1. ジャズの入り口案内所
  2. Take22.『森へとつながる扉』..
2024-06-22 35:48

Take22.『森へとつながる扉』藤原さくらのwoodなmood。

藤原さくら×石若駿のニューアルバム『wood mood』

しっとりとした梅雨の季節にぴったりな1枚です。

藤原さくらさんがつくるジャズアルバム。

未開の森に入り、通り抜けていくまでを表現した今作を、山で暮らす私ナッパが、山での経験を元に語ります。


番組で紹介した曲は、『ジャズの入り口案内所』プレイリストにまとめていきますので、一度聴いてみてください。

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『surface』『wherever』『Nighit Walking』『Subway』『Favorite Piano』『Trrafic jam』『Good Day』『OK』『Station』『Cyan』『Lamp』 

サマリー

フランク・ナッパ氏は、ポッドキャスト「ジャズの入り口案内所」で、シンガーソングライターで俳優の藤原さくらさんについて語っています。藤原さくらさんのアルバム『ウッドムード』について紹介し、『森へとつながる扉』は、藤原さくらさんの新しいアルバムで、森にまつわるさまざまな感情や経験を表現しています。ジャズテイストの曲が多く、藤原さくらさんらしい音楽表現の幅を広げています。さらに、藤原さくらさんが新しいプレイリスト『ランチボックス』を紹介し、そのコンセプトやカバーアートについて語っています。また、なっぱジャズのライブでの楽しい経験やリスナーからの感想についても紹介しています。

00:01
雨がしとしと降る季節、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、空気がしっとりと湿った季節にぴったりのアルバム、
みなさんを森の中へお連れする、そんなアルバムをご案内します。
それでは、ジャズの入り口へどうぞ。
ジャズの入り口案内所、案内役のFrank Nappaです。
2年目突入ということで、オープニングも少し変えてみましたけれども、
これからもより楽しい番組になるように頑張っていけたらなと思っておりますので、
みなさん、これからもよろしくお願いいたします。
さて最初にですね、先日配信いたしました、Nappa Jazz。
こちら、たくさんの方に聴いていただきましてありがとうございます。
こちらの振り返りは、番組のエンディングの方で感想なんかもね、
ご紹介しつつお話ししたいと思いますので、よかったら最後までお付き合いお願いします。
さて本日の入り口は、森へとつながる扉。想像してみてください。
苔の生い茂る岩、大きな木々や背の低い草木が静かな風になびき、
冷たい空気を漂わせています。
遠くに聞こえる野生の生き物の声や木々の間から差し込む光を感じながら、
あなたは森を歩いています。
そんな世界へお連れする藤原さくらさんのアルバム、ウッドムードから、
森へとつながる扉の中へどうぞ。
藤原さくらの多彩な才能
ところで皆さんはですね、藤原さくらさんご存知ですか?
