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2024-08-23 34:07

Take25.『ジャズのY2K 2000年代 日本ジャズブームの扉』

2000年代に起きたジャズブーム。

そのときにブームを牽引した、3名の女性アーティストについてご案内。

◇綾戸智恵

 『綾戸智恵のばば放談』

 https://podcastranking.jp/1746535451

◇ケイコ・リー

 『We Will Rock You』

 https://youtu.be/UkB9HS_oRDQ?si=ik0IKp2B6QMO4lP-

◇寺井尚子

 『スペイン』

 https://youtu.be/EeY6quTLuL0?si=F9c9PdGcwHrV7CWj


◇ポッドキャスト20周年7DAYS配信リレー HP

 https://podcasting.jp/20th7daysrelay.html



番組で紹介した曲は、『ジャズの入り口案内所』プレイリストにまとめていきますので、一度聴いてみてください。

AmazonMusic:~Lunchbox~ ⁠⁠⁠⁠https://music.amazon.co.jp/user-playlists/076a4cc967ca4ee183be650ad5330180jajp?ref=dm_sh_6cNXTxIhaFohfl8ZHyOLQz6cK⁠⁠⁠⁠

Spotify:~Lunchbox~ ⁠⁠⁠⁠https://open.spotify.com/playlist/5WENRppkRMIdFvyMCdVX8t?si=Bd_4tSDyQR-u6MpIVHvoiA&pi=T24T4Wa5RrSaz⁠⁠⁠⁠

Cover Art : でぐちしお

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隔週金曜日、大人の時間20:00に更新予定です。

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『surface』『wherever』『Nighit Walking』『Subway』『Favorite Piano』『Trrafic jam』『Good Day』『OK』『Station』『Cyan』『Lamp』 

サマリー

2000年代に入って、日本のジャズシーンで大きなブームが起きました。このエピソードでは、綾戸知恵、K.コーリー、エライナオコなどの女性ジャズアーティストに焦点が当てられ、彼女たちの影響力や活躍が深く掘り下げられています。2000年代の日本ジャズブームは、ケイコリーや寺井直子をはじめとする女性ミュージシャンの活躍によって盛り上がり、彼女たちの独特なスタイルと音楽が多くのファンを引き付け、ジャズシーンに新たな風を吹き込みました。また、この時期に活躍した女性アーティスト3組が紹介され、Y2Kブームに乗った音楽シーンを振り返る内容となっています。

