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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)連携拠点医療機関に3つの病院を指定しました。
群馬県は25日までに、精神疾患で専門性の高い医療提供や人材育成を担う「県連携拠点医療機関」に、
伊勢崎市の県立精神医療センター、前橋市の群馬大学医学部付属病院、同じく前橋市の上毛病院の3つの病院を指定しました。
指定した専門分野は、県立精神医療センターが「災害精神医療」 「精神科救急」 「医療観察法における対象者への医療」、
群馬大学医学部付属病院が「認知症」、上毛病院が「高次脳機能障害」となります。 3つの病院は、他の医療機関からの相談や治療が難しい患者の受け入れ、
患者が地域で生活できる支援などを担い、県が人材育成の研究費用などを補助するとのことです。
(2)東和銀行融資金詐欺事件、男が起訴内容を認めました。
東和銀行が融資金を騙し取られた事件で、詐欺の罪に問われた高崎市箕郷町に住むエステ店の従業員、石内直人被告43歳の初公判が前橋地裁で行われ、
2019年、2020年の2回、仲間と共謀して合わせておよそ5000万円を騙し取ったとする起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、勤務先の給料が減ったことなどから脱サラしてエステ店を開業するため、
共犯とされる田中被告59歳に相談し、建設業を営んでいることにして、融資を受けるよう唆されたと指摘、
現金は住宅ローンの返済や店の経費に充てたとしました。
(3)スバルの唐沢剣也選手、パリ・パラリンピック代表選手に選ばれました。
日本パラ陸上競技連盟は26日、パリ・パラリンピックの日本代表内定選手16人を発表し、男子1500メートル、
5000メートルでスバルの唐沢剣也選手29歳が選ばれました。 5000メートルで銀メダルを獲得した
2021年の東京大会に続き、2大会連続の代表入りです。 群馬県勢のパリパラリンピック代表は、水泳競技の上武大学所属の
由井真緒里選手に続いて2人目となりました。 唐沢剣也選手は渋川市出身で、2016年のリオデジャネイロ大会に感化されて競技を始め、
2021年の東京大会で初出場。 5000メートルで銀メダルを獲得し、1500メートルでも4位に入賞を果たしました。
県立盲学校から県社会福祉事業団を経て、2022年に実業団のスバルに加入しました。 (4)SNSの投資詐欺で伊勢崎市の女性が被害に遭いました。
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伊勢崎署は26日、伊勢崎市のパート女性43歳が投資の勉強会ゼミを装うグループに招待され、現金100万円を騙し取られたと発表しました。
詐欺事件として捜査しています。 警察によりますと、女性は昨年の11月、携帯電話の交流サイトSNSから投資グループに招待されました。
「今の市場なら100万円を投資すれば50%の利益がつく」などと嘘をつかれ、11月28日の昼過ぎ、伊勢崎市内の金融機関のATMから指定口座に現金100万円を振り込み、騙し取られたということです。
(5)玉村町でゴミ処理についての施設見学会が行われました。
ゴミ処理について関心を持ってもらおうと、玉村町は26日、玉村町上福島の町クリーンセンターで見学会を開きました。
参加者はクイズ形式で施設の役割を学んだほか、フリーマーケットや工作など多彩な催しで盛り上がりました。
今回で27回目となる恒例の見学会はおよそ400人が来場しました。
ゴミ焼却施設とリサイクル施設をめぐるスタンプラリーは、7カ所のポイントでクイズを出題、参加者には花の苗や記念品が贈られました。
ゴミ収集者の見学コーナーでは職員らがゴミ回収の方法を解説、およそ5トンのゴミを収容できる車から排出板を使ってゴミが押し出されると見学者から歓声が上がりました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。