シンガーソングライターでありながら、俳優、子供番組のお姉さん、
ラジオDJ、ポッドキャスターまでこなす。
ちなみにこのポッドキャストというのはですね、今ファミレスにいるんだけど、
隣の女子が話している内容がじわじわ来ているんだが、
共有してという超人気番組でして、本当にマルチ、多彩な才能を発揮している、
そんな女性なんですけれども、
ちなみに私がこの藤原さくらさんと出会ったのは、
藤テレビのドラマですね、
ラブソングというドラマがありましてですね、
当時福山雅春さんと共演しているドラマで初めて知りました。
で、役所は喫音症のある、
喫音というのはいわゆるドモリって言ったりしますけれども、
すっと言葉が出てこなくてね、ちょっと詰まってしまったりね、
同じ音を繰り返してしまったり、
わかりやすいところで言うと、私たち世代で言うとね、
裸の大将っていうドラマがありましたよね、
山下清彦博のことをモデルにしたドラマですけれども、
僕はおむすびが好きなんだな、
っていうセリフが劇中にありましたけれどもね、
ああいう言葉が少し詰まってしまう、
そういうのを喫音って言いますけど、
そういう役をやってました。
私の時代は足谷元之介でしたけれども、
若い方々で言うとドランクドラゴンの塚地さんですかね、
そんな喫音症のあるシンガーの役を
藤原さくらさんは当時演じてました。
で、福山雅春さんが音楽プロデューサーで、
藤原さくらさんの声に惹かれて、
なんやかんや頑張ってやっていくっていうようなドラマでした。
その中でですね、劇中歌も歌ってましたし、
シンガーの役どころでしたから歌も歌っておりました。
エンディングテーマも歌ってまして、
これ全部福山さんの作詞作曲だったと思いますね。
主題歌はスープ。
有名な藤原さくらさんの代表曲の一つかなと思うわけですけれども、
演技もとても自然で、
よく歌手の方が慣れない演技をやっているなっていうような感じが
することってたまにあるんですけれども、
藤原さん全然そんなことがなくて、
とても自然に演技に拝見させていただいたっていう記憶がありますね。
演技上手ですよ、この方。
才能あふれますよね。
そして本業で言うとシンガーソングライターです。
よくアコースティックギター、もともとの始まりがギターから始まっている
っていうキャリアのスタートなのかな。
お父さんがギターをプレゼントしてくれたっていうことなんですけれども、
ギターの弾き語りの曲とかね、結構多かったりします。
私好きなのね、初期の頃の、
かわいいって言うギターの曲とかね、
これがめちゃめちゃ好きですね。
僕、ラブソングの頃の藤原さくらさん、
1枚目のアルバムかな、とにかくアルバム1枚持ってたんです。
借りてきたのかな、レンタルだったかな。
とにかく聴き倒した覚えがありますけれど、
このかわいいっていう曲がね、頭にすごいほびりついていて、
今回久しぶりに藤原さくらさんのアルバムを聴いたんですけれども、
久しぶりに本当に聴いたのかな、昔の曲もちょっと聴いてみて、
この曲すげえ知ってるぞと思って、いろいろ調べてたら、
ああ、そういうことかっていうね、
そんなすごい古い記憶を思い出したっていうこともありました。
よかったらね、みなさん、かわいい、とってもポップな曲です。
キュートですから聴いてみてください。
全然ジャズじゃないですけどね。
ポンキッキーズとの共演
さらにですね、子供向け番組にも、
ポンキッキーズ、ご存知ですかね。
私の子供の頃はポンキッキーだったんですね。
ちなみに、全然余談ですけど、
私の誕生日はガチャピンとムックと一緒の4月2日でございます。
あと今野木清代さんも一緒ね。
すごい人たちと一緒なんですけど、
それはね、ちょっと置いておいて、
ポンキッキーズのね、歌のお姉さんを2014年に、
1年間やってました。
1年間だったんですかね。
僕のイメージ、結構長いことやってたイメージでしたけど、
1年間だそうですよ。
ですから今、どうですか。
10代の子たちなんかは、
割とね、藤原さくらさん、さくらちゃんっていうことで
知ってる人も多いのかなと思いますけれども、
まああの、もう一個、
NHKの、
NHKの、