日本ジャズブームの始まり
最近話題になっているY2Kサウンド、例えば韓国のグループニュージーンズに代表されるように、
2000年代の音楽、この雰囲気を取り入れた新しい音楽、ということでね、最近ブレイクしておりますけれども、
今日はそんな2000年代の音楽、とりわけジャズの世界、日本のジャズシーンにおける2000年代にあったジャズブームについて、少し見ていきたいと思います。
ジャズの入り口案内所、案内役のFrank Nappaです。
この番組は、様々な扉からジャズの入り口をご案内するラジオです。
さて、2000年代にね、実は日本のジャズシーンが一大ブームになったことがあったのを、皆さんご存知でしょうか。
ちょうど私がですね、大学の頃だったわけですけれども、その日本のジャズブームに乗っかってやってきた3名の女性ジャズアーティストがいます。
今日はね、その3名の女性ジャズアーティストを紹介しながら、当時のジャズブームについて少しお話できたらいいかなと、そんなことを思っております。
ということで、ジャズのY2K、2000年代日本ジャズブームの扉、開けてみましょう。
2000年前後のジャズについて、私の思い出を少しお話をするとですね、この頃私大学生で、前にも話しましたけれども、岐阜の大学に通っておりましてですね、
大学1年生の時にですね、このコンビニだったと思いますけど、知らしポスターをね、見ます。そのポスターに、名宝高原音楽祭、サマージャズin名宝っていうことが書いてありまして、
ジャズの野外ライブ、野外ジャズフェスっていうんですかね、っていうのがあるぞと。当時からジャズ興味を持っておりましたのでね、ぜひ行きたいなと思ったんですが、本当にそういうコンサートだとかライブだとか、
田舎物過ぎて行けなかったんで、一人で行くにはハードルが高いということで、当時入っていたサークルの先輩を誘いながらね、確か行った覚えがあります。
確かそれが1998年の夏だったと思いますけれども、名宝高原音楽祭の歴史の中では第9回に当たります。出演アーティストはみんな覚えてないですけど、確かゴスペラーズとか、
日野てるまささんはいましたね。この音楽祭のメインというか、かなり尽力された方でしたので、日野さんはいましたね。それからリアルブラッド、知ってますかリアルブラッドってね。
バブルガムブラザーズのブラザー・トムさんがね、元ヒューマンソウルのジェイ・コーヤマさんとシルキー・フジノさんを誘った3ピースのソウルボーカルユニットなんですけれども、これが面白いバンドでCDとかはデビューはしてないんですよね。
どうしてるかっていうと、こういうねコンサートだとかライブでCDを手売りするってことでね、当時少し話題になっていたんですけど、私もねその手売りしていたCD買わせていただきまして、手売りしているもんですからねサイン欲しいですよね。
サインをね、もらった記憶がありますね。それ2年目だったかな。ちょっとだんだん記憶も潤う覚えになってきてますけど。確か1年目から来てた覚えがありますね。CD売ってなかったかもしれないな。2年目から売ってたのかな。ちょっと覚えてないですけど。
それからね、鳥が確かカシオペア。日本のフュージョン、ジャパニーズフュージョンの草分け的な存在ですよね。カシオペアが確か鳥をとっていて、そこへね、ゴスペラーズの出番が終わった村上哲也さんがね、上半身裸でビール片手に見に来てましたね。
で、ライブを終わった時に、とことこ向こうから村上さんが歩いてきて、僕当時村上哲也さんと顔が似てるって言われてたこともあって、今よりずっと痩せてましたのでね。ご本人に見つけて声かけて握手してもらってね。
で、僕、村上さんと似てるって言われてるんですって言ったら、んー、無理があるねって一言言われてね、ああーってショックを受けたっていう、そんな思い出がありますけれども。
で、今日話すのはね、そういう話ではなくて、3人のね、この時代を彩った女性アーティストの話をしたいと思うんですけど、まあね、本当に日本のジャズシーンが盛り上がってました。
私が小さい頃って言うと、どうですか、マルタとかね、マリーンとかね、そういう方々が夜の引っ張れとかね、そういう番組に出てたりとかね、してたですけど、誰かよくわからなかった感じがしますけど。
