群馬県警の110番通報
群馬県のニュースをお伝えします。
(１)今年上半期、群馬県警が受けた110番の数が最多の6万8258件となりました。
今年上半期に県警が受理した110番通報は、前の年の同じ時期に比べ2068件増え、6万8258件となりました。
統計を取り始めた1996年以降、上半期としては最多となっています。
事案別では、交通事故や違反などの「交通関係」が2万4865件と最も多く、不審者や苦情といった「各種情報」が1万6424件、
相談や誤報を含めた緊急の対応を必要としない「不急通報」が9453件となっています。
なお、「不急通報」は前の年の同じ時期から913件増え、増加幅が最も大きくなりました。
(２)熱中症で搬送された人が1週間で130人となりました。
総務省消防庁は熱中症により、7月7日から13日の1週間に県内で130人が救急搬送されたとの速報値を発表しました。
3週間以上の入院が必要な重症は5人となっており、死者はいませんでした。
130人のうち65歳以上の高齢者が71人と半数を超えています。
発生場所別では、敷地内を含む住居が最多の61人で、工事現場や作業所といった仕事場が26人、不特定多数が出入りする屋外が13人と続いています。
(３)参院選の投票率が55.12%と、2回連続で上昇しました。
事件と詐欺の報告
参院選群馬選挙区の投票率は55.12%で、前回2022年の48.49%から6.63ポイント上回り、2回連続で上昇しました。
市町村別で投票率が最も高かったのは上野の80.00%、神流で75.43%、南牧で70.40%と続きました。
最も低かったのは伊勢崎の52.01%で、渋川では52.41%、太田で52.87%の順となっています。
32市町村で前回より上昇しており、このうち伊勢崎は増加幅が10.47%と最も大きくなりました。
(４)万引きをした上、店員を殴って怪我を負わせた疑いで、男が逮捕されました。
ドラッグストアで万引きし、取り押さえようとした従業員に怪我をさせたとして、伊勢崎署は強盗致傷の疑いで、
自称ベトナム国籍の住所・職業ともに不詳の21歳の男を逮捕しました。
逮捕容疑は、7月20日午後5時半ごろ、伊勢崎市南千木町のドラッグストアで医薬品3個を万引きし、
呼び止めた男性定員の腹を殴るなどして軽傷を負わせた疑いです。
万引きした犯人が来店しているとの通報を受け、警察官が現場に急行し、男の所持品を調べたところ、商品を見つけ、緊急逮捕しました。
(５)警察官をよそおった電話で、女性が50万円の詐欺被害に遭いました。
太田署は、太田市の52歳の女性が警察官をよそおう嘘の連絡を受け、50万円を騙し取られたと発表しました。
詐欺事件として調べています。
警察によりますと、女性は7月6日午後3時ごろから7日の午前にかけて、警察官を名乗る男2人から無料通信アプリLINEを通じて、
「資金洗浄事件の被疑者として逮捕状を発行する準備ができている。」
「口座を開設していないことを証明するために現金を振り込んでほしい。」など嘘の連絡を受け、
インターネットバンキングで指定された口座に現金を振り込み、騙し取られたということです。
入金後に男と連絡が取れなくなったことから、警察に相談し、被害が発覚しました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
