトということですけれども、
ユミさんのアルバムは何枚か出されているわけですけれども、初期3部作と言われるもの。
1枚目のBelievingでは自分のことを信じて、自分のデビューすることに対して、
ちょっといろいろ葛藤を抱えていたユミさんにとって、
このアルバムを出すことで自分自身を信じて自分を表現していくという気持ちの表れとして、
Believing、自分を信じるという音楽を信じるという気持ちを表したタイトルをつけています。
そして2作目のFaceでは自分の顔を覚えてもらう。
自分はこういう楽曲を歌うんだよっていうようなことを紹介する。
そしてHereでは自分の考え方や音楽性を伝えていく。
こういったような3部作になっておりまして、アレンジャーもいろいろな人が関わっています。
こちらのことについて触れていくとちょっと時間が本当になくなってしまうので、
今日はここら辺で止めておきまして、
この3部作を見るだけでもですね、彼女の楽曲からフュージョンを感じることができます。
楽曲の雰囲気もそうなんですけれども、やはりね、ソロパートの充実。
特にサックスのソロパートっていうのが耳に残ります。
この当時のサックス部分を吹いていた人は、実はですね、前回の回でも紹介しました。
元Tスクエア。この後にTスクエアに加入することになるホンダ・マサトさん。
そしてジェイク・コンセプションさん。
このジェイク・コンセプションさんっていう人はですね、スタジオミュージシャンになると思うんですけれども、
フィリピン出身の方で、アジア界隈ではですね、サックスの王様なんて言われるぐらい、
とても有名な方で、本当にいろいろな日本のミュージシャンとね、
共演をして、かげながら名曲のサポートをしている、そういう人なんですけれども、
初期の谷村意美さん、そして後期ですね、にも数曲参加していますけれども、
意美さんの楽曲を支えた名サックスプレイヤーであります。
そしてこの初期の頃に参加していたアレンジャーの中に、西脇達也さんという方がお見えになります。
この方と中期のプリズム、愛は元気です、という作品を2,3曲で作成するわけですけれども、
このアルバムを作るときに、今度はね、自分たちらしさを全面に落ち出した、
オリジナリティを出したアルバムを作りたいということを話し合ったそうです。
そこで出てきたキーワード、コンセプトがフュージョン。
ですから多分にね、フュージョンの風をここで十分に感じることができます。
このまず西脇達也さんという方ですけれども、この方キーボーディストでして、
ご自身でもバンドとかをされていたんですけれども、主にはアレンジャーや編曲家として、
プロデューサーとして活躍をされている方なんですけれども、
あのクラムボンの楽曲を担当している水戸さんにもですね、注目されて尊敬をされているような、
そんな素晴らしいプロデューサーなわけですけれども、
まずこの人自身がですね、キーボーディストとして一流だと思うんですけれども、
もうガンガンにキーボードのソロ部分、シンセサイザーのソロ部分をね、
存分に引き散らかしているっていうところがね、まず一つポイントになってくるかなと思います。
特にもうスタートの1曲目、ブルーじゃいられないっていう楽曲の中でですね、
谷村ユミの魅力とアレンジ
他の楽器とね、セッションを始めて、もう本当にジャズアルバムの中間にあるセッション、
ソロパートのキュッと時間が短いバージョンぐらいですけども、
熱量がね、それに引きを取らないぐらい熱いプレイを披露しております。
他の楽曲でもね、ちょいちょいキーボードのソロプレイが入ってきたらこの人ですね。
またこの方のアレンジで、このユミさんの魅力をすごく引き出しているって思うのが、
ユミさんをバックコーラスに採用した多重録音。
何重にもユミさんの声が重なり合って、反響するようなバックコーラスをたくさん取り入れていて、
それがね、谷村ユミらしさ、この頃の谷村ユミらしさの1つの特徴にはなっているんですけれども、
先ほど登場したマットビアンコのね、バーシアがやっぱりね、
このサイドボーカルだったりバックコーラスに回った時に、
こういうね、多重録音みたいなアレンジをされていることが多くて、
もちろんバーシアのね、ソロのアルバムの中でもね、そういった演出ってされてるんですけど、