とにかくですね、この2000年代前後に現れてきたこの女性アーティストっていうのが、ご存知の方もいるかもしれませんけどね。一人が綾戸知恵さん。もう一人がK.コーリーさん。最後の一人がエライナオコさん。
この3名の女性アーティストはね、この2000年代の日本のジャズブームにおいてですね、もう欠かせない人と言っていいと思います。もちろん男性アーティスト徳さんとかね、いろんな方お見えになったわけですけれども、まあこの3人の活躍というか存在感というのは際立っていたようにね、私は思います。
というのもみんなね、この名法ジャズに出てたんですよ。特に私が行った98年は、綾戸知恵さんに至ってはデビューを、まあデビューと言ってもメジャーデビューをした年でしたので、ちょうどデビューして数ヶ月のステージを見てるはずです。
ですからかなり無名に近いとはいえね、少し話題にはなってましたけど、ほぼ無名の状態でピアノの弾き語りスタイルで確か出演されてたと思いますね。綾戸知恵さんという方は40歳でメジャーデビューしてるんですね。この人の人生波乱万丈で、それこそ当時この人めちゃめちゃテレビ出てまして、
バラエティ番組から音楽番組からなんかそういう人生波乱万丈みたいな番組あったと思いますけど、そういうのにも出てまして、当時この人の反省なんてそこら中でやってたと思いますけどね。
若くしてアメリカへ単身飛べしたりして、何回か行ったり来たりするんですけど、そして当時アメリカの本場のジャズとかね、ゴスペルとかにすごい浸水をしてですね、色々ね歌を学んだり活動したりしていたわけなんですけれども、
そこでアメリカ人の男性と結婚をして、残念ながらいろいろDVがあったりして、子供を一人助かった状態で離婚されてから一人で子供を育てながらいろいろなことをしながら、本当に苦労をしながら子供を育てながら育てる一環として始めたジャズシンガーという仕事が身を結んでデビューになるということなんですけれども、
他の女性アーティストの紹介
デビューのきっかけを作った方が、これもまた有名なドクタージャズこと内田治さん。愛知県岡崎市出身のお医者さんなんですけど、この方、ジャズがめちゃめちゃ好きなお医者さんで有名で、数々のアーティストと交流を持っています。
名古屋のジャズインラブリーというような老舗のジャズクラブがあるんですけれども、そこの常連さんで、よくそこで綾戸さんだとか、この後話をするケイコリーさん、こういった方を見つけてメジャーデビューへの道を切り開いたというか支援をされたという方になります。
今はもう亡くなっていますので、彼の所蔵をしていたジャズレコードだとかが内田治ジャズ記念館、ジャズミュージアムだったかな、岡崎市にあるんですけれども、そちらの方で展示したり視聴されたりしています。
またね、私もまだ行けてないので、ぜひ一度行きたいなと思っているわけですけれども、そんな綾戸さん。
歌はですね、先ほど言ったようにゴスペルをしっかり習っていた関係もあって、すごくパワフルです。
このパワフルな歌声の裏には秘密があって、この方実は普通に発声すると声が出ないんですね。
何だったかちょっと忘れちゃいましたけど、確か病気だったかストレスだったかで声が出なくなっちゃったんですね。
で、こそらでしながらね、声が出ないなっていうことでやってて、歌も歌えないし、しゃべりもできないし、どうしようかなって言ってたら、その綾戸さんの息子さんが確か熱い夜間を触ろうとしたのかな。
何か怪我をしそうっていうか危ない場面があったと思うんですね。やけどだったのかな。
で、それを見た綾戸さんが思わずね、危ないって言ったらしいんですね。そしたら声が出たらしいんですよ。
ああ、声が出たと思って、また普通にしゃべってもやっぱり声が出ない。だけどさっき声が出たから、出るぞこれはっていうことで色々試した結果、
喉の筋肉を締めて声を出そうとする。声帯を使うんじゃなくて筋肉を使ったちょっと独特の発声をすると声が出るようになったっていうことがあったそうで、
そういうことがあってね、綾戸さんの発声って独特なパワフルさがある。そんな歌唱法になっております。