私あの、この番組大好きで、
初期の頃から、
暇があれば見てはいましたけれども、
残念ながらね、こちら、
数年前に終了してしまったわけですけれども、
このね、シリーズ、いくつかあるんですけれども、
このシリーズの、かなり後半の方で、
レギュラーメンバーとして、
載ってました。
このシリーズの、
このシリーズの、
このシリーズの、
レギュラーメンバーとして、
載ってました。
載ってましたって言ってもピンとこないですよね。
あの、宇宙船みたいなね、
船に乗るんですよ。
モンストロっていう、
楽器のモンスターみたいのが、
登場しましてね、
そのモンスターを直していくっていう、
そんなドラマ、
自立での教育テレビなんですけどね。
このね、
いいですよ、モンストロがね、
楽器の形を、結構しててですね、
それに見合った楽器やね、
そうすると、
調子の悪いモンストロがね、
元気になって空に飛んでいくんですけど、
それがね、結構面白い。
過去にもね、
ムーンライダーズの鈴木圭一さんだとかね、
浜ケンさん、浜野健太さん、
だとか、
結構いろんな方が、
出てますよ。
その、隊長みたいなね、
人は、ローリー・テラニスさんが、
やられてましたし、
織田桐生さんも出てましたね。
結構ね、豪華で、
面白い、
番組でしたね。
いろんな楽器も出てきますしね、
興味になる方、ぜひね、
聴いてみていただけると、
いいかなというふうに思いますけれども、
そんなね、番組にも出てた、
マルチな才能、
そんな方が、
藤原さくらさんになります。
さて、それでは話をですね、
このウッドムード、
ウッドムードのテーマと制作陣
アルバムの方へ移していきたいと思います。
こちらのアルバムは、
プロデューサーに、
石垣俊さんを迎えております。
以前、お仕事で一緒した、
石垣さんにね、
また一緒に仕事したいな、
というようなことを、
藤原さんが思って、
で、今回、アルバムをね、
作るにあたって、
ぜひとも石垣さんと一緒に、
作品を作りたい、という、
藤原さんのラブコールが実った形で、
プロデューサーに、
石垣さんを迎えた、
ということです。
そしてですね、
それがですね、
未開の森、
未知の場所に入っていくような、
感覚を表現したい。
これがね、一つね、
このアルバムの重要なテーマだそうです。
ただ単純にね、
森の様子を表したい、
というようなことではなくて、
おそらくね、この人生だとか、
藤原さんが今ある、
心の状態みたいなものがね、
そういった、
やったことのないことへの挑戦だったりだとか、
人生のね、
いろいろな気づき、
そういったものをね、
得てきた、
そういう経験を、
一つのアルバムで表現したい、
ということなのかなと思いますし、
このタイミングでね、
ジャジーなアルバムを作成する、
ということも、
一つ、藤原さんにとっての、
未知の森へ足を踏み入れる、
ということにもなっているのかな、
というようなことをね、
感じています。
このタイミングで、
一部、石垣俊さんとの共作がございます。
また、バックバンドがね、
バリッパリのジャズマンで構成されておりまして、
ベースに、
マーティ・ホロベック、
こちら、
ムジカ・ピッコリーノで共演しました、
ベーシスト、
日野寺正さんだとかね、
先山宗司さんとのサイドマン、
こちらを務めるようなね、
実力派のベーシスト、
マーティ・ホロベックさん、
ピアノは、
ロイ・ハーグローブ、
先日、ダッパジャズにも、
ちょっと出ていただきましたけれども、
みんな大好き、
ロイ・ハーグローブのね、
日本人初のバンドメンバーとして、
参加されている、
そんな方です。
またね、ジミー・コブのバンドにも、
参加しているみたいな、
そういう方ですから、
実力は、
折り紙付きのウンノさん、
そしてギターは若手の井上銘さん、
というこのね、4人、
ドラムです。
石垣俊さん知らない方、
お見えになるかもしれないので、
ちょっとご紹介しますけど、
石垣俊さんって、
一番分かりやすく言うと、
ブルージャイアント、映画のね、
ありましたよね、
大ヒットしましたけれども、
こちらのドラマーの玉田くん、
この玉田くんのドラム役を、