これを聴くとね、きっとユミさん、西脇さん、このね、マットビアンコやバーシアの楽曲、
聴いてたんだろうなーっていうことをね、感じずにはいられません。
やっぱり自分が聴いてきた、栄養として吸収してきた音楽っていうのが、
やっぱりその人の音楽性になっていくと思いますからね。
きっとこの大好きなバーシアのそういったエッセンスもね、
この頃自分の音楽の中に取り込んでいたんじゃないかな、というようなことを思います。
またですね、他の曲を見ていくと、ユミさんのね、最近の代表曲なんですかね、
Spotifyなんかで見ていると一番上に出てくるのが6月の雨。
こちらはですね、もう、曲の流れ、内容というかね、アレンジがもうザ・フュージョンと言っていいぐらいですね。
曲を通してフュージョンを感じることができる楽曲となっております。
ただね、いまいちユミさんをフュージョンの視点で語ることが少ないっていう理由が、
まずフュージョンにあまり需要がないこと。
これはね、否定ができないところはあるんですけど。
もう一つは、このユミさんの声がポップすぎるですね。
いわゆる彼女の声ってクリスタルボイスって言われるようなね、
透明感のある、透き通った、高くて突き抜けるようなね、
そして明るくて穏やかな歌声っていうのが魅力だと言われるんですけれども、
こういった声がね、どうしてもアイドルっぽさ、
それからJ-POPっぽさを強調してしまって、
現在ではね、シティポップの文脈で語られる要因の一つなのかなっていうようなこともね、
感じなくはないんですけれども、
一旦ユミさんの歌声をちょっとね、脳内でボリュームをスーッと絞っていくと、
この楽曲の中にね、フュージョンをすごく感じることができます。
そのフュージョンを感じた上で、改めてユミさんのボーカルを乗っけていくと、
谷村ユミさんの魅力っていうのがね、しっかり味わえるんじゃないかなというふうなことを思います。
ユミさんのフュージョン要素と歌声
またその他の曲もですね、
例えばようこそ愛する気持ちっていう曲については、
これもハイリーから、まるでアコースティックアルケミーっていうフュージョンバンドがあるんですけど、
カタリーナキスっていう代表曲、このオマージュなんじゃないかって思うようなドラムの入りから、
イントロの入りから楽曲がね、進んでいきます。
またツバメに会える頃にっていう曲については、
これもあまり語られることないんですけど、
脳内をフュージョンを聴くっていうチャンネルに合わせて聴くと、
名曲に聴こえてきます。
普通に聴くとJ-POPのかわいらしい、透き通ったミドルナンバーな曲に聴こえるんですけれども、
ちょっと今日はこういう曲からジャズのエッセンスを感じ取っていただけると、
いつものユミさんと違った味わいができると思います。
またここで特別な曲が1曲あってですね、
黄昏のシルエットという楽曲があるんですけれども、
この曲はちょっとラテンチックというか、
ボサノバ調のキーボードの演奏から入っていくんですけれども、
この曲の中でユミさんのピアノのソロパートがあります。
ユミさん自身ね、自分のアルバムの中で弾き語りをしたりとかね、
そういう楽曲って結構あるんですよ。見ていくとね。
特に後期に多いんですけど、
その中で唯一と言ってもいいほど、
このね、フュージョンのソロ、
昔フュージョンバンドで鳴らしていた、
あのキーボーディスト谷村ユミを感じることができる、
このアコースティックピアノのソロパートが、
この黄昏のシルエットには収録されています。
歌手谷村ユミではなくて、
ジャズアーティスト、ピアニスト谷村ユミを感じられる1曲。
特別な曲と後期のアルバム
ぜひね、聴いていただきたいなというふうに思います。
この後ですね、ドシルというアルバム、
これが皆さんあまり語られないんですけど、
僕からすると一番大好きなアルバムで、
一番最初に買ったアルバムでもあるんですけど、
ユミさん自身もね、休業中に改めて聴いてね、
なんて素晴らしいアルバムなんだっていうことを、
出前見せながら思ったっていうことをお話ししてますけれども、
作った当初はね、結構マニアックなアルバムだなっていうことを本人も思ったらしいんですけど、
とても素敵なアルバムですよ。