ですから歌の方も、なんていうかテクニックで聴かせるというよりは、ハートで聴かせてくる、そんな歌を歌われますね。
ピアノも上手なので、ピアノを弾きながら歌う弾き語りスタイルっていうのが彼女の持ち味で、紅白歌合戦にも出演しています。
あとこの方の特徴のもう一つが、先ほども言ったようにテレビに出まくってたって言いましたけど、その理由の一つでトーク力がめちゃめちゃ高いんですよ。
出身が大阪なんですけど、大阪のおばちゃんがジャズをやってるっていう、そんな感じの方で、
本当にMC面白いし、テレビに出てもトーク力抜群で場を盛り上げたりとか重宝されて、すごくたくさんの番組に出られていました。
途中、お母様の介護があったりして、いろいろそれもそれで大変なご苦労をされて、
今ではYouTubeだとか、ポッドキャストも最近始められていて、綾戸知恵のババア放誕だったかな、やられています。
相変わらず一人でずっと喋ってますね。
彼女のトーク力、今60歳後半ぐらいですかね。
かなりあれから年月も経ちましたので、いいお年になられてはいますけれども、まだまだ元気。
ということで、この綾戸さんのハートのこもったソウルフルなジャズをぜひ聴いていただきたいなということで、
綾戸さんの曲、やはりこの曲ですね。テネシーワルツ。
このテネシーワルツの弾き語り、どこかで見えると思いますよ。
オフィシャルのYouTubeで載ってるかどうかちょっと私もわからないですけど、
その名法のジャズで聴いたテネシーワルツはね、綾戸さん自身が涙をこぼしながら歌ってるんですけど、
聴いてるこちらも心に響いてくる。何言ってるかわかんないんですよ、テネシーワルツの歌詞ってね、英語ですから。
だけど、その綾戸さんの歌声、綾戸さんの姿っていうのがね、何だかわからないけど心に響くんですよね。
ぜひ一度ね、あの綾戸さんの歌聴いていただきたいなと思います。
2人目が先ほどちょっと出ましたけども、ケイコリーさん。
ケイコリーさんも実はこの頃本格的なデビューというかね、をしています。
ケイコリーの歌声
先ほど言ったようにドクタージャズ、内田先生の力でね、ぜひ君は歌った方がいいと。
もともとピアニストだったんですよ、ケイコリーさんって。
ピアニストだったんですけど、声がいいから歌った方がいいよっていうことで勧められて歌うようになった。
その歌声はね、とてもスモーキー。
とある人に言わせるとちょっとね、何を言ってるのかわかりづらいっていうような人もいたそうなんですけども、
僕はケイコリーさんの歌声、ケイコリーさんに限らず歌手の方の歌声って楽器だと思ってるので、
ケイコリーさんのような歌声って素敵な楽器だと思うんですね。
唯一無二のスモーキーなね、こもってるんです。
こもってるのに、何て言うんですかね、独特の哀愁、色気っていうのがあって、とても素晴らしいですよ。
ケイコリーさんのコンサートは何回か実は行ったことがあって、かなり前の席で聴いてますね。
どちらも地方の小さな文化ホールだったんですけど、
前から2番目とかそれぐらいの位置でちょうど真ん中で見た記憶がありますけれども、
そのコンサートとても良かったんですけど、確かギターの人だったかな、酔っ払ってるんですよね。
で、ギター弾きながら途中寝ちゃうんですよ。
で、弾かないっていうね、ギターどころどころないパートがどうですか、
全体の3分の1から3分の2ぐらい寝てたんじゃないかな。
面白かったですよ。ケイコリーさんとかね、こいつマジで多いっていう目でね、見てますし、
周りのメンバーもね、おおーっていう目で見てますけど。
たまにね、起きて弾き出すんですけど。
まあね、いろんな人がいますね、ジャズマン。
面白いなと思って聴いてましたけど。
もちろんね、かぶりつきで音響がしっかりしたところでね、ケイコリーさんの歌聴くと、
音がもう包み込んでくるような、そういう声なんですよね。
で、その包まれた中でね、この音に揉まれるっていうかね、そういう体験すると、
とても幸せというかね、ちょっと違う世界に飛ばされちゃいそうな、
そんなとても不思議な歌声のケイコリーさん。
デビュー当時話題になってたのはね、