たたえていたのが、
この石垣俊さんです。
玉田くんはね、
初心者だったんで、
意味というかね、
ぎこちなかったわけですけど、
これを石垣さんがわざとね、
そういう風にやってたってことは、
有名な話で、
例えば、変なバチの持ち方をして、
たたいてみたり、
おかしな姿勢でたたいてみたりだとかですね、
一生懸命、下手くそに演奏する努力、
演技をしたっていうことで有名ですけれども、
実際の石垣さん、
めちゃくちゃ上手いですから、
今やジャズの垣根を越えて、
いろいろなジャンルのミュージシャンと、
コラボレーションしたり、
もう本当にね、
精力的に活動をする、
今、大注目、
日本でも大注目のドラマ、
ジャズミュージシャンとして有名です。
そんな素敵な、
スーパーな、
ジャズマンたちと作った、
一枚のアルバム。
未知の森のような場所に入っていって、
途中で、
パッと光が見えて、
その森を抜けていく流れにしたい。
藤原さんが、
石垣さんと共有した、
このイメージを、
では、
少し追っていきましょう。
さて、皆さんはですね、
森の中、
山の中に入った経験というのは、
ありますでしょうか。
いわゆる、
公園の雑木林に入っていく、
というようなイメージではなくて、
もう少し、
深い森、
大きな森、
山の中、
どうですか。
ありますか。
私は、
住んでいるところがね、
山の中の小さな、
谷間の村ですので、
正直、山の中に入った経験というのはね、
数多くあるわけですけれども、
これね、
一人で山の中に入っていく、
というのは、
実際ですね、
不安で、
ちょっと怖いんですよ。
だって誰もいないわけですから。
例えて言うとですね、
森への入り口
怖いっていうのも、
例えば、お化けが出そうとかね、
命を取られそうとか、
そういう怖さというよりは、
なんていうか、
誰もいない、
薄暗い神社、仏閣、
そういったところにですね、
一人でスーッと入っていった時に、
なんていうか、
受けるようなね、
言葉にできないプレッシャーというか、
圧迫感というか、
恐れ多いものに対する恐れ、
こういったようなものを、
感じるんですね。
大きな大自然の中に、
人間一人がね、
入っていった時に、
その周りで生きている、
生き物や動物もいるでしょうし、
小さな物音がする度にね、
ちょっとね、ドキッとしたり、
ビクッとしたり、
してしまうような、
そういう怖さっていうのがあるんですよね。
得体の知れないものを相手にした時の、
怖さ、不安、
そういうものを感じます。
そういうですね、
森、山、
そういったね、
深いところを進んでいた時にね、
例えば、
ちょっと薄暗いんですけど、
しっとりひんやりした空気もありますしね、
だけども、
途中ね、
木の間から、
光が差し込んでいる場所とか、
あるんですよ。
そういう場所に行くと、
なんかこう、
光が出てくる、
そういうようなことがあります。
特に、
木の間からね、
細い光もそうですけど、
地面が明るくパーッと照らされるような場所、
こういうところを見ると、
なんか、あっ!っていう気持ちになって、
少しね、
普段だったら、
暑くて嫌な日差しもね、
ちょっと浴びてみたくなったりだとか、
そういう光のね、
暖かさに触れてみたくなったり、
っていうような、
山の中にですね、
自分が、
だんだん溶け込んでですね、
受け入れてもらっていくと、
だんだんその、
明るい場所を探したり、
見通しのいい場所ではね、
周りの空気を感じながら、
木々の様子を見たりですね、
生えている植物を見たり、
目を足元に落として、
そこで生えている植物、
落ちている植物、
どんぐりや松ぼっくり、
それから背の小さな、
花だったり、
水のある場所では、
苔が蒸していたり、
そんな色々な、
森の中の表情を楽しむ、
そしてその森の表情から、
色々なことを感じて、
気づきを得る、
そういった経験がね、
できます。
森の中での経験
また最後にね、
その森を抜けて、
開けた場所へ出た時の、
開放感だとか、
爽快感、
満たされた、
満たされたっていうような、
心地よさ、
こういったものを得られる、
そういう経験がね、
森の中、山の中を歩くと、
できますね。
