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2023-11-24 13:40

ジャズの入り口B面 ”ジャズとか案内所” Jam.1 『アンダーカレントと、細野晴臣の音』

普段の配信とはちょっと違った”B面”的な回

“ジャズとか案内所”

今回は、take7.で取り上げた『アンダーカレント』の劇場映画を見てきた話。

静かな映画の中に、投げ込まれた音が立てる波紋。

感じたままに話しています。

今さらですがお聞きください。


さぶジイのかっこよさについて。

演技をしていないような真木よう子さんについて

原作との違いと、その味わいについて~ドジョウとピース~。

沁みるセリフとナッパの心について。

細野さんの添えた音について。

サントラ『Undercurrent』細野晴臣

🔗https://open.spotify.com/intl-ja/album/4MKH2kAjS3SgTPm4HICzWJ?si=lRYwxoXFQoGvGtWS6ls_Tw



隔週金曜日、大人の時間20:00に更新予定です。

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『Remember Jazz Piano Trio』『Gear』『Next』『Day Dream Guitar』『Groovy Jazz』『Time』『Orange』『Air Electric Piano』 


00:04
ジャズの入り口B面、ジャズとか案内所、案内役のFrank Nappaです。
今日お送りするのは、いつものジャズの入り口案内所ではなくて、
ジャズとか案内所ということで、通常放送の裏面、いわゆるB面としてお送りしたいと思います。
何の話をするかと言いますと、先日、テイクセブンでご紹介したアンダーカレント、
こちらの劇場版を見てきたお話をしたいかなと思っています。
一応、ジャズとか案内所になりますので、やはり音楽の話も絡めたいと思います。
今日のテーマは、アンダーカレントと細野晴臣の音、です。
最初に、この作品のざっと見た感想を少し話させていただきたいなと思うわけですけれども、
何と言うんですかね、水の底に沈められたような、
本当に苦しいわけではなくて、この重たい水が自分自身の体を覆ってくるというか、包み込まれるというかですね、
そんな何とも言えない感じに見終わった後になったわけですね。
終わった後、しばらく立てなかったわけですけれども、
何と言いますか、とても素敵な映画で、いろいろなことを考えさせられた映画でした。
これ話し出すと長くなっちゃうので、映画ポッドキャストではないものですから、
ちょっとかいつまんでお話をしていきたいと思いますが、
先日の私の放送でも触れました、サブGですね。
私の大好きなサブGがどのような活躍をするのかなと思って見ておりましたけれども、
やはり若干漫画とはテイストが異なった感じのキャラクターになっていましたけれども、
すごい良かったですね、サブG。やっぱりサブGはいいですね。
このサブG、ネタバレに近くなっちゃうのであまり深くは言わないんですけど、
最後の方で言うセリフがものすごく自分自身の心に染みてしまって、
私、子供の頃から親に人に迷惑をかけずにいきなさいと、迷惑をかけてはいけないという教育をずっと受けてきて、
03:09
私も素直な子ですから、そう思って頑張ってやってきたわけですけれども、
やっぱりどうしても迷惑をかけてしまうと。
だいぶ大人になった時にですね、これ人に迷惑をかけないじゃなくて、迷惑をかけられる友達を作ろう。
迷惑を自分がかけるかもしれないけれども、その分相手の何かあった時には助けになろう、
そんな気持ちになった時があって、このサブジーのセリフがですね、そういったニュアンスのセリフを言うんですよね。
めちゃくちゃ心に染みて、サブジーやっぱりかっこいいなというところが一つ、私の中にあります。
また原作といろいろ違う部分もあって、またそれがいいんですけど、土城の話だったりだとか、
個人的にはピースの数場面とか原作と一緒なんですけど、それをサブジーが売ってるんですよね。
そのキャラクターの配役というか、そういうのも素敵だなと思いましたし。
あと牧陽子さんがですね、もうカナエちゃんにしか見えないっていうね。
演技してるのかしてないのか分からないぐらいで、カナエそのままっていう感じがすごいしたのと、
他の人たちもなんか演技演技してないっていうのは、やっぱり監督の今泉監督がそういった演出をされてるんだろうと思いますけれども、
もう本当に余分なものがない映画で、とってもこちらの思考がすごく味わい方がすごくいろいろできて、
シンプルな中にもすごく監督が伝えたいものが詰まっているような、それを読み取り切れるかといったらちょっと私の力では読み取り切るところまではいかないんですけど、
なんとなく伝わるものがあるというかですね、考えさせられるというか、そういったメッセージがちょっと入ってくる、そんな演技を皆さんされていてすごくいいなと。
あと出てくる映像風景がですね、美しいっていうのがすごく印象的だなと思いました。
相変わらずこの山崎の人を理解するってどういうことですかっていう言葉はですね、考えさせられますよね。
自分も家族いますけど、本当に理解する、自分は理解できているのかとかですね、映画見ながらよそこと考えちゃったりとかしながらですね、見てましたけど。