あのQueenのWe Will Rock Youのカバー、これが結構話題になって、
確かCMにもね、使われてたと思うんですけど、
すごい多重録音というか、反響となんていうんだろうな、
すごく録音するときにエフェクトがかかっているような感じで、
もうなんかこう、アンビエントとまでは言わないんですけど、
この音が包み込むような、先ほども言いましたけど、
このケイコリーさんの声が包み込むようなね、広がりを持たせたような、
そういう壮大なアレンジがされてて、とっても素敵なんですけど、
そんな中、僕が今日ケイコリーさんで聴いていただきたいなっていうのはね、
その曲じゃなくて、
ケイコリーさんがね、ケミストリーのドーチンさんとユニットで出した、
星たちのディスタンスっていう曲があるんですね。
作曲したのはね、ケイコリーさん。
作詞は角田誠さん、角田誠さんかな、角田誠さんだと思いますけど、
ケミストリーなんかの曲を作詞した方が日本語の歌詞を書いておられて、
いい曲だなーって思ってたんですけど、それをケイコリーさん一人でね、
しかも歌詞をね、英語にして、英語の歌詞で歌ってるバージョンっていうのが、
実はこのケイコリーさんのね、Voicesっていうアルバムに入ってまして、
これがね、いいんですよ。めちゃめちゃいい。
僕大好きで何回も聴いてましたけど、
今日はね、この曲をぜひ皆さんに聴いていただきたいなということでね、
星たちのディスタンス、名曲だと僕は思ってますんでね、
ぜひ聴いていただきたいなというふうに思います。
寺井直子の魅力
最後の一人がね、寺井直子さん。
寺井さんはね、めちゃめちゃ綺麗です。
めちゃめちゃ綺麗というか、僕の好みの話で言うとめちゃめちゃ好みで、
めちゃめちゃ綺麗な方ですね。
一般的に見てもすごい綺麗な方だと思いますけど、
この方は先ほど出てきたお二人と違ってですね、シンガーではないです。
バイオリニストです。ジャズバイオリニスト。
とてもね、セクシーなバイオリンを弾かれます。
やはりこの方たちと同時期にね、デビューされています。
98年だったかな、メジャーデビューが。
私が聴いたのは、もうちょっと後の名宝の音楽祭に出演された時が初めてだったと思いますけど、衝撃的でしたね。
まずね、当時まだバイオリンでジャズを演奏するっていうことが全然知らなかったんで、
まずそこがまあ新しかったですね。
やっぱりバイオリン弾くんで、袖があると邪魔なんでしょうね。
いつもノースリーブなんですよ。しかも黒のノースリーブ。決まって黒のノースリーブです。
で、ちょっとね、ウェーブのかかった長い茶髪のね、感じに目鼻立ちのくっきりした、
本当に先ほどから何回も言いますけど、美人、セクシーですね。色気のすごくある方が、
このね、バイオリンを弾く姿というのはね、感動的で、もうすごく情熱的な曲を弾かれます。
で、ステージ上のパフォーマンス、この方もね、それこそ何回も見に行きましたけど、
ちょっと離れたね、ハウジングセンターってあるじゃないですか。
ハウジングセンターの日曜日とかのイベントによく来られてて、無料で聴けるっていうチャンスが何回もあってね、
そのうち1回に行ったことありますけど、そんな長々やりませんけどね、10分、15分のステージをやってくれるんですけどね、
いや、ただでてらいなお子さん見えるなんて、幸せだなと思って、
はるばる1時間ぐらい車飛ばして行った覚えがありますけどね、それぐらい好き。
とにかくてらいなお子さん、私大好きです。
で、この方のステージ見てるとね、バックバンドはみんな男性のピアニスト、ベーシスト、ドラム、あとギターもいたかな?
タックスはあんまり見たことないですね。
で、やるんですけど、てらいさんがソロのパートになったりとかね、曲中とかで、結構いろんなメンバーのところに近寄って行って、
上半身をちょっと預けるような感じで、流し目でね、例えばピアノの方に寄って行って、
ピアノの人の方にね、流し目で見ながらバイオリンを弾いて、誘うように弾くんですよね。
で、てらいさんがソロをやった後に、あなたはどういう風に返してくるの?みたいな感じで、こう弾いてね。