アレンジャーはね、いろんな方が交わる形で、
ちょうどこの中期と後期をつなげるようなアルバムにはなるんですけど、
今までの西脇さんのアレンジの曲もあれば、
この後タッグを組んでいく清水信之さんとのタッグの曲もあります。
私の大好きな退屈な午後っていう楽曲もこの中に入っているんですけど、
この曲だけで2、30分話せちゃいますのでね、
ちょっと一旦置いておいて、
このドシルっていうアルバム、いろんな部分が変わるんですけど、
前作と打って変わってですね、少し落ち着いた印象の楽曲になってきます。
もう少し柔らかい音の印象の曲が多いですね。
そしてプリズム、それから愛は元気ですというね、
この爽やかでキラキラした春から夏に聴くとね、
本当は春がいいと思うんですけどね、新緑の季節に聴くと、
ぴったりするような2枚から打って変わって、
冬に聴くとぴったりくる、そういうアルバムに変わっております。
このアルバムの中からですね、
ぜひとも聴いていただきたいこのジャズを感じる1曲が、
本当の私という楽曲。
この曲は当時コンタクトレンズのCM曲として使われていまして、
マイティアプラスという商品だったと思いますけれども、
テレビを見ているとね、姉妹商品のマイティアCLっていう商品が
主力で売られてまして、CMを流れるのもマイティアCLが8割型。
時々この残りの2割の確率で流れるのがマイティアプラスという商品で、
そこで流れていたのがこの本当の私。
とってもポップで明るいメロディーでね、
ジャズを感じるというよりは、本当にJ-POPの王道の楽曲に聴こえるんですけれども、
この曲のソロパート、サックスソロのパートが
本田雅人さんが吹いているんですけど、
過去一本田さんがバリバリにサックスを吹き散らかしているという曲になって、
フェードアウトで終わっていく曲なんですけど、
このフェードアウトの曲の最後までサックスが鳴り続けています。
その後のサックスプレイがどうなったのかっていうのもすごく気になって、
演奏終わりまで聴きたいなって思っちゃうぐらい、
本当に素晴らしいサックスプレイ。ぜひとも聴いていただきたいと思います。
またですね、この曲のアレンジをしているのが、あの亀田誠二さん。
きっと音楽詳しい方、オタクの方はね、ピンとくると思いますけど、
あの椎名林檎さんのデビューアルバムから東京事変のベースの時まで、
ずっと一緒に活動をしてきた名プロデューサー、
そしてその他にもグレーのプロデューサー、
その他たくさんの有名アーティストのプロデュースを手掛けてきた、
まさに期待のヒットメーカーが、
まだそこまで大きなビッグヒットに恵まれる前に、
忌みさんと組んで作成した曲がこの本当の私ということになっています。
ですからそういった意味でもね、ちょっと音楽マニアとしては見るべき、
聞くべきところのある楽曲なのかなということは思います。
そしてこのドシルを境にですね、もう一曲、もう一枚、
ベストアルバムwith2というのを挟みまして、後期に入っていくわけですけれども、
愛する人へ、アモンクールというね、アルバムを出します。
もうこのアルバムについても話したいことたくさんあるんですけども、
90割割愛しますね。
いい名曲とかたくさんあったり、
アルバムに込められた思いとかね、
喋りたいことは山ほどあるんですけど、
エッセンスだけいきますね。
まず大きな変化として、すべての楽曲で作詞作曲を手掛けるようになります。
またアレンジャーに清水信之さんを迎えて、
ちょっと雰囲気を変えてくるのと同時に、
プロデュースもね、井美さん自身が行っていくようになります。
より自分を、自分の手で表現、
自分らしさを表現していくフェーズに入っていくわけですけれども、
楽曲の雰囲気もね、とても大人な雰囲気に変わっていきます。
この清水信之さんとは、
ドシルンのね、退屈な午後でご一緒してから関係がスタートするわけですけれども、
この方もピアニストでして、
なんか井美さん、ピアニストの方と組むこと多いなと思うんですけれども、
清水さん自身もこの楽曲の中で、
素敵なピアノのプレイをね、披露してくださっておりますけれども、
今まで、このなんていうか、キラキラした、
とってもいろんなことに前向きで、
谷村井美さんの楽曲表現
下向きな女性を歌ってきた谷村井美さん。