はい。
まさに今私が言ったようなことをですね、
藤原さんの音楽で表現して、
擬似体験させてくれるような、
そんなアルバム、
それが、
今日ご案内する、
ウッドムードになります。
早くなりすぎましたけれども、
じゃあどんなアルバムなのか、
少しお話をしていきたいと思いますけれども、
まず1曲目がですね、
この森へ入っていく、
そんなシーンを、
イントロとして導入しているんですけれども、
実際に藤原さんが森の中へ行ってですね、
iPhoneを使って音撮りをしてきた、
そんな森の音が、
サンプリングされております。
そして足元で、
小枝を踏み鳴らしたり、
落ち葉を踏みつけたり、
そういうザクザクという足音も入っていて、
まさにね、
皆さんが今から森の中へ入っていくよ、
っていうね、
この雰囲気を出してくれております。
聴く人を森の中へ誘う、
そんな1曲目のイントロから始まり、
2曲目のね、
マイクの音が、
3曲目のね、
マイディアボーイっていう曲については、
藤原さんがね、このアルバムの中で、
一番聴いてもらいたいって言ってる曲になるんですけれども、
なんていうか、とっても壮大な曲で、
おごそかでありながら、
ポップでキャッチーで、
ポップでキャッチーなんだけれども、
明るい、こう、
ランランランみたいな曲ではないんですね。
むしろ私が先ほど、
森へ入ったことがありますか?って聞いたときに言ったような、
不安だとか、恐れ、プレッシャー、
こういったものを、
どこか感じさせるような曲ですからね、
とても壮大な曲になっております。
かといって、怖いわけじゃないんでね、
どこか温かみすら感じるような曲、
なんとも言えない、そういう不思議な雰囲気を持った、
雰囲気を持った森の一歩目、
入ったばかりの森の空気感、
これをすごくよく表現されている曲になっております。
My Dear Boy。
そして3曲目になるとですね、
よりジャズテイスト強めのですね、
より怪しげな雰囲気の曲が入ります。
めぐり、めぐるかな?
一文字でね、漢字一文字で書いてある曲になりますけれども、
森の中へグググググッと入っていくような、
そんな曲が続きましてですね、
聴いている皆さんもね、
ちょっと不安な気持ちにさせつつ、
5曲目のDaybreak。
こちらドラマかな?映画かな?
税調っていう作品の挿入歌として作られた曲なわけですけれども、
藤原さんがね、やっぱりこのアルバムに是非入れたい曲だということで入れていますけれども、
この曲がね、また救いというか、
安心感を与えてくれる。
パッと光が差し込むような曲なんですね。
で、木の間から光が差し込んできたぞ。
ちょっと明るいぞ。
この先進んでいっても大丈夫かなっていうような気持ちにさせてくれながら、
次のサンシャインではね、
この陽だまりのような温かさを感じさせてくれる、
とっても優しい1曲がここでやってきます。
特にね、今回のアルバムを作るにあたって、
藤原さんにとって大きな出来事がいくつかあったんですけれども、
そのうちの一つが、藤原さんのお姉さんに子供が初めて生まれた。
藤原さんにとって身近なところでの命の誕生を経験したっていうことがね、
とってもこのアルバムを作る中で大きかったっていうことを言ってますね。
ですから前半でね、結構姿勢感のことについて歌ってらっしゃるんですけど、
前編英語なんでね、ほとんどですね、前編じゃないか。
ほとんど英語なんで、ちょっと英語のわからない私には何言ってるかわからないって話になっちゃうんですけれども、
歌詞の訳なんかを見ていくと、そういったね、
姿勢感について触れられているっていう曲が多いわけですよ。
やはり命が循環する場所になりますのでね、森っていうのはそういうテーマを、
彼女自身が歌詞に込めているんだろうなと思いますけれども、
この明るくなってからね、生まれたばかりの赤ちゃんにね、
森を抜けて出る感覚
歌いかけるそんなね、あったかい曲が何曲か出てきます。
本当にね、この赤ちゃん可愛いんだろうなっていう曲。
歌詞の内容もね、英語わかんないんですけど、
どれだけ可愛いの?って思っちゃうぐらい、
それが伝わるような歌詞の内容、単語、それから歌い方が詰められている。
