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群馬県のニュースをお伝えします。(1)県内でインフルエンザの感染が急拡大し、「救急搬送困難者」が先週だけでも159件と最多となっています。
全国で感染が急拡大しているインフルエンザの影響で、県内では病床がひっ迫し、救急車の到着後も搬送先がすぐに決まらない救急搬送困難事案が急増しています。
先週6日から12日の事案は過去最多の159件に上るなど、深刻な状況となっています。
県によると、救急患者を病院に運ぶ際、医療機関の受入要請を4回以上要したケースを「救急搬送困難事案」として集計しています。
昨年から5週連続で増加しており、12月30日から1月5日にかけては72件増え97件に達し、6日から12日も94件増え159件と危機的な状況が続いています。
感染や重症化を防ぐため、手洗いやうがい、マスクの着用といった基本的な感染対策を徹底するほか、不調を感じた際はかかりつけ医を早期に受診することなどが呼び掛けられています。
(2)今年の群馬県内の花粉予想、2月上旬から飛散する見込みです。
民間気象会社ウェザーニュースは15日、今年の花粉の飛散予想を発表し、群馬県では2月上旬には杉花粉の飛散が始まる見込みだとしています。
飛散量は多くの都道府県で平年を上回る見として、群馬県も平年に比べ157%となっています。
また、関東地方では早いところでは1月下旬からスギ花粉の飛散が始まり、2月中旬から3月中旬にかけ本格化する見としています。
気温が高い状態が続くと飛散開始時期は予想よりも早まることがあるとしています。
(3)伊勢崎のインドネシア人複数死傷事件、障害の疑いで11人を再逮捕しました。
伊勢崎市で昨年11月、複数のインドネシア人が死傷した事件で、伊勢崎市の捜査本部は15日、凶器準備集合と障害の疑いでヘンドラワイン容疑者ら、インドネシア国籍の男ら11人を再逮捕しました。
14日に逮捕された男たちから襲撃を受けた後に凶器を準備、2度目の襲撃に応戦したとみられています。
いずれも偽造在留カード所持や不法残留の入管難民法違反容疑で逮捕されていました。
この事件をめぐり発表された逮捕者は17人となっています。
(4)安中の養豚場で火災、豚800頭が死にました。
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15日午前8時45分ごろ、安中市の西群馬ファームが所有する養豚場から煙が出ていると、従業員男性から119万通報がありました。
豚舎およそ480平方メートルが全焼し、飼育中の豚およそ800頭が死んだということです。
安中市によるとけが人はおらず、正午ごろに鎮火したということです。
現在出火原因を調べています。
(5)国交省と自治体で道路の被災状況を共有しようとLINEを使ったシステムの試行が始まりました。
国土交通省は通信アプリLINEを通じて自治体職員らが道路の被災状況を報告できるシステムを構築し、15日から群馬県など関東地方でテストを始めました。
報告するのは地元自治体の職員のほか、被災地に入った国交省や電力、通信事業者などの担当者となります。
土砂崩れやひび割れなどが起きた道路を発見したら、LINEで写真や位置などを伝えるとしています。
道路の管理は区間によって主に国交省と自治体に分かれており、これまで被災状況をすぐに共有できる仕組みはなかったということです。
以上、県内のニュースをお伝えしました。