教育委員会の懲戒処分
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)群馬県の教育委員会は、教諭ら4人を私的流用などで懲戒処分にしました。
県の教育委員会は、23日、生徒から集めた現金を私的に流用したとして、館林商工高校の33歳の男性講師と、女子高生に性暴力を加えたとして、
中毛地域の高校に勤務する50代の男性教諭を免職にするなど、男女4人を懲戒処分にしたと発表しました。
学校人事課によりますと、33歳の男性講師は、資格試験の受験手数料として、生徒12人から集めた11万1,600円を家賃の支払いや生活費へ当てるなど、私的に流用したということです。
また、50代の男性教諭は、勤務する学校内で顧問を務める部活に所属する女子生徒の頭を胸に引き寄せて撫で、人権を無視した発言で精神的苦痛を与えたほか、体を両手で抱え込む性暴力を加えたということです。
これを受けて、群馬県教育委員会は、県内の公立学校などに対し、性暴力などの根絶に向けた緊急メッセージを出したことを明らかにしました。
(2)7月23日の群馬県内は9つの地点で猛暑日となり、館林では38度を観測しました。
群馬県は23日、高気圧に覆われて晴れ、最高気温は館林で全国6位の38.0度、桐生では全国8位の37.9度を観測するなど、13の観測地点のうち9つの地点で35度を超える猛暑日となりました。
気象庁と環境省は、熱中症による健康被害の恐れがあるとして、群馬県などに熱中症警戒アラートを発表しています。
(3)新国立劇場バレエ団のイギリス公演に伊勢崎市出身の伊沢駿さんが出演します。
新国立劇場バレエ団は22日、イギリス・ロンドンの名門歌劇場ロイヤル・オペラ・ハウスでの初めての公演を24日に控え、上演作品「ジゼル」の一部をメディアに披露しました。
初日はジゼル役をプリンシパルの米澤唯さん、アルブレヒト役を伊勢崎市出身でプリンシパルの伊沢駿さんが演じます。
(4)県内の建設業者へのアンケートで、外国人の雇用を検討していると答えた企業が、2年前の調査の2.6倍以上に増えたことが分かりました。
群馬県建設業協会が外国人の雇用状況などについて把握するため、今年5月、会員の276の建設会社などを対象にアンケートを行い、242社から回答を得ました。
それによりますと、実際に外国人を雇用しているのはおよそ2割に当たる48社で、雇用人数は148人となっています。
また、外国人の雇用を検討していると答えた企業はおよそ35%に当たる85社で、おととし5月の前回調査と比べて2.6倍以上に増えました。
一方で、技術者の確保について、外国人の雇用を考えていないと答えた企業は63.1%、技能者についても47%に上り、言葉や生活習慣、文化の違いや、会社の受け入れ体制が不十分などといった意見が多かったということです。
(5)夏の全国高校野球群馬大会、ベスト4が出そろいました。
第107回全国高校野球選手権群馬大会は23日、前橋市の上毛新聞敷島球場で準々決勝の残り2試合を行いました。
農大二高が前橋商業に5対1で、前橋育英は桐生商業に7対2でそれぞれ勝利し、夏のベスト4が出そろいました。
準決勝の2試合は、上毛新聞敷島球場にて25日に行われます。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。