恋にまっすぐでね、そういった恋に悩んで一歩引いてしまうような、
そんなね、心の優しい、
ちょっとね、強くなりきれない女性。
また夢へ向かってね、自分を信じるような、
そういったファンの心を、背中を押してあげる、
自分を信じる女性、そういったものを表現をしてきた、
谷村井美さんの楽曲なわけですけれども、
この頃からね、ちょっと歌詞も大人びてきます。
例えば、恋人がいるのに違う人に惹かれてしまう、
プタマタな曲。
また自分からね、別れを切り出して、
次のステップへ旅立っていく、少し強い女性。
またね、恋人の浮気、これに気づいていながら、
問い詰めたりバタバタするのではなくてね、
じっとその様子を把握しながらも、黙って見ている女。
これまで歌ってこなかった女性像を、
ここに来て表現するようになります。
またね、いろんな恋に対してもね、揺れ動く葛藤、
それから、よくないんだけれども、
っていうようなことに対してもね、
そういった弱い自分を許してほしいって言いながら、
進んでいく、そんな女性の姿も歌っております。
ジャズを感じる曲
では具体的にどんな曲があるか、
ジャズを感じる部分で触れたい曲があります。
後期の意味さんを語る上で、
私自身が欠かせないと思っている曲、この曲です。
アルバム、愛する人へに収録されています。
ふたまたという楽曲。
楽曲自身ね、スタートから少しAORの風を感じるような、
スローなミドルテンポのフュージョンの風を感じる
ナンバーなんですけれども、
冒頭部分からね、早速サックスが響いてきます。
このサックスを聴いて、何か感じる方がいたら、
それはもう、ジャズの入り口、マニアの方だと思います。
こちらの楽曲でサックスを吹いているのが、
時秀文さん。
意味さんの楽曲の中で、ただ一つ、
この曲だけにゲスト参加されていますけれども、
またね、この、
ジェイク・コンセプションさんとか、
本田正人さんとは、
違ったサックスを、
大人のサックスをね、吹いてくれています。
聴いた人でね、取り払った人いませんでしたが。
僕は、この曲が発売された当時、
中学生でしたけど、
時秀文さんという方は知りませんでしたけど、
このふたまたのサックスが大好きでね、何度も聴いてました。
後にというか、つい最近ですよね、
時秀文さんというものをきちっと聴くようになって、
認識するようになって、
今回改めてね、この曲を聴いたらね、
震えましたね、やっぱり。
とても素敵ですよ。
これでジャズを感じないって言ったら、
あなた、それはちょっと違いますよね。
というぐらい、
存分にジャズを感じていただけるんじゃないかと思いますけれども、
この曲のね、面白いのは、
実は、この愛する人へから2作後のね、
95年に発売された、
圧倒的に片思いというアルバムの中で、
逆ふたまたっていう曲があって、
個人的にはこれ、
ネットとかでも書かれることあるんですけど、
逆ふたまたって、
ふたまたに対するアンサーソングなんじゃないかっていうことをね、
連想させます。
逆ふたまたね、
先ほどちょっとしゃべりましたけど、
自分のパートナーがね、
浮気をしているにも関わらずね、
それを把握している、
知っているにも関わらず、
黙って見ているよ、
っていう女性をね、歌ってます。
初めてこの曲を聴いた時に正直ね、
めっちゃ怖っていうふうに思った。
そんな記憶がありますけれども、
今聴いてもね、
唯一、いみさんの曲の中で、
ホラーを感じる曲なんですけど、
これは別に自分にやましいところがあるわけじゃないんですけど、
改めてそういうふうに聴き出しちゃうとね、
そうにしか聴こえなくなるっていう、
素敵な曲なんですよ、素敵な曲なんですけどね、
そういうふうに聴こえてくる、
また特別な曲であります。
ラテンの香りを感じる楽曲
またこの頃ですね、
いみさんが写真集を発売するために、
ブラジルへ撮影に行かれています。
このタイミングでですね、
ブラジル音楽にたくさん触れられたということを、
本人もおっしゃっていまして、
多分にね、その影響を感じることができます。
ですから特にこの
圧倒的に片思いっていうアルバム以降はですね、
ボサノバだとか、
ラテンの香りっていうのがね、
強く、色濃く出てきます。
例えばですね、
もうすぐあなたが帰ってくる、
という楽曲。