今度ね、ベースの方に行ってやってみたり。
で、ドラムのところ行ってね、当時ドラムに若い子が入ったばっかりの時があって、
その時にはね、その若い子のとこに行って、まるでピアニストとドラマーを天秤にかけるいい女みたいなね、
感じであっち行ってね、誘惑してみて、こっち行って誘惑してみて、みたいな感じのステージをしてくれるんですよね。
ものすごくエキサイティングで情熱的で、何とも言えない感動的なステージなんですけど、
それでいててらいさん自身のバイオリンが超絶技巧ですから、ほんといろんな弾き方をしてくれますね。
普通に弦で弾いてみたり、張ってある弦を指で弾いて音を出してみたり、バイオリンを叩いて音を出してみたりとかね。
また独特のスケールがあって、てらいなおこぶしだって僕は思ってるんですけど、
だんだんこの低い方から上に高い音まで上がっていく音階をね、ぐっと駆け上っていくっていう、
そういうテクニックもありながら、ほんとに気持ちをグワッと上げてくれる、そんなプレイをしてくれます、てらいなおこさんなんですけれども。
この方はなかなか緊張のCMに出られてましたね。
5年くらいはCMに出てたじゃないですかね。
その時はね、そんな情熱的な曲じゃなくて、もっとなめらかというかね、ゆったりとした上品な音楽をバイオリンで弾きながら、自身はね、浴衣を着て緊張の夏とか言ってね、やってましたね。
その後もご自身が出演しない中でもね、曲の提供はされてて、10年近くは関わってたじゃないですかね。
夏になるときっとみなさんてらいなおこさん聴いてたはずなんですけど、とっても素敵な方です。
日本ジャズブームの形成
もう今、いくつですか?もう60歳ぐらい近くなってるはずなんで、58歳か。
かなりね、お年を重ねられて、今でもきっと美しいんだろうなぁと思いながら、またね、行ってみたいなぁと思う、そんなてらいなおこさんなんですけど。
てらいさんはいろいろ曲があって、結構ね、単語の曲とかカバーされてて、アストルピアソラとかね、リベル単語とかね、というかチックコリアのスペインとかね、かなり素敵なカバーもあるんですが、
やはり今日はね、私が一番聴き込んだアルバム、アンセムというね、これ日本のゴールドディスク大賞も取ったアルバムですごくいいアルバムなんですけれども、
そちらの1曲目に入っております、すぎされし日々というね、曲、こちらをね、ぜひ聴いていただきたいなというふうに思います。
もうあの、てらいさん節がしっかり感じられる曲ですけど、スタート入りはね、クラシックなのかなって思うようなね、バイオリンのソロで始まる曲なんですけれども、
後半、打って変わって情熱的なプレイが聴けますのでね、ぜひこの曲聴いていただきたいなというふうに思います。
というね、2000年前後、1998年頃からこうしたね、ジャズミュージシャン、若手というか若手ですよね、30代40代でしたけども、若手の女性ミュージシャンが引っ張るような形で、このね、日本のジャズブームっていうのが起きてきます。
まあその他今までね、長らく活躍していた方、例えば渡辺貞男さんとか渡辺克美さんとかね、新しいところで徳さんとかね、もう今やすっかり獣鎮というかね、ベテランにはなっておりますけれども、その他いろんな方がね、メディアに登場したりだとか、CMで楽曲を使われたりだとかね、そういう時代があって、
逆にね、ジャズ聴いてるっていうのが、私みたいにハスに構えて生きてる人間からするとですね、メジャーどころを歩かないようにしていたら急にそれが大通りになっちゃったみたいな、そんな錯覚さえ受けるぐらいですね、すごくブームになった時代、それが2000年代だったわけですね。
ですからこの今、Y2Kブームって言ってますけど、そんなね、Y2Kブームに乗っかって、今日は2000年代に活躍した女性アーティスト3組をご紹介しました。もしよかったらね、この時代のアーティスト、いろいろ聞いてみても面白いかもしれません。
はい、ということでお送りしてきましたジャズの入り口案内所は、各週の金曜日、大人の時間午後8時頃に配信予定となっております。
ポッドキャストの配信リレー