このサンシャイン、僕名曲だと思いますね。
で、最後から2曲目のグッドナイトっていうのも、
こちらもね、命の女の子に向かって、命の女の子って変ですね。
生まれたお姉さんの赤ちゃんに向かって歌った曲だっていうことは、
藤原さんもね、はっきりおっしゃってます。
またこの森の中を抜けていく時の楽しさっていうものも一方ではね、あるわけです。
いろいろなものが落ちていたりね、時々出てくる小動物、
遠くで聞こえるね、生き物の声や鳥の鳴き声。
いろんなことがあるわけですけれども、
そのね、ウキウキ感みたいなものを、
このニーナ・シモンの歌で知られる、
I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free
という曲があるわけですけれども、
こちらカバーされてて、この曲を聴くとね、
本当に森の中を抜けていく時の、
森の中を抜けていく時の晴れ晴れとした楽しい、
そういった気持ちが聞いてて、私には感じられてきます。
今の季節でいうとね、この梅雨空がね、
このパーッと晴れ渡ってきたような時の、
開放感というか、そういった気持ちを表すような、
陽気な曲調、陽気なサウンドで、
聴いていてとても明るくて前向きな気持ちになります。
さーっと今、森の中を通り抜けるようにね、
お話をさせていただいてきましたけれども、
ほんとこのアルバムを通してね、
ジャズというか、藤原さんらしい曲というかね、
藤原さんらしい音が随所にね、
感じられるなっていうようなイメージがありますね。
もともと藤原さん自体が、
ジャンルレスな音楽を作られる方なので、
作品ごとにね、とても表情が違いますし、
ポップな曲ばかりではなくてね、
ちょっとアコースティックな曲も作れば、
ちょっとね、ジャズっぽいような曲も作られますし、
いろいろなミュージシャンとのね、
共演もしていますから、
ほんとにね、音楽の表現の幅が広い方なんですけれども、
そこが藤原さんの良さでもありながら、
それでいて彼女らしさというものがちゃんとあるっていうのがね、
私の好きなところなんですけれども、
この石垣俊さんをプロデューサーに迎えたことで、
より今回のアルバムは、
ジャジーな仕上がりになっているんじゃないかなと思います。
またね、ジャズといっても、
いわゆるモダンジャズみたいな、
コテコテのね、スイングというような感じというよりはね、
いわゆる今流行っているような、
ジャンルレスな、そんなね、
ジャズのイメージを持っていただけると、
よりぴったりくるのかなと思いますけれどもね、
とっても聴きやすいと思います。
ジャズを聴いたことがない人でも、
普段ね、J-POPとかね、R&Bとか、
そういったものをね、中心に聴いている方でもね、
聴きやすいようなアルバムになっていると思いますし、
普段ね、そういったいわゆる、
ストロングスタイルのジャズをたくさん聴いている方にとっても、
新しい発見がある、
そんなね、アルバムになっていると思いますのでね、
ぜひこちらの1枚、
皆さんもね、アルバムを通して聴いていただきたいなという風な、
1枚になっております。
また34分と割と短いですのでね、
聴きやすいと思います。
ぜひ、旅の音も夜のね、
合間に聴いていただいたら、
いかがでしょうか。
ということで、
今日もね、こちらアルバムから、
2曲ほどプレイリストの方にね、
入れていきたいと思います。
1曲はね、2曲目の、
あの壮大でポップで、
キャッチーであって、
またそれであって明るい曲じゃないんだけど、
みたいなね、話をしました。
My Dear Boy、
藤原さくらさんが一番聴いてほしいと言っていた曲。
こちら藤原さくらさんはね、
ぜひ爆音で、良質なオーディオで爆音で聴いてほしい、
っていうコメントを出しておりますけれども、
はぁ、爆音で聴いてみてください。
いいですから、
本当にね、爆音で聴いていただきたいなと思います。
爆音で聴いていただきたい。
より、この世界にね、
没入できるような、
そんな体験ができますので、
ぜひぜひ、ヘッドホンやイヤホンでね、
爆音、いいと思います。
2曲目はね、先ほど明るくて、