とってもポップで、
遠距離恋愛していた彼がね、
帰ってくるっていう、
ウキウキした、
可愛らしい女性のね、思い。
さっきから女性女性って言ってますけど、
これゆみさんが歌ってるから、
私基本的に女性の歌だって決めつけて聴いてますけどね。
別にあの、
女性に限らず聴いていただければいいんですけど、
私はそういうふうに聴いたというだけのことなので、
一応補足しておきますけどもね、
男性だっていいわけだと思いますけれども、
とにかくね、
もうすぐあなたが帰ってくる、
っていう可愛らしい、
ポップな歌があるんですけれども、
アレンジがとっても、
ラテンのリズムでですね、
そのラテンのリズムが、
とてもそのウキウキした、
心の様子、
心のね、跳ねる様子、
これをね、よく表して、
表現しているなっていうことを、
とても感じる楽曲になっておりますし、
一方ですね、このMoonという、
これはもう本当にジャズを感じる、
ジャジーなナンバーなんですけれども、
その中にもね、やっぱり
パーカッションだとか、聴いていると、
ちょっとね、ラテンのリズムだったり、
ラテンのね、風、
というものをすごく感じることができます。
多分にこのブラジルに行ったっていうのがね、
イミさんの楽曲の作成の中で、
影響というものが強かったのかな、
ということを感じるアルバムになっておりますけれども、
そんなアルバムですけどね、
私が結構好きだなって思っているのが、
この表題曲にもなっています。
圧倒的に片思いっていう曲があるんですけれども、
このギターのフレーズからスタートする曲なんですけれども、
このギターのフレーズがまたね、
いいんですよ、ちょっとボサノバっぽいというか、
ラテンジャズのね、
エッセンスが入ったようなニュアンスが感じられて、
そこにね、この頃のイミさんになってくると、
歌い方も変わってきてまして、
ちょっとやっぱり大人っぽくささやくように、
だんだんそういったようなね、
歌い方も身につけてきていましてですね、
プリズムとかね、愛は元気ですとか、
あの頃のですね、キラッキラしたような、
弾けるようなね、
ハイトーンボイスで歌い上げるというよりは、
ちょっとね、シックな大人の雰囲気で、
バラードナンバーを歌い上げてくる。
そんなね、歌い方に変わってきてはいるんですけれども、
この曲がまたね、とても、
切なくて苦しい女心というかね、
歌い上げております。
で、私自身、なんというかね、
片思いをしている時期っていうのが結構多くてですね、
私は結構、思いを寄せた方にね、
この気持ちを伝えられないというかね、
そういうめめしい恋愛経験というか、
恋をしてきたことが、
この当時結構あったもんですから、
この曲なんか聴くとね、
そういった自分と重ねながらね、
聴いていたっていう思い出があるわけですけれども、
楽曲自身はね、今言ったような、
ナンバーになっておりますので、
とてもね、ボサノバっぽいような、
フュージョンの香りを感じることのできる曲なのかな、
ということを思っておりますけれども、
同じアルバムの、まさにですね、
この次の曲、
信じるものに救われるという楽曲があるんですけど、
これをね、ちょっとだけ紹介すると、
圧倒的に片思いの最後の方で、
一部分だけメロディが変わるところがあるんですよね。
Cメロっていうんですか、こういうの。
まさに歌詞がね、圧倒的に片思いっていう部分を歌うところなんですけど、
圧倒的に片思いっていう歌うが、
メロディが流れるんですけど、
この部分がね、次の信じるものに救われるでは、
信じ続けるものは、きっと救われるっていう歌に、
同じメロディで変わるんですよ。
で、これって、なんていうかな、
片思いで苦しんでいる人に向かって、
次の曲では同じメロディで、
きっと大丈夫だよって、
あなたのそういった気持ちってきっと救われるんだよっていうことを、
言ってもらっているような気持ちがしてですね、
アンサーソングみたいな感じで、
すごくおしゃれな演出だなっていうことを思ったっていう記憶があります。
当時の私のね、本当に淡くて、
甘酸っぱい恋の味を思い出させてくれるような、
思い出のある2曲。
その中からね、今日はジャズを感じ取っていただければ、
ラテンの雰囲気を味わっていただければいいのかな、