意見、お知らせがあります。この度ですね、私、フランクナッパですけれども、ポッドキャスト協会さんが主催する、ポッドキャスト20周年セブンデイズ配信リレーというのに参加させていただくことになりました。
こちらなんですけれども、各種のプラットフォームの方でですね、配信されます。総勢70組のポッドキャスターさんが、それぞれ番組を配信される。リレー方式で7日間、1日10組、30分ずつのリレー配信というのをしていきます。
期間はですね、2024年の9月24日から30日までの7日間となっておりまして、私が配信させていただくのは、9月29日の日曜日、大人な雰囲気というグループで、21時から30分間、最後から2番目の配信時間でやらせていただくことになりました。
こちら配信リレー限定の音源でやらせていただこうと思ってますので、よかったら聞きに来ていただきたいなというふうに思いますし、その他にもね、例えばどんなテーマがあるかというと、
ポッドキャストルーキー最近始めましたっていうね、始めたばかりの人たち、私も実は始めたばかりの人たちに入るのかなとは思いますけれども、こういうグループがあったり、スピーカーで聴いてほしい、リビングで聴いてほしいとかですね、
推し語り、ビジネス、お仕事、知識を深める、聴きながら眠れる、それから、ながら劇に最適、頭空っぽにして聴いてほしいというテーマがいろいろある中で、この日はこのグループの配信ですよという形でやっております。
で、そのグループというかね、私が出る9月29日日曜日は皆さん大人な雰囲気というね、テーマに基づいた番組さんが集まっていますよというようなことになっております。
これをね、きっかけにいろいろなポッドキャスト番組さんに出会っていただいて、今まで聞いたことがないようなポッドキャストの番組さんと出会っていただいたりですね。
私からすると今まで聞いたことがないという人と出会えるということでね、大変楽しみにしております。もしよろしかったらまた告知もしていきますけれども、こちらの配信の方、配信リレーの方、遊びに来ていただけると嬉しいかなと思います。
ちょうどね、日本ポッドキャスト協会さんのね、このセブンデイズ配信リレーの紹介のイベントページがアップされてましたので、こちらのね、ページの方を概要欄にリンク貼らせていただきますので、よかったらね、こちらのリンクの方から見ていただければね、いいのかなというようなことを思いますので、よろしくお願いします。
はい、ということでね、やってきましたけれども、番組のね、お便りの方は各種SNSでハッシュタグJazzの入り口をつけていただくか、DMで送ってください。
またですね、Spotifyリッスンの方では、それで直接メッセージフォームというか、送る欄がありますので、そちらからね、メッセージいただいても構いません。全部ありがたく読ませていただいておりますので、またね、お便りなんかも紹介する回も受けたいと思いますので、どしどし送ってください。
また最近ちょっと言ってなかったですけど、高評価とかね、いいねとかね、していただけるととても嬉しいのでね、Spotifyの評価、実は私この間見たら、欲しいか10個ぐらいいただいておりまして、駅店5ということでね、皆さん満点を入れてくれているというとてもありがたい、本当にありがたいですね。
そんな番組さえなかなかないんじゃないかなと思いますけれどもね、ぜひぜひ聞いて面白かったよという方はね、そういった評価する欄がありますので、Spotifyで言うと右側の星のあるところの右のね、3つ点々がついているところを触ると確か評価ができると思いますので、そんなことで応援していただけると、またそれはそれでとても楽しみというかね、とても励みになりますので、
ぜひまだだよという方はね、高評価の方を押していただけると嬉しいかなというふうに思っております。
当案内所では、ジャズを聴くとき、周りの人に迷惑にならない程度に、大音量で聴いていただくことをお勧めしております。
それでは最後までお付き合いありがとうございました。
案内役はフランク・ナッパでした。
34:07

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