とてもキャッチーでいいよって言ってた、
ニーナ・シモンの曲で知られています。
I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free。
こちらのね、1曲を入れたいと思います。
まぁ、この梅雨空のね、
せっかく梅雨で、
しっとりとした気分もいいんですけれども、
梅雨が晴れ晴れするような、
そんな曲1曲、
良きなサウンドで入れたいと思います。
ちなみにこの2年目から、
藤原さくらの新プレイリスト『ランチボックス』
プレイリストもね、
新しいものにしていきたいと思います。
このプレイリストに、
コンセプトを設けて、
今年はやっていきたいなと思ってまして、
そのプレイリスト、
いわゆるアルバムと言ってね、
考えたいんですけれども、
このアルバム、プレイリストのタイトルを、
ランチボックス、
と、していきます。
ランチボックスって何でかと言いますと、
このお弁当って、ほら皆さん、
小さい頃から食べてると思いますけど、
お弁当箱をね、
開いた時のこのドキドキ感というか、
ワクワク感みたいなものを、
このプレイリストでね、
今年は表現できたらなぁと思っています。
どんな曲が飛び出すのか、
どんな曲が入っているのかな、
っていうようなね、ドキドキ感を、
今年、意識しながら選曲してね、
どんなお弁当箱になっていくのかな、
お弁当がどんなおかずになっていくのかな、
っていうようなことを、
皆さんと一緒に楽しめたらな、
と思っております。
プレイリストのほう、
カバーアートはね、
私の、こちらの番組のアートワーク、
書いていただいております、
出口しおさんに、
ちょっとご依頼してですね、
過去の作品の中から、
ちょっと素敵なお弁当の作品を、
1枚お借りしまして、
アルバムのカバーと、
お借りしておりますので、
そちらもよかったらね、
ちょっと見ていただいて、
興味があればね、
しおちゃんのインスタのアカウントも
貼っておきますので、
どんな作品があるのかな、
見ていただいて、
興味があればね、
フォローしていただけるといいのかな、
なんてことを思っております。
はい、ということでエンディングです。
なっぱジャズのライブと楽しい経験
オープニングでも少しお話をしましたけれども、
先日、なっぱジャズを行いまして、
たくさんの方にね、
その中でね、
感じたことを少し、
まずね、これ、
皆さんからの感想を、
一旦置いておいて、
私自身がですね、
めちゃめちゃ楽しかったですね。
誰もいない聴衆に向かって、
MCをするっていう、
初めての試みをしてみたわけですけれども、
まあね、楽しかったですね。
もちろんMCを、
いろいろ小ネタを、
やりたい小ネタを入れたりとかね、
編集も含めてですね、
あって、
もうちょっとこうだったなとかね、
いろいろあるんですけれども、
時々こう、上手い具合にできたりだとかね、
まあそういったことを考えたり作ったり、
どのアーティストをね、
呼ぼうかな、
どの曲やってもらおうかなって、
これも含めて、
めちゃめちゃ楽しかったですね。
さらにね、皆さんからもリクエストもたくさん、
していただいて、
私の知らない曲も、
知ることができましたし、
それをね、また皆さんと共有できたっていうのも、
楽しい経験だったので、
とても楽しかったな、
よかったな、やってよかったなって思いますね。
そんな中で、
早速感想もね、
何個かいただいておりますので、
ちょっとだけ紹介させていただければな、
というふうにも思うわけですけれども、
リスナーからの感想
まず1通目、
Xから、とはいえさん。
楽しいライブの音源の面白さと、
それを最大限に生かす工夫と演出ですね。
1周年おめでとうございます、
といただいております。
ありがとうございます。
私がね、やりたかったことを、
素直に込めていただけると、
めちゃめちゃ嬉しいっていう、
そんな素敵なお便りで、
やる気MAXですね。
とはいえさんのこの優しい言葉、
染み渡るようですけれども、
何より、皆さんにも、
こうやって楽しんでいただけたっていうことがね、
やってよかったなっていうことの一番ですので、
