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群馬県のニュースをお伝えします。 （１）2年前の11月、伊勢崎市でネパール人女性が殺害された事件で、起訴された男が起訴内容を認めました。
2022年11月、伊勢崎市でネパール人女性を殺害したとして、殺人の罪に問われたネパール国籍の男で、会社員のアサリヤ・ビッシュ・ラジ被告(39)の裁判員裁判、初公判が17日、前橋地裁でありました。
検察側は冒頭陳述で、アサリヤ被告と友人男性が殺害された女性の夫から車を借りる約束をしていたと明かし、事件当日、車を借りることができず、アサリヤ被告は夫と連絡がつかないことを怒り、酒に酔った状態で夫宅を訪問、女性を殺害したということです。
検察側は殺害された女性に、頭と顔に17箇所、胴体に8箇所の刺し傷があったと明かし、殺意の強さと理不尽さを訴えました。一方、弁護側はアルコール依存症で、偶発的な犯行だと主張しました。
（２）鳴神山の保安林で、県外業者が許可なく土砂を搬入した事態を受け、警察署が積載物の重量測定を拒否したとして、男ら2人を逮捕しました。
過積載の疑いのあるトラックの重量測定を妨害したなどとして、警察は17日、公務執行妨害の疑いで、県外に住む自称会社役員などの男2人を逮捕しました。
逮捕されたのは埼玉県久喜市の紀藤田一紀容疑者(53)。茨城県つくば市の自称会社役員、大里宏和容疑者(46)です。
2人は、みどり市大間々町の道路上で、積載物の重量制限を超過している疑いのあるトラックを運転し、署員が測定を求めましたが、逃走し拒否した疑いです。
（３）昨年、県警に寄せられた拾得物は最多の12万9600件となりました。
県警が2023年受理をした拾得物は12万9604件で、17年以降で最も多かったことが、県警のまとめで分かりました。
県警によると、拾得物で最も多かったのは会員証類で3万1815件、キャッシュカード類が1万9383件などと続きました。
現金は合わせて2億2701万6093円となり、最高額は213万8000円で、すでに持ち主に返還されたということです。
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（４）吉岡町のスーパーで、車が店舗に突っ込み、男性が跳ねられました。
17日午前10時ごろ、吉岡町のスーパー「フレッセイフォリオ吉岡店」の駐車場で、前橋市の男性93歳が運転する乗用車がゴミの回収作業をしていた職員を跳ねました。
その後、店舗入口のガラスにぶつかったということです。跳ねられた男性は腰を打つ重傷を負っています。
渋川署によると、乗用車の男性は店舗近くの駐車場に前向きで飛び落としていたということです。
男性は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しています。
（５）前橋市長の在任期間について、連続3期12年までとする多選自粛条例案が提出されます。
前橋市の小川晶市長は、自身と後任を含む前橋市長の在任期間について、連続3期12年までとする多選自粛条例案を5月の市議会に提出する方針を固めました。
他県の事例を踏まえ、禁止ではなく自粛にとどめるとしています。
市によると、全国では徳島県や横浜市などが同様に多選の自粛などを定めた条例を施行しています。
制定されれば、県内初となるということです。
小川市長は、初当選した2月の市長選で、前市長の3期目に相次いだ市発注工事をめぐる官製談合贈収賄事件などを念頭に、市長の「多選禁止」を公約に掲げていました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。