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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)伊勢崎署は、1日、伊勢崎市の68歳の派遣社員の男性が、金融機関の職員らを語る男から、
株取引に関するうその電話を受け、1億93万7190円をだまし取られたと発表しました。 詐欺事件として捜査しています。
県警が認知した特殊詐欺被害としては、比較可能な2020年以降で最高額だということです。
伊勢崎署によりますと、男性方に、3月20日から5月13日の間、金融機関の職員や警察官らを装った男から
「大手製薬会社の株購入の権利があるが、別の人に譲っていいか」、「株購入の権利を譲ることがインサイダー取引に該当する、
やっていないと証明するため、別の口座に金を移す必要がある」などとうその電話がありました。
男性は、4月24日から5月13日までの間、計11回にわたり、インターネットバンキング経由や仮想通貨購入費用として現金を送金し、だまし取られたということです。
「インサイダー取引をしていないと証明されれば返金される」と伝えられていましたが、返金がないのを不審に思い、男に7月31日に連絡。
つながらなかったため詐欺に気づきました。
(2)7月の前橋の平均気温は28.4度で、平年より2.6度高く、1897年の統計開始以降で3番目に高かったことが1日、気象庁のまとめで分かりました。
本県を含む全国の平均気温も平年より2.16度高く、こちらは統計開始以降で最も高かったということです。
館林や伊勢崎など全国7カ所で最高気温40度以上を記録しました。
本県を含む関東地方は8月も暖かい空気に覆われやすく、前半に気温がかなり高く、後半も高い見込みです。
(3)7月5日夜に前橋、伊勢崎、みどり市で発生した降ひょうと強風による農業被害について、県は1日、被害総額を計4億8631万円とする確定報告を発表しました。
県農漁業災害対策特別措置条例を適用し、被害農家に対して作物回復などにかかった費用を市と連携して助成します。
県によりますと、伊勢崎の被害が3億8056万円で全体の8割近くを占めました。
みどり市が5548万円、前橋市が4827万円でした。
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(4)伊勢崎市の電子地域通貨「ISEKA(いせか)」について、市は1日、新たに県内の群馬銀行、東和銀行などを含む全国およそ300の金融機関の口座からもチャージ可能にしました。
金融機関の口座からのチャージは専用アプリ「チーカ」に会員登録した上で、スマホ決済サービス「バンクペイ」から行います。
1回当たりの上限額は1万円です。
これまではセブン銀行ATMやクレジットカードからか、市役所本庁舎での現金チャージでした。
利用者アンケートなどで要望が多く、クレジットカードを持っていない人も使いやすくするため追加しました。
伊勢崎市事務管理課は「キャッシュレスチャージの幅が広がり、利便性が向上した」としています。
(5)2023年度の本県の国民年金保険料納付率は、前の年度より1.6ポイント高い77.7%だったことが、厚生労働省のまとめで明らかになりました。
全国は1.6ポイント高い77.6%で12年連続の上昇です。
多様な支払い方法が普及したためとみています。
都道府県別の納付率は新潟の86.7%が最高で、富山86.6%、島根86.1%と続き、本県は34番目でした。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。