本当によかったなと思います。
また、
アウマさんからは、
華やかなジャズフェスが開催されている。
1周年おめでとうございます。
デューク・エリントンさんを呼んでいただき、
感謝。
明るく美しいピアノの
テノーリオ・ジュニオールさんがすごくよかった。
アバンデ・ジュニアール三世みたいな名前、
って書いてありますけど、
アバンデ・ジュニアール三世って、
これは、ドラゴンクエスト第2の大冒険の
アバン先生の本名ですね。
僕も初めて知りましたけど、
誰だこれと思って調べたら、
アバン先生でした。
分かる人でしか分からない。
そんなネタでしたけれども、
デューク・エリントンさん呼びました。
リクエストありがとうございました。
めちゃめちゃギャラ高かったですよ。
なんていう話もしましたけれどもね、
ロバウマさんとは。
よかったですね。
また、カラベアさん、
いつもありがとうございます。
Spotifyは有料会員じゃないので、
曲の触りだけしか聴けないですが、
ときひでふみさんの、
力強くシャープな音が
たまらないなとなりました。
合間のMCと、
歓声が凝っててよかったです。
リクエストも紹介いただいて、
ありがとうございました。
ということで、いただいております。
カラベアさんもありがとうございました。
ときさんは本当にこれ、
通常回でもそうでしたけど、
反響大きかったですね。
意外と知られていない方なのかも
しれないですけれども、
聴いた方ね、
つるちゃんも、
いつ出たのつるちゃんも
言ってくれてましたけれど、
ときさんのアルトサックス、
素晴らしくね、
バリバリに響くっていう人、
結構多くて、
ご紹介してよかったなって、
正直思います。
こういった感想をいただけると、
また2年目も頑張っていけるな、
というような形で思います。
また、
出口に送っていただいて、
私が一番評価していただいた
アンケート箱。
こちら、まだ1年間くらい
投票期限設けてますので、
聴いてくださった方はね、
ポチポチっとアンケート答えて
いただけると嬉しいな、
というふうに思うわけですけれども、
今のところ一番評価が高かった項目。
いろいろね、
演出だとか、編集だとか、
曲、出演者、
いろんな項目があるわけですけれども、
その中で私が一番評価していただいた
ポイントは、
これでした。
もうまさに私のね、
このチャレンジーな姿勢を評価して
いただいたというところでね、
とても嬉しいわけですけれど、
心意気ね、
これからもトークの腕も知識もないですけど、
とにかく心意気だけで2年目ね、
頑張っていきたい、
というような思いで
やっていきますのでね、
これからも引き続き
ジャズの入り口、
お付き合いいただけたら嬉しいな、
と思っております。
ということで、
今日から2年目スタートしました
ジャズの入り口案内所、
各週金曜日、
大人の時間、午後8時頃に
配信予定となっております。
また番組への感想、
お便り、
リクエスト等は
ハッシュタグ、
ジャズの入り口をつけて
各種SNSにポストいただくか、
またDMでいただいてもかまいません。
概要欄のフォームには
記載してありますのでね、
そちらの方からメールいただいても
大丈夫ですので、
皆さんの送りやすいような形で
コメントいただけると
嬉しいなと思っております。
またミュージックプラストークが
終了がちょっと伸びました。
7月の頭まで伸びましたので、
まだちょっと遊べる回数があるということで、
ちょっと頑張ってね、
ミュージックプラストークの
配信をしていきたいな、
というふうに思っておりますので、
しばらくここから
毎週とは言わず、
毎週なのかな、
配信を続けてあげられたらな、
というふうにも思っておりますので、
こちらの方もお楽しみにしていただけたら
と思っております。
それでは、ジャズを聴くときは、
周りの方の迷惑にならない程度に
大音量で聴くことを
おすすめしております。
それでは、お付き合いありがとうございました。
お相手は、
フランク・ナッパでした。
35:48

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