06:09
この映画の中でとても貴重な役割というか、しているのが音楽になります。
冒頭でも言いましたけれども、こちらの作品の音楽を担当されているのが細野春生さん。
元YMOですね。細野春生さん。
びっくりしたんですけど、BGMというよりは音というような感じでですね。
何というかこの作品のよくある激しい感情とか怒りの感情、悲しい感情っていうそういうのをわかりやすく説明するような音楽ではなくて、本当に環境音というかその映像に音を添えているっていうような音楽を細野さん作ってみえて。
事前のインタビューでもちょっと読んだんですけど、余分なメッセージ性をそこに込めないっていうような意図で作られたそうです。
監督ともそういったことを何度もね、いろいろ連絡取りながら、監督も細野さんにここはもうちょっとこうしてくださいみたいなね、注文をつけてお互いにご意見交換しながら音楽をつけていったということなんですけれども。
おそらく劇中で4カ所か5カ所ぐらいしかそのBGMがついていたところはなかったと思いますし、そのついている音楽自体に何らメッセージ性がなくて、じゃあ意味のないような音楽なのかっていうとそうじゃなくてものすごく存在感はあって。
例えばバンダイに切り替わる場面に1カ所BGMが入るんですけど、通常で言ったらここの音で切れるかなと思った先にもう1音入ってきてちょっと引っかかりが自分の中ではあったりだとかっていう、
なんかその1音、音の数だったり長さだったり、ほんの1音なんだけれどもそういったところのバランスにまでこだわって作られているんだろうなっていうのを感じましたね。
もうこの静かな映画の中で例えるなら、本当に静かな池にですね、この小石を1つポーンと投げた時のような波紋、原作でもそういったシーンが漫画の中でありましたけど、まさにその小石のような役割を細野さんの音楽は担っていたんじゃないのかなと思います。
そんな細野さんのBGMをまとめたサントラが実は出されておりまして、私もこのちょうど劇場を見た後にまずはビル・エバンスとジム・ホールのアンダー・カレントを聴きまして、
09:09
ちょっと私田舎に住んでるんで、劇場までの距離が1時間半ほどあるもんですから、車で。まずはビル・エバンスを聴きまして、それ終わった後に細野さんのサントラを聴いたんですけれども、短いんですよね。
15分くらいしかないんじゃないのかなと思いますけど、曲数も5曲、6曲くらいしかなかったと思いますね。
映画の中に出てきた音楽をそのままサントラにしちゃうと、おそらく1分、2分で終わっちゃうようなBGMになったので、インタビューとかにも書いてありましたけれども、
あえて再構築をして、改めてサントラとして仕上げたっていうような作品になっているので、劇場版で見るのとはまた少し違った音楽になっています。
より音楽っぽいというか、映画の中で使われていたのが音ならサントラに入っているのは音楽みたいなそんなイメージですかね。
ただ、映画を見ていない方が聴いたときに、好きな人は別ですよ。環境音楽みたいなのが好きな人は別ですけれども、何もそういった音楽に対しての耐性がない人が聴くと、なんじゃこれはっていうような感じになっちゃうかと思いますので、
できれば映画を見てからサントラを聴いていただけると、より味わい深いものがあるのかなというようなことは思います。きっと私も配信がなんやかんやでずれ込んでしまったものですから、おそらく劇場公開の方はだいぶやってないか、もう完全にやってないかぐらいだと思いますけれども、
またね、サブスクだったりだとかレンタルビデオだったり、そういったところで解禁されたときにはね、ぜひぜひ一度見ていただきたい作品だなぁと思いますのでね、見るときにはぜひうちのポッドキャストも聴いてから見ていただけると、より味わいが変わってくるんじゃないかなと思います。
ということで今日はね、このサントラ版を概要欄の方にリンク貼っておきますので、よかったら聴いてください。
あとあのメインテーマ、エンディングに流れるんですけども、こちらがUndercurrentという曲名でそのままタイトルになっています。
もしね、全部じゃなくてもこちらのメインテーマだけでも聴いていただけると、水の底にですね、流れる重たい雰囲気の流れというか、ものすごく低音が響く印象的な音楽なんですけど、このタイトルが表すその底の流れというものを小園さんなりにすごく表現されている、本当に素敵な曲がありますのでね、
12:12
そちらの曲だけでも聴いていただけるといいのかなと。
環境音楽好きな人はバリバリいいと思いますので、ぜひぜひ聴いていただきたいなと思います。
ということで今日はですね、B面ということで、ジャズとか案内所ということでお送りしました。
時々こんな風に、ジャズ以外のお話もね、時々できたらなーというようなことを思いますので、また不定期にこんな回も設けていきたいと思います。
ぜひね、こんな回どうですかということで、感想を教えていただけるとありがたいかなと思います。
ということでお送りしてきました、ジャズの入り口B面、ジャズとか案内所、いかがだったでしょうか。
ここまでお付き合いありがとうございました。
それではまたドキドキやってみたいと思いますよ。
案内役はフランクナッパでした。
13:40

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