というようなことを思います。
今日の中でも少し触れましたけれども、
このユミさん自身がね、歌い上げていく中の信念として、
ずっと僕が感じていたのはですね、
ジャズ味を感じる谷村ユミの楽曲
この自分を信じる、相手を信じる、夢を信じるというね、
何かを信じ続けていくっていうスタンス。
これはもうデビューから一貫してずっと、
彼女の中から感じられる部分だなということを思います。
Believingというアルバムタイトルの話はしましたけれども、
いろんな曲を聴いていく中でね、
信じるというキーワードがたくさん出てきますし、
彼女自身がね、聴いている方に向かって伝えるメッセージっていうもの。
とてもまっすぐで、ストレートで、背中を押してくれる。
また寄り添いながら一緒に悩んでくれるっていうような歌詞が、
とても素敵な作品が多いわけですけれども、
今日はこの谷村ユミさんの楽曲を通じてですね、
特にシティポップやJポップが好きな方、
こういった歌が好きな方はね、
この歌を通しながらジャズ味を感じていただいて、
ジャズというものに興味を持っていただいてですね、
というきっかけにしていただけたら嬉しいと思いますし、
プレイリストに載せた楽曲と谷村ユミの曲を比較
改めてね、この谷村ユミさんの楽曲に興味を持っていただいて、
聴いていただくというきっかけにしていただければな、
というようなことを思っております。
今日ね、プレイリストの方に入れる楽曲ですけれども、
今日ミュージックプラストークでいろんな曲を流してきたわけですけれども、
せっかくですのでね、谷村ユミさんの影響を受けた楽曲ということで、
リチャードTのナンバーを1曲、
そして谷村ユミさん自身の曲の中で、
やっぱり谷村ユミさんの曲というと、
このサックスのソロパートっていうのが、
私にとってとても印象的で大好きな部分でありますので、
外せないですね、時秀姫さん、二股、
そして谷村ユミさん自身のピアノソロが味わえる、
黄昏のシルエット、
合計3曲をプレイリストに載せたいと思います。
谷村ユミさんが影響を受けた、
そのエッセンスとも言えるような楽曲と、
その後の彼女自身の曲を聴き比べることでね、
何か感じる部分を持っていただけるとうれしいなというふうに思っておりますので、
よかったら聴いてみてください。
また今日ミュージックプラストークで流した曲について、
概要欄の方にリンクを貼らせていただきますので、
そちらから実際に聴いてみていただけると、
より楽しんでいただけるのかなと思いますので、
よかったら聴いてみてください。
ということでお送りしてきました、
ミュージックプラストークラストのジャズの入り口案内状、
いかがだったでしょうか。
もうね、このミュージックプラストークは使えないということになるわけですけれども、
引き続きプレイリストに残すような形で、
ジャズの入り口案内状としては配信の方を続けていきます。
また今日みたいなね、
全然ジャズと関係がなさそうなアーティストを引っ張りながらね、
ジャズの入り口をご案内するのも面白いのかなということも感じましたけれども、
よかったらそのあたりもね、
感想をいただけるとうれしいなというふうに思います。
ということで、
ジャズの入り口案内状は各週の金曜日、
大人の時間午後8時頃に配信予定となっております。
また番組の感想、お便り、リクエスト等は、
SNSにハッシュタグジャズの入り口をつけて、
またDMお便りフォーム等でも受けしておりますので、
皆さんの送りやすい形で送ってください。
すべて読ませていただいております。
また番組で紹介した楽曲はプレイリストにまとめております。
2年目のプレイリストはランチボックスというテーマを設けまして、
フタを開けた時にドキドキする、
あのお弁当箱を開ける感覚が味わえるようなプレイリストを目指して作っておりますので、
よかったらそちらもフォローお願いします。
ジャズの入り口案内状では、
周りの人に迷惑にならない程度に、
大音量で聴くことをお勧めしております。
それではここまでお付き合いありがとうございました。
お相手はフランク・ナッパでした。
39:35

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